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05/08/22(月) 1日目 基礎知識と現代社会と歴史

本日より「Romancing SaGa -Minstrel Song- ULTIMANIA」を読みふけります。一週間位で何とかなるかな? まあ八月中には読み終わって、二周目への準備に取り掛かりたいと思っております。

初め30ページは「入門」と題された章でありまして、ここに書いてある事って言うのはつまり「プレイする上で知っておいた方がいい事」な訳ですから、既に一回クリア済みの私が改めて読む必要はあまりないんですが、そんな事はお構いなしです。例え知っている知識であろうが一言一句丁寧に読んでいきます。
「知っている知識であろうが」とは言うものの、そこはSFC版からのリメイクに当たりかなりな量の要素が追加されたロマサガMSです。正直その追加要素が多過ぎて、一部何の事やら分からないまま終わってしまったものもあります。
例えば武器等のアタックモード、ディフェンスモード、トリックモードなんていうのは今日アルティマニアを読んでてようやく納得出来た感じですよ。結構重要な要素だったんじゃないですか。
術合成? ああ、そんなのもありましたっけ。って言うか私一周目では積極的に他のクラスになりませんでしたから、こういった高等技術とは無縁でしたよ。ふむ、やはりそういうテクニックを抜きにしてジュエルビーストを倒せる訳はないと、そういう事かな。
え!? バトル中コマンド入力時に□ボタンを押すと味方の行動順が指定出来たんですか!? うわー、何で今まで全然気付かなかったんだろ。知ってたからって有効利用できる場面を特には思い付かないけど、少なくとも「テオドール乱心」のイフリート戦で重宝しそうじゃないか。

一通り基礎的な知識を学習した後は、神話を含むマルディアスの歴史や現在の世界情勢のお勉強です。正直言ってSFC版では各国間の関係がどうだの、エロールやらニーサがどうしただのどうなっただのいう話はほぼ気に留めていなかったもので、ようやく今日、大体の世界観を把握する事が出来ました(遅)
「登場人物」の所にはまだ見ぬキャラクターもまだまだいますし、これはかなり二周目が楽しみになってきたなー。


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05/08/23(火) 2日目 俺の8000金が

「イベント&マップ」の章を快調に読んでおります。
前情報無しでプレイしているとやはり幾つかの地域ではマップが見付からなかったりする場合があり、そういう時はしょうがないので自力攻略を目指す事になるんですが、そこは極度の方向音痴の私ですよ。視点が一定のSFC版2Dマップならまだ何とかなってましたが、その視点が目まぐるしく変わっちゃうともうどうにもならない。そんな訳でベイル高原であるとか、グレートピットであるとか、一部の地域ではそりゃもうとてつもなく苦しめられましたけど、それでもやっぱりマップとして、俯瞰して見るとそんなに複雑な訳じゃないんだよなあ…と、自分の不甲斐無さを痛感しております。
迷いの森なんかも相当迷わされた口ですけど、全体を見渡してみると別に何処かがループしてるとかいう訳でもなし、至って普通の構造じゃないですか。

さて、各種イベントの項を見ていて衝撃の事実が発覚しました。
「鉱山襲撃」というイベントがあります。一周目ではプレイ五日目に解決した、ゴールドマインに強力なモンスターが襲撃するというイベントです。このイベント、主目的は勿論ゴールドマイン内にいる十体のモンスターを倒す事なのですが、それとは別にもう一つ、鉱山から逃げ遅れた鉱夫を救出するという目的があったんですよね。
で、解決の際には相応の金が貰える訳で、日誌にも書いた通り私はこのイベントで帝国軍から22000金を戴いたんですが、実はこの報酬、イベント中に鉱山内部から救出した鉱夫の数によって変動するらしいのです。
それによれば、基本報酬は15000金で、鉱夫一人を救出する毎に500金が追加され、逃げ遅れた鉱夫十五人を全員救出するとボーナスとして更に7500金が追加されるとの事。という事は、鉱夫全員を救出した時に貰える金額っていうのは…

15000+(500×15)+7500=30000

こうなります。で、私が貰ったのが22000金って事は、私があの時何人の鉱夫を救出していたかって言うと…?

22000-15000=7000
7000÷500=14

うわ、後一人だったのか!! 後たった一人の鉱夫を助けてたらパーフェクトだったのかあぁぁぁぁ!!
これは痛い。何せそのたった一人の鉱夫を助けられなかった事によって舞った金の額たるや8000金ですよ。8000金あったら何が出来るかって、クリスタルシティのロイヤルスィートホテルを五人パーティーで五回も利用出来るんですよ。まあ実際そんな贅沢な使い方はしないにしても、これがあったら終盤の装備品一新が多少余裕をもって出来ただろうになあ…後一人だったか…

その他今日は、ずっと気になっていた「騎士団の誇りにかけて」の解決条件が判明しました。一通り回っても何かしら特別な事が起こらなかったデルスデール砦跡でしたが、そのボスは一度通っただけでは崩れない床を崩して落ちる必要があった様です。
そんなの気付かないよなあ…え? 「あんなのすぐに気付いた」って? そうかいそうかい、くそう…
砦に巣食ったモンスター共のリーダーならリーダーらしく、最上階に陣取ってろよな。ま、あの時はその最上階への行き方も分からなかったんだけど。う、う、う…


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05/08/24(水) 3日目 卑怯なんて言葉は聞こえない

シナリオサイドを読み終わり、バトルサイドへ突入しております。半分を超えましたよ。

ラストダンジョンの最深部直前で起こったミニオン戦に、唯一ミニオン・ヘイトが出現してなかった謎が明らかとなりました。ラストダンジョンでは、そこに至るまでのフロアで各ミニオンと個別でバトルが出来るんですが、アルティマニアによれば最深部直前に現れるのは、その個々のミニオン戦で倒したミニオンだけだそうです。つまり、あの時ミニオン・ヘイトだけがいなかったのは、本当ならラストダンジョン一階にいたミニオン・ヘイトの存在に気付かず、スルーして行っちゃったからという事だったと。
でもこれって変な仕様だよなあ。単体とのバトルで倒さなかったミニオンだけが現れるっていうんならまだしも、その逆って事はそれまでのミニオン全部無視していけばサルーイン戦まで直行出来るって事だからなあ。各ミニオンに止めを刺す時に使った技はサルーイン第一形態に対して使うとディフレクトされ易くなるって言うし、そんなんだったらわざわざ戦う意味なんてないんじゃないかと思うんですが。まあ、一度位トライアングル・フォーメーションを制してみたいなー、とも思うんですけど。

さて、アルティマニアを読んでおりますと、何度か「クイックタイム」と「オーヴァドライヴ」という術法の名前が書かれている事があります。かの難敵ジュエルビーストの攻略法にもこの術法が記述されており、どうやら今作において相当強力な組み合わせである様です。
「クイックタイム」と言えばロマサガ2なんかでは毎ターン使ってると相手の行動を完全に封じ込められるという強力なものでしたから、恐らくは今回もそれに似た効果なのでしょう。
この存在を知った私は思いましたね。「そりゃ使わない訳にはいかんだろう」と。つーかそれを知ってしまった今となってはもう、ジュエルビーストを倒すに当たってその存在を抜きになんて出来ませんよ。
その効果が効果だけに、人によっては「それは卑怯だろ」と言うかもしれません。でもそれがどうした。「クイックタイム」にしろ「オーヴァドライヴ」にしろ、これは正規にプログラムされた術法なのです。ただ単にそれを使うだけだって言うのに、その何が「卑怯」か。
私は個人的に「バグ技は使わない」という信念を持っておりますから、これまでバグ技に頼った攻略なんてのはやってきませんでした。FF3やFF5のアイテム増殖や変換、FF6の機械装備、バトルには関係無いけどFF10の「とれとれチョコボ」におけるスピラカモメ透過技なんてのは、お遊びでやってみる位で正規のプレイに組み込む事はなかったのです。
だからさ、私だって件の術法がバグ技だったんなら、それを使ってジュエルビーストを倒すなんて事はしなかったさ。「卑怯」と言われても仕方ない所だったさ。でも嬉しい事には、これ開発スタッフの方が意図してゲームに組み込んだものなんですよねえ。

先にも述べたロマサガ2の「クイックタイム」連発しかり、FFTのシドしかり、FF7のナイツオブラウンドやFF8のエデンしかり、趣向は変わるけど「トルネコの大冒険2」の「とうめい」+「ワナ抜け」+「パン落とし」しかり、ズルめいてはいるけど、しかし確かに正規にプログラムされたものであれば何ら躊躇する事なくそれらを利用してきた私です。「クイックタイム」と「オーヴァドライヴ」の組み合わせがどれ程の威力を発揮するのか、まだ正確には分かってませんが、是非とも次回以降のプレイでは最大限活用させて戴きたいと思っておりますよ。例えどれだけ多くの人に「卑怯」と言われようとも。ふははは。


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05/08/25(木) 4日目 クイックタイム使用指南書

今日はちょっとペースが落ち気味。まあこの週末頃には読み終われるのではないでしょうか。

昨日話に出した「クイックタイム」と「オーヴァドライヴ」の正確な効果を知ったのですが、ちょっと思ってたのとは違いましたね。イメージとしては、「クイックタイム」を毎ターン使う際に、その都度消費する膨大なBPを「オーヴァドライヴ」で一挙回復する感じかと考えてたんですけど、そういう訳ではなかった様です。実際の所は「現在のターンを強制終了させたうえ、つぎの1ターン、使用者を5回行動可能に、使用者以外を行動不能にする」(アルティマニアから引用)だそうです。
一方のクイックタイムはほぼ予想通りの効果でありまして、毎ターン使う事で相手の行動を完全に封じる事が出来る様です。ただですよ、そんなそんなに話は簡単じゃなくて、毎ターン途切れさせずに使うには多量に消費するBPであるとか、基本値で4も消費するLPの問題を解決しなければなりません。
そんな感じですが、果たして「『クイックタイム』を毎ターン使い続ける」という作戦はどの程度容易に実現するものなのか? ちょっと考えてみました。

まずはLPの消費量をどれだけ減らせるかを考えます。まあそれを減らす為に何をすればいいかという所の詳細は省きますが、とにかく「LP段階」っていうのをなるべく減らせばいいんです(「クイックタイム」のLP段階は12)。
ここで、LP段階4に対応する術のLPコストは1。ふむ、LP消費量が1なら何とかなりそうかな。「帝国学術士」か「ローザリア術法士」のクラスレベルを4だの5だのまで上げればLP消費0で使う事も出来ますけど、まあそこまでする必要はないでしょう。ジュエルも随分かかるだろうし。
ただ一方でBPを減らすのは難しいなー。これも詳細は省きますがどうやら初期値30なのが最大限努力しても25までしか下がらないという事で、明らかに一人ではBPの自然回復量に追い付きません。
という事はやっぱりあれか。5人全員が「クイックタイム」使える様にして、5人が順々に使っていくっていう最後の手段に打って出ろっていう事か。

ほうほう、なるほど…いや、昨日も似た様な話が出た気がするんですけど何を隠そうこの私、そういう力技に目がないんですよねー
いやいや、だから「卑怯」なんて言葉は聞こえませんってば。


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05/08/26(金) 5日目 サルーインは レベルがあがった!

ほーら見ろ。やっぱり裏があったんじゃないか。確か私一周目のプレイ最終日に言いましたよね。ちょっと引用してみましょうか。

取り敢えずまあ、(何とかエンディング見れて)良かった事は良かったけども…何か裏がありそうだなあ。まだこれ一周目だから、二周目以降はモンスターが強くなったりするんじゃないの? 仮にもこれはロマサガだ。私なんかがあまり苦もなくラスボスをすんなり倒せちゃったりする訳がないじゃないか。その辺りの事は、既に購入済みの「Romancing SaGa -Minstrel Song- ULTIMANIA」(未開封)を読んで明らかにしていく事としましょう。

はいこの通り、確かに言っておりました。それが今日、いつもと変わらずアルティマニアを読んでたらどうですか、本当にそれっぽい事が書いてあるじゃないですか。
まず一つには、二周目以降はモンスターのHPが増えるとありました。しかも「周回数に応じて」という記述も見て取れ、三周目以降も変化するんじゃないかという事を示唆している様であまりにも不吉です。
でもそれはまあいいとします。問題はもう一つですよ。ラスボス、サルーインについての事なんですけど、確かにあいつは、サガシリーズのラスボスとしては随分と弱かったです。実際、アルティマニア内にあった開発スタッフバトルチームの方々へのインタビューの中で「本当はもっと強かった」という旨の話があります。恐らくサガシリーズファンからすれば物足りないものであった事でしょう。
そんなヘビーユーザー達の為になのかどうか分かりませんけど、どうやら今作では、プレイヤーがある程度意図してサルーインを強化させる事が出来る様なのです。
その方法というのは、「ディステニィストーンをサルーインに捧げる事」 全部で10個存在するディステニィストーンを捧げると、その数に応じてサルーインが強くなっていくらしいのです。
ディステニィストーンをサルーインに捧げる具体的な方法には、特定のイベントを失敗する事で強制的に捧げられてしまうというケースもありますが、一方でプレイヤーが好き好きに行えるものもあります。どうしたらいいんですか、これ。一昨日だかに「一度位はミニオンのトライアングル・フォーメーションを制してみたいなー」とか何とか言ってますけど、お世辞にも私は最強サルーインを相手取りたいなんて馬鹿な事は現時点で考えられませんよ。ディステニィストーン全部捧げた時の変化が「HP90000固定」って(通常状態では30000)。「全能力値+30」って。「行動回数1〜4回」って(通常状態では1回で固定)。やりたくないねー。
いや、やりたくないならやらなきゃいいだけの話なんだけれどもさ、開発スタッフインタビューにはダメ押しの様にこんな事が書いてあるじゃない。

「『クイックタイム』や『オーヴァドライヴ』は、最強のサルーインに対して『勝てないように作ってる』と言われたときに、『いや、こうすれば勝てますよ』という言い訳として用意したようなものなんです(笑)」

つまりあれかと。「クイックタイム」を大っぴらに使うんだったら最強サルーインまで倒してみろよと、そんな事を言われている様な感じじゃないですか。つーか最強サルーイン対策に用意したそれらを他の戦いで使うのは「卑怯」だって言われている様な気もしますけど。

あー、ホントどうしようか。本気でやりたくないんですけど、でも完璧を目指したい私の血が騒ぐのも事実…まあ二周目でいきなり挑むなんて事はないと思いますが、もしそれ以降プレイを続けるとしたら、迷わされる所だと思います。

さて、いよいよページもアルティマニアサイドに入っております。明日中に読み終われればいいなあ。


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05/08/27(土) 6日目 誰が名付けた

ほい、全671ページ、無事読み終わりました。今回ももうお腹一杯です。
最後に残ったオリジナルストーリーの「吟遊詩人は歌う」がまた良くってね。30ページにもわたるこれまでのアルティマニアからすればかなり長めの物語でしたけど、一気に読めましたもんね。ロマサガMS自体はまだ一回しかクリアしてませんが、ロマサガというゲームそのものは十年の昔から接してきたゲームであって、各キャラの人となりなんかはよく知ってる所ですから、それぞれの心情なんてのも割と汲み取れましたし。
私はああいう文章が書きたいんですよ。読む人によっては、殊更に難しい表現とか回りくどい言い回しを好んで使っている様で取っ付き難い印象を受けるかもしれませんけど、私はああいう文体、表現に憧れる部分があるのです。
で、一通り読み終わるとそれ即ちアルティマニアを読み終わる事になりますから、ちょっとした休憩を挟んだ後に引き続いてサイト関係の、今書いている自分の文章をちょっと顧みる訳なんですが、それで感じる自分の文章力の無さと言ったら、ねえ。それで感じる自分の表現力の乏しさと言ったら、おい。
結局そういう事があったりすると、その文章の完成が一日、二日遅れる事になるんですよ。これは今書いてる文章の公開が事前の予定よりも遅れるかもしれない事の言い訳なんかじゃなくて、そうなっちゃうんですねえ。
結局そんな私に出来る事っていうのは、「もっと本を読め」の一言に尽きるんでしょうか。六日かけて671ページも読んだってのにか。

さて、そんな訳でロマサガMS二周目の準備が整いました。既に次回の主人公は、一周目開始前にグレイとどっちにするか迷っていたバーバラで決定しています。先にも述べた「今書いている文章」の進行具合に左右されますが、なるべくなら今月中にはスタートさせたいと考えております。

いやー、しかしあれだね。今回ロマサガMSのアルティマニア読んでて色々分かった事とか、驚いた事とかあったけど、中でも一番インパクトがあったのは、やっぱり「難しかったり迷ったりする名前の読みかた」として紹介されてたこれだろうね。

強ゾンビ(つよぞんび)←選択、反転させて見て下さい。


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