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06/09/03(日) 1日目 延びに延びたリスタート

アルティマニアを購入した当時、「この頃には二周目を始められればいいかなー」なんて思っていた時期を過ぎる事早半月。ようやく今日、FF12二周目のプレイを始める運びとなった。長かったねえ。もう後二週間もすると 発売から半年になるぞ。それまで何やってたんだ。MGS三部作ですすみません。

さて、プレイ初日はろくにプレイ内容の事について触れないというのがここ最近の常套になってしまっているが今回もそうなりそうだ。いや、何も狙ってそうしている訳ではなくて、単に今日のプレイがはぐれトマト討伐前で終わってしまっていて特に書く事もないからそうなってしまっているだけなのであるが。
そういう事で以下には、今回のプレイの目標なぞをつらつらと書いておこうと思う。

サブイベント制覇
二周目の鉄則。あらゆる攻略情報なしでプレイした一周目では僅かに一つしかクリアしていなかったサブイベントを全てやり遂げる。
アルティマニアによれば「ジュリーと帝国兵」以外のイベントは終了時期がなくいつでも出来るという事らしいので、もしかしたら一旦空中要塞バハムート突入前までシナリオを進めてからまとめて挑戦するかもしれない。

モブ完全討伐
サブイベント制覇とも重なるが、はぐれトマトからヤズマットまで、全てのモブを倒す。
多分やり遂げられるが、あまりに苦労する様だったら止める。要は時間が取れるかどうか、か。

全ライセンス取得
とは言うものの未定。恐らくレベルは(それこそ時間があるのなら)99まで上げる事になると思うが、そうして得られるLPだけで全ライセンスを取得出来るのかどうかが焦点。出来なければ、レベル上げが必要なくなった段階でLP稼ぎも止めていつの間にかなかった事になってるかも。

クランレポートコンプリート
コンプリートに際してハントカタログが厄介なのは言わずもがなだが、空賊の隠れ家も地味に厄介。空賊の隠れ家ではバッガモナンを出現させる条件が「ハントカタログの全ての項目を登録する」だからこれはハントカタログの完成ありきという事にはなるのであるが、それに加えて「ミストナックの全ての融合技を一回以上発動させる」が条件のガブラスが厳しそう。これの為にミストナックを何十回と使う事になるんじゃないかと考えると…
うーん、どうだろ。少なくともハントカタログは完成させてみたいと思うんだけどなあ。

取り敢えず、基本線はこんな所かな。サブイベントのみならずモブもライセンスもクランレポートもいつ取り組んだっていい様なもんだと思うので、現段階では全部引っ括めてメインシナリオを一通り終えてから取り掛かる予定。
ちなみに、今回はアイテムコンプリートはやらない。各種おたからを考え始めるともうキリがないし、大体に全アイテムを一手に所持する事が出来なさそうなので。

さーて、クリアまでどの位時間がかかるだろうか。いつものペースで進めて一周目より遥かに多くの事に手を付けるとなると、一月じゃ無理だろうなあ…何とか、暦の上で冬になる時期には終わっていたいものだが。


進行状況:1日目



06/09/05(火) 2日目 孤高のトレジャーハンターV

しっかし今回は、アルティマニアを見つつプレイするというのがやり辛い。
今作のアルティマニアはシナリオ編、バトル編の二冊に分けられていながらもその用途は大体を言えば前者が通常プレイヤー用、後者が通常+やり込みプレイヤー用みたいな所があるので、バトルアルティマニアを参照する回数は(まだ序盤であるし)そんなにないのだけれど、ただシナリオアルティマニアを片手にプレイするというだけで少々辛い。
大体にFF12シナリオアルティマニアが片手で扱い切れる代物なのかどうかという議論もあるかもしれないがそれはいいとしても、各トレジャーの位置とその中身の書いてあるページが別々になっているのが大変である。まああれだけの情報をマップに書き入れてしまえば一層不平を垂れたくなってくるだろうとは言え、一方でシナリオのページを抑えながらマップのページとトレジャーのページを行き来して尚且つコントローラーを、なんてのは流石に無理があったのだ。でも何だ、この事は、やたらあちこちにトレジャーを配置する方針を掲げたスクウェア・エニックスに対して訴えればいいのか? どうなんだ。
大抵のトレジャーなんて中身は下らない物だったり下らない額のギルだったりするんだからそもそも入手する必要もないんじゃないかと言われそうであるが、さに非ず。今はまだ序盤だから単価70ギルと割かし高い「ポーション」がよく手に入るだけでもいちいち回収する価値はあるというものなのである。それがねえ、私クラスの几帳面人間がプレイするとなったら、ねえ。
その内ポーションも要らなくなってきたら、一部装備品の手に入る可能性のあるトレジャー以外はどんどんスルーしていく事にはなろうけれども、それだって少なくとも一度は中身が何なのか確かめとく必要があって結局ページめくりだけはスルー出来ないからその内煩わしさから解放されるという訳でもないんだよね。畜生。

大変と言えば、「最強の矛」入手の為の気配りも大変だ。死都ナブディスで「最強の矛」を入手する為に取ってはならないトレジャーが四つだかあるのだが、その内一つのあるラバナスタ・ダウンタウンに差し掛かってからというもの間違えて取っちゃったりなんかすると取り返しがつかなくなるのでとにかくプレイが滞る滞る。上述した様に「ポーション」等のアイテム狙いで件のトレジャー以外は全回収するつもりだったから、トレジャーの位置をマップで確認する→その場所まで行く→トレジャー出現の是非を確認→出現していたら改めてマップ内における位置、トレジャー番号を確認→「取ってはならないトレジャー」が7番のものである事を併せて確認後、両者の番号が一致していなければ入手、という手順を逐一踏んでいたのだ。すぐ近くでセーブ出来るからそこまで神経質にならなくても良かったのにね。

そうこうしている内に、本日のタイムリミットが来た。ただただトレジャーと格闘していただけの様にすら思える本日二日目のプレイ。シナリオは、ラバナスタ王宮へ忍び込む為にガラムサイズ水路へ降りた所まで進んだ。
断言してもいい。今月中には終われない。

進行状況:2日目



06/09/06(水) 3日目 順調そのもの。そりゃ序盤だから

今日も今日とてトレジャー漁り。そしてプレイ三日目にしてようやくボスらしいボスと戦った。
やっぱり今作の肝はバトルの方にこそあるね。ボス戦がやたら面白い。まあブッシュファイアだミミッククイーンだなんていう一応は「ボス」と括られているとは言え後々には確実に雑魚レベルと言えてしまう様な奴を捕まえて「面白い」だなんて言ってたら、まだ見た事もない者共と渡り合ってなんていけないけれども。
さて、そういった訳で今日までにナルビナ城塞地下牢を脱出しバルハイム地下道を抜けた所まで進んだのだけれど、ここまでは至極順調である。
記憶の限りでは一周目のこの時点における全滅回数は1回。で、今回は0回。前回の1回というのは今思い出すのも恥ずかしい限りだが、東ダルマスカ砂漠におけるウルフとの1対1のバトルにおいて、「まだ行けるか? まだ行けるか?」と回復を惜しんでいたら気付いた頃には慌てて「ポーション」使おうにも間に合わなくなってしまっていたというものだったのであるが(まあそこはまだADBに慣れていなかったという事で流されよ)、今回はそんなうっかりミスもなく、着実に進んでこれている事がうかがえる。

特にその着実感を顕著に感じられるのが、先に挙げたブッシュファイアとかのボス戦だろう。一周目の時の事は今でも忘れやしない。ブッシュファイアの「ブッシュファイア」やミミッククイーンの「サンダーバースト」を喰らう度にゴソッと減るHPにおたおたし、ケアルを使おうにもとっくにMPは枯渇、「ポーション」使おうにも何しろ慌ててしまっているもんだから使用アイテムを間違えるわ使用対象を間違えるわ挙句の果てには何かの手違いでリーダーを変更しちゃって余計混乱しちゃうわとそりゃもう酷かったのである。当時はまだろくにガンビットを使いこなせていなかったと言うか、使おうとすらしていなかった点も相当の苦労の呼び水になったのだろう。
しかしそれが今回はどうだ。アルティマニアにある攻略法を参照した事が大きく後押ししてくれたのは事実であるが、それ以上に一周目を乗り切った事によるその経験値が違うではないか。まだ序盤も序盤であるから幾らアルティマニアが手元にあるったって装備品の幅はない様なものであるし、各キャラクターのレベルは当然低い。でもプレイヤーのレベルが違うったらありゃしない。今回この二戦で一人の戦闘不能者も出さなかった事は、自身の確実なステップアップを感じさせるには十分であった。
まあこの程度の一応「ボス」を捕まえて「俺、レベル上がったなー」だなんて言っていてお前恥ずかしくないのか、なんて事を言われるかもしれないが、いや待て、ふざけないでくれたまえ、そんなの恥ずかしいに決まってるじゃないか。当たり前だろう。

取り敢えず当面は、前回計8回の全滅を喫したベリアス戦、ウォースラ戦をスムーズに突破する事が目標だな。


進行状況:3日目



06/09/07(木) 4日目 やっすい取引

バルハイム地下道脱出後、ラバナスタ・ダウンタウンにて――

バッシュ「すまんな。迷惑ついでだ、最後に頼みたい。バルフレアに会わせてくれ。今いるのは足だ」
ヴァン「これで貸し借りなしだからな」
バッシュ「借り?」
ヴァン「ナルビナ。あんたがいなきゃ無理だった」

いやいや、何言ってんの。別にバッシュが同行してくれなくたって普通に出られたから。
つーかバッシュ、あんた途中まで丸腰だったせいでむしろ足手まといだった方だから。

ってか、ああそうか、ただ「バルフレアに会わせる」ってだけで貸し借りなしになるんだから、ヴァン自身も内心では「何だよこのオッサンうぜー」みたいに思ってたって事か。「お前のせいで兄さんは」とかいう事は一切抜きにして。


進行状況:4日目



06/09/08(金) 5日目 牛歩戦術

昨日の話だったけれども、ルース魔石鉱の奥で出会ったバッガモナン一味はきっちり倒しておいた。前回は「逃げよう」という指示そのままに逃げただけだったけれども、これでようやくその借りを返せたって訳だなあ。
ま、バトルの方は事前にパーティーメンバーに修得させていたミストナックの四連携一発で片付いたんで当然ノーダメージだったし、そういう達成感がどうとかいう点でのカタルシスなんてのは皆無だったんだけれども。バッガモナン哀れなり。いやそれはともかく、今はただ再戦を楽しみにしてよう。

さてさて、今日が二周目プレイ開始五日目という事になった訳だが、とてつもなく大変な事に気が付いてしまった。
まずはこれを見て戴きたい。FF12一周目におけるプレイ五日目の日誌であるのだが、この日の「進行状況」を見ると、ミリアム遺跡攻略途中までで終了となっているのだ。
対して今回は。まあ昨日のラストがバッガモナン戦だったと言っているのだからある程度お察し戴けるものとは思うのだが、今日は「暁の断片」を取りにレイスウォール王墓へ……向かって西ダルマスカ砂漠・西境界壁で飛空艇シュトラールを降りた段階でタイムアップとなった。
この差は一体何だ。この後にそのレイスウォール王墓を攻略し、ウォースラを倒してガリフの地ジャハラへ行きエルトの里を経てプルオミシェイスを訪れ大僧正アナスタシス猊下に謁見し泣く泣くラーサーとの別れにまで至らなければ半年前の私には追い付かないという事ではないか。そりゃまあ、あの時は二日目と三日目が土日だったからそれは加味しないとならないとは言っても、これはねえ。当時相当入れ込んでたって事がうかがえるなあ。
して、それからすると明日明後日は待望の休日という事になるが、多分、この二日間をもってして一挙に進められたりする事はない。つーか、プレイ開始から今日まで、著しくゲームへ割く事の出来た時間が少なかった訳でもない。ただ、モチベーションが低い。個人的にもFF12の肝はバトルだと思ってるだけに今作が面白くなってくるのはモブ討伐とかに着手し始めて以降って事になろうから、シナリオを重点的に攻略している(尚且つ定期的にギル稼ぎを要する)今、何となしにそうなっているのも当然と言えば当然なのだが…

プレイ日数じゃなくプレイ時間で比較しても結局は一周目と同程度だし、これはいよいよ冬突入までのクリアが怪しくなってきたぞおい。


進行状況:5日目



06/09/09(日) 6日目 一周目の難関続々突破

やっぱりそんなに進まなかったなあ。この土日も。

本題。
今回と前回の、バトルにおける最大の違いとして、次にどの戦いが控えているか分かっている事によってそれなりの準備が出来る、という点がある。
例えば、一周目で最初に苦戦を強いられた相手は戦艦リヴァイアサンで戦ったジャッジ・ギースだった。当時の日誌には「このバトルで手持ちの『フェニックスの尾』を全て(5個位だったか)使い果たすというピンチに陥った末勝利」とあったが、今回は事前にテトランからその時点で最上級の装備品その他を買い求めた結果、「フェニックスの尾」の消費なしで勝利を収めた。つーか、結構緩いバトルであった。
そして今日も、一周目の私では考えられなかった程の快進撃の連続である。まず、前回は完全放置のままゲームを終えたレイスウォール王墓スタート直後のデモンズウォール(手前)を撃破。途中まではアルティマニアの指南の通りにエアロをリフレク反射してダメージを与えていたのだが壁が半分少々迫ってきた所で面倒臭くなってきたのでミストナックで粉砕。一周目のこの時点では誰一人としてミストナックを覚えていなかったが、今回はその習得を優先させた結果全員が一通り、一つずつミストナックを覚えていたのでもう楽勝である。つーか、エアロでMPを消費した二人を軸にまだMP満タンの控えメンバーを一人ずつ引っ張り出してきてはミストナックでしつこく4〜6連携を繰り返したので少々卑怯な手だったなあと思わなくもなかったけれど。かなり卑怯な手だったなあとも思ったけれど。
んでもって、一周目ではファイジャにとことん苦戦させられたベリアス、これも、一旦セーブしに戻る事のないまま初見で突破。その時点での最強装備品万歳。終盤ちょっと慌ててしまった所もあった気がするけれども、一応の保険としてミストナック要員を出さずして勝てたのでまあ及第点か。
そしてそして、前回アグレッサー後の猛攻のせいでよもや王墓でレベル上げかという事態にまで陥りかけた裏切りウォースラ戦。流石に一周目の事が頭によぎったので王墓突入時→ベリアス戦から更にノーセーブで、とする勇気こそなかったけども、ここもリザーブメンバー出番なしで初見撃破。その時点での最強装備品万歳。つーか金万歳。

ここまで好調だと、単に装備品という点だけでなくライセンスの習得状況とか、もっと直接的にレベルが高いとかいう事も大きな要因となっているかもしれないのだが、如何せん当時のデータもないので確認は取れず。
いやでも、そんな細かい事はともかく現時点における一周目と二周目との全滅回数比が9:0という事になっているのだから、これは評価出来る事実だね。

いいか、前にも言ったが、勿論私は今恥ずかしいぞ。


進行状況:6日目



06/09/29(金) 7日目 三週間前の話

つーか、今日の今日まで神都ブルオミシェイスを「プ」ルオミシェイスだと思っていた。誰のボイスを聞いたってはっきり「ブ」と言っているのに、何故だ。

宣言通り昨日は寝る前にほんのちょっとプレイ、それから今日ももうほんのちょっと進めたのだけれど、所詮はほんのちょっと、結局今日はボスを一匹倒す所まで行く事もなく終わった。いやー、でも、20日振りか。まさかプレイ開始から一ヶ月近くにもなって、まだジャハラだエルトだミュリンだなんて事を言っているなんて、一体誰が思っていた事か。

さて、話はその20日前、レイスウォール王墓にまで戻る。
アルティマニアを読んだ上での二周目であるという事の関係上、勿論今回はシナリオアルティマニア内に掲載されているマップを見ながらのプレイに勤しんでいる。で、これまでの多くのRPGでそうしていた様に、攻略の際はなるべく多くのトレジャーを回収する事を心掛けている。とは言え流石に今回の仕様だと全トレジャーの入手なんて事をするのは無謀にも程があるし苦労の割の見返りもねえしっつー事で、訪れるのが二度目以降のマップでは目ぼしい物だけをターゲットにしているのだけれども。でもそれって言い換えれば初めて訪れるマップでは律儀に全てのトレジャーを取っているという事であってそれはやっぱりあまり褒められたものではないかも。て言うか、確かプレイ二日目に「その内一部装備品の手に入る可能性のあるトレジャー以外はどんどんスルーしていく事にはなろうけれども」とか言っていた気もするのに、今になってまで私はまだ何やってるんだろうね。
話が逸れたがレイスウォール王墓にて、である。いつもの様に逐一トレジャーの位置を確認しつつプレイしていたら、ある一つのトレジャーが目に止まった。デモンズウォール(手前)を倒して行ける隠し通路の奥にある「エビルスレイヤー」の入ったトレジャーだ。
チラッと見てみたらギル率(トレジャーの中身がギルになる確率)が45%とある。割かし低くもない。更に調べてみた所「エビルスレイヤー」は神都ブルオミシェイスでジャッジ・ベルガを倒した後に手に入る一品だと言う。とどのつまり、「これは欲しいなあ」と思った訳だ。
まず、王墓攻略前に一度取ってみた。ギルだった。流石に一度じゃ取れないか、と、王墓攻略後に取ってみた。ギルだった。何のこれしきもう一度。ギル。何くそもう一度。出現せず。
あれ? こんなに手に入り難い筈はないのに、なんて思ったものだが、ちゃんと確率計算してみたら入手率は0.7(出現率)×0.55(アイテム率)×0.5(中身が「エビルスレイヤー」率)≒20%か。なるほど納得…っていやいやいやいや、それにしたって三連続ギルはねーだろって。

この一件が私にとって初めての「目的アイテムを入手する為の特定トレジャー反復入手」だった訳だけれども、やってみて分かった、かなりタルいなあ、これ。「エビルスレイヤー」自体は、一旦「手に入れたい」と思ってしまった以上意地で何とか手に入れたが、これが例の入手率0.1%トレジャー相手だったらと思うと、ああなるほど、アレに挑みかかった先人達の苦労が目に見える様だ。
そんな訳で、「最強の矛」だけはナブディスで手に入れるぞとの決意を新たにした私は今日も、ダラン爺の家の前にちゃんとトレジャーが存在している事を確認して一安心するのであった。


進行状況:7日目



06/10/29(日) 8日目 早くも10月のプレイ総括

前回の更新日付を見て驚いた。2006/09/29などと書いてあったからだ。最終更新日から丸々一ヶ月だなんて、一体何処の「歪曲」だよ。つーかそれより、この間「雑文」を更新し続けられてたって事の方が個人的には驚きであるが。

さあ、再開だ。
今日は昨日の宣言通り、午前中から夕方にかけて休憩を挟みつつ殆どの時間をこのFF12二周目に費やした。流石に一ヶ月振りで色々溜まっていたんだね。しかし、割かし多めの時間を割く事が出来た気がしたのに、ヘネ魔石鉱攻略から始まった本日のプレイは、そこから「レンテの涙」入手、パラミナ大峡谷越え、神都ブルオミシェイスで大僧正アナスタシス猊下とアルシド登場、んでもってミリアム寺院を攻略と、そこまで進んだ所で早お開きとなってしまった。イメージ的には、アルケイディス位まで一気に進めたかったのに、何だか全然進んでくれない。休憩時間を長く取り過ぎたか。つってもね、幾ら時間だけが大量にあったって昔みたいにその間ずっとゲームしてられるだけの気力とか体力とかは残念ながらないんだよね。
と言って、原因はもっと他にある事を私は知っているのだ。何かと言えば、今回はゲーム開始当初から積極的に「盗む」を利用している。「盗む」 言わずもがなのFF12資金繰り手段の筆頭である。
今現在、正直な気持ちを吐露すれば、早いとこFF12の二周目をクリアして次にはMGS1の二周目なぞでもやりたいなあ、とか言うには言っておいて、その言葉にやる気が伴わない事がよくある。意欲が湧いて来ないのである。ともするとそれは、既にプレイ開始から二ヶ月にもなろうとしている二周目のプレイが、未だシナリオ部分すら終えられていない現状を作り出した最大の原因だったのかもしれない。意欲さえあるのなら、少々無理矢理にだってプレイ時間を作ろうとするだろうからだ。しかし、想いとは裏腹に意欲は出て来ない。何故か。その大きな理由の一つに、ギル稼ぎの辛さの記憶があった。
一周目のギル稼ぎはそれはそれは大変だったものだ。何しろモンスターがまともにギルなんて落としてくんないから、仮にお宝を落とさなかったとすればそのモンスターからの実入りは0なのである。これまでの作品では、基本どんな奴が相手だろうと少なからずあった収穫というものが、今作では0の場合が珍しくないのだ。たたでさえだれがちな単調作業、なのにその上幾多の「無駄狩り」を視覚的に見せ付けられてしまう状況。ミリアム寺院攻略後辺りで「盗む」の有用性に気が付くまで、それは正に地獄と言っていい作業だったのだ。
だからこそ、今回は東ダルマスカ砂漠に出た頃から早くも盗人猛々しさを全開にして、ありとあらゆるモンスターからアイテムを盗み続けた。それも、ギル稼ぎ中であるとかないとか関係なしにだ。
結果としてそれは、新装備を購入するという段になってからの長時間単調作業こそ劇的に短縮してはくれたが、反面、各トレジャーを割かし律儀に取るというプレイ方針と相まって各マップの通過時間を劇的に増加させる事となった。必然、テンポは下降の一途を辿るというものである。それで、冒頭の進み具合の悪さに繋がってしまったのであった。

隅っこにいるモンスターもきっちり倒して一マップの攻略に随分と時間をかけてたりすると、たまに、いや頻繁に「こんなゆったりやっちゃってて良いのかなー」とか思うのを、取り敢えず今の所は「どうせ将来的にはレベルも99まで上げるんだろうから、今やってる事は全然無駄にはならんよな、大丈夫だよな」という事で納得させているのだが、さて、この理論は合ってくれているだろうか。
これは単なる予想であって、それ以上の意味はないのだが、これ酷く間違ってんな、多分。


進行状況:8日目



06/11/19(日) 9日目 ミリアム寺院のネガルムルは空気を読め

また三週間振りだとさ。ふーん。

とんでもないスローペースではあるがそれでも少しずつ少しずつ進めていよいよ物語りも終盤へ差し掛かろうとしているが、思い返してみると、二周目開始以降ここまでのプレイでまだ全滅を喫していない事に気が付いた。
更に振り返ってみるならば、一周目同時期における全滅回数は10回とか12回とか、それ位のものだった筈なので、これはかなりの躍進と言える。
一見、「二周目なんだから当然だろう」といった感じの事であるが、さにあらず。実際、一周目で得た数々のノウハウ、それにアルティマニアから得た数々の知識は、プレイ効率やプレイスタイル面で比べ物にならない程の違いを見せ付けた。それは事実だ。だがしかし、それが「プレイ難易度の低下」に直結したかどうかと言われれば、それには首を傾げざるを得ないのだ。
原因はプレイ効率の重視にある。具体的には、いつの世も私を悩ませ続ける装備品調達の類の問題にある。一周目では新商品を発見する度にそれを買い揃える事をミリアム寺院攻略辺りまで続けていたが、今回はプレイ開始当初から一、二段階置きに新調しているのだ。
これのお陰で、プレイ効率は確かに上がった。だがしかしこの事は同時に、一周目では万全の装備で挑めていたボス敵(及びその周囲のザコ敵)に、万全でない装備で立ち向かわなくてはならないケースを幾つも発生させる事を意味するのである。レベル的には目立った違いなんてない。むしろ短いスパンでギル稼ぎを要さない分今回の方が若干レベルは低く抑えられているかもしれない。だのに軟弱装備だ。勿論、こうしてわざわざ文句を言うまでの事じゃないけれどもね。

でも事実として、全滅0回とは言っているが「あわや」という場面は何度かあった。この間(と言うには昔の事過ぎるが)のミリアム寺院での一件もそうだ。「対面の守護」で何やら躍りに興じているドラゴンエイビス3匹とミリアムフェイス2匹に囲まれて、それでも意固地に戦ってたらメンバー6人中5人までが戦闘不能状態にさせられたりね、隠し通路先の「離別の歩廊」に出て来るオイルタワーに大混乱したりね、それで、やっとこさの思いでその通路の奥にある「シェルシールド」手に入れて、すぐに引き返し、何とかオイルタワーエリアを抜け出たと思ったらそこにレアモンスターのネガルムルが出て来やがったりね。あの時は駄目かと思ったねえ。

でもあれ? ミリアム寺院時点の装備って、神都ブルオミシェイスで買ったやつだったから万全も万全、最強装備だったんじゃんね。なのに何でそんな死にそうな思いしてるんだ。


進行状況:9日目



07/01/08(月) 10日目 極悪非道の空賊

プレイ開始4ヶ月目にして驚愕のプレイ10日目、本日遂に、二周目初の全滅を喫した。相手は、やはりと言うか何と言うか、ドラクロア研究所のドクター・シド+ルーク×4だ。
今回、奴に対する対策は万全である筈だった。前回は実にモスフォーラ山地時点の装備で挑んでいたのを、今回は帝都アルケイディスでしっかりと準備を整えた上で臨もうと言うのだ。これだけでもう勝利は確信した様なものだけれども、更に今回は周囲のルークを手っ取り早くミストナックで一掃するつもりでいた。確か、一周目でのシド戦ではミストナックには頼っていなかった(代わりに大量の「フェニックスの尾」と「エクスポーション」のお世話になった)けれども、有用なもんはどんどん使っていかんと勿体無いし。まあ、一周目で四度も全滅させられ、私を絶望の淵に立たせたあの時のお返しと言った所か。
だが、負けた。それも当然かもしれなかった。何しろ私はアルケイディスで装備を整え、ミストナックを使ってルークを片付けるつもりでいたのみで、その他にこれといった、例えばガンビットとかの事を特別気にかけてもいなかったのだ。言わば装備以外の点において私は一周目時点の私と大差なかった訳で、そんな私に、ミストナックの連携ミスによってルークをも一層出来なかった事故が降りかかったその時、冷静に対処して勝利へと繋げるだけの余裕なんてある筈もなかったのである。流石に、幾らガンビットに無頓着だったからって、「HP=100%の敵に『盗む』」とか「HP<70%の味方に『ケアル』」とか「もしMP<30%なら『アスピル』」とかいう、ザコ戦用のものをそのままにして挑むのは無謀だったか。バトルに参加しているメンバーというメンバーが何の益にもなりそうにない行動ばかりしやがってね。自分のせいだけど。
結局二度目の挑戦で首尾良く勝てたので成績的には前回の比じゃないが、悔しいったらないなあ。これも、ナルビナで病気の娘の薬代を稼ぐ為に商売していた道具売りに大量のお宝を売り付けたり、アルケイディス旧市街でラバナスタへ帰る為のギルが要るから何か買ってくれって言ってた商人に大量のお宝を売り付けたりした罰かなあ。え、そんな事してたの。

さて、気付いてみればいつの間にか、FF12発売から一年が経とうとしている。
まだ終わらないか。まだ、終わらないなあ。


進行状況:10日目


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