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FF5  レン - 2006/10/22(Sun) 12:09 No.5056

FF5のサーゲイト城での出来事です。

第1世界の古代図書館であえて半分かけている本を読まず、またそれについての話を聞かずにサーゲイト城まで進みます。
するともう片方の本を読んだときにバッツが「これに似た本を見たことある」みたいな感じのセリフをいいますが、これはおかしくないですか?
その本の近くに寄らなければチラ見も出来ないはずですしね。

うってているうちに
「バッツがボコと旅している間に古代図書館に行ったことがあり、読んだことがある。」
という可能性が考えられたのですが、また新たな謎が。

リックスの村からは飛空挺又は黒チョコボがないと出られない・・・。
飛空挺はバッツが見たときに「これは何だ?船にプロペラがついている」と初めて見た感じのセリフをいっていました。
黒チョコボはよく覚えていませんが、これも初めて見たような感じのセリフをいっていたと思います。


半分かけた本の方はだいたい解決だとして、リックスからはどうやって出たのでしょうか?

Re: FF5  kemkam - 2006/10/23(Mon) 22:47 No.5072

周りが山に囲まれている事から「どうやって出たのか」という疑問が生まれる訳ですが、
そもそも私はあの山間部が通行不可能地域ではないのではないかと思っています。
諸々の話を総合すればバッツはドルガンと長い間世界を旅していた訳ですが、
彼ら二人がリックスを出たのがステラ死去後という事ですから、バッツが3歳の時。
で、ドルガンが亡くなったのが本編開始の3年前ですから、バッツ17歳(だったっけか)の時。
ステラが死去してすぐに旅に出たかどうかこそ分からないものの、優に10年は二人で旅をしていたと見る事が出来るでしょう。
で、まさかその10年あの狭い狭いリックス周辺を歩き回っていた訳もありませんから、
彼ら二人はどうにかしてあの盆地を抜け出ていた事になります。
それはつまり、特殊な移動方法がなくても時間をかけるなりすれば何とか山越えも可能であるという事を意味するのではないでしょうか。
彼らがリックス出発時に特殊な移動方法を持っていなかった確証こそありませんが、
その限りでないのだとすればそもそも今回の謎はなかった事になります。

もう一つの可能性として、単純にリックス出発時には徒歩でも山越えが可能な道がかろうじてあったという事も考えられるかもしれません。
ですが、ゲームスタート時の事を思い返すとそれもない様な気がします。
それまで「世界を旅していた」というバッツはオープニングの時点でこれまた、
リックスほどではないものの随分閉ざされた地域にいました。
「山越え可能な道があったからリックス盆地を脱出出来た=通常あの山地は徒歩通行不可能」とするなら、
今度はどうやってあそこにやって来たんだという事にもなりかねませんし。

結論として、道なき道を掻き分けて行けばあの山も越える事が出来るんじゃないかと思うのですがどうでしょう。
で、リックスを出たバッツは、ドルガンが健在だった頃かドルガン逝去後かは分かりませんが一度古代図書館に立ち寄っていたのかな、と。

Re: FF5  レン - 2006/10/24(Tue) 18:59 No.5086

山越えが歩いて可能とすれば確かに謎ではなくなりますね。
しかしそれだとスタート時に他の場所と全くつながっていないタイクーンのあたりにいたのはおかしいと思うのですが・・。

Re: FF5  kemkam - 2006/10/26(Thu) 23:20 No.5120

すみません、「他の場所と全くつながっていない」の意味を分かりかねています。
極端な話、スタート位置西方向の山を登って、そこから強引に山中を北方向へと進んで行けば
リックスの村を取り囲む山間地域にまで辿り着けると思うのですがいかがでしょう。

Re: FF5  レン - 2006/10/27(Fri) 20:37 No.5133

言葉足らずでしたね。
歩いて山を越えたとしたら、タイクーンや海賊のアジト(隕石が落ちる前はここにもいけない)にしかいけない場所にいるのはおかしくないですか?
あそこは船か黒チョコボか飛空挺がなければいけないと思いますが・・・。

Re: FF5  kemkam - 2006/10/29(Sun) 10:04 No.5149

うーん、なるほど。
ですがしかし、リックス周辺の山を越えられたのなら、タイクーン周辺の山も同様にして越え、
あの場所までやって来た可能性は考えられないでしょうか。例えば、トゥールの町のある側から山を伝ってあの地に降り立ったとか。
「山は徒歩通行不可能でない」可能性がある今、バッツがゲーム開始時やけに不自然な場所にいたというこの謎は、
「山を越えてきた」と見るのが最も自然ではないかとも思えますし。

Re: FF5  レン - 2006/10/29(Sun) 19:12 No.5151

確かにそうですね・・・。
それが一番自然ですね。


レッド]V  鴎乃 ジョナサン - 2006/10/21(Sat) 14:08 No.5047

私はレッド]Vの名前をわざわざナナキにして進めるのです!!あえてナナキ!!
しかしそうすると某シーンでの発言が

「私の名前はナナキ 又の名をナナキ」

となります。
どう見てもおかしい!文としておかしい!!
これではナナキがただのアフォみたいだ!!

と思うんですがそこんとこどうなんですか?

Re: レッド]V  tatatetora - 2006/10/22(Sun) 01:00 No.5052

初めまして、アクセントが違うとか?

Re: レッド]V  kemkam - 2006/10/23(Mon) 22:48 No.5074

そうですねえ、神羅ビルでの初登場時に「ナナキ」と名付けられる事自体は、
彼自身からすれば考えられない偶然であったとは言えFF9のガーネットとは事情も全然違う訳ですから敢えて拒否する理由もなし、
その名前で通す事にしたとすれば疑問ではないんですが、やはりその場面でのセリフは引っ掛かってきますね。

考えられる節は三つほどあります。
一つは、元々偽名で名乗るつもりがクラウド達との間でも「ナナキ」として通っていたので、
ついああいう風に口走ってしまった可能性。
二つ目は、偽名に用いる筈だった名前が偶然本名と一致していた事が前提で発した、彼の高度な洒落だった可能性。
三つ目は、tetetetoraさんの仰る発音違いの可能性。
とは言え、コスモキャニオンへ初めて訪れた時、住人がレッドXIIIの事をナナキと呼ぶのを聞いて
クラウドが「ナナキというのは?」と発言している事からすると上二つはないでしょう。
そうなりますと、発音違いの可能性が最も有力な考え方になると思います。
尻上がりか尻下がりか…いや、コスモキャニオンは大体に他と比べて相当に文化の違いがありますから、
かなり特異な発音であったとも十分考えられます。
だとすれば、文字にする以上は同一の名前に対してクラウドが「ナナキというのは?」と
つい聞いてしまったのも割と自然な事ではないでしょうか。

Re: レッド]V  tatatetora - 2006/10/24(Tue) 20:12 No.5092

発言拾ってくれてありがとうございます!
私は単に開発者側がそこまで気を使ってないだけでしょと鴎乃 ジョナサンさんには悪いんだけど思ってしまった陰険な来訪者なんですが、kemkamさんによる予想外の考察を読んで反省してます。ごめんなさい。
また意味合いが変わってくるけど、そうなると、「私の名前はナナキ 又の名をナナキ」が成立する場合に限り、クラウドの「ナナキというのは?」を「ナナキって何者?」という意味での発言と解釈することも可能になってくるんでしょうか。

Re: レッド]V  kemkam - 2006/10/26(Thu) 23:18 No.5119

いえいえ、お気になさらず。
開発者の配慮不足というのは実際まあ事実なんでしょうが、そういった問題も全部含めてゲーム内に答えがないものか、
と愚直に考えていくスタンスでやっております。大概解決にも至りませんが。

>「ナナキって何者?」という意味での発言と解釈することも可能になってくるんでしょうか。
こちらですが、「ナナキって何者?」というのは、「(今目の前にいる)ナナキは一体どういう素性の奴なんだ?」という意味でしょうか。
仮に「ナナキって何者?」を「ナナキってどいつの事だ?」と解釈すると
それはレッドXIIIの名を「ナナキ」としなかった時と同じリアクションな訳ですから
取り敢えずそうでないとして話を進めますと、その解釈もアリだと思います。
結果としてその問いに対しての返答は「ナナキはナナキ。彼の名前です」というもので
素性とか正体とかいう事とは全然関係ないものでしたが、大体にあの人は
ちょっと特殊な感覚の持ち主ですから(そうでしたか。ナナキがほんのちょっとだけ世話になりましたか」とか)、
そこはあまり気にする事でもないでしょうし。

そもそも「ナナキって何者?」の解釈が間違ってましたらすみませんです。


ネリクじいさん  川並洋太 - 2006/09/20(Wed) 23:59 No.4992

たしか、火薬を仕掛けたあと主人公達と一緒に避難したと思うのですが。思い違いだったらすいません。

Re: ネリクじいさん  kemkam - 2006/09/21(Thu) 23:15 No.4993

多分思い違いではないと思いますが、あの文章は全編FC版の演出を元に書き出してるものなので、
他の機種に移植されたものとは違った内容になっている箇所はあります。
例えば、コーネリア城の透明オブジェクトなんてのは多分FC版にしか登場しませんが、あそこでは大々的に取り扱っていたりします。
FC版ではネリク爺さんが「さあ、仕事に出かけるか!」と言った後、文字通りその場からパッと消えて、
ムービーが挿入されるでもなくその瞬間運河が完成します。主人公達は仕事現場へ足を運ぶ事もありません。
で、その後ネリク爺さんが消えたままで再出現しない事からああいう風に書いたと(無論、実際に死んだ訳ではないでしょうが)。

ただまあ、ああして書いている中には本当に勘違いして間違いが含まれている箇所もあるかもしれませんけど、
「歪曲」というタイトルでやってますし、それに根本が全編冗談ですから、
仮にそれに気付いたとしても修正作業に取りかかるかは怪しい所です(笑)

Re: ネリクじいさん  川並洋太 - 2006/09/23(Sat) 22:28 No.4995

FC版だと演出が無いんですね。
でも、WSC版でも洞窟内から爆破して運河が開通するということは、洞窟の中に海水が流れ込むはずなのに、何事も無いのが不思議です。

Re: ネリクじいさん  kemkam - 2006/09/26(Tue) 22:59 No.4997

>洞窟の中に海水が流れ込むはず
この点は気にした事がありませんでしたが、言われてみれば確かに。
ちょっとこれまでの所考えてみても妙案が浮かばなかったんですが、こちらは謎として追加させておきたいと思います。


謎・矛盾 投稿3  kemkam - 2006/07/19(Wed) 22:33 No.2357

新スレに移行させました。

>ウォースラ
>シナリオアルティマニアで調べてみました。
アルティマニアに指摘されてしまうともう反論の余地がなくなってしまうのですが(笑)
「別の道を探ります」という言葉は、帝国艦隊の実情を見て断念せざるを得なくなったという経緯からしたら
確かに帝国との交渉を意味していそうです。そう考えると、このセリフは一体どんなトーンで話されていたのか、
気になり始めました。二周目が楽しみですね。
結論としましては、こうなりますと、イズルードさんの見解で問題ないと思われます。

>モグウェポンさん
>通気口
わざわざ確認して戴いてありがとうございます。
この位置関係からしますと、イズルードさんの仰る通り割とスペースがあったという結論に落ち着く…のでしょうか。
一つとして説得力のある意見が出せていないだけに何とも腑に落ちない訳ですが。
それでも、他にあり得そうな説も浮上しなければこれでよし、という事になるんですよね。
事実、グラフィック的にも覗き見イベント時は割かし余裕がある感じに映っていた訳ですもんね。ふむ。

>ラストミッション開始時点でレベル1に戻っていることに関しては説明されていませんね。
「失われた力」をまとめる時点で一応考えてみたんですが、全くもって理に適う仮説が思い浮かばなかったので、あそこでは触れない事としました。
実際、何かしらの(サイレスやパワーブレイク等と同種の)力が影響して全能力値が強制的に抑えられ、
FF10-2本編で上げたレベル分の力が封じられているのでは、という所までは一つの考えとして挙げられるんですが、
塔内部で培った力が再び元通りになるという点が難解ですね。
ああでも、敵に倒されなければ塔を出ても能力は維持されてるのか…
そうなりますと、HPが0になって倒れると、何者かに「弱体の薬」か何かを無理矢理それを飲まされるとか…
いやいや、それだと創始者のデジョンで脱出した時の説明にはなりませんね。
現状、いい案なし、という所です。FF10→FF10-2で何となく筋の通りそうな話があった事の方が多分相当イレギュラーだったんでしょうしね。

本日はここまでで。

Re: 謎・矛盾 投稿3  kemkam - 2006/07/22(Sat) 00:18 No.2473

>神羅カンパニーの規模
この手の問題は厄介ですね。
ソルジャー説については、リユニオンする際には北方のセフィロスの方へと行ってしまうんじゃないか、という点と、
ジェノバLIFE等は復活しなかったらしい事(三件の事由だけで判断してはならないかも)からするとはて、
という感じはしてしまうのですが、それにしても一番説得力のある考え方なんですよねえ…
幻光体説は面白いです。実際FF10-2なんかでは周囲の幻光虫からモンスターを生み出すみたいなシーンが…あったような気がしますし。
ただ、イズルードさんの仰る通り倒した際に幻光体が出て来ていない事もそうですが、
シーモアが付近にいなくても構う事なく僧兵が続々と湧いてくるのも疑問に感じる所です。

Re: 謎・矛盾 投稿3  モグウェポン - 2006/07/27(Thu) 19:12 No.2751

新スレということで、こちらに書きますね。



ヴィンセントの年齢の話なんですが、調べてみたら
関連している書籍に書いてあったんですが、ACの時点でも
彼の年齢はまだ27歳ということになっていました。
それでいて、1年後のDCでは30歳になっています。
ますますワケが分からなくなりました・・・。



そして、新たな謎の追加です。

魔晄の目についてです。
本編を遊んでいて気づいたんですが、クラウドは
あのグラフィックから見て、少年時代から目の色は青いままだったと思います。
しかし、魔晄を浴びた後の彼は旅をする先々で、ソルジャーの目をしていると言われます。
「ただ色素が薄いという青い目」と「魔晄の目」は
外見ではどういった違いがあるのでしょう?

Re: 謎・矛盾 投稿3  イズルード - 2006/07/29(Sat) 22:33 No.2891

>ヴィンセントの年齢
公式コンプリートガイドによると、「30歳」というのは「外見年齢」だそうで、要するに「見た目の問題」ということですね。同じ外見でも「27歳に見える」と言う人もいれば「30歳に見える」と言う人もいるでしょうから、年齢に関してはヴィンセントのデータを記している人物の主観的な判断に基づいているのかもしれません。


>幻光体説
兵の規模とは異なる話になりますが、「倒した際に幻光体が出て来る」という言い回しで思い出した謎が2つあります。

まず1つめは、護法兵器系(機士種族)のモンスター(護法戦機・護法機士・ゼロ式護法機士・ゼロ式機士・99式機士)は幻光体なのか、ということです。

FF10に出てくる護法戦機・護法機士・ゼロ式護法機士の3種は倒しても幻光虫にならないのに、FF10-2に出てくるゼロ式機士・99式機士の2種は倒すと幻光虫となり、オーバーソウルすることさえあります。
どう考えても同じタイプのモンスターなのに、幻光になるものとならないものがあるのは何故なのでしょうか。

2つめは、オーバーソウルについてです。

FF10の時点では、どんなに多くのモンスターを倒してもオーバーソウルが起こらないのに対し、FF10-2になるとオーバーソウルするものが現れています。
FF10のモンスターがたまたまオーバーソウルしない種族ばかりであった、というのならわかるのですが、実際にはプリン種族などFF10からいたものでもFF10-2でオーバーソウルしています。
一方で、ラストミッション時には再びオーバーソウルが起こらなくなっています。
FF10-2の本編でのみオーバーソウルが起こるのは何故なのでしょうか。

Re: 謎・矛盾 投稿3  kemkam - 2006/08/06(Sun) 08:06 No.3417

>「ただ色素が薄いという青い目」と「魔晄の目」
クラウド少年時代のグラフィックははっきり覚えてないんですが、言われてみますと確かに青っぽかった気もします。
肝心な色の違いですが、思うに「魔晄の目」の方は「晄」とある位ですから、
普通に青いのとは違って若干の光を放っているのではないでしょうかね。
実際魔晄炉等で見られる魔晄自体は多少光っているように見えますし。
それともう一つ、エルミナから確かこういう事を言われてましたね。「あんたのその目の輝きは…ソルジャーなんだろ?」
「輝き」というくらいですから、実際に輝いているんだと思うんですが…
「輝き」を「色」の意味で言わない事はないですけど、現実を考えてみると目の色を問いただす時に
「目の輝き」という表現を使うのは不自然なように思いますし。

>護法兵器系(機士種族)のモンスター(護法戦機・護法機士・ゼロ式護法機士・ゼロ式機士・99式機士)は幻光体なのか
これについては倒した時に幻光虫が見えたり、オーバーソウルしたりするゼロ式機士、99式機士が幻光体だと思っております。
この二体を初めて倒した際幻光虫が見えた時は「ん?」と思いましたが、
幻光虫の見える奴についてはきちんとオーバーソウルもする訳ですし、この認識は恐らく間違っていない筈です。
一見同種族なのに何故、という点についても、あまり不思議には感じておりません。
まず機械の幻光体が存在する事は別スレでも触れましたが夢のザナルカンドの存在によって自明。
次に、人が死んで魔物化する際に、周囲の環境や生前のその人の人となりその他によって
どんなモンスターになるかどうかが決まる場合がある事も各種モンスターの生息地域や
FF10-2「クリーチャークリエイト」魔物人生エンディング等によって確認可。
そういう事で、生前機械に精通していた人間ならば機械モンスターと化したとておかしくない事とは思います。
特に上記二種のモンスターについて言うなら、出現地域的にもそれはおかしくないと言えるでしょう。
こういった解釈は如何でしょうか。敢えて自分で反論してみると、通し番号らしき数字が名前に用いられているのが
気になりはしますが、大体にFF10-2モンスターのネーミングはどういう過程を経て付けられたのかがよく分かりませんし…(後述)

>FF10-2の本編でのみオーバーソウルが起こる
これは難しいですよね。私も考えた事は何度かあります。
まず、モンスターがFF10時から二年しか経っていないにも拘らず殆ど総取っ替えになっているのが疑問です。
実際に別種のモンスターなのか(だとしたらこの謎は殆ど解けそうですが)、
内部的には同一のモンスターなのに違う名前で呼ばれているだけなのかがよく分かりません。
まあいずれにしろモルボル等、FF10から引き続いて出演かつオーバーソウルするモンスターは謎として残るのですが。
理由…やはりここ二年間の世界的な変革が『シン』消滅程度しかない事を考えると、
『シン』の消滅によってこれまで何かしら抑えられていたタガが外れてこれまで隠されていた能力が…ってのはないですね。
幾ら何でも全ての種族について同じ変化が現れているのは不自然ですし。
大体にどうやって種族毎に一定の「倒された数」をカウントしてるのやら…
いや、モンスターには基本的に複雑な思考をするだけの意識はない筈ですから、
各種族について倒した分だけ「霊魂」か何かが背中に憑いて、それが一定量に達する
→「霊魂」が仲間のモンスターに憑依みたいな流れなんですかね(笑)

ヤドノキの塔内部のモンスターについては余計にお手上げです。
こちらについてはFF10-2本編と同一と言っていいモンスターばかりですし。
…あれ、思い出してみると、塔内部のモンスターって倒しても幻光虫が出て来ませんね。確か。
何か関係がありそうな気も。…殺してはいない? うーん。

Re: 謎・矛盾 投稿3  イズルード - 2006/08/06(Sun) 15:27 No.3432

>護法兵器
機械の幻光体が存在することは、kemkamさんの仰るとおり不思議ではありません。人が死んでマキナ(機械)になることは、シンラ君の発言どおり、ありえませんが。
ちなみに、護法兵器は、正確には(バトルアルティマニアのルールーのページを読む限り)機械ではなく石人形のようですね。

いずれにせよ、FF10の護法兵器は人工物であり、FF10-2の機士種族は護法兵器の形をした幻光体である……と考えれば解決しそうですね。

Re: 謎・矛盾 投稿3  kemkam - 2006/08/07(Mon) 22:00 No.3501

>人が死んでマキナ(機械)になることは、シンラ君の発言どおり、ありえませんが。
機械そのものに化す事はないにしても、機械型(一見すると機械の)モンスターになる可能性はあるんじゃないでしょうかね。
FF10-2アルティマニアを取り出してオーバーソウルに関する記述を確かめてみますと、
「モンスター達の魂が今戦っているモンスターに乗り移り〜」といった事が書かれています。
つまり、何体も倒していればその内オーバーソウルするゼロ式機士と99式機士は「魂」を持っているらしいという事になります。
となると、それは生前には人であった事を(ヒトとは限らないかもしれませんけど)意味するのではと考えられます。
その正否がどちらにしても、本題に関する解釈は変わらないんですけども。

Re: 謎・矛盾 投稿3  イズルード - 2006/08/07(Mon) 23:46 No.3506

>機械型(一見すると機械の)モンスターになる可能性
それはぼくもありえそうだと思っていました。が、ゲーム中に出てくる機械型モンスターはすべて幻光にならないものばかりなので、機械型モンスターにすらなれない可能性が高いと考えています。
ちなみに、機械に精通していてもマキナではなくゴーキマイラになった人がいます(魔物人生より)が、マキナ(型のモンスター)になった例は聞いたことないですねぇ……。
機械型モンスターになれないと仮定すると、機械の幻光体は魔物原理ではなく召喚獣原理だからこそ存在しうることになります。召喚体は「夢」なので、どんな形でもありでしょうから。

(余談ですが、初回プレイ時のSt.Lv4までは、召喚獣が敵モンスターとして出現した理由は、召喚獣そのものではなく、召喚獣型モンスターだったからではないか、と考えていました。召喚獣が出現した本当の理由は、St.Lv5で語られるとおりです)
(更に余談ですが、アルテマウェポンやオメガウェポンと何度もエンカウントできるようになるのは、あれがウェポン「型」のモンスターだからではないかと考えています。オメガウェポンやアルテマウェポンの存在を知ってあこがれていた何者かが、死んだ際にそれらになったのではないでしょうか)


機械(マキナ)といえば、魔物人生の1つに、「人の魂がマキナに憑依した」というものがありますよね。あのマキナは動力源がカラでしたが、憑依されていたためか動いていました。
もしかしたら、機士種族から出る幻光虫はそれと同様に、「護法兵器に憑依していた魂(のようなもの)」なのかもしれません。つまり、「護法兵器・機士種族のモンスターの本体は人工物であり、何らかの力で動いているが、FF10-2本編の機士種族でそれと同時に何かの魂のようなものに憑依されている」とは考えられないでしょうか。
これが正しいとすると、必然的に「護法兵器・機士種族ともに幻光体ではない」ということになります。

もっとも、「人工物の形をした幻光体」が召喚物や『シン』(の背中や体内)以外にも存在するならば、「機士種族は人工物ではなく幻光体である」という可能性を捨てきれなくなりますが。

Re: 謎・矛盾 投稿3  イズルード - 2006/08/08(Tue) 11:40 No.3525

>神羅カンパニーの規模
人型の敵(黒騎士・ソルジャー・僧兵など)はHPが0になったとき、「死んだ」のではなく「戦闘不能状態になった」だけである(主人公チームのキャラクターがそうであるように)という説はどうでしょう。
その場合、近くにいた仲間が「フェニックスの尾」とか「アレイズ」とかで蘇生させているとしたら、実際にはそれほど人員が多くないということになります。
問題点:そのような「仲間」が存在するとしたら、「なぜ戦闘中に蘇生させないのか」という疑問がわいてきます。そして、「蘇生した者からは盗んだり落としたりしたアイテムを再度入手できることになるが、それは何故か」という点も謎です。

Re: 謎・矛盾 投稿3  kemkam - 2006/08/09(Wed) 23:07 No.3626

>ゲーム中に出てくる機械型モンスターはすべて幻光にならないものばかりなので
すみません、表現ミスから少し行き違いが生じた模様です。
前レスでの「機械型モンスター」とは、ゼロ式機士と99式機士の2種類のみ(いわゆる機士種族)を指しています。
倒して幻光虫が現れないその他のマキナ及びFF10に登場する全ての機械型モンスターについて言及したものではないです(護法兵器も含んでいません)。
イズルードさんが「ゲーム中に出てくる機械型モンスターはすべて幻光にならないものばかりなので、
機械型モンスターにすらなれない可能性が高いと考えています」とした所の「機械型モンスター」には
ゼロ式機士、99式機士の2種のモンスターは含まれてませんよね(この2種類については幻光虫となるので)。
だとしたら、「機械型モンスターにすらなれない」という見解には同意です。
前レスで「機械型モンスター」の定義を曖昧にしてしまったので今回のレスでも著しい行き違いが生じてしまってるかもしれません。
そうでしたらご指摘下さい。

>ウェポン「型」のモンスターだから
これは興味深い考えですね。
しかしこれを軸に考えるとすると、こういう仮説も成り立つのではないでしょうか。
スピラの魔物は、ある程度限られた種類しか存在しない事が分かっています。ある者は狼となって、ある者はプリンとなる。
それと同様に、かつての僧官オメガよろしく極めて特殊な状況で、かつ強い想いを抱いて死んでいった者はウェポン種族になる。
ウェポン種族の多種族モンスターに比べての希少さからすると、
こういった考えの方がよりあり得そうな気はするのですが、如何でしょう。

>魔物人生の1つに、「人の魂がマキナに憑依した」というものがありますよね
改めて機士種族について調べてみますと、FF10-2アルティマニアΩには「機械でありながらオーバーソウル可能」とあり、
正真正銘の機械である事を示唆している文章があります。
それ以前に、新エボン党はこの2体を兵器として利用しているんですよね。
もしこれがモンスターなのだとすれば、新エボン党の人間がそれを自在に操る事が出来るとは思えません。彼等がグアド族であるならまだしも。
となると、元々機械として存在する機体に対して人工的に魂を憑依させ兵器として…って、そんな事が出来るのかどうかは怪しい所。
人工的にそうしている訳ではないと考えるにしても、全ての機士に憑依している点は不可解です。
FF10から自明な様に純粋な人工物の護法兵器は存在しますし。

>神羅カンパニーの規模
こちらですが、こういう問題点もあります。No.584のレスで少し言及しているのですが、
神羅関係の奴らに関しては、「へんか」で倒した時にアイテム化してしまう者もいるんですよね。
もし神羅兵の規模が現実的な数なのであれば「へんか」のメカニズムの議論について貴重な事実となるんでしょうが、
やはり普通に考えれば「へんか」というのは対象そのものがアイテムと化していると解釈するのが最もしっくりくる訳で。
そうなりますと「へんか」でアイテム化する兵は事実上死んでいます。「へんか」で味方を変化させられないのが歯痒い所です。

Re: 謎・矛盾 投稿3  イズルード - 2006/08/10(Thu) 00:36 No.3632

>機械型モンスター
そうですね、機士種族は含んでいません。
前にも述べたとおり、あれは機械ではなく石人形である、というのがぼくの認識でしたので。


>機械でありながらオーバーソウル可能
……ということは、少なくとも機士種族はすべて機械そのものとみて間違いないということですね。それでも、10のバトルアルティマニアの記事から、護法兵器の方は石人形だと認識していますが。
……などと思いながら、10のアルティマニアΩを見てみると、護法兵器の項目に「岩石の装甲を持つ機械兵器」との説明がありました。一応、石人形でありながらも機械であることには変わりない、ということでしょうか。


>憑依
考えてみると、人工物の兵器をそのまま使えるにもかかわらず、わざわざ憑依させる意味はない気がしますね。人気のないところで勝手に動き回れるくらいですから、燃料なんてほとんどいらないでしょうから(マキナであれば憑依によって燃料を節約できるのですが)。
仮に意味があるとしても、「全ての機士に憑依している点」に関しては……難しいところですね。今のところ合理的に説明できる仮説を思いついていないので。

>「へんか」
あー、そんなアビリティもありましたね。すっかり忘れていました(笑)。だとすると、神羅の連中に関しては、間違いなく「死んでいる」としか考えられないわけですか。
「へんか」さえ無効化してくれていれば、越えるべき障害が少なくて済むんですが(笑)。


>ウェポン種族
そうですね、希少性を考慮に入れると、「特殊状況と想いの強さ」説のほうがありえそうだと思います。
単にあこがれるだけなら、もっとたくさんいてもいい気がしますし。

Re: 謎・矛盾 投稿3  kemkam - 2006/08/11(Fri) 21:25 No.3763

>護法兵器
護法兵器が機械なのかどうかというのは、「機械」という言葉の定義の問題である様な気はするんですけどね。
「何らかの動力によって一定の動作、運動をするもの」と定義するならば、護法兵器も立派な機械という事になるのでしょう。
一方で、より現代的に「電気で動く」とか、或いは材質で区別すると機械の範囲からは外れるという事に。
アルティマニアは前者の解釈、そしてFF10バトルアルティマニア、ルールーのページのリュックは後者の解釈と、
単なる解釈の違いで変わるものだと考えています。

>憑依
メリットに関しては、単にそうする事によって強化出来るという点はあると思います。
FF10の護法兵器とFF10-2の機士種族を単純に比較する事は出来ませんが、少なくともオーバーソウルさせる事は出来ますし。
しかし人工的にそうしている可能性が薄いとなると、全ての機士に憑依しているというのはやはり大きな謎です。
いや、全ての機士に自然憑依したというのが無理ある話なら、その分「人工」説が押し上げられる事になると思うんですが、やっぱりこれも信じ難く…
(何らかの「手段」さえありそうなら、かなり現実的な説かとは思うのですが)


「森羅万象は時を越え」について新たな謎  さんたか - 2006/07/26(Wed) 20:05 No.2691

久しぶりです。さんたかです。

この間「森羅万象は時を越え」を読み返してみたのですが、
そこで新たな謎ができてしまいました。
その謎は
・なぜ幻光体ではなく自らの意思もない機械の敵(アルベドポーター、鉄騎63型など)や、まだ生きている敵(僧兵、グアド・ガードなど)にも『領域』が発生するのか
・プリンタイプの敵は戦闘開始時に上から落下してくるが、それなら魔物が居るところに『領域』が発生するのではなく、『領域』があるところに魔物が出現するのではないか

の二つです。なんかややこしくなりそうですね。

Re: 「森羅万象は時を越え...  kemkam - 2006/08/06(Sun) 08:10 No.3420

さんたかさん、お久し振りです。
私生活多忙により、さんたかさんの投稿始め返信が大幅に遅れてしまいました。
申し訳ありませんでした。これから、一通り返信していきます。

まず一つ目。これについては、「森羅万象〜」を書いていた頃から思っていた事でした。
取り敢えずはその意見を書いてみますので、ご意見ありましたら宜しくお願いします。
まず、ボス敵等、「自我」を持つ魔物が「領域」を作り出す理由について、あの中で私はこう言っていました。

 ちなみに、確かに彼等は「自我」を持ち「領域」を作り出してはいないが、
 一度バトルへ突入すると、生死を賭すという極限の状況であるからかその間のみ「領域」を作り出す事は珍しくない

これが正しいとすればですね、「生死を賭すという極限の状況」というのが
かなりなポイントになってくるのではないかと、そう思っているのです。
つまり、「領域」発生の鍵は「幻光体」と言うよりは周辺空間に存在する「幻光虫」の方ではないのか、と。
その戦闘地点周辺にある幻光虫が、戦っている者達の極端な緊張や何やらに作用して特殊なフィールドを作り出すのではないのか、と。
ちなみに幻光虫が何者かの意識に対して通常でない挙動を見せる例は、
人間の死後、何もしないでおくと「死者の意識と幻光虫とが結合して」魔物化するという現象からうかがう事が出来ます。
勿論、幻光虫が重要なファクターであるのなら生身の人間が戦うよりは幻光体が戦う場合の方が
より強い(この表現が適切であるかどうかはさておき)「領域」が発生する事になるでしょうが、
忘れてはならないのは、自軍にも二人、幻光体がいるという事です。
加えて、幻光虫の扱いが一般人に比べて長けている=幻光虫との関係性が深い召喚士も一人います。
これは、繰り返されるバトルにおいて「領域」が発生するという事に無関係ではないと踏んでいます。

続いて二つ目。こちらは、今回初めて「ああ、確かに」と思っておりました。
ただ、「領域」ある所に魔物が出現するという解釈になりますと、
バトル中にでも新たな魔物が現れたりする現象が生じてしまうのではと思うのですが、どうでしょうか。
上から降ってくるプリンについては…例えば何者かが「領域」に侵入してきた事を察知した瞬間に(敵を驚かせるか何かの理由で)
大ジャンプをする習性を持っている…これは動きの緩慢な彼らを見るにちょっと無理がありそうでしょうかね。
とは言え、大体に領域は(『シン』の体内・死者の塔で見られるように)出現と消失を繰り返しています。
つまり、その内側にいる筈の魔物も出現・消失のサイクルを繰り返している筈で、
この事より魔物という存在は実体がかなり確かでないものである事が言えそうです。
消失中の状態がどういう状態に当たるのか、それがちょっとよく分からないのですが、
単純に消失と出現を反復するという事象から、「あれらプリン種族は敵個体の存在を感知した瞬間実体化する」
と考えてみるのは如何でしょうか。


ヤドノキの塔  イズルード - 2006/06/30(Fri) 23:04 No.1564

ふと、FF10-2 IN+LMの「ヤドノキの塔」について思ったことがあります。

あの塔は、何故存在しているのでしょうか?

ここで言っているのは、「塔が建てられた理由」ではなく、「どうして存在できているのか」ということです。

ヤドノキの塔が建てられた正確な年代はわかりませんが、少なくとも『シン』のいた時代にはあったと思われます(アルティマニアに「大昔の遺跡」という表現があります)。しかし、『シン』がいたということは、発展した都市はことごとく破壊され、それゆえ高層建造物は存在できなかったはずです。

そのような状況だったのに何故、80階という高さを誇るヤドノキの塔は、『シン』に壊されることなくその姿を保っていられたのでしょうか。

Re: ヤドノキの塔  kemkam - 2006/07/02(Sun) 00:14 No.1581

FF10アルティマニアΩより『シン』に関する以下の文章を引用してみます。

 人が集まり、機会戦争が発生したときと同じ水準にまでまた文明が発達すると、
 そこからエボン=ジュを傷つけるほどの力が生み出されかねない。
 ある程度に成長した都市を『シン』が襲うのは、このためである。

ここでこの謎を考えるに当たり、この一言に注目してみます。「人が集まり」
上記文章にある様に『シン』は核となるエボン=ジュを傷付ける存在の誕生を恐れて過剰防衛の状態にありますが、
更に言えば、『シン』が恐れているのは「人」の存在な訳です。
この事から、『シン』の破壊活動を促す主立った要因には、「巨大建造物が多く存在する都会の存在」ではなく
「多数の人間が集う集落の存在」の方が優先されているのではないかと考えられはしないでしょうか。
つまり既に遺跡化したヤドノキの塔と塔周辺は既に人の姿のない地域であった為に、
『シン』の破壊本能を呼び起こしはしなかったのでは、と。
もしこの仮説が正しいとなると、『シン』の誕生した1000年前には既にヤドノキの塔近辺から人間はいなくなっていたという事になり、
建造年代の詳細が不明だったヤドノキの塔の歴史がちょっとだけ垣間見える事になります。

この説自体への根拠には全くなりませんが、ヤドノキの塔が1000年前の時点で既に存在していた事は、
以下の二点より示す事が出来そうな気がします。
 ・エボン寺院による機械禁止令が敷かれた後になって、あれだけの技術の集積された塔を建造出来たとはにわかには考え難い。
 ・塔内部で拾えるアイテム類の名前が聞いた事のない様なものばかり。
個人的には、約3000年前に発達したとされる魔法文明時代のものではないかなと踏んではいるのですが…それはまあおいておくとして。

『シン』が人を見ているという仮説についてはどうももう一歩、という気も。
何かそれを(もしくはそうでない事を)示す実例が一つでもあるといいんですが…

Re: ヤドノキの塔  イズルード - 2006/07/02(Sun) 09:22 No.1593

人の存在……なるほど、もしそれが正しいとすると『シン』に狙われなかったのも納得がいきますね。

では、ビサイド村やポルト=キーリカはどうでしょうか。ザナルカンドやルカほどの水準ではないキーリカであってもゲーム中で襲われていました。が、ビサイドは狙われた気配がないのです。

「キーリカの規模は(ゲーム中で破壊される前は)ビサイドより大きかった」(アルティマニアΩにそのあたりの記述があったと思いますが、うろ覚えです)ことを踏まえ、『シン』出現以後ゲーム中で確認できる規模のままビサイド村の規模が変わっていないと仮定すると、
 ・ビサイドがあまりに頻繁に襲われていたのであれば「人が集まっていたから(集落優先)」
 ・ビサイドがそれほど頻繁に襲われてはいないのであれば「キーリカほど規模が大きくないから(文明優先)」
であると結論付けられます。
……示すべき事柄がかえって増えてしまいましたね……。
(本当は、キーリカを「集落の規模に関係なく『シン』が襲う、肯定的な実例」として挙げたかったのですが、「ならばビサイドは?」という疑問が出てきたもので……)


ところで、ぼくの方でも新しい説を思いつきました。

「あの塔は、自動修復能力をもっている」

根拠は、あのダンジョンが自動生成され、各フロアに入るたびにフロアの形状が変化することです。
たとえ『シン』に壊されたとしても「自動生成」のメカニズムによって80階の塔としてあっさり修復できたとしたら、謎は解決ではないでしょうか。
まぁ、塔(フロア)自体が壊れたときにまで「自動生成」が起こるのかどうかは怪しいところですが。

Re: ヤドノキの塔  kemkam - 2006/07/03(Mon) 23:50 No.1617

キーリカはアルティマニアΩによれば「南洋第一の都市として栄えていた」(引用)そうですから、
『シン』の標的になった事は当然と言いますか、おかしくはなかったのでしょう。
勿論これだけでは文明と人とのどちらを優先して見ての襲撃だったのかが分かりませんから
ビサイドの事を考えなければならないのですが、さて、ビサイドと『シン』との繋がりについて関係ありそうな事実が二つほどあります。
約23年前、『シン』によってワッカの両親が亡くなっている事と、
そして17年前、同じくして今度はルールーの両親が亡くなっている事です。
ビサイドと『シン』とが関連していそうな事実はこれくらいしか思い付かないんですが、
しかしこれも「『シン』によって両親が死んだ」という事実を指し示すのみであって、
その時両親がビサイド村にいたのかどうかは不明なんですよね。
およそ文明の発達したとは言えないビサイドに、五年ちょっとの内に二度『シン』が現れ破壊していったのだとすれば、
これは相当の頻度でありそして「人間を見ている」仮説の大きな後押しになってくれそうなんですが、
この材料からでは断定不可能というのが実情かと思います。
うーん、もうちょっと別の視点から攻める必要があるんだろうか…と言っても、『シン』に関する情報って意外と少ないんですよねえ。

>「あの塔は、自動修復能力をもっている」
これは面白いですね。いきなりかなり真理を突いてきたようにも思います。
ただ、とは言っても部分的に壊れている所がありますよね。頂上の装置の一部もそうですが、内壁外壁であったり。
あ、いやでも、それは物理的な力による破壊でなくて長い時間によって朽ちてきた自然荒廃であるのだとしたら説明はつくのかな?
それとは別に、塔に巨木が生えてたりします。もし破壊されて塔だけ復活したのだとするなら、
巨木が生長するまでの都合百年や二百年、塔は『シン』による攻撃を受けなかったという事になるのではと思います。
もしそうなりますと、先の議論に戻る必要が生じるかもしれません。

と、また話がずれてしまいますが、壊れたら修復という話、何処かで聞いた話だなあと思ったら、
『シン』の外殻がそうやって体力を回復させてたんでしたね。
これを受けて思いました。変幻自在の内部構造。無限に湧き出る魔物達。「幻の塔」という名前。まさか…幻光体?
いやいや、それはまだ全然分からないにしても、こういうのをふいに思い付くから止められませんね(笑)

Re: ヤドノキの塔  イズルード - 2006/07/04(Tue) 02:16 No.1619

>『シン』
ワッカの両親とルールーの両親がビサイドで殺されたのだとすれば、確かに「人間を見ている」可能性が高くなってきますね。
では、別の視点として、人里離れた場所にあって中にいる人が少ない「マカラーニャ寺院」を挙げてみましょうか。
湖の底にいた『シン』は、ティーダたちが落下した時点では「祈りの歌」を聴いていたためか、おとなしくしていました。しかし、祈りの歌が止んだあとはどうでしょうか。
あのあと、『シン』消滅までマカラーニャ寺院は存在している(破壊の跡は見られない)ので、『シン』は終始暴れなかったことになります。
これは「人間を見ている」ことの証拠の1つになる……と思ったのですが、よくよく考えてみるとあそこには祈り子(フェイス)がいるんでしたね。その影響とも考えられるのでここであげるには不適切な例だったかもしれませんね。
……はて、グアドサラムはどうでしたっけ。特に『シン』に襲われた話は聞かないのですが。

>巨木
そういえばそんなものもありましたね。
もしあの巨木が本物なら、やはり「そもそも襲われていない」ということになりますね。
では、あれがそもそも「巨木」なんかじゃなく、「巨木に見える何か」だとしたらどうでしょう。それこそ、機械仕掛けのモノとか、あるいは……。

>「ヤドノキ(幻)の塔」→「幻光体」
あー、なるほど。そういう解釈もありえますね。
思えば、屋上からライフストリーム(=幻光虫)のような何かが出ていますし。
塔が幻光体だとするならば、つまり召喚獣・死人・モンスターのいずれかと同じ原理で存在していると考えるならば、「巨木」の正体はこれで決まりでしょう。
ちなみに、ヤドノキの塔が「召喚された塔」だとすると、どこかにその祈り子が存在していまだに誰か(創始者?)の呼びかけに答えて夢を見続ける……ということになるでしょう。この場合、この祈り子は他の祈り子の考え方(夢見ることをやめる)とは逆行した行動をとっていることになるのですが。
一方、「モンスターの原理」説なら、トレマが「すべてを超えし者」「すべてを捨てし者」を呼び出したのと同様の方法で、創始者もヤドノキの塔を呼び出している(根拠:容姿が同じ(笑))……という感じでしょうか。
あるいは、それこそ『シン』と同様の方法で存在しているとも考えられますね。

……話はそれますが、「昇りエレベータ」は(79階と80階を除く)すべての階に存在するのですが、「下りエレベータ」はどの階にも存在しませんよね。これ、どうなっているのでしょうか。

Re: ヤドノキの塔  kemkam - 2006/07/06(Thu) 23:37 No.1685

>『シン』
そもそもマカラーニャ寺院は、その周囲が凍りついた湖と森だけしかない様な所であって、
『シン』が標的として対象にするほど発達した文明が見て取れる地域ではありませんので、
その点からも「人間」説の裏付けをしてくれる好材料にはなってくれそうにないですね。
グアドサラムについても、ゲーム中、アルティマニア共に『シン』絡みのエピソードはなかった筈です。
…ん? マカラーニャにしろグアドサラムにしろ、『シン』に襲われた記録が確認出来ずなおかつ小規模という事実は
結局『シン』が文明を注視していたという事を示す事に?

何とも歯切れの悪い話になってきてしまいました。まあ、初めからどちらか一辺倒なのではなく、
8:2とか7:3程度の比率で両方見ている線も含めて柔軟に考えようとは思ってましたけれども、それにしたって結論付けるのは難しい所。
結局、私が思うに、この議論をキッパリと気持ち良い形で締め括ってくれるのは
「『シン』が人の気配のない高度文明を破壊した事がある」もしくは
「『シン』が機械や高層ビル等が一切ない多人数集落を襲った事がある」のどちらかが確認出来た時だけです。
でもちょっとそれは無理そうですから、「証明する」という事については(少なくともこの観点からは)諦めざるを得ないでしょう。
ミヘンセッションというのもありましたが、あれはコケラも絡んでいる為にまた話が違うでしょうし。

証明が無理なら次には? というのはまた議論の余地ある所かもしれませんが、
差し当たり現在は別視点、つまりヤドノキの塔の自動修復機能に関する話から証明出来る可能性が残されてますので、
取り敢えずそれはおいておく事とします(この議論を気持ち良い形で締め括れる様な事実がもしあればそれに越した事はないですけれどもね)。

>ヤドノキの塔
という事でこちらですが、FF10-2IN+LMアルティマニアを読んでいた所、
「設定原画集」のページにこんな記述を見付けました。引用します。

 ヤドノキの塔の動力を支える第3階層です。
 ここで生み出されたエネルギーが、下層と上層に向けて送られています。

機械の存在を示唆する発言です。これを踏まえますと、「幻光体説」の中でも、
存在する為に「意識」が重要な要素となる「死人及びモンスターの原理」は考え難くなってきます。
対して「召喚獣原理」では、ザナルカンドがいい例ですが機械の存在も全くもって不思議にはなりません。一歩リード。
ただそう考えると、イズルードさんも仰られる様に祈り子の存在を無視は出来ません。
しかしもし本当にヤドノキの塔の祈り子が存在するとするなら、ラストミッションから三ヶ月前のヴェグナガン騒動の時に、
ヴァルファーレからメーガス三姉妹に至るまで敵として現れた様に、
ヤドノキの塔だって(おかしな話極まりないですが)登場していた筈であると思うと、この線も薄い事になるのでしょうか。
となると、『シン』の原理? 機械部分はともかくとして、というかその機械部分(頂上のものを含めた)を守る為の塔構造を
幻光虫で構成していると見れば、考えられる話なんでしょうかね。

>あれがそもそも「巨木」なんかじゃなく、「巨木に見える何か」だとしたら
これにはちょっと何とも言えないのですが、ただ上記同様「設定原画集」には
「1000年の時の流れのなかで自然に埋もれていく様子が〜」とあります。
あれ? その前に「1000年」か…じゃあ、これ魔法文明時代の代物じゃないかも(笑)

>下りエレベータ
そもそも実用的意味を持った建造物じゃなかったんでしょうから、利便性のあるなしにもあまり意味はないのかもしれませんよ。
それこそ、下りの役目は「創始者」が一手に担っていたのかもしれませんね。

Re: ヤドノキの塔  イズルード - 2006/07/07(Fri) 09:21 No.1701

>設定原画集
なるほど、気がつきませんでした。
今アルティマニアが手元にないので、あとでじっくり読んでみようかと思います。

>1000年
「1000年の時の流れのなかで自然に埋もれていく様子が」のくだりの「自然」ですが、幻光体だとしたらどうでしょうか(「巨木に見える何か」には、実はそういう含みもありました)。幻光体であるティーダもスピラの民と同様に成長したわけですから、この「自然」は幻光体であれば塔を埋もれさせていくほど成長したとしてもおかしくないでしょう(機械だと無理でしょうが)。

>機械の存在を示唆
クリーチャークリエイトで、シンラ君は「人が死んでマキナに? ありえないし」と言います。
マキナというのはもちろん機械のことですから、この点からしても「死人・モンスター説」はありえないことになりますね。

>ヴァルファーレからメーガス三姉妹に至るまで敵として現れた様に、
>ヤドノキの塔だって(おかしな話極まりないですが)登場していた筈
ヤドノキの塔が敵としてバトルに登場する様を想像して思わず笑ってしまいました。HP50000000とかありそうですね(笑)。
それはさておき、あのとき敵として出現した召喚獣は全10体で、とてもすべての召喚獣が敵と化したとは考えられません(現に、「ブラスカの究極召喚」などの究極召喚獣は出現していません)。よって、ヴェグナガンに目をつけられた召喚獣はごく一部のみで、ヤドノキの塔はその中に含まれなかったとも考えられます(ヤドノキの塔が召喚された存在でない場合、注目されないのは当然ですが)。
そうなると、やはり問題は祈り子の存在ということになりそうですね。

>エレベータ
利便性云々よりも気になるのが、ユウナたちが1つ上のフロアにエレベータで昇ったあと、ユウナたちの足元にそのエレベータが存在しなくなることです。
「動かないから下れない」のならまだわかりますが、「影も形もなくなる」というのが謎です。
……いや、フロア自動生成の際に、昇りに使ったエレベータが消えるようになっていると考えれば何の矛盾もないですね。
それにしても、フロアに入るたびにそのフロアの構造の変わる塔……ユウナたちは気持ち悪いと思わなかったのでしょうか(笑)。

Re: ヤドノキの塔  kemkam - 2006/07/10(Mon) 17:12 No.1826

>「自然」ですが、幻光体だとしたらどうでしょうか
なるほど、「幻光体説」として話を進めていくのであれば、これはありですね。

>すべての召喚獣が敵と化したとは考えられません
究極召喚獣の類はその心身をエボン=ジュに乗っ取られた段階で
「祈り子としての力を使い果たし、その祈り子を封じていた像も失われる」(一部引用)との事ですから、
それらがFF10-2のストーリー上に絡んでくる可能性はなかったものと考えていいと思います。
が、それとは別に、ヤドノキの塔の祈り子が存在していたと仮定しても、
FF10-2ストーリー内に敵として現れなかった事実がおかしくないという事は考えてみるにどうやら示せそうです。
アルティマニアを読んだりしてFF10-2シナリオを振り返ってみますと、
召喚者不在にも拘らずバハムートら各種召喚獣が具現化したのは、シューインの思念によるものでした。
更にバハムートの祈り子はゲーム内で「せめて誰かに伝えようとしたけど、影に引きずりこまれて…」と言っています。
加えてアルティマニアΩにはこうもあります。
「祈り子達はシューインの憎悪の念に支配され、地上に警告を発しようとの試みは地上への敵意と変わって」
これらの話を総合すると、ゲーム中に敵として現れた召喚獣は、
地上に異界へ向かったヴェグナガンの事に関し警告を発しようとした召喚獣という事になりそうです。
もし、ヤドノキの塔の祈り子がこの件について我関せずと言った感じであったのなら、
ユウナ達の前に現れなかったのも頷ける事かもしれません。
大体に、イズルードさんも指摘なさっていますがヤドノキの塔の祈り子は他の祈り子とは真逆の思想の下に、
『シン』消滅後も呼び出され続けている節がありますしね。

ただですね、折角祈り子が存在する事を前提とした考えを述べた訳ですが、
この「召喚獣原理」そのものを否定する材料が一つ出て来ました。
何でもかんでもアルティマニア頼りですが、FF10アルティマニアΩより。

 幻光体である夢のザナルカンドは、肉体を持つものが訪れることはできない

夢のザナルカンドにティーダやアーロンが暮らしていられたのは、
そのどちらもザナルカンドと同じ幻光体であるから、という事を説明しているくだりです。
となりますと、生身の人間であるユウナ達があの塔に入り込めた事は、
そのままあの塔が特定の祈り子の夢を召喚した幻光体ではない事を意味します。
そしてその事は、生身の人間が内部に入り込めた事が既にして証明されている「『シン』原理」を一層現実的なものとする事にもなります。
ただ「『シン』原理」となると、また塔周りの植物が問題になりそうな気も…
最初から植物を身にまとう様なフォルムで外観を形成していたとすれば問題はないんでしょうが、そうする事の意味は疑問視されてしまいますし。

>エレベータ
変化し続けるフロアという特質からすれば、エレベータが動作した後に消えると考えるのは私も不自然ではないと思います。

>フロアに入るたびにそのフロアの構造の変わる塔
思ったんですが、聖ベベル廟も、ヤドノキの塔ほど幅は広くないもののフロア構造はそこを訪れる度にランダムですよね。
じゃああそこもまた「『シン』原理」で成り立っているのかとなるとそれは分かりませんけど(既にして誰もその存在を知らないという現状、
それから出現する魔物の凶悪さを思えばそうであっても全然おかしくはありませんが)、
少なからずヤドノキの塔のシステムはユウナ達にとって初めて体験する事ではなかったと言えそうです(笑)

Re: ヤドノキの塔  イズルード - 2006/07/10(Mon) 18:21 No.1829

>究極召喚
究極召喚獣の中には『シン』討伐に使われなかったものもある(具体例:アニマ)でしょうから、それらがエボン=ジュに乗っ取られることなく、「普通の召喚獣として」FF10-2のストーリーに絡んでくる可能性は十分にあったと思います(結果的にそれらが出てくることはありませんでしたが)。


>ザナルカンド
確か、「スピラのどこかに存在する」というような設定だったと思いますが、「実際にはどこにあるか」が問題だったりはしないでしょうか。
生身の人間がザナルカンドに行けないのは実は「幻光体じゃないから」ではなく「生身の人間では行けない場所(例えば上空や地中深くとか)にあるから」だとは考えられないでしょうか。

実際、生身の人間であるビサイドの人々はヴァルファーレを目撃していますし、ユウナにいたってはヴァルファーレをさすったりイフリートの肩に乗ったりティーダの背中を押したりできるわけですから、「生身の人間は見ることも触れることもできない」とは考えにくいですので。
おそらくは召喚された建物であっても、陸上にさえ存在すれば入れるのではないでしょうか。

「ティーダやアーロンが暮らしていられたのは、そのどちらもザナルカンドと同じ幻光体であるから」の部分については……「ザナルカンドは水や空気や食料などもすべて幻光虫でできており、幻光体にとって最適化された環境であるために、生身の人間が暮らすことはできない」とか……苦しいですかね?


>聖ベベル廟
言われてみればそうですね。では「気持ち悪いと思わないのか」という疑問は聖ベベル廟に対して向けるということで(笑)。

Re: ヤドノキの塔  kemkam - 2006/07/16(Sun) 13:53 No.2151

>究極召喚
あっと、アニマの事は意識しながら考えていたつもりなんですが。
そうなりますと、祈り子の線は十分あり得るものとなりますね。

>「実際にはどこにあるか」が問題だったりはしないでしょうか。
これは私も同様の事を思った事があるんですがねえ…
アルティマニアΩには夢のザナルカンドを訪れられた、或いは暮らせていた理由について、四例が挙げられていまして、

 ティーダ:夢のザナルカンドと共に召喚された幻光体
 アーロン:死人
 『シン』:幻光体
 祈り子達:身体さえ持たぬ魂のみの存在

『シン』については「『シン』は幻光体であり、祈り子たちは〜」とあり、
仮に『シン』が幻光体でなければ(例え夢のザナルカンドの所在を知る所にあったとしても)夢のザナルカンドには
出入り出来なかったのではと読み取る事の出来る文章はあるのですが、
別の読み取り方をすれば普通にイズルードさんの仰る風にも見えます。
空気や食料の点についても、無理のある考えだとは私は思いませんし。
しかし一方で「幻光体である夢のザナルカンドは、肉体を持つものが訪れることはできないし〜」という文脈に
「召喚された場所が本質的な問題点だった」という意味を内包している様に、一見して思えないのも事実。
何だか、どちらもキッパリ切り捨てられそうになくなってしまいました…

と、ここで、保留にしていた『シン』の破壊活動条件についてですが、新しい事実を発見したので述べておきます。

「『シン』の存在意義」より
 機械や大勢の人を察知すると、『シン』はその場へ出向いて破壊する。
 (中略)人が集まり、機械戦争が発生したときと同じ水準にまでまた文明が発達すると、
そこからエボン=ジュを傷つけるほどの力が生み出されかねない。ある程度に成長した都市を『シン』が襲うのは、このためである。

『シン』が、人と文明(特に機械)の片方だけを見ていたのではない事を言っていると思われます。
加えて、(FF10-2と併せて考えれば)言っても機械戦争勃発時に匹敵するまでに発展していたとは思えないキーリカが襲われた訳ですから、
より人の存在を重視していたとも言えるのではないでしょうか。

そういう事で、「ヤドノキの塔が破壊されなかった理由」についてここまでの経過を(私の見解で)まとめてみますと、

仮説1
高度な機械を擁してはいるが人の姿がないから『シン』の標的とならなかった。
ちなみに以前書いた、「1000年の時の流れのなかで自然に埋もれていく様子が〜」のくだりから、
ヤドノキの塔の歴史に関する疑問が提起されていたが、「1000年前から自然に埋もれ始めた」=「人がいなくなったのが1000年前」と見れば、
魔法文明時代に建造されたものである説もまだ活きるし、『シン』登場時点で標的条件を既に満たさなかった事もまた言える。
ちなみにこれが正しいとする場合、「ヤドノキの塔」が幻光体であるかどうかに拘らず
上記謎は解ける事となる(幻光体かどうかの議論は別個の問題となる)。

仮説2
標的にはなっており、何度か実際に破壊されたが、その都度修復された。「幻光体説」
同じ幻光体でも「召喚獣原理」と「『シン』原理」のどちらであるかは特定出来ず。
但し、外観の植物の事を考慮すると「召喚獣原理」有利か。

最終的に一つの結論に達する事はいよいよ難しくなってきた気が…

Re: ヤドノキの塔  さんたか - 2006/07/26(Wed) 21:03 No.2693

ちょっと僕も考えてみたのですが、もし
巨木のようなもの=エボンジュ=元召喚士
ヤドノキの塔=『シン』=幻光体
のような関係だとしたら『シン』に破壊されてもまた『巨木のようなもの』が塔を復活させることができるし、『シン』に破壊されても復活する塔は詳細を知らない人から見ればそれこそ『幻』の塔に見えるのではないでしょうか?

それに『巨木のようなもの』が塔を召喚する理由ですが、もし塔がFF7で言う魔晄炉的な能力があるとすればそのエネルギーを半永久的にもらうためでは無いでしょうか?

でもそれだと
・祈り子がいない
・エネルギーを何に使うかが分からない
などの謎ができてしまうんですよね......

なんか自問自答みたいになってしまいましたが、こんな説どうでしょうか?

Re: ヤドノキの塔  kemkam - 2006/08/06(Sun) 08:09 No.3419

巨木が『シン』でいう所のエボン=ジュにあたるのではという事ですが、
巨木自体は塔の外側にあって『シン』外殻のように防御役として機能している訳では恐らくありませんから、
もし『シン』の襲撃を受けてしまった場合、核となる巨木もろとも消し飛んでしまって復活は不可能なのではというのが率直に感じた所です。
とは言え、召喚者を「巨木のようなもの」に限定しないのであれば(例えば創始者であったりその他の存在でもいいのだとすれば)
破壊されても復活するなどの現象から「幻の塔」と名付けられた可能性はあると思います。
一方目的については何とも言えないのですが、あの塔の最上層には未来予測装置的な意味合いのものがあるらしいので、
それら装置・機器の維持の為(未来を観測し続ける為)に召喚し続けていたとは考えられるかもしれません。
が、そもそも未来予測装置の設定が「ラストミッション」完成時点で何処まで生きていたかも怪しいですし、これも薄い線でしょうか。


チョコボ屋ガーディ  イズルード - 2006/07/21(Fri) 11:25 No.2450

FF5のシド&ミド、FF9のモグタロー&モグジローと同様の謎です。

FF12で、ラバナスタなどの街(エルトの里やアルケイディスを除く)にはチョコボ屋があります。
が、それはすべて「チョコボ屋ガーディ」となっています。

飛空艇を使おうがテレポを使おうが必ずそこにいるチョコボ屋ガーディ。どの街でも休業日の気配なく営業を続けるチョコボ屋ガーディ。あれがすべて同じ個体だとすると、いったいどのようなからくりなのでしょうか……。

Re: チョコボ屋ガーディ  kemkam - 2006/07/22(Sat) 00:20 No.2474

大体にFF12のチョコボ屋は、一回のレンタルにつき制限時間付きという
「危険なエリアをモンスターに襲われる事なく移動する」事が主な目的の商売としては
致命的とも言える欠点を持っていますから、一体に商売は芳しくないのではないかと思われます。
世が戦乱の色を濃くするそんな中で旅人の数も少なくなって、いよいよ生活にも困窮しかねなくなってきた。
こうなったらお客となりそうな奴はどいつもこいつも逃す訳にはいかない。
だもんで、お得意様についてはその動向をつぶさにチェックして…
という、「理由」の方については何となしに浮かんだりするのですが、肝心な「仕組み」の方については、
飛空艇移動にも着いて行っているという時点でかなり厳しいものがあります。
この例を引き合いに出すのは果たしてどうか、という所ですがメネ(「白い悪魔」より)同様、超速移動をしている?
しかしそう考えるならそう考えるで、その証拠までとはいかなくとも(ないでしょうし)その結論に達するような材料が
一つは欲しい所であって、それがガーディにはなさげですしね。

Re: チョコボ屋ガーディ  イズルード - 2006/07/22(Sat) 01:04 No.2475

超速移動どころか、瞬間移動でも厳しいものがあります。
というのも、「どの街でも休業日の気配なく営業を続ける」と書いたとおり、ガーディは常に業務に当たらねばならないからです。
ガーディは「移動」しつつ「営業」しなければならない、となると、あるチョコボ屋にガーディがいるときは、ほかのチョコボ屋には誰もいないことになるので休業せざるをえません。
ところが、休業日の気配がない……ということは、おそらくは「すべての」チョコボ屋で「同時に」営業をやってのけねばならないということになります。

「複数の箇所に同時に存在せねばならない」という制約が生じるという点で、シドミドや白い悪魔たちとは状況が異なっているといえるかもしれません。

……いや、「妄想」のコーナーでは、白い悪魔たちは(というかモグタローは)「同時に存在できる」ということになっていましたね。
ただそれは「実体のない召喚獣」だからこそできるわけで、おそらくはそれと異なる存在であろうガーディには当てはまらない説だと思います。

Re: チョコボ屋ガーディ  kemkam - 2006/07/24(Mon) 23:16 No.2593

「白い悪魔」云々については、特に後の文章である程仮説を述べているだけの文章になっていますので、
他の議論に持ち出してくるには不適切だと思います。この事は置いておくという事で。

さて、そうなりますとあり得る線としましては、「ガーディ」っていうのはあのモーグリの名前という事で確定してましたっけ?
「チョコボ屋ガーディ」というのがそういう名前のチョコボ屋だとすれば、
見た目そっくりな(まあ大体に個体差もない様なものですから)モーグリ達が
各所で随時客待ちをしているという考え方もありかとは思いますが。
何か、ある地でのイベント等が他の場所での会話に反映されたりと言った、
「全ての場所のチョコボ屋モーグリが同一個体である」事を示すメッセージやイベントってありましたっけ。

Re: チョコボ屋ガーディ  イズルード - 2006/07/29(Sat) 21:51 No.2890

「ガーディ」というのは、あのモーグリの名前ということで確定しています。ガーディはモーグリ六兄弟(モンブラン、ノノ、ソルベ、ホルン、ハーディ、ガーディ)の1人です。

アルティマニアにもこう書かれています。
「背中の翼でふわふわ浮かぶ、兄弟でただひとりの女の子。行く先々でチョコボ屋を営む」

つまり、同一人物がイヴァリースの至るところでチョコボ屋を経営している、ということになります。

(ちなみに、ノノも、シュトラールの修理が終わるまでは行く先々の飛空艇ターミナルで目撃できます。こちらは、複数箇所に同時に存在する必要はないため、モグシーか何かと同じ原理で瞬間移動しているのかもしれません)


>メッセージやイベント
モブ討伐のイベントを進めると、ブルオミシェイスでガーディが討伐の依頼をしてきます。そのときに、モンブランと兄弟であることを示すせりふがあったような気がします(残念ながら、どんなせりふだったかは覚えていないのですが)。

また、ラストモブを討伐したときに六兄弟が勢ぞろいしてヴァンにお礼を言います(このとき、ガーディの名前は「チョコボ屋ガーディ」と表示されます。ここからも、「チョコボ屋ガーディ」がモーグリの名前だと分かりますね)。

Re: チョコボ屋ガーディ  kemkam - 2006/08/06(Sun) 08:07 No.3418

>「ガーディ」というのは、あのモーグリの名前ということで確定しています。
>つまり、同一人物がイヴァリースの至るところでチョコボ屋を経営している、ということに
あらら、そうですか。つまり小細工は通用しそうにないと。
では、同一人物という事だとどうなるか、二つ程考えてみましたが…

仮説1:分身
「召喚獣」という事でなくとも、妖精という存在なのであれば分身によって各地に同時出現する事も可能なのでは。
自己反論:FF12のモーグリ族が妖精なのかどうかがそもそも不明。
FFT-Aの流れを汲んでいるのであればむしろ妖精でない公算の方が高いか(詳細未確認)。

仮説2:客感知→移動
見た目各地に同時出没しているとしか思えないけれども、実際にゲーム中で
複数の地点に同じタイミングで存在している事それ自体を確認する事は不可能。
だとするなら、何らかの方法でいずれかの店舗に接近している個体を感知し、
それを確認し次第モグシーと同様の方法によって当該店舗へと移動、接客を行っている線もあるのでは。
客感知のタイミング的には「チョコボ屋が存在するマップへ向かう時のローディング画面」辺りで、
先のレスにあった様にチョコボ屋が現在それ程繁盛している商売ではなくお客の数自体が少ないのだとすれば
いずれの地点も穴を空ける事なく常時営業していられるかもしれない。
自己反論:ヴァン達を完璧に感知しているのだと仮定しても、それ以外の人間はどうなのか。
例えば常にチョコボ屋付近にいたりする人もいる訳だが、他の地点に移動する事がある場合、
結局店舗近くに人はいるのにガーディ不在という状況は起こってしまう。

簡単に自分で反論出来る辺り、全然信憑性のない仮説という事ですねえ。


残された謎について  青空みかん - 2006/04/28(Fri) 21:50 <URL> No.688

こちらの掲示板では、はじめましてです。
先日やっとFF12を全クリしたのですが、かなり疑問が残りました。そのひとつがオキューリアという存在についてです。破魔石を創造しちゃったりできる神のごとき力を持った彼らですが、人間の歴史に介入する本当の理由はなんなのでしょうか?単なる慈善事業なわけないですよね。
私もいろいろ考えてみたりしたんですが、みなさんはどう思いますか?

Re: 残された謎について  kemkam - 2006/04/29(Sat) 23:10 No.696

クリアおめでとうございます。オキューリア族に関しての事は、私もすっきりしない部分が色々とありました。
偶然にも、オキューリア族と対面する直前のセーブデータがありましたので再度見た次第です。

さて、オキューリア族が何故アーシェに契約の剣を授け、歴史を(彼らの言う所の)正しい方向へ向けようとするのかですが、
彼らはしきりにこう言っていました。

 「破魔石は我らに選ばれし者のみに持つ資格がある」
 「紛い物を作らせているヴェーネスは異端者だ」
 「偽りの破魔石を掲げる者どものは許してはならぬ」

どうやらヴェーネスが偽りの破魔石を人間に作らせる事か、もしくはその破魔石を使用する事自体を相当憂えているように見えます。
ではそれは何故か。思うに、あれだけの絶対な力の乱用はそれこそ
イヴァリースそのものの滅亡を現実としてしまう危険性があったからなのではないでしょうか。
オキューリア達が言うには、どうやら彼らが人間の歴史を介入したのは今回の事と、
レイスウォールに覇王の剣を授けた一件の他にもあるようで、はてその全てのケースに破魔石が絡んでいたのかどうかという
疑問があるかもしれませんが、そもそもが不滅で永遠の存在らしい彼らの事です。
その歴史の中で何度か破魔石が人間の世界に戦乱をもたらした事があったと考えても不自然ではないと見ます。

まるで自分達が神であるかのような喋りっぷりではありましたが、彼らが本当に神たる存在であったかどうかは怪しい所です。
「モーグリ族」「ヴィエラ族」などと同等の扱いであると言える「オキューリア族」という呼び方からしても、
彼らがただ悠久の時を生きるという種族特性があるだけでしかし人間やその他種族と同列にある
普通の生命体であるのではないかと個人的には踏んでいます。
その彼らが、人間達が勝手に暴走する事によって存在をも危うくするとするなら、それを阻止しようとするのも道理かなとは思います。
彼らが神でないという考え方がもし正しいのだとすれば、世界の統制者をも名乗る程に傲慢なオキューリア族が
ただただ自らの保身の為に動いたのではとすら思えてきます。

ただ、まあこれは青空みかんさんも思われている事のようですが、語られていない部分が割と多くて難題ですねえ。
想像の余地が多いからこそ考察が面白いのも確かですが。一周クリアして以降殆ど手付かずで、
何かしら設定とかを忘れてしまっているかもしれませんので、決定的な勘違いがございましたら是非ご指摘下さい。

Re: 残された謎について  青空みかん - 2006/04/30(Sun) 23:01 <URL> No.702

お答えありがとうございます!
やはり、手元にある情報が少なすぎですよね。そこのところもう少し突っ込んで欲しかったです。エンディング後の世界もまだオキューリア族の掌の上にあると考えると、少し悔しいカンジがします。ギルヴェガンでアーシェ達は歴史が彼らに操られいることに疑問を持たなかったのでしょうか。もしかしたら、帝国のことでそこまで頭が回らなかったのかもしれませんよね。私はその辺がリアルだな〜と思っていて好きだったりします。人間そんなものですよね(深読みしすぎでしょうか?)

私はオキューリア族の王がアーシェに契約の剣を渡し、ヴェーネスと帝国を滅ぼすように命じたのは、破魔石の創造という技術を彼らだけのものにしておいて、神としての威信を保ちたいという思惑があったのではないかと考えています。やっぱり傲慢なやつらですね。

Re: 残された謎について  kemkam - 2006/05/02(Tue) 23:10 No.710

>エンディング後の世界もまだオキューリア族の掌の上にあると考えると、少し悔しいカンジがします。
ここの辺りの事は、私も「どうなんだろうなあ」と感じました。
ただ、ギルヴェガンでのイベントを終えた段階でこうも思いました。

どうもオキューリア族は悪者であるかのように扱われているけれど(特にバッシュの一言が呼び水となってか)、
後々彼らを敵に回す事になるのだろうか。
仮になるのだとして、「歴史を人間の手に取り戻す」事を名目にオキューリア族を倒してしまったりしては、
今度はあまりにも人間側が自分勝手になって随分後味の悪い展開になりはしないだろうかと。
人間族からしたらその歴史に勝手に介入し、滅びの罰をもって統制とし、
自分達の意見を一方的に押し通すばかりの彼らオキューリア族は悪者に映ります。
しかし、彼らが絶対的に悪い事を仕出かそうとしているとも思えないんですよね。
彼らはもしかしたら自分達に都合の良い歴史を定めようとしていたのかもしれません。
ただ、大々的な戦争を起こす気もない人間達を理不尽に罰してきたなんて過去があるという訳でもありません。
彼らが動いたのはいつだって、放っておけばイヴァリースそのものが窮地に陥るような切迫した状況になった時でした。
勿論これは彼らの言葉に嘘偽りが無ければ、の話ですが。
しかし実際今回の件も、結果的にはアーシェ王女達の活躍によって最良と言っていい結末を迎えるに至りましたが、
刻一刻と全面戦争が近付きつつあったギルヴェガンイベントでの時点においては、
帝国を滅ぼす事、昨今の混乱の元凶を絶つ事こそが被害を最小限に抑えるなおかつ現実的な手段の一つであったのは恐らく事実でしょう。
オキューリア族の言う義務に背き、破魔石の力無しに戦争を避けようとして、もし力及ばず倒れてしまっては、
帝国滅亡以上の死者が帝国によって生み出されたのは必至ですから。

悠久の時を生きる彼らが、「短過ぎる時しか生きられない人間達がある程度死のうと」みたいに考えていた節はあります。
それは人間族からしたら間違いなく傲慢で、自分勝手で、おいそれと許されたものではありません。
ただ、彼らの言い分に一理もない訳ではないかなと、私はそう思ってます。
破魔石を砕かれた事について彼らが何を思うのかは分かりませんが、
それを機に報復に乗り出すなんて事は多分ありませんから(根拠なし)、悔しくないかと言われれば全くそうだとは言えませんが、
これまでの関係を保っていくのが一番良いのかなという感じですね。
長くなってしまいましたが…(汗) オキューリア族が真の神であるのか、神を気取っているだけなのかでかなり解釈が変わる所だと思います。
とにもかくにも、今はアルティマニアの発売が待たれます。

>リアルだな〜
あの辺りの展開は、私も好きな所ですね。
ラスラの幻影に肩を押されるようにしてよもや帝国への復讐を果たす方にすら動きかねないアーシェ。FFTのドロドロ感も彷彿とさせますし。

Re: 残された謎について  青空みかん - 2006/05/07(Sun) 14:49 <URL> No.738

なるほど、そういう見方もできますね。
やっぱり何事も無く、平和なのが一番です。オキューリア族が住んでいるところも異世界みたいですし、人間が征服しにホイホイと行ったりはできないでしょう。変なことが起きない限りは、共存していけそうですよね。今まではやってこれたわけですから。

話題がガラリと変わってしまい申し訳ないのですが、FFTってそんなにドロドロしてるんですか?いろいろなシリーズのキャラが出てくるって聞いたのですが。

Re: 残された謎について  kemkam - 2006/05/07(Sun) 23:45 No.744

>変なことが起きない限りは、共存していけそうですよね。
そうですねえ、変なこと…と言いますとそれ即ちどこぞの素性も知れない空賊が探索にやって来たりといった事なのでしょうが(笑)
それにしろ普通の人間はオキューリア族と会う事もままなりませんからね。
相手さんが破魔石を壊された事にご立腹でさえなければ(加えてこれ以上人口破魔石が製造されなければ)
向こうしばらくは安泰ではないでしょうか。

>FFT
ドロドロ感で言うのであれば他シリーズのどの作品よりも濃いんじゃないかと思います。国家間の戦争を描いたシナリオですからね。
戦争、という事で言うとFF9やFF8でも似た構図はありましたが、
ことFFTはシナリオ全編を通してあまり明確な救いがなかったように思いました。
国家間の戦争という観点ではそれこそFF12と同様ですけれども、
Tの方ではその12と比べても策略、謀略、裏切りといった人間というものの裏の顔がたっぷり描かれていたと感じます。
ストーリーに恋愛要素が絡んでこない事も、内容を重く感じる要因の一つかもしれません。

ちなみに、確かにFFTには他シリーズのあれやこれやが登場しますが、その殆どは文字としてだけなどほんのちょっとの登場で、
いずれもストーリーの軸には直接関わらない要素としてです。シナリオなど要の部分は丸っきりオリジナルですよ。

Re: 残された謎について  イズルード - 2006/07/03(Mon) 22:04 No.1613

>オキューリア
彼らが本当に神たる存在であったかどうかは怪しい所、とのことですが、やはり「真の神」(あるいはそれに近い存在)だと思います。

[根拠1]
ヴェイン(正確にはヴェイン=ノウス)がバトル中に「(前略)神々が操る歴史を終わらせ(以下略)」と発言する。

これについては、ただのヴェインの思い込みの可能性もありますが……オキューリアを(真偽はどうあれ)「神」と思うには、ヴェーネスか誰かから「我らオキューリアは神だ」などと伝えられ、かつそれに納得する必要があります。
しかし、普通「私は神である」などと言われて「ハイそうですか」と納得する人はいません。自分自身あるいは身の回りで「オキューリアは神だ」としか思えない出来事でも起きない限りは。

[根拠2]
クリスタル・グランデ(すなわち、オキューリアの待つ場所へ至る路)のBGMのタイトルが「神々の場所へ」である。

これはまさに、「オキューリアは神である」ということをスクウェア・エニックスが公式に認めていることに他ならないでしょう。

一方、「オキューリアは神ではない」という説を証明するものは見つからなかったので、ここはやはり「オキューリアは神」と考えてよいのではないでしょうか。


……ところで、「破魔石を壊された」ということは、すなわち「契約を破棄された」ことに等しいので、「ご立腹」なさったとしてもおかしくないですよね。まぁ、少なくとも破魔石破壊後の1年間は平和なようなので、オキューリア達は何も手出しをしてこなかったと考えられるのですが、どうなんでしょうか。破魔石は破壊されたがイヴァリースは安泰だ、ということで不問に付した……というところですかね。

Re: 残された謎について  kemkam - 2006/07/05(Wed) 22:18 No.1653

FF12についてはまだ全くと言っていい程熟知していない状況なので、
そういった中で捻り出された上記意見にはまだまだ突っ込まれる余地満載かと思われます。苦しいです(笑)
悪魔の証明という言葉がありますが、一体に「〜である事」の証明よりも「〜でない事」の証明は格段に難しいものです。
それを踏まえまして今現在、実のある議論が出来る知識を持っていませんので、
これについての本格的議論はもうしばらく待って戴けると嬉しいです。
ところで、当方まだアルティマニアを読んでいないのですが、
アルティマニアの中ではオキューリア族についてどんな表現で扱ってました?

>破魔石は破壊されたがイヴァリースは安泰だ、不問に付した
現時点で私は、オキューリア族が今回の件に対して行動に出た最大の理由を
「自分達の保身の為」と思ってますので(そしてそれは「オキューリア≠神」の図式を前提にした意見ですね)、
その点では私もそう思っています。
これも難しい問題ですよね。この辺り、もっとはっきりした顛末がゲーム中に描かれていればなあ、という所ですが。

Re: 残された謎について  イズルード - 2006/07/05(Wed) 23:18 No.1654

>アルティマニア
「オキューリア」という名前は出てきませんでしたが、「神と呼ばれる者」「神を名乗るものたち」という表現もあれば、はっきりと「神」「神々」と言い切った表現もありました。

Re: 残された謎について  kemkam - 2006/07/06(Thu) 23:35 No.1684

>「オキューリア」という名前は出てきませんでした
かなりネタバレに近い所にいる存在なんで、アルティマニアで大々的に扱われるのは怪しいかなあとは思ってたんですが、
やはり直接的には述べられてませんでしたか。そうなりますといよいよ「アルティマニアΩ」が出るのを期待してしまいます。
やはり実際に読んで、あわよくばもう一回プレイして、という所ですね。
取り敢えずアルティマニアについては早いとこ読もうとは思ってます。が、今しばらくお待ち下さい。

Re: 残された謎について  イズルード - 2006/07/07(Fri) 09:46 No.1702

>アルティマニアΩ
怪しいところですね。ぼくは、今回は出さないのではないかと思います。
なぜなら、両アルティマニア(特にバトルアルティマニア)に「本来ならオメガに載せるような内容では?」と思う箇所がいくつかあるからです。
例えば……


【ラストボスのデータ(写真含む)】
FF10シリーズではΩに載せていたのに、今回はバトルアルティマニアに載っています。
それも、行動パターンなども含めて詳細に。

【全部のモブのデータ(写真含む)】
FF10の訓練場のオリジナルモンスターは、Ωでやっと詳細なデータが得られました。が、今回のモブはバトルアルティマニアにすべて、ラストボスと同様に詳細なデータが載っています。

【アルティマニア式遊び方の提案】
これも、FF7やFF10シリーズではΩに載っていたものです(7ではコーナー名は異なりますが、やりこみプレイのコーナーがあります)。もっとも、載っていた提案は少なく、恒例のボツ提案は載っていませんが。


あと、最大の根拠としては、FF10シリーズと異なり「アルティマニアΩ、鋭意製作中」の広告が、両アルティマニア中のどこにも存在しないことです。

仮に、スクエニがインターナショナル版やFF12-2を作るとしたら、そのうち「Ω」も出るかもしれませんが……現時点では夢物語でしょうね。

Re: 残された謎について  イズルード - 2006/07/09(Sun) 01:06 No.1751

>オキューリア
実は、アルティマニアに1箇所載っているシーンがあるのを見落としていました。
そのシーンとは、契約の剣入手シーンです。そこでは「オキューリアから契約の剣を授かる」という説明が書いてあります。さらに、オキューリアが「我らオキューリアの代行者たる証に、新たな契約の剣を授ける」と言っている写真も載っています。

というわけで、以前「オキューリアという名前は出てこない」と書きましたが、「オキューリアは神かどうかということについて直接書いているわけではない」に訂正したいと思います。

……いずれにせよ、議論の流れに影響はないと思いますが。

Re: 残された謎について  イズルード - 2006/07/10(Mon) 17:39 No.1828

>オキューリア族
前から気になっていたのですが、オキューリア「族」という呼称はどこかで使われていましたっけ? ぼくの記憶にはないのですが。
ちなみに、アルティマニアにもオキューリア「族」という表現は載っていません。

>ネタバレ領域
そうですね。FF9でもラストボスのデータは載っていましたが、あれについては経緯が経緯なので例外と考えて良いでしょうし。
あるいは、すでに攻略サイトが多く存在するのでラストボスを知っている人も多いから、と考えてのことなのでしょうか……。

Re: 残された謎について  kemkam - 2006/07/16(Sun) 13:51 No.2150

>オキューリア「族」という呼称はどこかで使われていましたっけ?
言われてみますとはっきりとは思い出せませんでしたが、確認してみた所、実際にありました。

「所持品リスト」の「だいじなもの」より「契約の剣」の説明
 オキューリア族の王からもらい受けた剣。
 破魔石の欠片を切り出す力を持っている。

どうやらここでしか使われていない様であり、セリフとしては
一切存在しなかったらしいですが(その割にはやけに頭に残ってたのが不思議です)、
アイテム説明文で使われていたという事実は誰かの主観で発された言葉でない分信憑性があるとも言えると思います。

Re: 残された謎について  イズルード - 2006/07/16(Sun) 19:53 No.2168

>「契約の剣」の説明
たった今ぼくも確認してみましたが、確かにそう書かれていますね。
そうすると、「神だとみなされている存在ではあるが実際にはヴィエラなどと同じでイヴァリースのいち種族である」という見方も捨て切れませんね……。

ちなみに、バトルアルティマニアには、契約の剣(両手剣&だいじなもの)の入手方法として「古代都市ギルヴェガンの最深部でオキューリアからもらう」とありました。「オキューリア」の名が載っているのはシナリオアルティマニアだけではなかったようです。

Re: 残された謎について  kemkam - 2006/07/19(Wed) 22:30 No.2355

>「神だとみなされている存在ではあるが実際にはヴィエラなどと同じでイヴァリースのいち種族である」という見方
「王」という表現もこの見方の正当性を後押ししている様に思います。
勿論、「神王」という概念は存在する場合がありますから一概にそうとは言えませんが。

>「古代都市ギルヴェガンの最深部でオキューリアからもらう」
結局アルティマニアでは「オキューリア族」でなく「オキューリア」という表現に終始していた訳ですね…
ふと思いましたけど、この「オキューリア」って名前、何が元ネタなんでしょうね。


謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/04/07(Fri) 14:40 No.580

元スレが長くなってきましたので、新スレに移行しました。宜しくお願い致します。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/04/06(Thu) 00:01 No.574

>「チョコボの桃源郷」の構造
たしかに様々な視点から見ても説明は難しいかもしれないですね。
「桃源郷」ということですから「記憶の場所」に類似したような場所になっていて、もしかしたら彼らチョコボ種族の夢や理想などの想いのようなものがあの空間を反映させたのかもしれないですね。
とはいってもこの自論に全く何も根拠はありませんが。

>インビンシブルの操縦
ジェノム操縦説ですか。
たしかに可能性はありそうですね。
少し自分の中で結論みたいなものが出来た気がします。
ありがとうございます。

>今後これについて何かありましたら是非投稿して戴きたいです
わかりました。
何かこれについての謎や疑問等が生まれ次第、投稿させていただきます。

さて、また謎や疑問を投稿させていただきたいと思います。

@Zなどで使っている「へんか」のメカニズムについて
A神羅に所属しているソルジャーや警備兵などの組織の規模や人数はどのくらいのものなのか
Bレッド13は「かざり」を変えただけで何故強くなれるのか
CZエンディング時、何故コスモキャニオンからミッドガルが見えたのか
D\のビビはどうやって食事等をしているのか

Re: 謎・矛盾 投稿2  さんたか - 2006/04/06(Thu) 16:03 No.575

モグウェポンさんの謎ですが、
>神羅に所属しているソルジャーや警備兵などの組織の規模や人数はどのくらいのものなのか
これですが、ミッドガルの警備ができたり、ジュノンや各魔晄炉やDGにもいることを考えるとかなりいるんじゃないんでしょうか。
>CZエンディング時、何故コスモキャニオンからミッドガルが見えたのか
多分エンディングでレッド]Vが出ていた500年後のシーンの事だと思うんですが、これはコスモキャニオンではなくてカーム周辺の丘から見たんじゃないんでしょうか。ワールドマップ上で見てもカーム周辺にそれらしき丘がありますし、ACの最初であのシーンから498年前とでたので500年目の節目にコスモキャニオンからわざわざ来たんだと思います。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/04/07(Fri) 00:13 No.578

>さんたかさん

>ソルジャーや警備兵などの組織規模
それはそれで妥当ですね。
ただ、個人的に一番気になるのがエンカウントの敵として出てくる兵やソルジャーたちです。
しかし、こういった疑問を出してしまうと様々な謎が連鎖的に増えるばかりになってしまいますが。

>エンディング
私の説明不足でしたね。すみません。
私が言いたかった「コスモキャニオン」とは、メテオがミッドガルに接近しているときに一瞬、ワンシーンとして
出てくる「はるか遠方にあるミッドガルの光景を目の当たりにできたと思われる建物」のことなんです。
私はその建物を形からして、コスモキャニオンではないかと推理したんですが。
もし、そうなのであれば何故大陸同士が離れるのにもかかわらず、あのミッドガルの光景が見えたのかと疑問に思いました。

説明に自信はありませんが、これで少しでも御理解していただけたら嬉しいです。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/04/07(Fri) 14:35 No.581

>彼らチョコボ種族の夢や理想などの想いのようなものがあの空間を反映させたのかもしれないですね。
その線もあるかと思います。
デブチョコボはFF5以降度々召喚獣として登場してきましたが、FF9では特定の宝箱を開けた者に夢を見させる事も出来る様ですし、
もしあそこを統治しているデブチョコボが召喚獣的存在なのだとしたら、それは現実的な説にもなりますしね。
デブチョコボからあの地が何故「桃源郷」と呼ばれているかとか、成り立ち秘話とかを聞けないのが非常に残念な所です。

新たに投稿して下さった謎についてのレスはまた次回にさせて戴きます。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/04/08(Sat) 13:07 No.584

>「へんか」のメカニズム
FF6に対象のモンスターをアイテム化させる「ラグナロック」という幻獣がいますが、
それとの関連性はある程度見出せるにしてもメカニズムとなりますとちょっと見当が付きませんです。
ブラックバットが「バンパイアの牙」にとか、ファニーフェイスが「サイレントマスク」にとか、
キキキアチョが「興奮剤」になったりとかするのを見ると
元モンスターの身体の一部や或いは魔力等が要素となっている様には思うんですが、
ミドガルズオルムが「エクスポーション」とかこれと言って関連性が無さそうな物になったり、
クレイジーソウ等の機械兵器がアイテム化する例もあったり、
そもそもアイテムにならない例も沢山あったりして、全く一貫性が見られませんね。

>神羅に所属しているソルジャーや警備兵などの組織の規模や人数
>エンカウントの敵として出てくる兵やソルジャーたち
なるほど、無限に出て来ますもんね。確かに不思議です。
先の話にも繋がりますが、もし神羅兵達が「へんか」で倒した時にアイテム化しなければ、
「アイテム化しない=実は殺してはいない(戦闘不能状態止まり)」と解釈出来るか? と考えたんですが、
ソルジャー:3RDが「電撃鳥の角」になったり擲弾兵が「手榴弾」になったりしますのでこれはボツです。
うーむ、モグウェポンさん自身も仰っておられますけれども、これの扱いはかなり難しい所ですね。
何しろ前段で既に「神羅兵は無限にいる」事が述べられてしまいますからねえ…

>レッド13は「かざり」を変えただけで何故強くなれるのか
武器一覧を見てみますと「かんざし」とか「ベヒーモスホーン」とか、割と尖った形状の物が多い様ですから、
口にくわえる等して対象に突き刺したり牙の様に扱っているのかと思っていたのですが、
FF7インターナショナルのパーフェクトガイドを見て他の武器のグラフィックも参照するとどうもそうではない様です。
ただ、ガイドにはヒントもありました。レッド13の武器属性が「殴る」とあったのです。
となりますと、レッド13の武器「かざり」は髪飾りの事であってそれは恐らく頭部に装着しているのでしょうから、
彼は攻撃の際に対象の懐まで飛び込んで一回転しますよね、あの時に頭突きの様にして、ナックルで殴るが如く、
頭部の飾りをヒットさせているのではないでしょうか。

>何故コスモキャニオンからミッドガルが見えたのか
>メテオがミッドガルに接近しているとき「はるか遠方にあるミッドガルの光景を目の当たりにできたと思われる建物」
私もさんたかさん同様勘違いをしておりました。
と同時に、そのシーンについてはあまり記憶しておりませんでしたので、エンディングを再確認してみました。
すると確かに、見えますね。手前側にあるのがコスモキャニオンの天文台であるというのも間違いないでしょう。
それにしても、ミッドガルとコスモキャニオンってそんなそんなに離れてましたっけ?
ふとそう思って地図を確認してみたのですが、いやはや、思いの外離れてましたね(汗)
試しに飛空艇でコスモキャニオン〜ミッドガル間を飛んでみたりしましたが、距離的問題を無視しても二地点間には山々が多く、
あれだけはっきり見えるとは思えません。
ちょっとこれは何も思い付きませんねー…お手上げっぽいです。

>ビビはどうやって食事等をしているのか
口が無いのに、という事でしょうか。口ですが、多分あるんだと思いますよ。ビビというか黒魔道士達にも。
確実な根拠にはなりませんが、参考として他シリーズの、
FF3やFF5辺りの黒魔道士というジョブを考えるとその考えは信憑性を増すと思います。
これら作品の黒魔道士というのは、元々が普通の人間である者達がその姿になっているだけであって、中身は人間そのものですからね。
…反論等は勿論ですが、もしそもそもの解釈が間違っていたとしたらご指摘下さい。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/04/08(Sat) 18:57 No.586

>「へんか」のメカニズム
たしかに全く一貫性が見られませんよね。
今の自分ではこの問題に関して、ちょっとお手上げです。
とは言いつつ、今後も自分なりに知恵を絞ったりしてみるつもりです。

>ソルジャーや警備兵などの組織規模や人数
>エンカウントの敵として出てくる兵やソルジャー
やはり「無限にいる」と言ってしまうと解釈や考察などの余地があまりありませんね…
あと、話がそれてしまいますが、これだけ大規模な組織を抱えているにもかかわらず、神羅自体は給料を含めた金銭事情とかどうしてるんでしょう?

>レッド13の「かざり」
私も確認してみましたが、たしかに武器属性は「殴る」になっていましたね。
ただ、リミットの技のほうを確認してみますと技によって、
「牙で攻撃」、「体当たり」というような表現をされていました。
個人的には「どのかざりを装着したか」によって、「攻撃力」と彼の「気分」のようなものが関わっているような気がしてなりません。
とはいってもこれはリミット技の説明や解説を参考に考察しただけなのでまったく根拠はありませんが。

>ビビ
私も口はあると考えています。
ただ、私が謎に思う根本的なところは「体の構造」についてなんです。
歴代の作品に登場した黒魔道士は人間がその姿に扮していますが、
\に登場する黒魔道士は「作られた」という設定となっています。
そして、作品の中で作られた動機や霧から作られた事などは語られていますが、構造についてはまったく語られていません。
ということもあり、自分の中ではとても気になりました。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/04/09(Sun) 22:30 No.594

>給料を含めた金銭事情
幾ら神羅カンパニーが魔晄で世界的に影響力を持つ巨大企業にのし上がったとは言っても、
あれだけ膨大な雇用社員がいたらどれだけお金があっても足りませんよね。
いやしかし、FF7の世界ではモンスターもギルを所持しています。もしかしたらあれら神羅兵やソルジャー達は、
派遣先や何だったら自社内のモンスターを倒す事によって自給自足という形式になっているのではないでしょうか。
いや、考えられる事といったらこれぐらいなのは事実なんですが、それにしても無茶苦茶過ぎてにわかには信じられません(笑)

>「攻撃力」と彼の「気分」のようなものが関わっているような気がしてなりません。
それが「気分」であるかどうかは分かりませんが、武器が装備者に何らかの影響を及ぼしていたり、
逆に装備者の能力が武器に影響を与えていたりと、両者に密接な関係があるのは確かだと思います。
一見して装備武器とは何ら関係してなさそうな「スターダストレイ」とかでも
武器の攻撃力によってダメージが変わってきますからね。そしてそれを考えるとなると、
クラウドの「メテオレイン」やシドの「ハイウインド」等、同様の事は他キャラでもよくある事ですから、
実は何もレッド13だけの話ではなくなります。
武器さえ強くなれば武器を使わない物理攻撃全般が強化されるというのも不思議な話ですが、
一応これは「武器が武器攻撃以外の要素にも影響している」という事で解決になるんでしょうかね。
あまりに武器そのものがないがしろにされている様な感じがしてあまりスッキリしないのですが…

>私が謎に思う根本的なところは「体の構造」についてなんです。
なるほど分かりました。というか、やっぱり間違ってましたか(笑)
身体の構造という事ですが、一つヒントになりそうなシーンを思い出しました。
下世話な話になってしまいますが、イーファの樹へ向かう前夜、
悩めるビビとジタンとの会話シーンで彼はジタンと共に「気を晴らすイイ方法」を決行しましたよね。
つまり、黒魔道士にはどうやら排泄機能という人間と共通の仕組みがある様です。
ここから、例え霧から作られた人間型兵器だとは言っても、実は普通の人間とほぼ同じ器官を持っていると推測する事は出来ます。
勿論、戦争に利用するただの道具たる彼等にわざわざそんな人間と同じ仕組みを持たせる事自体は疑問です。
人間を模す様にし、自らエネルギーを摂取出来るならそれは使い捨てでなく、
かなり長期間にわたって働かせられるというメリットがあるかもしれないにしても。

ただ、ここで閃きました。どうやら人間に近い構造をしているらしい黒魔道士の製造技術を
ブラネやダリの村の人々にもたらしたのは誰だったか。それはクジャです。
そしてその技術はゼロから作り出されたものではありません。
ガーランドが行っていた、そして自らもそうして作り出された、ジェノム製造技術の応用であった筈です。
ジェノムは「器」に過ぎませんが、しかるべき時に魂を入れられた時点から「人」です。
その彼等には人間と同等の臓器器官が存在していると思われます。
ここで、ジェノムと我々人間が本当に同等かどうかという議論もあるかもしれません。
しかしそれはガイアでガイアの人間達と16年間生きてきたジタンこそがそうであると証明しているのではないでしょうか。
これからすると、ジェノムのジタンと黒魔道士のビビは、恐らく同じ身体構造を持っていると言えます。いかがでしょう。

仮説等  寝癖 - 2006/04/09(Sun) 23:46 No.595

仮説です。
・神羅の無限兵力
人型にせよ、人外にせよ、北条の実験失敗サンプルを転用していたと仮定します。特にモンスターはニブル魔晄炉で「生産」されていたことが分かっていますし。
実は倒しても倒しても復活してるとか…
「体をバラバラにされても、元の姿に戻る能力」があったとしたら?
同じ場所で戦っている以上同じ敵しか現れない点も説明がつくかもしれません。
あくまで仮説です。

・コスモキャニオン
コスモキャニオン〜ミッドガル間は距離にして赤道(ワールドマップの横幅)のおよそ4割、対角線の3割にもなりますが、そもそも赤道周囲のの1/4(25%)以上離れたら絶対に見えないはずです。
従って仮説として。
「実はFF7のワールドマップは世界全体を現してはいない」
なんか矛盾が拡大しました(笑)
あくまで仮説です。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/04/10(Mon) 09:48 No.596

>神羅金銭事情
たしかに天下の神羅カンパニーと言えど、あれほどの社員がいたらいくら何でも払いきれませんよね。
しかし、生活におけるほぼすべての「物」という物をもし神羅が作っているんだとしたら
あの莫大な資金なども納得がいくかもしれないですね。
それに魔晄料金を15%も引き上げするぐらいですし…

>レッド13
たしかにキャラクター問わず、装備する武器による何らかの影響や効果はありますよね。
それに私も物理攻撃全般の強化はとても疑問に思います。

あと、話がずれると思いますが「軍手」や「モップ」など明らかに日用品のような武器に
とてつもない攻撃力が秘められているのも不思議に思います。
これなら兵でもない一般人にでもモンスターの退治ができるのでは…と思ってしまうのは私だけでしょうか?


>体の構造
たしかにジタンと共に「気晴らしのイイ方法」を決行していましたね。
それにジェノム製造技術の応用、ジタンが人間とまったく同じ生活をしているということから見ても
人間に類似した身体構造だという推測が納得いきますね。

>神羅無限兵力
ジェノバ能力説ですか。
たしかにソルジャーやモンスターの場合は魔晄を浴びていることは間違いないはずですので可能性はありますね。
ただ、個人的には一般兵などの場合はあまりにも戦力が弱いので、ソルジャー同様に魔晄を浴びたとは考えにくい気がします…

>コスモキャニオン
こういった地理的な考察はきっと仮説などで説明できる範囲ではないんでしょうね。
世界全体の一部だというのも仮説も筋が通ってもおかしくはないと思いますが
その場合、物語にまったく影響しないはずがないと思うので個人的には非常に考えにくいというのが本音です。

Re: 謎・矛盾 投稿2  川並洋太 - 2006/04/11(Tue) 20:23 No.599

(既出かもしれませんが)多くのRPGでは北端と南端、東端と西端がつながっていますよね。これは星形の地形ではないことを意味しています。(星なら北端と南端はつながっていない。)

にもかかわらずFF8やFF2ではマップが星形で表示されますよね。マップと世界は対応していないことになると思います。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/04/12(Wed) 23:23 No.608

>体をバラバラにされても、元の姿に戻る能力
肉体がリユニオンするという事ですが、リユニオンというのは確か竜巻の迷宮奥のイベントに至るまではまだ仮説であって、
ビル内で保管していたサンプルの所へ「セフィロス・コピー」がやって来るかどうかという実験の最中でしたよね。
そうなりますと、果たしてそんなまだ仮説に過ぎなく、
確かとは言えない現象を自社軍隊内に取り入れるかどうかという所が引っ掛かります。
ジェノバ細胞を利用していたとすれば、全兵士全ソルジャーを含めたモンスター達が
根こそぎ北へ向けて移動を開始してしまうのではとも思えますし。
ジェノバ細胞そのものを利用していたのでなく、
「リユニオン」現象を技術として確立していたという線があり得るかどうかは分かりませんが、
そうであるにしても機械にそれを適用出来るのかどうかは一考を要するところだと思います。

>実はFF7のワールドマップは世界全体を現してはいない
>マップと世界は対応していないことになると思います
私も地図と実際の世界とが完全に対応していないとは思うのですが、
いやしかし話がいよいよ私の手に負えるレベルのものではなくなってきてしまいました(笑)
モグウェポンさんの仰っていた「物語にまったく影響しないはずがない」という事については、
もしゲーム中で確認出来ない部分が何処に至るまで平野やら森やら山やらだけで一切都市町村集落が存在しない土地であると
仮定するなら問題なくなる事だとは思いますが、どうであれそれは確認出来ない以上証明も出来ない事ですしね…

>「軍手」や「モップ」など明らかに日用品のような武器にとてつもない攻撃力が秘められているのも不思議
これについてですが、これら武器の売買事情を考えると何かしら見えてきそうです。
「釘バット」「軍手」を始めとするマテリア穴無し武器はメテオ後のエルジュノンで売られていますが、
その価格は2200ギル、3200ギルと軒並み安いとは言えない価格です。
何故かレッド13用の「かんざし」については6000ギルもの値が付いています。
アイテムで価格を比較してみると、戦闘において非常に役立つ「ポーション」「ハイポーション」がそれぞれ50ギルと300ギル。
「エーテル」が1500ギル。「テント」が500ギルといった感じですから、
これからするとあれら武器はどうも「ただの軍手」であったり「ただのモップ」ではなさそうだと言えるのではないでしょうか。
では一体何が、と言われますとそれに対しては確実な事が言えませんが、少なくとも「ただの」物ではないと思われます。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/04/13(Thu) 00:24 No.609

>「軍手」や「モップ」
たしかに考えてみたらマテリア穴の無い武器のわりに
安いとは言えない価格でしたね。
あと、これらの武器はすべて「クリティカル率が高い」武器だったと記憶していますが
もしかしたらその特性と何か関係があるのかもしれないですね。
そういえばユフィが装備する「スーパーボール」が消耗品ではないのは何故なんでしょうか?
ユフィの扱いが上手いから???

なんだか私が謎だらけにしているようで申し訳ない気持ちなんですがまた謎、疑問の追加です。

@「カエル」などのタイプの状態異常に侵されたとき、服や装備品はどうなっているのか
A神羅カンパニーが崩壊したのにも関わらず、ゴールドソーサーの営業、ジュノンの活動(?)等が継続されている。
Bニブル山にある吊り橋はいつ、どのように修復されているのか
C神羅ビルはエレベーターに比べて階段が少ない
Dバレットの腕の銃の構造

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/04/15(Sat) 23:57 No.614

>なんだか私が謎だらけにしているようで
いやいやそんな、私としては有難い限りですよ。
ただ、何分非力ですから解決を見る謎の割合がどうしても少なくなってしまいがちなのは…申し訳ない所ですが(苦笑)

さて、今回はいつにも増して難問揃いといった感じがします。
取り敢えず何かしら思い付いたものについてのみ述べる事とします。

>神羅カンパニーが崩壊したのにも関わらず、ゴールドソーサーの営業、ジュノンの活動(?)等が継続されている。
ゴールドソーサーについてですが、あそこは確かに神羅運営ですが、
一時閉鎖、再開の判断が完全に任されているらしい所を見ると営業権限はほぼ完全にディオにある様です。
当人も言っていましたが、メテオも迫ってきていた事ですし、
やって来る人々を少しでも楽しませる為に神羅カンパニーの状況を一切無視して営業を再開したのではという感じがします。
ただ、営業権限もしくは再開の理由、そのどちらかに根拠が欲しい気もします。

…そう言えばたった今気付いたんですが、神羅はゴールドソーサーを運営してるんだと思うんですけど、
だからこそキーストーン奪還作戦時にロープウェイを止めたり出来たんだと思うんですけど、
そんな手間をかけずとも自社運営なら普通に持って行ける筈ですよね?
ちょっとゴールドソーサーと神羅の関係が分からなくなってきました。ディオは外部の人間という事?

>神羅ビルはエレベーターに比べて階段が少ない
個人的にはあまりそうとは感じないのですが、少ないですかね?
確認してみた所、ゲーム中で踏み入れられないフロアと非常階段を除いて
階段が備わっていないのは3-4階、58-59階、59-60階、の3フロアのみです。
この内3階まではロビーであって、そこで4階以上が仕事場なのだとすれば3-4階間が階段で容易に行き来出来ないのも分かる気はします。
59-60階についてはより分かり易いです。60階以上のフロアは限られた人間しか入れない場所ですからね。
58-59階間に階段がないのは分かりかねますが、しかし不自然に少ないとも思いません。いかがでしょうか。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/04/16(Sun) 22:04 No.616

>いやいやそんな、私としては有難い限りですよ。
そう言って頂き、とても嬉しいです。
こちらも感謝しています。

>営業権限はほぼ完全にディオにある
その可能性はありそうですね。
再開については特に神羅を無視しているわけですからもしかしたら
ディオの性格のようなものが反映しているのかもしれないですね。

キーストーンについてはおそらく、ディオに「キーストーン」の詳細があまり知らされていなかったのでは?
実際、古代種に関わる作戦等は基本的にツォン率いるタークスのみで決行されていたみたいですし。
もしかしたら、ただ単にカモフラージュ的な存在として
作戦に利用されていたのかもしれないですね。

>階段
よく考えてみたらあまり不自然ではありませんでしたね。
4階から60階ほどまで入ることができないというのもあり、錯覚してました…
ご指摘ありがとうございました。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/04/19(Wed) 00:02 No.622

>もしかしたら、ただ単にカモフラージュ的な存在として
>作戦に利用されていたのかもしれないですね。
これについて追加の調査をした所、武器職人の小屋でこういった会話がなされていたのを確認致しました。

 男「ん? また客か。こんな、へんぴな所によくもまあ。けど、一足遅かったな。『キーストーン』ならもう、ねえよ」
 ク「キーストーン?」
 男「なんだ、お前らあれ目当てで来たんじゃないのか?『キーストーン』ってのはこの世界の何処かにある古〜い、神殿の扉を開ける鍵よ。聞いて驚け、その神殿とは何と古代種の神殿だ!!」
 ク「古代種の神殿……」
 男「ゲラゲラゲラゲラ。気にすんなよ。ただの言い伝えなんだからよ。ん? 何だ?」
 ク「キーストーンは何処だ?」
 男「売っちまったよ。いや〜よ、オレも売る気は無かったんだけど、ど〜も、あの人の有無も言わさぬ迫力に負けちまってつい…」
 ク「何処の誰に?」
 男「ゴールドソーサーで園長をやっている『ディオ』だよ。何か展示室に飾るって言ってたから行ってみな。」

どうもこれらの話を聞くと、営業権限の件からしても神羅と密接に関わり合っているという訳ではなさそうなディオ自身が
「キーストーン」を、まあこれは偶然なのでしょうが購入したとの事の様です。
モグウェポンさんの仰る様に神羅がディオを利用していたとしますと、
わざわざクラウド達の手に渡ってから奪ったその二度手間さが不自然に映ってしまいます。
また、上述の事を加味して「神羅がディオを利用して武器職人から『キーストーン』を買わせる様に仕向けた」と考えても、
わざわざ一旦ディオの手に渡す位なら直々に乗り込んで手に入れた方が幾らも効率が良い筈ですから、これも不自然です。
となりますと、考えられるのは

 ・神羅とディオの関係は希薄
 ・ディオが武器職人から「キーストーン」を買う
 ・クラウドがそれを借りる
 ・ケット・シーが報告(?)
 ・「キーストーン」奪取

という所なんでしょうかね。
どうでしょう。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/05/24(Wed) 15:15 No.989

お久しぶりです。
なかなか返事が書けずにすみませんでした。

キーストーンの件、kemkemさんが述べられた意見に納得です。
現在のところ、推測としては最有力ですね。

さて、また新たな謎に迫りたいと思います。
7の「神羅ビル」の中で通風口を通る場面がありますが、その時に重役会議を目撃することになります。
その時、聞いているクラウドたちの位置に疑問に思いました。
個人的には巨体のバレットが通風口を通れる事自体、疑問に思いますが・・・思ったより広いんでしょうか・・・。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/05/26(Fri) 22:49 No.1026

どうもお久し振りです。
サイトそのものが割とゆったりしたスタンスですので(更新が遅いとも言う 笑)、
気の向いた時に、またお時間のある時にフラッと立ち寄って戴ければ幸いです。急かされる要素なんて何処にも。

さて本題。
流石に今回投稿して下さった件につきましては、モグウェポンさんの仰っている様に「意外と通気口が広かった」か、
もしくは「実はバレットはトイレに残っていた」かのどちらかしか考えられる説がないのではと思ったのですが、
バレットは会議盗み聞きイベント時にいましたね、後者は却下です。
となりますと、「意外と通気口が広かった」という事に…? でもここでちょっとした疑問。
会議イベント時の通気口内、会議室を見下ろす視点の画面にバレットの姿って見えてましたっけ。ちょっと記憶にありません。
もし見えていたとすれば、その位置関係にもよりますが、バレットはあの通気口内を移動出来ていただけでなく、
クラウドと交差したり、事によると向きを反転出来ていたかもしれないという事になりますが…そこの所、覚えてらっしゃいますか?

Re: 謎・矛盾 投稿2  イズルード - 2006/07/06(Thu) 18:16 No.1677

上記の通気口の謎は解けていませんが、新たな謎が見つかったので投稿したいと思います。

1.ヴィンセント(FF7)はDCFF7に出る際、弱体化している。
2.ウォースラ(FF12)はバトルメンバーにアーシェがいても構わず狙ってくることがある。

【1についての説明】
以前kemkamさんが「妄想」のコーナーで書かれた「失われた力」と同様の謎です。
が、FF7にはスフィア盤もエボン=ジュも出てこないため、別解が存在すると思われますが、どうでしょうか。

ちなみに、FF7AC(FF7の2年後=DCFF7の1年前)では忘らるる都でクラウドを助けたり、エッジでクラウドを上空に放り投げたりしていますので、この時点ではまだ弱体化していない(むしろ強くなっている?)と考えられます。

あと、FF7でリミット技は4種類ありましたが、DCFF7では1種類(ガリアンビーストのみ)に減っています。他の3種類を出せないのは何故でしょうか……。

【2について】
「(暁の断片のことをアルケイディアにリークしたのは)ダルマスカのためです」「空賊ごときにダルマスカの未来を盗まれてたまるか!」など、ダルマスカのことを想っているような口ぶりでヴァンたちの敵として戦うことになるのですが……。
なんと、(バッシュがいる場合は除きますが)そのダルマスカの王女であるアーシェ殿下に対しても平然と剣を向けるのです。しかも自分のHPが少なくなると、他のキャラに対して行うのと同様に彼女に対しても連撃を繰り出したりしています。アーシェのHPがどれだけ減ろうともお構いなしに、です。
情報リークの件といい、このバトルでの件といい、謀反を企んでいるとしか思えないのですが……(笑)。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/07/09(Sun) 02:18 No.1754

>弱体化
7→ACでレベル維持(もしくはより強化)してるのではないかという点は私もそう思います。
AC→DCですが、この間は一年でしたっけ。実際作品をまともに見た事もないので何とも言えないんですが、
一つには、初めからFF7で言う所の終盤の敵が出現していて、相対的に弱くなった様に見えるという考え方があります。
ただこれは、ゲーム中のヴィンセント本人の挙動如何で簡単に覆されてしまうかもしれません。
何か突っ込みがございましたらお願いします。

ガリアンビーストについてはそうですねえ…ヴィンセント自身が、
モンスターへの変身をある程度自制していると考える事は出来ないでしょうか。
彼はモンスターに変身する身体になった事を「私に与えられた罰」と言っていました。
それでもニブルヘイム神羅屋敷地下で眠りについた時点ではガリアンビーストにしか変身する事の出来なかった彼が、
クラウド達と行動を共にする中でより強いモンスターへと、より多彩な変身を可能とする身体になった。
これはそう「なってしまった」とも言えると思うのです。
事実ヴィンセントは究極リミット技「カオス」を修得した時、「これで、ますます人間から離れてゆく」と、
それを憂うかの様な発言をしています。
その彼が、FF7を終えた後くらいになって、ガリアンビースト以外の能力を封印したとすれば。
FF7のリミット技システムはレベル制でそれぞれは同時に変身出来ませんから、
「変身出来ない訳ではないが(自制により)レベル変更が不可能になっているだけ」と解釈する事は出来るのではないでしょうか。
無論、これもFF7DCをプレイしていない状況での意見です。ガリアンビーストに関する事で以上の意見と相反する事がある場合、ご指摘下さい。

>謀反
中々その辺りのストーリー展開、特にセリフを思い返せないのですが、何処かの時点で帝国に拘束されたかして、
帝国の言う事を聞く他に手立てがなくなり、アーシェに「暁の断片」を手に入れさせろ、と。
「暁の断片」には想像を絶する力が秘められているらしいから、
それを手に入れたアーシェがすぐさま帝国に対して復讐に走ってもらわれては困る。
だからもしもの時にはアーシェをその手にかけてでも「暁の断片」を奪え、と。
いやー、でも、ウォースラ戦直前の時点で既に「暁の断片」は帝国側にあったから、
その時点になって更にアーシェを攻撃する意味はなかった訳か……
地政学の観点から非常に重要な地域にあるダルマスカの王位に、
極端な帝国敵視主義のアーシェが即位されても色々と厄介だから、最初から殺すつもりだった?
うーむ、取り敢えずこういったのはどうでしょう。かなりの量の記憶が抜けている為に基本的な部分から間違っている可能性もありますが。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/07/09(Sun) 23:39 No.1793

確認出来ないのですが、↑以降に投稿されたレスがスパム対策機能が影響したかで消えてしまった可能性があります。
もし「書き込んだのに反映されてない」という事でしたら、申し訳ありません。
既にログからも消えており、復元は無理そうです。

Re: 謎・矛盾 投稿2  イズルード - 2006/07/10(Mon) 17:19 No.1827

投稿消失の件、了解です。
というわけで再投稿します。

>弱体化
「相対的に」というのはありえないと思います。

【根拠1:ヴィンセントのレベルが50まで上がる】
ここで重要な点はレベルの上限ではなく、レベルが上がること自体です。例えばFF7でレベル99に達していてDCFF7まで維持できていたとすると、それ以上レベルは上がらないはず。レベルが上がるということは本当にレベルが下がっている(おそらくは1年の間に!)といえるでしょう。

【根拠2:ヴィンセントの初期能力値が低い】
DCFF7でのヴィンセントの初期能コがっている(おそらくは1年の間に!)といえるでしょう。

【根拠2:ヴィンセントの初期能力値が低い】
DCFF7でのヴィンセントの初期能力値(FF7と重複するもののみ掲載)は「HP780、攻撃力2、防御力4、魔法攻撃力1」です。それぞれの上限は「HP3000、攻撃力100、防御力100、魔法攻撃力100」(レベル50で達成)ですので、FF7での値に換算すると、「HP約2600、攻撃力約5、防御力約10、魔法攻撃力約3」となります。
FF7終了時点でレベル99に達していて、ついでに各種パラメータを255まで上げていたとすると……やはり弱体化しているとしか考えられません。


>リミット
確かに、自制していたと考えるのが自然なようです。カオスは特に、任意のタイミングで発動できるとなるとストーリー的に矛盾が生じますので(ネタバレになるので詳細については語りませんが)。


>ウォースラ
最初から殺すつもりはなかったのではないでしょうか。
もともとアーシェ達とバトルする予定はなかったものの、バッシュとの意見の食い違いや、(ミストの影響での)フランの暴走とそれに乗じたヴァンの攻撃などといった要因が重なったためにバトルとなった……というのが本当のところではないかと。

ではなぜアーシェを攻撃したか、という謎についてですが、以下のように考えてみます。

まずウォースラはバッシュに「現実を見ろ」と、帝国は戦って勝てる相手ではないことを主張しています。
おそらく彼は、「帝国に歯向かうのではなく従うことこそがダルマスカのためである」と信じていたのではないでしょうか。それも、それこそが唯一の道であると。
そして「そのような自分を倒すことはダルマスカの未来を潰すことにつながる。ならば、それをやろうとする者は(たとえ王女であっても)ダルマスカの敵である」と考えたとしたら……。

つまり、ウォースラの一連の行動はウォースラ自身の判断で行われた、彼にとっての最良の策であり、アーシェ殿下への攻撃は「やむを得ず」行われたものである……というのがぼくの結論です。

ちなみに前回「謀反」と書きましたが、これは単に愚痴というかウォースラへのツッコミといった意味合いがあるので、あまり気にしないほうが良いと思います。
そもそも、最初から謀反の意思があったなら、リヴァイアサンの時点で実行に移していてもおかしくないですので。

Re: 謎・矛盾 投稿2  kemkam - 2006/07/12(Wed) 22:30 No.1948

再投稿ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました。
スパム投稿対策スクリプトについてはこれまで「投稿削除」としていた所を「投稿保留」とする様にしましたので、
見かけ上また消えてしまう事はあるかもしれませんが、今度からは保留中としてあるログの方から復活も可能な筈です(実例あり)。
長文を扱う事が多い関係上、もうちょっと違う確実な対策を考えるべきなんでしょうかね。また検討してみます。

>ヴィンセントのレベルが50まで上がる
実は、アクションゲームとの事ですから、レベルの概念がないのかもしれないという事で出した仮説でもありました。
レベル…あっちゃってくれちゃいましたか(笑)
初期能力値の事は、それだけを考えるのなら(それでだって相当苦しいにしても)まだ相対化説を唱える事が許されるかもしれなくても、
レベルの存在があるとなると、その値が高くとも49にまで下がっていた事は否定しようのない事実になりますね。
うーん、そうとなると、現状お手上げという感じになってしまいます。

>ウォースラ
ちょっと色々復習しまして、この件に関する事実をまとめてみました。

戦艦リヴァイアサンでアーシェ救出後、ビュエルバでのウォースラのセリフ
「(表向き帝国に従っているように見えてもそれはオンドール侯爵の本心でないとのバッシュのセリフの後に)自分も同感です。
 これまで距離をおいてきましたがもっと早く侯爵を頼っていれば」
「我々の力だけでは国を取り戻せません。別の道を探ります」

このセリフからして、この時点においてウォースラは帝国に従うべきと考えていたとは思い難い所です
(アーシェの手前こう述べていたに過ぎないとも考えられるか?)。

で、「暁の断片」入手後のリヴァイアサン、ギースのセリフ。
「そのような模造品ではない。我々が求めているのは…覇王レイスウォールの遺産である『神授の破魔石』だ。
 まだ話していなかったのかね…アズラス将軍」

ギースとウォースラが、事前に会い、話し合っていたらしい事を示唆しています。
ウォースラとは大砂海オグル・エンサで再開後ずっと共に行動していましたから、
彼が帝国と接触したのはビュエルバで一旦別れて以降という事になる様です。

さて、アーシェと別行動をし、別の道を探ったウォースラに何があったのかが焦点になる訳です。
別の道を探そうとしたが結局帝国の下に生きるしか道のない事を悟ったという考え方は勿論筋の通る一つの話です。
が、この流れからすると(最初から殺すつもりだったかどうかはおいておくにしても)、
色々動いていたのであろうウォースラに帝国側から接近し、拘束、そして先の流れへと続く考え方もなくはないように思えてきます。
この辺りの事は如何でしょうか? 突っ込み含めまして何かありましたらお願いします。

Re: 謎・矛盾 投稿2  イズルード - 2006/07/13(Thu) 00:07 No.1951

>ウォースラ
シナリオアルティマニアで調べてみました。
すると、このように書いてありました。

「それまで反乱軍を率い、祖国を蘇らせんとあがき続けてきた古参の重臣は、帝国が誇る最新鋭の艦隊を内側から見ることで、ついに武力では太刀打ちできぬと心を折ったのだった。ウォースラからの話し合いを求める接触は、ギースにとってこのうえなく好都合なものであった。」
「ギースはすでに自身の情報網で、これら覇王の遺産が"神授の破魔石"であることを嗅ぎつけている。レイスウォールが三大陸を統一する原動力となった伝説の神器――それをただの王位の証としてアーシェが求めていると知ったギースは、ウォースラに破魔石を引き渡すことを条件に王国の復活を認めると持ちかけた。知られざる王墓に向かう王女に同行し、状況を逐一報告せよ、と。」

……ということで、「帝国側から接近して拘束した」のではなく、「ウォースラから接近して交渉した」というのが本当のところのようです。
ウォースラの「別の道を探ります」という台詞は、「帝国と交渉する」ことを意味していたともとれますね。
また、「それまで反乱軍を率い……太刀打ちできぬ」という一文から、「アーシェを最初から殺すつもりはなかった」ということがわかります。

ところで、ギースとの交渉内容を見てみると、「破魔石さえわたせば"王国の復活を"認める」とのことです。つまり、これを受け入れたウォースラにとっては「王国の復活」こそがすべてであり、ある意味「王女の生存」よりも重要視すべきことであった……と見ることもできます。そうすると、アーシェを斬った理由は、ぼくが前回書き込んだとおりのものだという見方が成り立ちます。

まとめますと、

ウォースラは「帝国に太刀打ちできない」ことを悟り彼なりに考えた結果あのような一連の行動を起こしたのであり、アーシェを斬ったのはやむをえないことだった。

……といったところでどうでしょうか。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/07/13(Thu) 00:14 No.1952

kemkemさん、非常にレスが遅くなり、申し訳ないです。

通気口>
確認してみたんですが、会議室を見下ろす場面で
ちゃんとクラウド、ティファ、バレット3人は見えていました。
そして、問題である位置なんですが、会議室が見えた四角形を中心にして、挙げますと

クラウドが右下角付近
バレットが右上角付近
ティファが左下角よりの辺(バレットとやや対角線上?)

といった感じだったと思います。
説明不足でしたら申し訳ないです。



ヴィンセントの弱体化>
個人的に考察してみました。
確実性がないので、自信はまったくありませんが
ある仮説が思い浮かびました。

それは、FF7本編でいう「防具」の装備がなくなったこと。
DCではシステム上、装備等はすべて「銃のカスタマイズ」になっているはずなので
身体に装備することが実質上、なくなったということになります。
と考えれば、ステータスの弱体化に何らかの影響があっても
おかしくないと思うのすが、如何でしょうか?

Re: 謎・矛盾 投稿2  イズルード - 2006/07/13(Thu) 08:12 No.1967

>通気口
ということは、少なくとも会議室のあたりは広くなっていて、場所を変わったり向きを変えたりするだけのスペースはある、ということですね。


>弱体化
防具の有無は関係ないと思います。
なぜなら、FF7では装備品なし(実際には外せませんが)でも能力値を255にでき、装備品はその能力値(HP・MP・魔法防御力を除く)を底上げするだけに過ぎないからです。
つまり、装備品なしで攻撃力・防御力・魔法攻撃力がもともと(FF7の時点で)255あったとすると、それは純粋にヴィンセント自身の能力であり、防具は関係ないことになります。
たとえDCFF7で防具を装備できたとしても、それだけでヴィンセント「自身の」能力値が「最高値まで」跳ね上がるとは考えにくいので(実際、FFシリーズでそのような防具が出てきたことはありませんからね)。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/07/17(Mon) 18:10 No.2206

弱体化>
たしかに本編では装備品を装着せずとも、能力値を最大にまで上げることは可能でしたね。
すっかり忘れていました・・・。

と、すれば現実的に考えると
体力等の衰え(関連性があるかはわかりませんがDCでは30歳になってましたし)や
修行の怠りが要因ということも?
そもそもヴィンセントが修行に精進するような性分かなんて、想像のしようがありませんが・・・。
ってこれじゃあ何の仮説にもなりませんね・・・。
力不足で申し訳ありません。

Re: 謎・矛盾 投稿2  イズルード - 2006/07/18(Tue) 00:22 No.2220

>弱体化
まず、年齢についてですが、FF7の解体真書(スタジオベントスタッフ著)には「過去に宝条の手で人ならぬ肉体に改造され、以来彼の人生は時を刻むことをやめたのだった」と書いてあります。当然、ACやDCでもこの状況は続いているわけですから、年齢的なものは関係ないとみて良さそうです。
仮に修行を怠ったとしても、何故本編とACの間で能力値を維持できていたのかという点で引っかかります。
……やはり、FF10シリーズの時と違って難問ですね。


ん、FF10シリーズ?
確か、FF10〜FF10-2の能力値弱体化は「妄想」のコーナーで説明されていましたが、ラストミッション開始時点でレベル1に戻っていることに関しては説明されていませんね。こちらの場合はいったいどうなっているのでしょうか。今回はスフィア盤じゃ説明できませんからね……。
ちなみに、ラストミッションにおけるレベル変化の方法は以下の通りです。
 ・経験値をためる(レベルが増加する)
 ・強化の薬、成長の秘薬、進化の霊幻水を飲む(レベルが各々1、2、3増加する)
 ・弱体の毒、減退の猛毒、退化の邪妖液を飲む(レベルが各々1、2、3減少する)
 ・「再出発の手記を読む」以外の方法で塔の外に出る(レベルが1に戻る)


いやはや、続編の出るゲームは強さに関して似たような謎を抱えるものですね。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/07/18(Tue) 06:27 No.2229

弱体化>
たしかに宝条の人ならぬ肉体改造によって、時を刻まなくはなりましたが
この状況を維持できたのならDCの時点でも彼の年齢はまだ27歳のはずでは・・・。

って論点がまたずれてしまいましたね・・・。
むしろ、謎を増やしてしまいました・・・。

弱体化についてですが、能力値を省いて考えるとACでの彼の動きを見る限りでは
私にとってはDCのムービー時での戦闘と大差違いがないように見えるのですが・・・。
あの人並みはずれた跳躍力と狙撃は健在みたいですし・・・。

なんだか謎がどんどん深まるばかりですね・・・。
もう少し、よく考えてみようと思います。



さて、ヴィンセント関連で謎が思い浮かびました。
彼の愛銃であるケルベロス、何故FF7本編では一切使っていなかったんでしょう?
(特例として、DCでの魔晄キャノンの場面は時間軸としては本編と重なりますがは別とします。)
DCを見る限り、どうやらタークス時代からずっと愛用している銃のようですがFF7本編で仲間になった時点での
彼の初期装備の銃は「クイックシルバー」でした。
もしかして、銃を2丁所持していた?
しかし、銃を収めるホルダーは一つしか装着されていませんし・・・。

Re: 謎・矛盾 投稿2  イズルード - 2006/07/18(Tue) 12:55 No.2252

>年齢
セフィロスと戦った時点で、止まっていたヴィンセント自身の時間は流れ始めたのではないでしょうか(そのような台詞を聞いた覚えがあるような……)。
その結果として、肉体は27歳のままでもヴィンセント自身の年齢(実年齢ではない)は30歳になっている、というあたりでどうでしょう。

>ケルベロス
銃に関する謎はまだありますよ(笑)。
例えば、「アルテマウェポン(武器)は本編では剣だったにもかかわらず何故DCでは銃となっているのか」とか、「デスペナルティは何故カオスでないと装備できないのか」とか(まぁ、これらは「名前は同じだがスペックの異なる武器である」と考えれば解決できそうですが)。

ケルベロスに関しては、全くの推測ですが、宝条がどこかに隠したのではないでしょうか。何かの研究に使うとかで。あるいは、宝条自身が隠し持っていたとも考えられますね。
そのような理由で、本編の間はヴィンセントはケルベロスを持っていなかったが、DCの魔晄キャノンのシーンの直後に発見して取り戻した……とか、そんな感じだと思います。

Re: 謎・矛盾 投稿2  イズルード - 2006/07/18(Tue) 23:33 No.2269

そういえば、このスレッドの上方で「神羅カンパニーの規模」について触れられていますが、似たようなことが他のシリーズにも言えますね。例えば……

 ○FF2の黒騎士
 ○FF10のグアド・ガードやエボン僧兵
 ○FF10-2の青年同盟員や新エボン党員
 ○FF12のアルケイディア帝国兵

FF7シリーズのソルジャーはジェノバ細胞によるリユニオン、FF10シリーズの敵は幻光体(死人)と考えれば説明はつきそうですが、他はさっぱりわかりません。

「リユニオン説」は、技術として導入していたのではなく、ジェノバ細胞を身体に埋め込んだことによる副作用的な現象として起こったと考えれば良さそうです。ジェノバ細胞には擬態能力があるので、そちらの線かもしれないですが。
ただし、この説はソルジャー(DG含む?)にしか適用できません。一般兵については説明不能ですね。

「幻光体説」は、「リユニオン説」同様に偶然の産物とも考えられますが、シーモアの能力を考えると、僧兵あたりはシーモアの手によって意図して創り出された分もあるのかもしれません。
ただし、倒したときに幻光と化さなかったのが引っかかりますが。

Re: 謎・矛盾 投稿2  モグウェポン - 2006/07/19(Wed) 00:49 No.2271

年齢>
たしかにどこかで「動き出した」的な発言してましたね。
肉体年齢でもなく、実年齢でもなければ30歳というのはもしかして精神年齢?

アルテマウェポン&デスペナルティ>
それは本編で登場したものと別と考えたほうがよさそうですね。
両者とも姿形は全く違いますし・・・。
特にDCのデスペナルティは意外なところから出てきましたし・・・。

ケルベロス>
宝条が所持していたというのは仮説としては成り立ちますね。
しかし、ACでのみ確認できますが本編でのセフィロスとの最終決戦で使っているみたいなんですよね。ケルベロス。
ということは、DCでのあの場面が最終決戦の前の時間軸なのか、後の時間軸なのかで変わってくるような・・・。

規模>この問題については、私はお手上げです・・・。


Cloud.gif  vU.wHnV3Bkvk2 - 210.236.71.51 No.xロス。
ということは、DCでのあの場面が最終決戦の前の時間軸なのか、後の時間軸なのかで変わってくるような・・・。

規模>この問題については、私はお手上げです・・・。



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