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05/08/24(水) 第161回 卑怯なんて言葉は聞こえない

シナリオサイドを読み終わり、バトルサイドへ突入しております。半分を超えましたよ。

ラストダンジョンの最深部直前で起こったミニオン戦に、唯一ミニオン・ヘイトが出現してなかった謎が明らかとなりました。ラストダンジョンでは、そこに至るまでのフロアで各ミニオンと個別でバトルが出来るんですが、アルティマニアによれば最深部直前に現れるのは、その個々のミニオン戦で倒したミニオンだけだそうです。つまり、あの時ミニオン・ヘイトだけがいなかったのは、本当ならラストダンジョン一階にいたミニオン・ヘイトの存在に気付かず、スルーして行っちゃったからという事だったと。
でもこれって変な仕様だよなあ。単体とのバトルで倒さなかったミニオンだけが現れるっていうんならまだしも、その逆って事はそれまでのミニオン全部無視していけばサルーイン戦まで直行出来るって事だからなあ。各ミニオンに止めを刺す時に使った技はサルーイン第一形態に対して使うとディフレクトされ易くなるって言うし、そんなんだったらわざわざ戦う意味なんてないんじゃないかと思うんですが。まあ、一度位トライアングル・フォーメーションを制してみたいなー、とも思うんですけど。

さて、アルティマニアを読んでおりますと、何度か「クイックタイム」と「オーヴァドライヴ」という術法の名前が書かれている事があります。かの難敵ジュエルビーストの攻略法にもこの術法が記述されており、どうやら今作において相当強力な組み合わせである様です。
「クイックタイム」と言えばロマサガ2なんかでは毎ターン使ってると相手の行動を完全に封じ込められるという強力なものでしたから、恐らくは今回もそれに似た効果なのでしょう。
この存在を知った私は思いましたね。「そりゃ使わない訳にはいかんだろう」と。つーかそれを知ってしまった今となってはもう、ジュエルビーストを倒すに当たってその存在を抜きになんて出来ませんよ。
その効果が効果だけに、人によっては「それは卑怯だろ」と言うかもしれません。でもそれがどうした。「クイックタイム」にしろ「オーヴァドライヴ」にしろ、これは正規にプログラムされた術法なのです。ただ単にそれを使うだけだって言うのに、その何が「卑怯」か。
私は個人的に「バグ技は使わない」という信念を持っておりますから、これまでバグ技に頼った攻略なんてのはやってきませんでした。FF3やFF5のアイテム増殖や変換、FF6の機械装備、バトルには関係無いけどFF10の「とれとれチョコボ」におけるスピラカモメ透過技なんてのは、お遊びでやってみる位で正規のプレイに組み込む事はなかったのです。
だからさ、私だって件の術法がバグ技だったんなら、それを使ってジュエルビーストを倒すなんて事はしなかったさ。「卑怯」と言われても仕方ない所だったさ。でも嬉しい事には、これ開発スタッフの方が意図してゲームに組み込んだものなんですよねえ。

先にも述べたロマサガ2の「クイックタイム」連発しかり、FFTのシドしかり、FF7のナイツオブラウンドやFF8のエデンしかり、趣向は変わるけど「トルネコの大冒険2」の「とうめい」+「ワナ抜け」+「パン落とし」しかり、ズルめいてはいるけど、しかし確かに正規にプログラムされたものであれば何ら躊躇する事なくそれらを利用してきた私です。「クイックタイム」と「オーヴァドライヴ」の組み合わせがどれ程の威力を発揮するのか、まだ正確には分かってませんが、是非とも次回以降のプレイでは最大限活用させて戴きたいと思っておりますよ。例えどれだけ多くの人に「卑怯」と言われようとも。ふははは。


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05/08/25(木) 第162回 クイックタイム使用指南書

今日はちょっとペースが落ち気味。まあこの週末頃には読み終われるのではないでしょうか。

昨日話に出した「クイックタイム」と「オーヴァドライヴ」の正確な効果を知ったのですが、ちょっと思ってたのとは違いましたね。イメージとしては、「クイックタイム」を毎ターン使う際に、その都度消費する膨大なBPを「オーヴァドライヴ」で一挙回復する感じかと考えてたんですけど、そういう訳ではなかった様です。実際の所は「現在のターンを強制終了させたうえ、つぎの1ターン、使用者を5回行動可能に、使用者以外を行動不能にする」(アルティマニアから引用)だそうです。
一方のクイックタイムはほぼ予想通りの効果でありまして、毎ターン使う事で相手の行動を完全に封じる事が出来る様です。ただですよ、そんなそんなに話は簡単じゃなくて、毎ターン途切れさせずに使うには多量に消費するBPであるとか、基本値で4も消費するLPの問題を解決しなければなりません。
そんな感じですが、果たして「『クイックタイム』を毎ターン使い続ける」という作戦はどの程度容易に実現するものなのか? ちょっと考えてみました。

まずはLPの消費量をどれだけ減らせるかを考えます。まあそれを減らす為に何をすればいいかという所の詳細は省きますが、とにかく「LP段階」っていうのをなるべく減らせばいいんです(「クイックタイム」のLP段階は12)。
ここで、LP段階4に対応する術のLPコストは1。ふむ、LP消費量が1なら何とかなりそうかな。「帝国学術士」か「ローザリア術法士」のクラスレベルを4だの5だのまで上げればLP消費0で使う事も出来ますけど、まあそこまでする必要はないでしょう。ジュエルも随分かかるだろうし。
ただ一方でBPを減らすのは難しいなー。これも詳細は省きますがどうやら初期値30なのが最大限努力しても25までしか下がらないという事で、明らかに一人ではBPの自然回復量に追い付きません。
という事はやっぱりあれか。5人全員が「クイックタイム」使える様にして、5人が順々に使っていくっていう最後の手段に打って出ろっていう事か。

ほうほう、なるほど…いや、昨日も似た様な話が出た気がするんですけど何を隠そうこの私、そういう力技に目がないんですよねー
いやいや、だから「卑怯」なんて言葉は聞こえませんってば。


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05/08/26(金) 第163回 サルーインは レベルがあがった!

ほーら見ろ。やっぱり裏があったんじゃないか。確か私一周目のプレイ最終日に言いましたよね。ちょっと引用してみましょうか。

取り敢えずまあ、(何とかエンディング見れて)良かった事は良かったけども…何か裏がありそうだなあ。まだこれ一周目だから、二周目以降はモンスターが強くなったりするんじゃないの? 仮にもこれはロマサガだ。私なんかがあまり苦もなくラスボスをすんなり倒せちゃったりする訳がないじゃないか。その辺りの事は、既に購入済みの「Romancing SaGa -Minstrel Song- ULTIMANIA」(未開封)を読んで明らかにしていく事としましょう。

はいこの通り、確かに言っておりました。それが今日、いつもと変わらずアルティマニアを読んでたらどうですか、本当にそれっぽい事が書いてあるじゃないですか。
まず一つには、二周目以降はモンスターのHPが増えるとありました。しかも「周回数に応じて」という記述も見て取れ、三周目以降も変化するんじゃないかという事を示唆している様であまりにも不吉です。
でもそれはまあいいとします。問題はもう一つですよ。ラスボス、サルーインについての事なんですけど、確かにあいつは、サガシリーズのラスボスとしては随分と弱かったです。実際、アルティマニア内にあった開発スタッフバトルチームの方々へのインタビューの中で「本当はもっと強かった」という旨の話があります。恐らくサガシリーズファンからすれば物足りないものであった事でしょう。
そんなヘビーユーザー達の為になのかどうか分かりませんけど、どうやら今作では、プレイヤーがある程度意図してサルーインを強化させる事が出来る様なのです。
その方法というのは、「ディステニィストーンをサルーインに捧げる事」 全部で10個存在するディステニィストーンを捧げると、その数に応じてサルーインが強くなっていくらしいのです。
ディステニィストーンをサルーインに捧げる具体的な方法には、特定のイベントを失敗する事で強制的に捧げられてしまうというケースもありますが、一方でプレイヤーが好き好きに行えるものもあります。どうしたらいいんですか、これ。一昨日だかに「一度位はミニオンのトライアングル・フォーメーションを制してみたいなー」とか何とか言ってますけど、お世辞にも私は最強サルーインを相手取りたいなんて馬鹿な事は現時点で考えられませんよ。ディステニィストーン全部捧げた時の変化が「HP90000固定」って(通常状態では30000)。「全能力値+30」って。「行動回数1〜4回」って(通常状態では1回で固定)。やりたくないねー。
いや、やりたくないならやらなきゃいいだけの話なんだけれどもさ、開発スタッフインタビューにはダメ押しの様にこんな事が書いてあるじゃない。

「『クイックタイム』や『オーヴァドライヴ』は、最強のサルーインに対して『勝てないように作ってる』と言われたときに、『いや、こうすれば勝てますよ』という言い訳として用意したようなものなんです(笑)」

つまりあれかと。「クイックタイム」を大っぴらに使うんだったら最強サルーインまで倒してみろよと、そんな事を言われている様な感じじゃないですか。つーか最強サルーイン対策に用意したそれらを他の戦いで使うのは「卑怯」だって言われている様な気もしますけど。

あー、ホントどうしようか。本気でやりたくないんですけど、でも完璧を目指したい私の血が騒ぐのも事実…まあ二周目でいきなり挑むなんて事はないと思いますが、もしそれ以降プレイを続けるとしたら、迷わされる所だと思います。

さて、いよいよページもアルティマニアサイドに入っております。明日中に読み終われればいいなあ。


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05/08/27(土) 第164回 誰が名付けた

ほい、全671ページ、無事読み終わりました。今回ももうお腹一杯です。
最後に残ったオリジナルストーリーの「吟遊詩人は歌う」がまた良くってね。30ページにもわたるこれまでのアルティマニアからすればかなり長めの物語でしたけど、一気に読めましたもんね。ロマサガMS自体はまだ一回しかクリアしてませんが、ロマサガというゲームそのものは十年の昔から接してきたゲームであって、各キャラの人となりなんかはよく知ってる所ですから、それぞれの心情なんてのも割と汲み取れましたし。
私はああいう文章が書きたいんですよ。読む人によっては、殊更に難しい表現とか回りくどい言い回しを好んで使っている様で取っ付き難い印象を受けるかもしれませんけど、私はああいう文体、表現に憧れる部分があるのです。
で、一通り読み終わるとそれ即ちアルティマニアを読み終わる事になりますから、ちょっとした休憩を挟んだ後に引き続いてサイト関係の、今書いている自分の文章をちょっと顧みる訳なんですが、それで感じる自分の文章力の無さと言ったら、ねえ。それで感じる自分の表現力の乏しさと言ったら、おい。
結局そういう事があったりすると、その文章の完成が一日、二日遅れる事になるんですよ。これは今書いてる文章の公開が事前の予定よりも遅れるかもしれない事の言い訳なんかじゃなくて、そうなっちゃうんですねえ。
結局そんな私に出来る事っていうのは、「もっと本を読め」の一言に尽きるんでしょうか。六日かけて671ページも読んだってのにか。

さて、そんな訳でロマサガMS二周目の準備が整いました。既に次回の主人公は、一周目開始前にグレイとどっちにするか迷っていたバーバラで決定しています。先にも述べた「今書いている文章」の進行具合に左右されますが、なるべくなら今月中にはスタートさせたいと考えております。

いやー、しかしあれだね。今回ロマサガMSのアルティマニア読んでて色々分かった事とか、驚いた事とかあったけど、中でも一番インパクトがあったのは、やっぱり「難しかったり迷ったりする名前の読みかた」として紹介されてたこれだろうね。

強ゾンビ(つよぞんび)←選択、反転させて見て下さい。



05/08/31(水) 第165回 再びマルディアス

今日からロマサガMSの二周目を開始します。主人公は予定通りバーバラで。
二周目のプレイと言うと、いつもは攻略本等から得た数々の知識を総動員してあらゆる面で「完璧」を目指してプレイするんですが、その点今回は少し違いますね。何しろあわよくば、あくまでもあわよくばですが全主人公でのクリアをやり遂げてみたいなー、と思ってますので、二周目で遊び尽くしてしまうというのは、三周目以降の事を考えると逆に不都合なんですよね。

そんな訳で、割と気軽に、緩い感じでプレイ開始。ただまあ、基本的には一周目で犯してしまった失敗を改めつつのプレイという事になります。
まずは、前回確定するまでに随分と時間をかける事になってしまったパーティーメンバーを何はなくともかき集めました。その結果、初期メンバーのバーバラ、エルマンに加え、ジャミル、アイシャ、ホークの三人が集結。ジャミル以外は新顔という何とも新鮮味のあるパーティーとなりましたが、取り敢えず今の所これが最終メンバーです。入れ替わるにしても大きく変動する事はないでしょう。

んでもって、今日はとにかく序盤でしか解決出来ないイベントを中心に手を付けていきました。イベントランク(シナリオの進行度みたいなもの)が僅か0〜2の間でしか行えない「開拓村の誘拐事件」を皮切りに、同じく0〜5の「ウハンジの秘密」、0〜4の「変死事件発生」、3〜5の「ゴールドマイン襲撃事件」と、気を抜いたら勝手にさっさと終わってしまうイベントを忙しく解決。
なるほどー、こうやってバトル回数を抑え目にして、イベントを数多くこなすっていうのもロマサガの楽しみ方の一つだった訳だ。SFC版の登場から既に十年以上にもなりますが、初めて気付きましたよ。お陰様で序盤から報酬の金が結構貯まっています。
さて、これからもしばらくは慌しいですよ。イベントランクが6になったら「ネビルの依頼」っていうイベントが始められるんですが、何かともたもたしてイベントランクが8になっちゃうと、前回失敗に終わっている「騎士団の誇りにかけて」が自然終了してしまいます。ま、いいけど。更にイベントランク9〜13という短い時期でしか発生しない「皇帝の奇病」は今回やっておきたいなー、と思っているイベントの一つなんですが、それに時間をかけてしまうとイベントランク14になって眠っていたジュエルビーストが目覚めてしまうという…

流石にちょっとこれはスケジュールに無理があるか。まだまだロマサガ初心者から脱却出来ていない私にとってはちょっと厳しいものがありますから、ジュエルビースト辺り、今回もスルーさせる事になるかもしれません。
フロンティアの皆…君達がいずれ目覚めたジュエルビーストの餌食になってしまう事が分かっていながら、私は今回それを見す見す許してしまう事になりそうだ…ま、いいけど。


進行状況:1日目



05/09/01(木) 第166回 最強連絡員モニカ

唐突ですが、「皇帝の奇病」とジュエルビースト関連のイベント攻略は断念しました。今のペース(戦闘回数のかさみ方)じゃあ両方を手掛けるのには無理があるのは勿論、片方ですらちょっと駄目そうです、ボスが強くて。双方のイベントで戦う事になるボスよりも二、三ランク下の奴にすら必死になってやっと勝てる位なのに、そんな実力でジュエルビーストに挑むなんてそんなそんな。切り札とされていた「クイックタイム」もまだ使える状態になりそうにはありませんし。

ですが、今日も未知のイベントにどんどん手を付けていきましたよ。中でも「今日はこれ!」といった感じなのは「ネビルの依頼」でしょう。
ここでこのイベントの解説を少々。バファル帝国の実験を握るべく何やら陰謀を企てているらしいローバーン公の身辺を調査する為、ローバーンへ遣ったジャンが突如として行方不明に。そこでバファル親衛隊長のネビルは主人公達にジャンの消息を調査する様要請する。ついては、まずローバーン公の動きをかねてより探っていたモニカに事の詳細を聞いてくれとの事。勿論モニカは一般市民としてローバーンに潜り込んでいる為、接触の際は「東の風、雨」という合言葉が必須である。
で、モニカに会いにローバーンへ。早速合言葉を答える…と思いきや、全然関係無い「壁に耳あり」とかいう選択肢を選んでその反応を見てみたりする。まあこれはご愛嬌。きちんと「東の風、雨」と言うと続けてモニカが「依頼主は?」と尋ねてきて、「ローバーン公」「パトリック(帝国財務大臣)」「ネビル」「分からない」の四択が出現。
さて、ここからが本番です。まず、先程の合言葉よろしくふざけて間違えてみます。「ローバーン公」
すると、

「わたし、嘘つきって大嫌いなの。そういう人にはこれよ。」

そうモニカが言うや否や、画面が全滅時の音楽と共に見る見るホワイトアウトしていきます。
一瞬、ゲームオーバーかと思わせる雰囲気ですが、そこは流石にそんな酷い仕様はプログラムされておりません 。すぐさま元の画面に戻ります。ただしここでモニカが一言、「冗談よ。でも、二度目は許さないわよ。」
無論、ここで引き下がっては一ゲーマーの名が廃るというもの。ここは懲りずに「パトリック」を選…

「二度目は許さないって言ったのに!」

ゲームオーバー

どうですかこれ。この世界観がロマサガの世界観ってもんですよね。一般的には「ダメージを喰らう」だの「LPが減る」だのいうペナルティがあればそれで十分なものだと思うのに、否応なしにゲームオーバーなんですから。
まさかこれが今作に引き継がれてるとは思いませんでした。このイベント、個人的にSFC版の中でもかなり印象に残ってるイベントなんですよね。何でかって、ある日お遊びでオープニングからプレイしていた時に初めてこのイベントに出くわして、今回の様にふざけて間違えてたら強制リセットされちゃったんですから、そこまで一切セーブしてなかったのに(泣)


進行状況:2日目



05/09/03(土) 第167回 悲劇の男

今日から四天王イベントを開始しましたが、今回は前回とはちょっと手順が違います。
前回はそれぞれの四天王からの依頼と、依頼されたアイテムを持って行くのとで、水竜→アディリス→タイニィフェザー→フレイムタイラント→(アイスソード入手)→フレイムタイラント→タイニィフェザー→アディリス→水竜という順でイベントを進めてましたが、実はこの一連のイベント、事前に矢印の左側の奴から「何々を持って来い」だのいう依頼を引き受けてなくても、右側の奴からはそのアイテムが貰えます。つまり、普通は水竜に会って「アディリスから『あまぐもの腕輪』を取り戻して来い」と言われた後にアディリスに会いに行くという流れなんですが、別に事前に水竜と会ってなかろうが、アディリスからは「あまぐもの腕輪」が貰えるのです。
実際それによるペナルティとかデメリットみたいなものもありませんから、そうだとすれば、正直上記の進め方っていうのは無駄が多い事になります。戦闘回数だけがかさんじゃいますからね。という訳で、今回はこれを大幅ショートカットし、フレイムタイラントに会って「『アイスソード』を持って来い」と依頼される所から始める事に。殆ど復路だけで済みますからね。今回はすぐ終わりそうです。

さて、ここでちょっと話は変わりますが、「サルーイン戦の準備」としていずれかに行く事になる「三地点」 今回は「冥府」へ行く事が既に予定されております。
では冥府へ行くにはどうすればいいか、詳細は省きますが、基本的には悪事の限りを尽くせばその条件を満たせる事になっています。
じゃあ、ロマサガで「悪事」と言えば? そうですねえ、ロマサガファンならもうお馴染み、ロマサガ伝説のイベントの一つ「ガラハド殺害」です。「念願の『アイスソード』を手に入れたぞ!!」とか言って人目もはばからず喜んでいるガラハドを殺して、「アイスソード」を奪い取るという随分と後味の悪いイベントでした。
でだ、多分ガラハドを殺せば冥府行きは確定だと思うんだけど、幾らゲームの中の事とは言っても、人殺しは流石に忍びない。何かどうしてもそうしなきゃならない事情があれば別だけど…って、そうだ!! 今我々は「アイスソード」を必要としてるんじゃないか!! (白々しい)
そういう事で、ガラハドには悪いけど彼には一足先に冥府(死者の行き着く先)へ行ってもらう事とします。とは言え相手もただの一般人じゃない。SFC版ではバトルすらなく殺される羽目になったガラハドですが、今回はちゃんとバトルに勝たなければなりません。しかも、SFC版で多数のプレイヤーに殺された経験からか一ターン目に最強の風術「吹雪」を使用してきます。
この「吹雪」、パーティー全員が500超のダメージを喰らう程の厄介な術なんですが、一方でこちらのHPはと言えば200〜300がいい所。先攻出来る程の素早さもないし、これは後回しにするしかないのかー、と、ここで思い出しました。そう言えば一昨日のプレイで、風術を無効化するディステニィストーン「土のトパーズ」を手に入れていたじゃないか!!
勿論、「トパーズ」があった所で、それを装備していない他の四人はことごとく戦闘不能状態になってしまいはするのですが、正直言ってガラハドの怖い所は「吹雪」その一点に尽きます。それさえ耐えてしまえば後は速やかに回復、そして倒してしまうだけです。

抜かったなガラハド。強力な術に頼り切って武道の鍛錬を怠ったか。「アイスソード」は貰って行くぞ。あ、それと、いずれ会う予定の死者の王デスに頼めばアンタを生き返らせてもらう事も出来るけど、最大LPを1減らしてまでそうするつもりないから、そこんとこ宜しく。
いやそれにしても、SFC版でのあの名台詞、「な なにをする きさまらー!」が聞けなかったのは残念だ。

…つーか、一方的に殺しといてそれは酷過ぎるか。


進行状況:3日目



05/09/04(日) 第168回 借りた物は返しましょう

ほぼ半分の工程をカットした結果、四天王イベントが早くも終わりました。「ステルス」と「忍び足」を駆使してバトルも極力避けましたし、目立ったボスもいないしでそりゃもう楽々と。
ただ、その過程で少々気になった事が。昨日もざっと書いた事ですが、この一連のイベントは事前に「○○を持って来い」と言われてなくても該当するアイテムを入手出来ます。だもんで、グレートピットのアディリスに「疾風の靴」をあげると、事前に水竜に会ってなくとも水竜が欲する「あまぐもの腕輪」が手に入ります。
あれ、でも待てよ、そもそも水竜が「アディリスの持ってる『あまぐもの腕輪』を持って来い」って言ったのって、アディリスに貸したまま返してもらってなかったからじゃなかったっけか。おいおい、って事はアディリスよ、お前人様から借りて今日まで返さなかった「あまぐもの腕輪」を、あろう事か殆ど見も知らぬ人間にやろうとしてたって事じゃないか! 凄ぇ。こりゃ凄ぇ。
そう言えばアディリスって、この一連のイベント中にタイニィフェザーから「疾風の靴」を借りたんだっけ。これが返されるのはいつの事になるかなー。タイニィフェザーさんよ、気を付けてないといざ返してもらおうってなった時に「ああ、あれ? ゴメンゴメン、どっかの人間にあげちゃった」なんて無責任な事言われちゃうぞ。

さて、四天王イベントも一段落つきましたが、今回はもうちょっと四天王の皆さんとお付き合いさせて戴く事になります。四天王それぞれから個別に依頼される「モンスターを増やせ!」イベントです。
イベントの概要はまあつまり、「近辺の生態系が乱れているから何とかしろ」みたいな感じで、それぞれ指定された種族のモンスター数を増やす事が目的です。
しかしこれが大変なんです。ある特定の種族のモンスターを増やすって事は、基本的にその他の種族を倒す事で減らさないといけないので、戦闘数がかさむかさむ。あっと言う間に高ランクのモンスターが出現する様になる事は明白というものです。
実際、今日の時点で「モンスターを増やせ!(水棲)」を解決し、残るは三つとなった所でイベントランクは15→17へ。これが20になるといよいよラスト直前の三地点イベントが始まってしまうのですが、残る三つに挑んでる内にそうなってしまうのはもう確実ですね。
そうなると今後の予定は、「モンスターを増やせ!」を一通り終えた後に予定通り冥府へ行ってラストイベント発生、その後能力値アップと金&ジュエル獲得を目的に適当なイベントを幾つか解決して、で、ラストダンジョンって所ですか。
何か、イベントランク17って割にはまだ弱い気がするんだよなあ…それだけが気がかりです。


進行状況:4日目



05/09/05(月) 第169回 戦うだけの日々を終えた先に

四天王の命を受け、モンスターを増やすべくバトルバトルの日々を送っております。これだけ単調な作業をするのは久し振りですね。って言っても、増やさないといけない種族を避ける必要があるし、それを抜きにしてもこれだけ終盤になるとサガシリーズ独特のやたらめったら強いザコ敵がわんさか出てきますから、眠くなってもいられないのですが。
これら「モンスターを増やせ!」系のイベントは最終調整がちょっと面倒ですが基本的にはバトルさえ繰り返してればいい訳ですから、まあちょっとどうかと言いたくなる様なボスがいるイベントよりは楽なものです。途中「モンスターを増やせ!(獣)」を進めてる時に、種族別の生息数ランキング(これを1位にするのが目的)で獣系が2位まで上り詰めて、「おー、後ちょっとだー」なんて思ってたらうっかり油断して獣系モンスターを倒しちゃったなんていう悲劇もありました、そのたった一度の過ちでランキング2位から一挙7位に落ちるという絶望も味わいました。一周目の同時期よりも弱い気がしないでもないパーティーで戦っていて何度か全滅を喫した事もありましたし、他のイベントに比べると時間のかかるものではあります。が!! それでも至って順調に、昨日に引き続いて「モンスターを増やせ!(獣)」と「モンスターを増やせ!(植物)」を解決に漕ぎ着けましたよ。いい感じです。後残るは一つ。

と、ここで、やはり予想通り、イベントランクが20に到達。吟遊詩人からラスト直前ダンジョンの場所を教えてもらえる時がやって来ました。
今回私の目的地は既に何度か言っておりますが、冥府です。ロマサガMSではまだ見ぬこの冥府へ行くその為だけに、私はガラ何とかという人をこの手にかけてまで、その準備をしていたのです。
ところが、驚くべき事がおきました。いざ吟遊詩人に話しかけたその時、私の耳に入ってきた話…それは神々の試練が待つ場所、最終試練のものだったのです。
咄嗟に、思いました。

ガラハド無駄死に

…いやいやいや!! 違う違う!! 大体前回もそうだったけど今回だって最終試練クリア出来る実力なんてないんだから、どうにかして他の二地点の情報を引き出さんといかんのだ!! 決してこのまま君を無駄死ににさせるつもりはないぞ。
吟遊詩人が三地点の内、何処の事を話すか、SFC版とは違ってこれは随分とコントロールし易くなってますから、システムさえ分かっていれば他の地点の情報を引き出す事は簡単です。事実、きちんと冥府の情報も聞きましたよ。そんなつもりは全然なかったのに三地点全ての話を聞いたというオマケ付きで。
んでもって、今回こうなってしまった原因ですが、簡潔に言ってしまえば、ガラハドを殺すだけでは不十分だったと、そういう事の様です。ただこれには例外があって、殺害までに一度でもガラハドを仲間にした事があれば、一挙に冥府確定となる程の影響があるとか。

という事は、これから冥府を目指す時は、序盤にでも一旦ガラハドを仲間にしといて、一度知り合いになった上で殺せと、そういう事ですね。

…こうしてまた、一人の人間が鬼と化していくのであった。


進行状況:5日目



05/09/06(火) 第170回 奇跡の復活

一周目をクリアしたのがプレイ開始から九日目の事で、クリア後のセーブ時のプレイタイムが大体27時間という所でしたから、何とかそれを切る記録でクリアしたいなあ、と思っている所でございます。
さて、本日は残った「モンスターを増やせ!(昆虫)」をささっと解決した後、お待ちかねの冥府の方へ。
冥府。SFC版では二度程行った事がありますが、そこは本当に「地獄」と形容するに相応しい場所でした。何と言っても厄介なのがおびただしい数の敵シンボル。一般的なシンボルは外界の二倍のスピードで主人公の方へ攻め寄る為に避けようにも避けられず、更に一部フロアにはドラゴン系シンボルが闊歩している始末。死者の王デスの下まで辿り着くだけでも一苦労ですが、辿り着けたら辿り着けたで今度は帰るにも苦労させられてしまうという…SFC版をプレイした人にとって、「冥府」とは即ち「地獄」だった訳です。
しかしそれがロマサガMSともなるとどうか。アルティマニアを読んで驚きましたね。そこには既にSFC版当時の面影は残されていませんでした。モンスターが出現しないのです。最終試練も、オールドキャッスルも、他のラスト直前ダンジョンは魔物とのバトルだらけだと言うのに、冥府ではそれが一切無いのです。マップもそう長い訳じゃなし、冗談抜きで、15分程あればデスに会って、サルーインの居場所を聞いて帰って来れます。
今回私が冥府行きを選んだのは、単に三地点の内で唯一行っていない場所だったからですが、こんなだったら今後のプレイでは冥府を選んじゃうんじゃなかろうか。オールドキャッスル行って巨人の里に到達しても、さして強力な武具が得られた訳じゃなかった事は私自身一周目のプレイ時に言っていた事ですし、最終試練に行かなくても十分にゲームをクリアし得るという事は正に一周目のプレイが証明してくれていますし。

さて、そんな訳で最終イベントである「決戦! サルーイン」が始まり、二周目も大詰めです。が、一昨日、昨日、今日と「モンスターを増やせ!」に取り組んでいたにも拘らず、思ったよりパーティーが強くなっていませんでした。なんでまあ、これからラスボスまでの間は一周目から通して手付かずのイベントを幾つかやっていくという事になりそうです。
と、ここで問題が。バルハラントで起こる「凍結湖の妖精」なる未体験イベントでもやってみようかと思ったのですが、イベントが始まる場所へ行っても何故か始まらない。

(あれ? おかしいな…)

改めてイベント開始条件を確認する私。そしてその時、私は戦慄したのです。その開始条件とは、「イベントランクが22になっているか、デスに誰かを生き返らせてもらっている」事。
…かくして、決してわざわざ生き返らせるなんて事はあるまいと思っていたガラハドは、思いがけず現世へ舞い戻ってくる事となったのでした。って言うか、この辺りに私という人間の素晴らしさが伺えますよね


進行状況:6日目


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