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05/12/26(月) 第1回 取り敢えず見てみての感想とか

購入から既に一ヶ月近く経とうとしていながら、年内に見られるかどうかが怪しかった「FINAL FANTASY 7 ADVENT CHILDREN」ですが、何とか昨日時間が取れました。つきましては、「雑文」の方に書いちゃうとネタバレ云々の問題があるだろうという事で、FF7AC関連の事は全てこちらに書いていきます。
ゲームじゃないんで他のゲーム日誌とは違っていつが終わりという事はないんですが、まあ気が向いた日に感想とかをダラダラ書いていくつもりです。

さてさてそんな訳で、見たのだが、なるほど、良かったのではないだろうかと、そう思った次第です。まあ、基本的にFFに傾倒し切っている私がそう言っても意味ないだろうからそれはいいとするけど。そもそもこれの世間一般の評価もそう言えば知らないなあ。どんな感じだったんだろか。
あのFF7時から一変してリアルになったクラウド達についてもさして違和感めいたものは感じませんでしたね。でもそれは単にFF7のプレイから遠ざかってるだけだからだろうか。うーん。
音楽はまことFF7ファン泣かせみたいな感じがあったでしょう。いちいち聴き入ってた訳じゃないから未確認だけど、もしかしたらバトル関連の曲は「闘う者達」「更に闘う者達」「J-E-N-O-V-A」「片翼の天使」と、FF7から四曲も収録されてた様な。そして「エアリスのテーマ」に「メインテーマ」と。これはもうつくづく思いましたね。しっかりツボを押さえてるなあと。これじゃあやっぱりサントラが欲しくなっても仕方がないというものでしょう。
取り敢えずは「まず見た」という感じなんで、ストーリーの深い部分についてはまだ殆どが未解釈です。結局カダージュ等って何者だったのかとか、あの何度か出て来ては消えた狼みたいなのは何だったのかとか。
後思ったのは、エアリスの扱いが物凄い事になってますね。いや、FF7の頃から色々な意味で特別でしたけど、今回は「エアリス=星」位の勢いがあった様に感じたんですが。あれ、でもFF7の時もエンディングでライフストリームにエアリスの姿が重なってたりしたっけ、しなかったっけ。こりゃエンディングだけでももう一度見てみないとなあ。

そう言えば、地味に気になった事がもう一つ。クラウド達が何かと使ってた携帯端末ってやっぱりPHSなんですかね?
あ、PHSをオチに使うのはまだ不適だったかな(汗)



05/12/27(火) 第2回 気になった事

今日は少しばかり気になった事、心に留まった事を五、六。

そして最後にクラウド君、君の今回の功績は賞賛に値すると言っていいのではないか。
何しろ、FF7発売から八年たってようやく、「マテリア無しじゃ役立たず」の言われなき汚名を返上する事が出来たのだから。



06/01/02(月) 第3回 FF7総ざらい

FF7ACに収録されている特典映像「REMINISCENCE of FFVII」と「COMPILATION of FFVII」を見た。前者は合間に挿話を挟み込みながら、前作FF7のストーリーをざっと振り返るもので、後者はそのタイトルの通り、FF7ACから始まってBC、CC、DCという四作品の簡単な紹介というか、宣伝というかの映像が流れるものである。

さてまず「REMINISCENCE of FFVII」の方であるが、これだけで20分少々の時間を割いているものの、やはり流石にこれ位の時間じゃFF7を知らない人が一応の流れを理解するまでには至らないかなあ。そう考えると、やっぱりこのFF7ACって、ゲームFF7をプレイした人にほぼ対象を限ってるっていう事になるんだよね、多分。
そりゃまあFF7の売り上げも凄かったけどだ、普通の映画とかのDVDに比べたら随分と購入対象者が限られてる事になりはしまいか。細かい事は分かんないけど、考えてみたらなんか物凄い勝負だった様な気がしてきた、このFF7AC、延いては「COMPILATION of FFVII」プロジェクト全体が。FF7ACって正味どれ位売り上げたんだろか? そう言えばそういうニュースも聞かない、積極的に見てないと。
さてまあそんな真面目ったらしい話はどうでもいいとして中身についてだけど、気になったのは一点。プレジデント神羅がまるでワープかの様な動きをしてたのが目を引いたのは事実だけれど今回気にしたのはそこじゃなくて、ヴィンセントとルクレツィアが再会するシーンでルクレツィアが喋る際に表示されていた「ルクレッツィア」という文字が修正されていなかった事。再収録の際に直そうとは思わなかったのかなあ。

さあ続いては私も非常に気にしております所の「COMPILATION of FFVII」関連の映像をば。
FF7ACはまあ正にこのDVDに収録されてる作品な訳ですからあれですけど、見た感じやっぱりこれはプロモーション用か何かの映像ですかね。
続きましてFF7BC。既にして随分と前からサービスが開始されてるこちらですが、何分諸事情がありまして現在プレイ不可能ですしプレイ可能な状況になる見込みもありません。残念。やりたいのは山々ですが…つーか何かと忙しい今の私には一番打って付けのゲームだったりすると思うんですが。
FF7CC。こちらは何かまだ肝心の映像はなかった様な気がするんですが、発売はいつ頃でしたっけ? そういう基本情報も把握してないからこれがまた何とも言いようがない。取り敢えずスルーで。
そしてFF7DCである。既に発売まで一ヶ月を切り、いよいよ目前に迫ってきている事もあり個人的にも現状最も気になるタイトルだ。
流石に発売時期が近いだけあってゲーム時の画面と思しき映像が幾つも収録されていたのだが、なるほど、「ガンアクションゲーム」だって事と、「難易度は高め」だという前情報にまるで違わぬ映像で。
当方正直言ってアクションゲームは得意ではありません。一昔前ならまだしも、プレイするゲームが殆どRPGに偏っている今はもう、ねえ。「バイオハザード」だとか「メタルギアソリッド」だとかは今でもプレイする事があるアクションゲームだけれども、そういったゲームをプレイする時はもうドキドキしちゃうもの、いつ何処から敵が出てくんのかと。

FF7DC、買った所でちゃんとクリア出来るんかね。そう言えば何か、FF12のバトルにもアクション要素が入ってるとかいう話を聞いた様な聞かない様な。



06/01/06(金) 第4回 落下クラウド

そう言えば、話の半ば辺りでカダージュが仕掛けたアルテマウェポンみたいな奴とのバトルがあったけど、で、そいつにとどめを刺すという場面でクラウドが仲間の力を借りてこれでもかって程に上へ上へと昇って行くシーンがあるけど、で、見事そいつを倒した後万有引力の法則に則って下へ下へと落ちて行った挙句に華麗な着地を見せるけど、で、それを見て思った。ああなるほど、かつて伍番魔晄炉から落ちた事があったけど、あれで無事だったのはやっぱり単なる奇跡なんかじゃなかったんだなあ、と。

つーかおいクラウド、

お前その気になればあの時も割と普通に着地出来たろ?

やっぱりな。大体着地点が花壇だったからって、あれぽっちの花で命運が分かれる筈がなかったんだよな、前々から疑問に思ってたんだって。



06/02/19(日) 第5回 藤岡弘に非ず

FF7AC限定版特典DVD見ました。
私は限定版買うお金がなくておまけディスクだけ借りたクチですが、「忙しい忙しい」と言いながら、しかしその間ずっと忙しかった訳じゃなかろうのに見なかった私が悪いんですが、いつしか借りてから四ヶ月が経とうとしていました。酷い。ちょっとでもこの汚名を晴らすべく、ちょいとディスクの状態が宜しくなくて、途中何度も画がストップしながらの再生だったから少し見辛かったよ、とだけ書いて本題へ移ろう。貸してもらっておいて何を言ってるんだ、酷い。

まずはOVAの「LAST ORDER FINAL FANTASY VII」からです。
OVAと言うだけあって、アニメなのですが、当方FFという作品をアニメとして見るのはこれが初めて。FFUは居住地域上視聴不可能だったし、今は懐かしいFF5の200年後だったかのも見た事がなかったので、と言うか最近はアニメ自体を見る事がなくなったのでとにかく新鮮でした。
内容としては、ニブルヘイムから逃げ出したザックスとクラウドがミッドガルに到達するまでと、五年前のニブルヘイム事件でセフィロスがニブルヘイムを火の海にしてから、魔晄炉内での対決、セフィロス落下辺りまでが収録されており、FF7(インターナショナル版含め)本編ではぼかされていた箇所が多数映像化されていたので、なるほどすっきり、といった感じでした。つーかザックス強い、やっぱりこれがソルジャークラス1stってもんだ。それに引き換え某自称クラス1stの奴ぁ口(以下略)
一方声優陣にはまたも驚かされました。本編では特別出演で市村正親氏の名前に大層驚きましたけど、こちらではティファの師匠であるザンガン役で藤岡弘、氏が出演されておりました。やはり渋い。こういったキャスティングはどういった感じで決まったんでしょうかね。

そう言えば一つ気になったんですが、ザックスとクラウドがヒッチハイクしたトラックの荷台に乗ってて、ザックスが「ミッドガルに着いたらどうする?」みたいな事をクラウドに言うシーン、これ、FF7AC本編内とOVA内ではザックスの位置が違ってた様に思うんですが…はて。ゲーム中では何処にいたっけな、覚えてないなあ。

さて、折角満を持して視聴に漕ぎ着けた訳ですので、たっぷり喋りましょう。後半は次回。



06/02/20(月) 第6回 竜王四天王

昨日に引き続いてFF7AC限定版特典DVD(借物)の話になりますがそう言えば「LAST ORDER」を見ていて気になった事がもう一つ。
最後の場面でタークスの面々が一同に揃うシーンがありましたが、どう見てもツォン、レノ、ルード、イリーナ以外に見知らぬメンバーがちらほらといる模様。はて、こいつらは誰だ。私の知る限りこの「LAST ORDER」が描いているのはFF7オープニング開始の少し前程度の事な筈ですから、その間でメンバー構成が大きく変貌したとは考え難いのですが。
妥当な答えを考えるなら、やっぱり「FF7本編には出て来ていなかったメンバー」という事になるのでしょうか。それにしても気になるのは、その風体やセリフからすると単なる「一般人A」「通行人B」「村人C」的な存在ではなさそうだという事です。どうやらちゃんとしたキャラクターっぽそう。FF7BCにでも出て来たんでしょうかね。

さて話は変わって、開発スタッフや声優の方々のインタビューを交えながらのメイキング映像から、インタビュー内の気になったコメントを二つピックアップしてみました。

CGディレクター、野末武志氏の一言。「あんまリアルにし過ぎても、それは実写でやればいい」
いやー、重い。何と言いましても「美麗なCG」が必ずや売りの一つに挙がるであろうFFにおかれましてのこの一言。意地悪い受け取り方をすれば、あの記録的失敗を遂げた映画「FINAL FANTASY」に対しての批判的コメントと聞く事が出来るかもしれません。考え過ぎかもしれません。

ディレクター、野村哲也氏の一言。「とにかく格好良ければ何やってもいい」
「こんなに滞空時間長く飛んでられる筈がないとかいう事は一切考えない」

ついこの間某シーンについて「これでもかって程に上へ上へと昇って行く」なんて事を書いたけれど、それをこんなに潔く気持ち良く説明して下さろうとは。
冗談を抜きにすれば、こういったシーンこそが「実写でやればいい」といった批判への対抗になるのでしょう、多分。

そう言えばもう一つ、本編の中盤辺りで戦って、前に「アルテマウェポンみたいな奴」と言っていたモンスターがバハムートなる存在であるという事が、それもその名前が「バハムート・シン」と言うらしい事が分かりました。
FF7におけるバハムートと言えば、ノーマル、改、零式と三タイプもあった事で有名ですが、あれから二年、そこに「シン」なる第四のバハムートが加わる事となりました。
惜しむらくは、シンは他三体とは違ってマテリア化されていない為に、恒常的に召喚出来ない事でしょうか。

うーん、これはこれ以上の立場の弱化を懸念した元祖バハムートの仕業に違いない。


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