(参照)オルトロスが落とそうとした「4t」の重りが「予定より重かった」のは何故か。


投稿者: 猫侍さん 投稿日:2006/11/19(Sun) 20:06
まず始めに、私はオルトロスをその外見や技、発言(アッチッチッ、ゆでダコ?ゆでダコ?)などからタコまたはタコに属するものと考える。
タコの生物的特徴は、複数の吸盤がついた8本の触手を特徴とする、無脊椎動物の中で最も高い知能を持っていて、色を見分けたり形を認識することや、問題を学習し、解決することができる。身を守るためには、保護色に変色したり地形に合わせて体型を変える。危険を感じると黒い墨を吐き姿をくらます。海中では強力な力を発揮するが、筋肉が緩いため陸に上がるとほとんど無力である。以上のような特長から、オルトロスはタコである。オルトロスが他のモンスターと違い、喋ったりできるのも高い知能(他のモンスターに比べれば)だからである。
たこの吸盤は平均240個(1パイにつき)くらいある。タコの吸盤の力は1つでも相当な力がある。しかも、変幻自在に形を変えて、吸盤の中の圧力を変えて吸い付くという仕掛けを持っている。タコが離そうと思わない限り、相当な力を入れないと離れなくなる。オルトロスの体長は戦闘グラフィックを見ると人間の何倍もある。それだけの体を維持するには力も相当なものだろう。腕も八本あるのだから4tの重りを抱え、得意の擬態で姿をくらまし、鍵のある扉ではなく壁に吸い付きよじ登りあの場所へたどり着く事も可能であると考える。
ここからが本題である。そんなに力があるオルトロスが舞台上方の通路に「4t」の重りを運び込んでから、実際に落とそうとするまでの短い時間に、それ程まで急激に腕力が低下する事があり得るのだろうか?という点である。
まず低下した理由の一つ目は、第一戦の後オルトロスは陸に上がったことにより(一戦目はオルトロスは水中にいる)、だんだん筋肉が緩み体力・攻撃力(腕力) がだんだんさがっていったのである。これはタコの性質であり、これで第二戦・三戦・四戦とオルトロスの能力値の筋肉に関係するものがだんだん低下しているのも納得がいく。重りを運び込み、セリスが目的の場所にたどり着くまでに、どれくらいの時間がかかったのか詳しくは分からないが、オルトロスの体は徐々に弱っていたのである。あの性格なら水に入って回復するのを忘れたのも十分考えられる。
二つ目の理由は、扉を開けた時あの屋根裏にはオルトロスと主人公パーティー以外に第三者が屋根裏にはいたのである。ネズミ(モンスターの名前忘れましたw)である。ぶつかっただけで襲ってくる凶暴なネズミだ。まぁ、あんな所に鍵をかけられ閉じ込められていたのだから凶暴になってもしょうがない。そんな所にあんなタコが突然あらわれたらどうするだろうか?セリスを待つ間にオルトロスはネズミに襲われ何回か戦闘していたに違いない。それでさらに体力を削られた。主人公達が屋根裏に入った時には数匹しかいなかったネズミだが、本当はもっといたに違いない。オルトロスとネズミは、モンスター同士なんだから仲間だという考えもできるが、それはないだろう。オルトロスの性格なら、仲間なら主人公パーティーが屋根裏に入った時に足止めをするような台詞の一つでも吐くはずである。きっといい気味だと思っていたに違いない。
それと、重りには「4t」と書いてあったものの、本当は4tもなかった可能性も考えられる。これは、kemkamさんの意見と同感です。
以上が、「予定より重い」為に「4t」の重りを落とすのに5分かかってしまったオルトロスの、重りを持ち込んだ方法と、重りが予定より重くなってしまった(オルトロスの腕力が落ちた)理由である。



投稿者:kemkam 投稿日:2006/11/21(Tue) 22:38
タコという生物種の特徴から攻めてみる事は、私には考えも及びませんでした。素晴らしいです。
オルトロスの能力値が上下している説明に十分適っていると思います。
この辺りのくだりを踏まえて、今掲載している文章にその旨書き加えたいくらいですね。

吸盤で壁なりに吸い付いて舞台頭上の通路へ、という部分も、
私の書いていたテュポーン大先生がどうとかいう考えと比べてかなりスマートに感じます。
ネズミとの戦闘によって一層の腕力その他の低下を招き、結果重りが「予期せぬ程に」重くなった点もつじつまが合いますし、
取り立てて疑問を呈する箇所もなさそうなような。

陸上で活動すると徐々に弱体化する、という話ならば、世界崩壊後のオルトロスが主人公達の姿を見かけても襲って来ない事や、
大体に何故大人しく受付の仕事に精を出しているんだろうかといった疑問に対して、
「相当の弱体化が進んだ事により戦うだけの力も残っていない」という見方も出来るかもしれませんね。



投稿者: 猫侍さん 投稿日:2006/11/22(Wed) 10:37
崩壊後のオルトロスのことは考えていませんでした。(我ながらつめが甘いな)
陸上で活動すると徐々に弱体化する、という話ならば、世界崩壊後のオルトロスが主人公達の姿を見かけても襲って来ない事や、大体に何故大人しく受付の仕事に精を出しているんだろうかといった疑問に対して、「相当の弱体化が進んだ事により戦うだけの力も残っていない」という見方も出来るかもしれませんね。
という、見方はたしかにそう考えれますね。このことは説の裏づけにもなりますし。


戻る  トップページへ

ラシックス