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05/03/10(木) 11日目 暫定クリア

本日付けでDQ8二周目を取り敢えずクリアしました。それによりましてこれから待望の隠しダンジョン等々に手を付けていく事になります。

と、その前に、今日戦ったラストダンジョン辺りからのボス敵に関して少々。
とにかく今日思わされた事は、全く情報を得ずして適当に、かつ策といった策も無い力押しで並み居る強敵共と戦っていくのと、今回の様にあらゆる情報を最大限に活用してなるべく理想的に事を進めた上で戦うのとでは、同じ敵を相手にしてこんなにも感じ方が違うかー、ってな事でした。
詰まる所前回とは比べ物にならない程楽に各ボス戦を突破出来てしまったのです。レベルで言うとラスボス戦時では一周目よりも2高いレベル46での挑戦だったとは言え、例え一周目の状況でレベルが46になっていたとしても、今日程の圧倒的強さは発揮出来なかった事でしょう。
何と言ってもテンションを上げた上で放つマダンテが強過ぎます。ハイテンション状態で4000程度のダメージを与えちゃうもんですから。やはり、格闘スキルで覚えられる他の特技やスキル効果を利用する事なんて一切無いであろうと最初から分かっているにも拘らず、ただマダンテのみを見据えて格闘スキルを上げ続けた私の選択は少なくとも間違いではなかった様です。良かった良かった。

で、そのマダンテがラスボスのラプソーン戦で大活躍した訳です。そのラスボス戦では、既に「ふしぎなタンバリン」を一つ所持していたのでククールがそれを使い、ゼシカは更に「ためる」でテンションを上げ、主人公とヤンガスはそれぞれ「けんじゃの石」を使って回復に努める、という徹底したテンション作戦に打って出ました。
ラプソーンが四ターン目位で早くもマダンテを使用してきたのには驚かされましたが、それにより経験上次のターンが「魔力回復」→「メラゾーマ」だという事が判明(マダンテ後の行動サイクルはこれで固定だというのを何処かで目にした事もある気がします)。つまりそれは、お世辞にも「猛攻」とは言えない行動を次に取るという事を我々に示してしまっているという事を意味します。
そうとなれば後は早いもので、一挙にハイテンション状態まで持っていったゼシカが待ってましたとばかりにマダンテ一発。更に「ふしぎなタンバリン」の孤軍奮闘によりゼシカと共にテンションが自然上昇していった他のキャラクターの攻撃も見事なまでに次々と決まり、程無くして勝利となったのでありました。
結果としてこの戦いで「一ターン最大ダメージ」の記録を更新するに至った訳ですが、惜しむらくは一度ゼシカがスーパーハイテンション状態になれていながらラプソーンの「いてつく波動」の前にその状態を解除させられてしまった事ですね。あれさえ無ければマダンテ前に倒せていたものを…

まあそれはおいておきましょう。どうせ後に最低もう一回戦う事になる相手です。そんな事よりいよいよ隠しダンジョンですよ。
一周目をクリアして情報を解禁した後は、隠しダンジョンについての情報も特に制限してはいなかったのですが、結局今日までで確固たる情報は殆ど得ていません。知っている事と言えば隠しダンジョンに入る為に宿屋で寝ておく必要がある事と、公式ガイドブックに書かれている僅かな情報のみです。ボス名は何度も聞いた様な気がしますが覚えていません。て言うかボスが何体位いるのかも覚えていません。そもそもダンジョンが一つ限りなのかどうかも知りません。でも今後の展開は大方予想出来ているという…いや、詳細にどんなイベントがあるのかは全然知りませんけど。

ともあれ、取り敢えず入り方を知っているのであれば入ってみるのみです。今のレベルでどの程度足りているのかどうかは分かりませんが、そんなものは知ったこっちゃありません。最悪ザコ共は完全に無視してボスだけ相手にしてやります。マダンテさえあれば他にこれといった策が無くても善戦出来そうですし。立て続けにボス戦があるとしたらいかんけど。
そんなこんなでダンジョンに潜り込んだ訳ですが、内部構造を全く知らず、地図も無い状況で今回はあり得ない程の運の良さを発揮しましたね。
道中には幾つかの分岐点があるんですが、これら分岐点をことごとく「宝箱のある方へある方へ」と進めたんですよ。ゲームに限らずとも、私の人生においてこれだけの引きの良さが表出した事は無いんじゃなかろうか? こんな、「DQ8で宝箱の無い方へ進む」という人生上どうでもいい場面でそれを発揮してしまう辺りは流石私です。

ま、後は各種モンスターに多少苦戦させられつつではあったものの割と順調に竜神族の村へと到着、した時点で今日は時間が無くなったんで終了です。
あー、危ない危ない。もうちょっと時間かかってたら一度帰って、次回もう一度入り口から長い道のりを歩いていかなきゃならない所だったよ。
それを考えると、あの引きの良さもないがしろには出来ないかなあ。


進行状況:11日目



05/03/11(金) 12日目 究極の負けず嫌いはどっちだ

竜神王との戦いが熾烈を極めています。
これまで断片的ながら得てきた情報からして、超ボスが暴走している竜神王だけじゃない事は薄々気が付いていましたが、まさかここまで往生際が悪いとは…
とにかく疲れました。今日のプレイ終わり際にはもう気力が残ってなかった程です。

何度も戦ったんで各々について詳しく述べる事は避けますが、取り敢えず暴走竜神王は特に苦戦するでもなく撃破。やはり事前の目算通り、マダンテが猛威を振るってくれました。
この後主人公の出生云々が語られるイベントが起こりますが、多分イベントとしてはここで一区切りで、エンディングが変化する条件はこの時点で満たしてますよね? そうだとは思うんですが、竜神王始め数人の人が「竜の試練」とかいう不吉な単語を発するもんですから、全てのイベントに手を付けときたい私としてはどうしても血が騒いできてしまうんですよ。騒いでしまったんですよ。
地獄はそこから始まりました。二度や三度ならまだしも暴走時から含めて七度も奴と戦わなければならなくなるとは…
しかし、一度勝つ毎に見返りがあるらしく、それだけを心の拠り所としてこの連戦地獄に足を踏み入れる事となります。

しばらくは順調でした。まだ50に達していないレベルで、尚且つ相手に関する情報が無く、それ故無策の状態で飛び込んでいって何処まで勝ち進めるだろうかという不安は常時付きまとっていたんですが、深紅、深緑、白銀、黄金、と、各巨竜をことごとく「マダンテ+α」で打ち負かしていきます。徐々に増していく凶悪さを確かにその身で感じ取りながら。
そんな中、遂に事故が起きました。次の黒鉄の巨竜戦での事です。直前の竜神王戦で傾いた態勢のまま勝利してしまった為に、バトル開始直後から死者が続出してしまい、満足に攻撃も出来ないまま全滅してしまったのです。
何を隠そうこれがボス戦での初全滅。ムムム…いい感じで勝てていけてたものだから今度こそと思っていた「全ボス初見撃破」がおぼろげながら見えてきたと思ったばかりだったというのに…
しかもよく考えてみたら、「ザオリーマ」が使えるチームを呼び出さないまま負けちゃっていたので何とも救い様がありません。まあいいけど。
その一件を機に「ザオリーマ」の存在を思い出してからは、危なげ無くでこそなかれど残りの黒鉄の巨竜、聖なる巨竜から勝利をもぎ取ったのであります。

これにて無事竜の試練終了です。あぁ疲れた。これで後はもう一度ラプソーンを倒すだけか。あ、待てよ、折角竜の試練で新しいチームモンスターが出現したんだからそれをスカウトしに行くか…ああそうだ、「討伐モンスターリスト」のコンプリートはどうしよ、折角だからやっとこうか。まあ今日はもう時間が無いから今度までに決めとけばいいや。じゃ、隠しダンジョン関連の締めとして、一応もう一度竜神王の所まで行って話しかけとくか。
…これが良くなかった。この私の不要なまでの律儀さがいけなかった。あんな場所にいてくれるもんだから何度も何度も面倒臭い道のりを経ないと会えない竜神王の事なんて放っとけばこんな事にはならなかったのに。
竜神王へ会いに行く為の道を通過する事通算で九度目。無事、奴の所へ辿り着いた時、そこには何処となくやる気のみなぎっている奴の姿がありました。
この時「しょうがないから戦ってみるか」と思った私も私なんでしょうけど、とにかく戦いは始まってしまったのです。初めに現れたのは人間姿の竜神王。もう見慣れたもんです。そりゃそうだ、これまで七回も倒してるんだから。
いつもいつも共通して現れるこの人間姿の竜神王も、回を重ねる毎に何だか少しずつ強くなっている様な気がしないではないですが、もう何かその時の私は竜の試練を終えた事でもう殆ど気力が残ってませんでしたので、そんな事は気にするでもなく順当にこれを撃破。
ここで異変が起きます。それと言うのも、次に深紅の巨竜が現れてくれちゃったのです。深紅の巨竜と言えば、竜の試練において最初に登場した巨竜として知られています。記憶にも新しいです。何せ今日の話ですから。
ここで深紅の巨竜が現れちゃうのはマズいでしょう。立ち込める嫌な予感。そしてその予感は、この深紅の巨竜を倒し、次に深緑の巨竜が現れてしまったその瞬間、絶望と化しました。
アナタ私達に七回も負けたからって、「本気」と称して七連戦をけしかけるのは流石に大人気ないってもんじゃございませんか!? つーか単なる「腹いせ」なんじゃありませんか!?

結局その戦いは、時間が無かった以上に気力が持たなかったのでそこで故意に全滅して強制終了させましたが、このまま逃げてしまっては竜神王の思う壺というものです。大人気なく笑っている奴の姿が目に浮かんできます。これで終われはしませんよ。
奴がそんな力技で来ようが、絶対叩き潰してやります。力押しが至上の人間が見境を無くしたらどうなるか、見せてやりましょう。
…とか言っといて、実は七連戦じゃなくてもっと短かったらどうしよ。いやそれ以上に、実は最強最後の八戦目が存在してたら本当にどうしようか。


進行状況:12日目



05/03/12(土) 13日目 最強最後の八戦目

昨日の予告通り、今日は竜神王との決着をつけに行きます。
正直、見返りがあるかどうかも分からない戦いに、著しく気力を消耗してまで挑む事に意義はあるのか? と思わないではないんですけど、でも昨日六種の巨竜と戦っていて全滅したのは一回だけで、しかもそれは私の大きな判断ミスによるものでしたから、実はそう非現実的な話ではありません。
そこで、意欲だけは中々持てないものの、以下の様な作戦を立ててこの大人気無い連戦を受けて立つ事にしました。

常にピオリムをかける
これから戦う巨竜達はえてして素早く、誰よりも早く行動する事も多いんですが、主人公達が先制する事も珍しくはありません。
この様に行動順が流動的だと回復のタイミングを誤ってしまう可能性がある為、なるべくピオリムをかけ、四人が確実に先制出来る状態で事を進めていきます。

HP回復の基本はベホマズン
「竜の試練」中は、MPの温存を理由になるべく回復を二個の「けんじゃの石」に頼っていましたが、恐らく最低七回も強敵と連続して戦わなければならないとなると、個々の戦闘の勝率を100%近くに引き上げる必要があります。
そこで、HPの回復は基本的に主人公によるベホマズンを利用し、先のピオリムと併せて巨竜よりも先に行動する事で、直前のターンのダメージを回復する様にします。
こうすれば、回復する必要のない状態で直前のターンを終えられた時は、主人公が他の行動を取る事が出来る他、途中まで上げられたテンションが回復呪文を唱える事によって下がってしまう事も無く、一石二鳥と言えます。

MP回復は「エルフの飲み薬」で
回復の為にベホマズンを多用するとなると、連戦中でのMP枯渇は免れません。そこでその回復には「エルフの飲み薬」を利用します。
「まほうのせいすい」だの「いのりの指輪」だのを使ってチマチマ回復させるなんて出来ません。何しろ相手は巨竜です。心の余裕が無いってもんです。

攻撃の主軸はやはりマダンテ
黒鉄の巨竜を除く巨竜に対してはマダンテが非常に有効な攻撃手段となってくれますが、各バトル間にMPを回復出来ない為、そのままだと連戦中一回しかこれを使う事が出来ません。
そこで、ベホマズンの為に「エルフの飲み薬」を用いるのなら、ついでなのでそれを大量に用意して、マダンテを繰り返し放つ為にも使っちゃいましょう、という事に。

どうですか、この有無を言わさない力技の限りは。マダンテ連発とか、ベホマズン連発とか、ちょっとは自粛したらどうなの、という声が聞こえてきそうなものですが、そもそも卑怯なのはこれまでの巨竜を総動員した奴にこそあります。その意見は却下させて戴きます。

さて、まず戦いの準備として、「エルフの飲み薬」を大量に用意しなければなりません。少し余裕をもってざっと二十個位でしょうか。幸いにも「エルフの飲み薬」は「せかいじゅの葉」と「まほうのせいすい」を必要個分買うだけの資金さえあれば生成出来ますので、幾らでも用意可能です。
でもその資金さえ足りなかったんでまずはカジノへ。100コインスロットをプレイし続ける事四十五分。何と777が出てコインが100000枚増えちゃったので、必要枚数を遥かに超えたお釣りが戻ってきちゃいましたよ。幸先良いですねえ。先の戦いの結果を暗示している様であります。
必要資金が揃ったら必要材料を購入して錬金作業へ。竜の試練を終えた結果鎌金釜は見事にパワーアップしているので、ここで時間はかかりません。
そうして出来た「エルフの飲み薬」を全員が持てるだけ持ったら準備万端となります。

そして実戦ですが、これが中々にして順調でしたね。回復面をシンプルにした事で他のキャラが行動し易くなった上、マダンテを何度も使えるとあって無理にスーパーハイテンション状態になるまで待たなくてもよくなりましたから、大体各バトルでマダンテを一回ずつと、残りをククールの「さみだれうち」等で削りつつ、自分でも怖い位順調に勝ち進めていけていました。
少なくともベホマズン役の主人公が巨竜よりも早く行動出来ていれば、守りについては殆ど言う事ありませんからね。危ないのはその主人公が死んでピオリムが解けてしまった時で、この時はゼシカがザオリクやピオリムを唱える傍らで主人公はベホマズンを唱え、ヤンガスは「けんじゃの石」を使い、ククールはベホマラーを唱え…と、何とかして主人公にピオリムがかかるまで耐え切れる様にと全員が躍起になってましたよ。

そんなこんなで、唯一マダンテが効いてくれない黒鉄の巨竜を長期戦の末沈め、続く聖なる巨竜もマダンテで沈め…やっと終わりかなー、と思ったその時でした。
たかが人間如きに七度も負けた挙句に、最後の手段として七連戦をけしかけるという暴挙に出た竜神王の往生際の悪さを見たのは昨日の話。その昨日、半ば冗談で「実は最強最後の八戦目が存在してたら本当にどうしようか」とか書いてましたけど、まさか七戦も連続で厳しい戦いを強いておきながら本当に八連戦目があるとは思ってませんでした。
その名も「永遠の巨竜」。つーか勝手に未来永劫巨竜やってろよ。私だって、この最強たる存在を認めるのにやぶさかではありません。でも幾ら何でもここに辿り着くまでの工程が長過ぎるのではあるまいか? 万が一ここで負けるとなれば、その時の精神的ダメージは計り知れません。もう立ち直れなくって、うつろな眼をしながらラプソーンの所に行ってもう二周目を終わらせちゃうかもしれません。て言うかそのラプソーンの前哨戦である「祈りの杖」を計七ターン掲げるのすら耐えられないかも。

まあとにかく何が何でも負けられなかった訳ですが、やはり最後の刺客だけあってこれまで以上に攻撃が強烈でしたね。通常攻撃のダメージが三百って何ですかそれ。しかもテンション上げちゃうって何ですかそれ。マダンテといてつく波動を組み合わせて、次のターンではちゃんと回復しないといけないのにピオリムを解いてしまう所なんて卑怯極まりないです。ここまでで七連続の戦いを強要してきた時点で十分卑怯な竜神王には届かない言葉かもしれませんが。
その内容は正に死闘でしたが、もう執念でしたよ、これがラストチャンスだと言わんばかりの。気力的に本当にそうかもしれませんでしたし。中にはピオリムを唱えるターンのゼシカが永遠の巨竜の攻撃をHP1で凌いだりとかいう、多分に運が良かった末のものだったとは言え、私は勝ちました。何とか勝てました。
正直、先に挙げたもの以上の策が無かった今回の様な状況では、安定して永遠の巨竜に勝つ事は出来ないでしょう。もしもバトルが長引いていれば、何処かで取り返しのつかない事故が起きていた筈です。HP1で耐えたゼシカの件も危なかった内の一つです。
つまり、事故が起こる前に決着をつけられた事こそが直接の勝因だったと考えています。という事は、永遠の巨竜が今回敗退を喫した最大の原因はと言えばそれはやっぱりマダンテが効いてしまったからではないかと…(笑)


さあ、最強の敵、永遠の巨竜を倒したとなれば、もうやる事は殆ど残っていません。私は早々にラプソーンの下へと急ぎ、最早負ける気のしない戦いを安定して突破したのでした。計七ターン祈るのはやっぱり面倒臭いものがありましたけど。
そしてようやく辿り着けたエンディングです。内容から察するに、アルゴンリングを手に入れる事がエンディング変化の条件の様ですね。
内容自体は事前に予想していたのと殆ど変わりないものでしたが、それでもクラビウス王の英断には驚くばかりです。幾ら主人公がかつての約束を現実のものとする存在だとは言っても。クラビウス王の器の大きさが感じられます。チャゴスの器の小ささを改めて認め直すと共に。いや、今回の件に関してのみ言えばチャゴスこそが一番の理不尽な被害者なんだろうとは思うんですけど。

でも一つだけ気になった点が。今回のエンディングで主人公は結婚式に参加する事になりますが、その時主人公に一連の竜神装備をさせてしまっていたのです。
チャゴスでさえ正装している中で、いつもの服装でもまだ不十分感が漂うのに、その鎧姿はないぞお前


進行状況:13日目


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