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05/08/08(月) 1日目 一周目 グレイでスタート

昨日の段階では、主人公をグレイにするか、バーバラにするかで迷っていましたが、今回はグレイで決定しました。何となく、特に理由も無いんですけど。
取り敢えず初日なんで、色々な事への感動やら気付きやらがありましたよ。SFC版ロマサガ1が非常に思い入れのある作品だけに、そのそれぞれにおいて一日分の日誌が出来上がってしまう位に語る事が出来てしまうんですが、流石にそんな事をしていては埒が明かないんで、箇条書きするに止めときます。
まあこんな所でしょうか。何と言ってもこの中では特に大きなサイフを持ってるってのが大きいですよ。ああ、これでもうあの、持ち金が9999になったら傷薬を売ってジュエルに繰り上げるという面倒臭い両替作業をしなくてよくなるんですね。あれって常に金の状態に注意してないとすぐ無駄にしちゃうから結構機を遣わないといけないんですよね。これは良かった。ただ、その割に今の所10000以上の金が貯まる気配なんてのは全然ありませんけど。

さて、シナリオの方ですが、やはり今日のハイライトは、リガウ島からメルビルへ渡った後に訪れるガラハド、ミリアムとの別れでしょう。ここでは、この先ガラハドと一緒に行動するか、或いはミリアムと一緒に行動するか、はたまた一人になるかを選択する事になるんですが、今回ここで私は二人共に別れを告げる事にしました。どうせ二人と別れてもすぐにクローディアが加入するって事は分かってましたからね。サブキャラよりもメインキャラを取った、と。
ちなみにガラハドと言えば、ロマサガ1ファンならば知らない者はいないと言わしめる伝説のイベントが存在します。あれって主人公がグレイの時でも普通に起こるのでしょうか? それは分かりませんけど、今から再会が楽しみだなあ。

その他、今日はプレイ初日だと言うのに早くも数回の全滅を喫しています。こんなにも早くに、私とロマサガシリーズシステムとの相性の悪さが露呈し始めています。
考えてもみればロマサガシリーズ全三作品は何度もプレイしましたけど、最後までクリア出来たのって確率で言うと20〜30%だなあ…データが消えたとかいう事故を除けばクリア率100%のFFなりDQなりとは大違いだよ。
さーて、既にして前途多難なロマサガMS。何とか途中で投げ出さない様、頑張ります。

…大袈裟じゃないぞ。


進行状況:1日目



05/08/09(火) 2日目 騎士団の誇りは何処へやったんだラファエル

本日はまず、モンスターが棲み付いた原因調査の為に、テオドール、ラファエルと共にデルスデールの砦へ。
ここって多分SFC版だと「モンスター」に当たるダンジョンですよね。直前のイベントの流れからして。だからまあ、適当に内部を探索して、それなりに宝を物色して、後は軽いボスがいたりするかなー、とか思いながら一通り回ったんですが、あれ? ボスいないや。中には幾つかの宝箱があるだけで、後は普通のザコモンスターしかいそうになかったのです。
って言うか、実際には完全に中を探索し切ってはいなくて、どうやったら行けるのか分からない一角が残ってたんですけど、そこは攻略必須イベントでなければ割と諦めの良い私です。考えるのもそこそこにして、さっさと砦を引き上げてきました。ミルザブールに帰還してもこれといったイベントは起こらず、テオドールとラファエルも仲間になったまんまだったんで、「あー、やっぱりこれじゃ解決した事にはならないんだろうなー」とは思いつつも、足早に騎士団領を後にするグレイ。テオドール、ラファエルとはここでお別れです。短い付き合いだったね。
つーかオイ、薄情だぞグレイ!! 砦の調査手伝おうっつって言い出したのアンタだろうに(責任転嫁)。

その後グレイはローザリアの地を踏み、クリスタルシティでは思いがけずガラハドと再会したり(仲間にはせず)、北エスタミルでは墓荒らしに加担したり、そこからクジャラートへ渡った先の南エスタミルでは「あー、物乞いの子供がより一層うざったくなってるよー」とか思いながらそれとなく各地を巡りました。ただなあ…ミイラ商人の護衛を務めたら結果的に墓荒らしの片棒を担ぐ形になったのは大丈夫なんだろうか。ロマサガと言えば「善行」だの「悪行」だのが重要な要素な訳だけど、これって悪行の内に入ったりするんじゃないのかなー。

さて、それからしばらくしてフラッと騎士団領へ足を向けてみましたら、デルスデールの砦の話がどうなったのか私は知りませんが「コンスタンツ誘拐」事件が発生していました。
背中に傷を負った事で、敵に背を向けて逃げたんじゃないかという疑惑をかけられミルザブールの牢獄に入れられてしまったラファエル。何かとお人好しなウチのグレイはさらわれたコンスタンツを助け出し、ラファエルにかけられた疑惑を晴らす事を、彼に約束したのでした。
いいかラファエル、コンスタンツは絶対に助け出してやるし、お前も絶対に助けてやる。でもな、一つだけ言わせてくれ。コンスタンツがさらわれた事を悔やむのは別にいいけど、それより先にだ、まずそのヘソが出てるっぽい服装をどうにかするべきだろ。そんなんじゃあテオドールに「騎士団の名折れ」だとかって言われてもしょうがないぞ。

…って、グレイが言ってたよ。


進行状況:2日目



05/08/10(水) 3日目 そして僕は逃げ出した

「コンスタンツは俺が助け出してやるから待ってろ」

そう言って颯爽とコンスタンツ救出に乗り出したグレイでしたが、事はそう簡単ではありませんでした。
まず洞窟内部に「仕掛け」的なものが設置されています。凄いなあオイ。こんなのSFC版じゃ考えられなかった装置じゃないか。ただただ広くて、ただただ膨大な数のモンスターがわらわらと寄って来るだけだったあのダンジョンとは大違いじゃないか。
まあ、そんなちょっとした感動を覚えていた訳ですが、トラップ自体は至って簡単に解けるものだったのでそれは良しとして、本当に問題となったのはここからです。
これは事前に懸念していた事でもあったのですが、如何せんボスが強過ぎた。二匹いるオーガが何かする度に容赦無く誰かが戦闘不能状態になってしまってとてもじゃないけど勝てないんです。どう本気を出そうが次々と味方が倒されちゃって勝てねーんです。幸い、このボス戦では全滅してもゲームオーバーにはならない様でしたが、だからって繰り返し挑戦する訳にはいきません。LPとか、武器のEPはどんどん減っていきますのでね。
ここで、グレイは決断しなければなりませんでした。まだ奴等に挑戦し続ける事は出来る。しかし、先の戦いで見せ付けられた圧倒的な実力差からすれば、今の状態で何度挑戦しようが負けは見えている。だったらここは、一旦引くべきじゃないのか?
…そうして、グレイは洞窟を後にしたのでした。ラファエルの約束も守れないままに、目の前に見えていたコンスタンツを置き去りにして。すまないコンスタンツ、分かってくれ。どうかグレイを責めないでおくれ。
つーか、昨日の「デルスデールの砦調査中途終了事件」もそうだけど、やけに今回グレイは騎士団領に辛く当たるなあ。総合でマイナスになる様な事はしてないから「悪行」にカウントされる事はないんだろうけど、はたから見ると相当酷い男ですよね。

ああ、ちなみに、その後バルハラントのイベントをこなして多少の経験を積んだグレイ一向は、ちゃんとコンスタンツを助け出す事に成功したという事を、ここに書き加えておきます。このままだと本当にただの人でなしですからね、私が


進行状況:3日目



05/08/11(木) 4日目 四天王のおつかい

今日はまずさらわれたウハンジの娘を救出しに、本物のトゥマンを追って水竜の神殿へ。水竜の神殿と言えばそこはその名の通り四天王の一角水竜のいる場所である訳ですが、いよいよ四天王が登場するともなるとシナリオの進行度的には中盤から終盤へ差し掛かる辺りといったイメージがあります。
その為、そろそろ長期的で、かなり苦労を要するダンジョンが出てくるんじゃねぇかって事が予想されたんで、それなりの覚悟をもって神殿に踏み入ったんですよ。でもどうした、中随分と狭いじゃない。何か3フロア位しかなかったんですけど。外観はあれだけ豪華だってのになあ。
って言うか、まあここまでプレイしてきて今更かよって感じではありますが、今回殆どのダンジョンがかなり簡略化されてると言うか、短くなってますね。街や村の構造も丸っきり変更されてたんでSFC版での知識はまず役に立たないんだろうなあ、とは思っていたものの、それにしたって拍子抜けさせられる事が少なくありません。やっぱりこれはあれでしょうか、各主人公で計八周のプレイが現実的に可能な様に、との配慮なのでしょうか。
少なくとももう一周はプレイしたいと思ってますし、短時間でクリアするのが可能なら、かつて夢見た全主人公クリアなんてのも目指したいと真面目に考える事もありますので、本当にそういう理由での事なのかどうかは知りませんけどまあ勝手にそう解釈して甘える事に致しましょうかと。そんな訳で、割とすんなり水竜の元へ到着です。
水竜は言いました。「娘を返して欲しくば、アディリスに貸したままになっている『あまぐもの腕輪』を取り返して来い」と。四天王のおつかいイベントが本格的に始まります。

という事で、アディリスに会いに今度はベイル高原のグレートピットへ行った訳ですが、ここが大変だった…つーかオイ、繰り返しプレイ出来る様にダンジョンは短めになってるって言ったの何処の誰だよ。全然そんな事ねーじゃんかよー。何か道が複雑に入り組んでる。しかもマップが見付からない。んでもって長い。敵が大分強くなってきてるからLPやらEPやらがメキメキ減る。何の意味もない壁を上り下りさせられてマップアビリティの使用回数もメキメキ減る。そして長め。突然現れた高難度のダンジョンに、本当挫けそうでした。大体アディリスが何処にいるかが分かんないんだから。
無事アディリスに会えたのはもう私の気力が尽きようかとしていた頃の事。ほらほら、さっさと「あまぐもの腕輪」返しなさい。一人のうら若き娘が人質に取られてるんですよ。
そしてアディリスは言うのでした。「分かった、返そう。だがその前に一仕事してもらおう。タイニィフェザーから『疾風の靴』を借りてきてくれ」と。

…相手が四天王だからあんまり強くは言えないけれどもだ、これってたらい回しじゃないか。何で娘一人助け出すのにこんな大仕事しなきゃなんないんだよ。


余談ですが、「敵が大分強くなってきてる」とは言うものの、今日のプレイではボス戦含め一度も全滅を喫しませんでした。奇跡的だ。何処まで続くかな。


進行状況:4日目



05/08/13(土) 5日目 帝国軍万歳

アディリスから頼まれた「疾風の靴」をタイニィフェザーに貰いに行くのはちょっとばかり保留にしておきまして、本日はゴールドマインを襲撃したモンスター退治なぞを。何せゴールドマイン、直訳すると金の炭坑ですよ。炭坑内部にはさぞかし多くの金があるんじゃないでしょうか。うへへへへ。
メルビルから派遣されてきた帝国兵の話を聞けば、どうやら炭坑内の要所要所に計10体の「強力な」モンスターがいるとか。で、我々は少人数で敵と戦う戦法を知らんとか何とかいう言い訳を聞かされて、だったらその力に俺達がなろうかとなった訳です。金の為にはこの力を出し惜しみするつもりはないけれど、それにしたって少しは頑張ってみたらよかったんじゃなかろうか。「少人数で」云々って事は、万が一モンスターが炭坑外に出て来ちゃったらその際には大人数で戦いますよ、と言ってる様でもあるからまあ許さない事もないけど。

さて、「強力な」モンスターが10体って事は、言い換えればボス戦が10回ありますよと宣告されている訳でありまして、流石にそれを知った時は「おいおい、最近ザコ敵にも随分苦労する様になってきたってのに、そりゃ無理な相談だろ」なんて思ったもんですが、蓋を開けてみればどうでしょう。奴等は炭坑内の「要所要所に」いるので、それぞれ固まって配置されていません。その上、LPとかが危なくなってきたらいつでも炭坑外に出て街の宿屋で休む事が出来ます。つまり極端な事を言えば一戦毎に出直してきてもいいという訳です。
おまけに炭坑内にはザコ敵がいないときたもんだ。これはもう炭坑内の金銀財宝は私のもんだねハッハッハッ、とか思ってたら一回全滅しちゃいましたけどそんなのはどうでもいいですよ。結果的には10体のモンスター共をきっちり倒しときました。特にゴールドドラゴンを倒せたのは個人的に大きかったですね。ゴールドドラゴンって言ったら、SFC版ではラスボスに次ぐHPを誇るモンスターでしたから、確か。まあ、今のパーティーで勝てたって事は本作ではそんなに大層な地位にいる訳じゃないんでしょうけど。

ただ、炭坑内に宝箱が一つしか無くて、しかもその中身が200金足らずだったのは不満でした。もしかして何処かに隠されてたんでしょうか。ま、それも、イベント終了後に帝国軍の方から22000金もの謝礼を頂きましたから良しとしましょうね。え? 帝国軍がイベント開始時に見せた失態? そんなもん許しましょう許しましょう。
でも一つ気になる事があるぞ。「メルビル襲撃計画」で皇帝の命を守り切った時の謝礼が10000金で、ゴールドマインを守った時の謝礼が22000金ってのは何処か変じゃないかい? 「メルビル襲撃計画」の時のはもうちょっと上乗せしてくれても良かったと思うぞ? どうなんだ。そこの所、今度聞いといてくれよ。


進行状況:5日目



05/08/14(日) 6日目 拉致事件発生

ザコ敵があまりに強くて困り果てているのです。単に相手が強いだけなのか、或いはあまりにも私が各種ショップ等を利用してないからなのか分かりませんが、タイニィフェザーに会う為にスカーブ山を登ってて二度、三度と全滅しちゃうのはやっぱりおかしいですよ。何度登頂を諦めようと思った事か。
そんな逆境にもめげず、最終的にはタイニィフェザー、それに次ぐトマエ火山のフレイムタイラントとの対面が叶い、ようやっと一連の四天王おつかいイベントの往路が済んだんですが、そこで事件は起きました。

所は北エスタミルでの事でしたでしょうか。マリーンという人魚のキャラクターがおりまして、彼女は確か昨日「盗まれたニンフ像」というイベントを終えた段階で確か海へ帰っていった筈だったんですが、そのマリーンの姿が何故かそこにはあったのです。
一体どうした事か。話しかけてみますと、「ウコムの海底神殿ある『闇のブラックダイア』を取りに来て欲しい」との事。ほうほう、確か「闇のブラックダイア」ってディステニィストーンの一つですよね。ニンフ像の一件のお礼なのか、グレイ達がサルーインと戦おうとしてるってのを知っての事か知りませんが、これはいいじゃないですか。是非取りに行きましょう。と、ここまでは良かったんですが、問題は海底神殿に到着した段階で起こりました。
いざ「ブラックダイア」があるという海底神殿へ入ろうとしたその時、突然足を止めた案内役のマリーン。おいどうした。こちとらこんな海底神殿の事なんて全くもって知らない人間だぞ。内部も案内してもらわなきゃ困るだろ。訝しく思う私に、マリーンはこう言ったのでした。

「私は入れません。危険だから神殿には入るなって、ウコム様が」

…危険?

「別に隠すつもりは無かったんですけど、中にはサルーインのしもべとかがいるんです」

サルーインのしもべとか? はい?

「命がけで戦わないとディステニィストーンは手に入らないんです。ホント、ごめんなさい!」

命がけだ!? オイオイオイ、聞いてないんだけど。そんな事はここに来る前に言っとけよ!!
驚いた事には、どうやら神殿内部が危険らしい事を知って以降、一旦引き返すとかいう選択が与えられませんでした。しかも一度神殿内部に入ってしまうと「ブラックダイア」を取って来るまで帰れないという事実が判明。
いやいやいや、これはもう拉致だよ。つーか前からあのマリーンとかいう奴の喋り方とか振る舞いには思う所があったけど、まさかこんな目に遭わされる事になるなんて。その取って付けた様な「ごめんなさい」すら腹立たしい。

まあ直前にセーブしてましたからね、その分気楽ではありましたし、リセットすれば止められた訳ですけど、来ちゃったんなら来ちゃったで、折角だから「ブラックダイア」欲しいじゃないですか。だから頑張りましたよ。どんなボスがいるかも分かんないから全力でザコ敵を避けました。今の私達には明らかに不釣り合いなボスに全力で挑みました。そのボス「守護獣」には「のしかかり」を二ターン連続で使われたら否応無く全滅っていうあまりにも不利な状況でしたけど、二度目の挑戦で奇跡的に勝ちましたよ。
で、晴れて「ブラックダイア」を手に入れる運びとなったんだけれども、じゃあそれで無事終わりかって言うとそうじゃないんだぞ。「いやー、頑張れば何とかなるもんだなー」とか思ってた所に、「ブラックダイア」を横取りに来たミニオン・ストライフ戦のオマケ付きときたもんですよ。もう無茶過ぎる。まあ、所詮ミニオンなんてのは三人いないと何にも出来ない奴等ですから、それも凌いでしまったんですけど。

いやー、本当に酷い目に遭った。辛かった。昨日の「鉱山襲撃」とは違って途中で回復しに引き返すなんて事が出来ないんですから。
つーかマリーン、もう私の前に出てくるなよ。ただでさえお前接触しただけで勝手に話しかけられて迷惑なんだから。

進行状況:6日目



05/08/15(月) 7日目 決戦間近か

トゥマンの謀略によりウハンジの娘がさらわれたのを切っ掛けにして始まった四天王のおつかいイベントが大詰めを迎えました。
昨日の時点で「念願の『アイスソード』を手に入れたぞー」とかって喜んでたガラハドを仲間にして「アイスソード」を入手したんで、いよいよ復路な訳ですが、今度はもう各ダンジョンの内部構造は分かってますし、指定された品を渡していくだけなんで簡単なもんですね。途中、フレイムタイラントから貰った「火神防御輪」をタイニィフェザーに渡す前に、「テオドール乱心」攻略の為に利用させてもらったりもしつつではありましたが(「テオドール乱心」では最後にイフリートとのバトルがある)、特に難も無くウハンジの娘を水竜から返してもらう所まで行き着きました。
一連のイベントを終えてみれば、「これだけの大掛かりなイベント群の最後がよりにもよってあれか〜」みたいな感じを受けた事は否定しないけれども、まあウハンジからはちゃんと報酬が貰えたんで皆まで言うまい。

さて、ちょっと前からバトル開始時に「こんな奴が出て来るなんて、いよいよ終盤だね」みたいなセリフとか、「早いとこサルーイン倒さないと、敵がどんどん強くなるぜ!!」みたいなセリフとかが聞かれており、どうやらシナリオ進度も最終段階を迎えた様です。
ロマサガ1でシナリオ終盤と言えば、サルーインと戦う為の強力武具を何処で、即ち最終試練か、オールドキャッスルか、冥府か、この何処で手に入れるのか、これがラスボス戦の命運を大きく分けます。
この三地点、それまでのプレイヤーの行いによって何処へ行く事になるのかが決まるのですが、今回はちょっと困った事が起きてしまいました。
昨日まででオールドキャッスルの情報を聞いてたんで、「ああ、オールドキャッスル行くんだなあ」とまあ思ってたんですけど、一挙に解決した四天王イベントが響いたか、新たに今日最終試練の情報を聞く事となりました。
二地点以上の情報が聞けたなら、その全てに行ってもいいんですが、少なくとも二周目をプレイする事が確実な以上、可能なら二周目以降にも未クリアイベントを残しておきたいものです。新鮮なプレイを楽しむ為にも。
じゃあどっちへ行くかって事になるんですけど、これは迷いますよ。並み居るボス達に太刀打ち出来そうもない最終試練と、SFC版から通して攻略した記憶のないオールドキャッスル。やった事がないんならオールドキャッスルにすれば良さげなもんですが、ラスボスがどの程度の強さかまだ分からないだけに、なるべく強い武具を手に入れておきたいので、最終試練も譲れないのです。

取り敢えず最終試練に挑んでみようとは思ってますけど…一部のザコ敵に四苦八苦してる状況だからなあ…そんな身で神々の試練に挑もうってのはお門違いも甚だしいんじゃないかなあ…


進行状況:7日目



05/08/16(火) 8日目 最終試練断念?

期せずして昨日、最終試練に関する情報を聞けたので、試しに一度行ってみる事に。万が一クリアしちゃったりなんかしたら儲け物ですから。
でもね、やっぱり世の中そんなに甘いもんじゃなかったですよ。一部のザコ敵に苦しめられてて、一匹のボスに四苦八苦してる状況で、何匹ものボスを途中回復無しで突破するなんてのは無茶の極みだったんです。試練を始める前に「この試練を始めたが最後、待っているのは成功か、死か」みたいな忠告がありましたが、我々を待っていたのは死であった様です。
しかし、明らかに通路の真ん中に「ここは通せん」みたいな感じで配置されてるのに、最後のゴールドドラゴン以外のボスは戦わなくても通過出来るってのは謎な仕様ですね。まあ、ゴールドドラゴン以外のボスをろくに倒さずに最深部まで行っても何もイベントが起こらなかったんで、結局「成功」と見なされるには全てのボスを倒さなきゃならないんでしょうけど。そうなると、ゴールドドラゴン以外の奴は戦わなくても通過可能っていうのは、戦う順番をプレイヤーの一存で決められますよ、位の事なのかな。

さて、我々に最終試練は高嶺の花であったと、そして最終試練に立つ我々が極めて場違いであったという事が明らかになった以上、私はオールドキャッスルへの挑戦を余儀なくされました。
SFC版から通して踏み入った経験も少ないダンジョンではありますが、ボスだらけの最終試練と比べるとこちらは目立ったボスなんていません。内部マップを手に入れるまでに少してこずった程度の苦労でその先にある巨人の里まで辿り着けました。
ただねえ…このオールドキャッスルと巨人の里で思ったより強力な武具が手に入らなかったんですよね…結果的にオールドキャッスル挑戦前とさして変わらぬ実力のまま、最終イベントである「決戦! サルーイン」が始まってしまいました。

このまま挑んだ所で返り討ちに遭うのは必至なんで、前々から残していた「暗殺者ギルド」を解決してみるもやはり状況は大きくは変わらず。次いで「もうこの時期なら『ウエストエンド崩壊』も発生してるだろう」って事でウエストエンドに行ってみたら、突然そこに現れていた強敵ジュエルビーストに手も足も出ないまま全滅させられる始末。
ジュエルビーストはSFC版時代から難敵っていうイメージがあるにはありますけど、そいつに勝てる気配すらないのに、そんな実力でサルーインになんて勝てる筈がないじゃないですか。
今私が置かれてる状況ってのは、これまでの私ならどうしても越えられずにいる内にゲームのクリアそのものを断念するってパターンだなあ多分。ここが正念場かー。一体どうすりゃいいんだよー。

…やっぱあれか。そろそろレベル上げという単調な作業が必要って事なのか。うへー、面倒臭い。


進行状況:8日目



05/08/17(水) 9日目 見放された荒野の先に

何とも突然ではありますが本日ここに、「Romancing SaGa -Minstrel Song-」一周目のプレイを無事終えられた事を報告致します。
まさかの出来事でした。つい昨日ジュエルビーストに対して無残に負け続けてたというのに。

いや、それは昨日に限った話じゃありません。今日だってそうでしたよ。
とにかく負けたままでいるのは気持ちの良くない話ですから、ここはちょっと奮起しまして、これまで本当に無頓着だった装備品、特に防具をこれまで貯めに貯めた金を掃き出して一挙に新調。これにより一気に20〜30位は上がった物理防御と魔法防御と共に改めて奴に挑んでみたのです。
一ターン目。相手の行動は術法四連発。流石に四連続行動ともなるとちょっときついですが、まあそれなりに凌ぐ。二ターン目。相手の行動は「ジュエルブラスター」→何か全員が500〜700程度のダメージを喰らう→全滅。ええええ、何すかそれ。何か画面に「Over Kill」とかって表示されたの初めて見たんですけど何すかそれ。流石に運が悪かっただけだろうかと思いもう一度挑戦してみるも、一度目と同様二ターン目の「ジュエルブラスター」で全滅。もう一度やってみてもやっぱり全く同じ状況で全滅。
この時点でもうかなりげんなりしてたんですけど、ここはもうちょっと粘ってみる事に。とにかく二ターン目の「ジュエルブラスター」さえ防げればまずは一つ山が越えられるのですから、ちょっと強引な方法ではあるものの「エレメンタル」で呼び出した自分の代わりに喰らわせれば良いんじゃなかろうか。やってみました。
するとまあ、中々に上手くいきます。見事「ジュエルブラスター」を身代わりで喰らってくれ、山を一つ越える事が出来ます。が、それだけです。
ジュエルビーストの恐ろしさは何も「ジュエルブラスター」のみに非ず。防具を新調したからと言っても依然奴の「叩きつけ」一回にすら耐えられない状態だったんですから、そんな様では山を一つばかり越えたからって即勝てる訳なんかなかったんです。

もう駄目だ。精神的にもう駄目だ。失意の中、ウエストエンドを去る私。そしてやにわにラストダンジョンに踏み入る私。「も、もうこうなったら何もかも終わらせてやるよぉぉ!!」(違)
諦め半分どころか諦め九分位の感じでしたけど、その実態は幸運に幸運の次ぐものでした。まず、何故かラストダンジョン内部ではザコ敵がグレイを追って来ません。つまりザコ敵避けが極めて容易であり、万全の状態でボス戦を迎える事が出来ます。次にサルーイン直前のボスとしてお馴染みのミニオン戦ですが、登場したのが何故か二人だった事。ヘイト、ワイル、ストライフのミニオン三人が揃い踏みの「トライアングル・フォーメーション」ではなかったのです。何でだったんだろ。二人が立ってた位置的にも、明らかにもう一人入れそうな余地はあったんだけど。
そして最後に、事前に想定していたよりもラスボス、サルーインが強くはなかった事。我が目を疑わずにはいられませんでしたねえ。破壊の王たるサルーインが、一ターンにつき一回攻撃しか攻撃しないなんて。
そんな、予想外の事態に見舞われっ放しだったその結果、初見でサルーインを倒せてしまったのです。エンディングに到達出来てしまったのです。
取り敢えずまあ、良かった事は良かったけども…何か裏がありそうだなあ。まだこれ一周目だから、二周目以降はモンスターが強くなったりするんじゃないの? 仮にもこれはロマサガだ。私なんかがあまり苦もなくラスボスをすんなり倒せちゃったりする訳がないじゃないか。その辺りの事は、既に購入済みの「Romancing SaGa -Minstrel Song- ULTIMANIA」(未開封)を読んで明らかにしていく事としましょう。

という訳で、ことミニオンとサルーインに関する一抹の疑問が残る事にはなりましたがしかし、今回のプレイを無事終えた今、これだけは確かな事として明言しておきたいと思います。

サルーイン < ジュエルビースト


進行状況:9日目


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