(参照)バトルに突入するまで魔物の姿が見えない理由。合わせてボスを始めバトル前から姿が見えている魔物も中には存在している理由


投稿者:さんたかさん 投稿日:2006/07/26(Wed) 20:05
この間「森羅万象は時を越え」を読み返してみたのですが、
そこで新たな謎ができてしまいました。
その謎は
・なぜ幻光体ではなく自らの意思もない機械の敵(アルベドポーター、鉄騎63型など)や、まだ生きている敵(僧兵、グアド・ガードなど)にも『領域』が発生するのか
・プリンタイプの敵は戦闘開始時に上から落下してくるが、それなら魔物が居るところに『領域』が発生するのではなく、『領域』があるところに魔物が出現するのではないか

の二つです。なんかややこしくなりそうですね。



投稿者:kemkam 投稿日:2006/08/06(Sun) 08:10
まず一つ目。これについては、「森羅万象〜」を書いていた頃から思っていた事でした。
取り敢えずはその意見を書いてみますので、ご意見ありましたら宜しくお願いします。
まず、ボス敵等、「自我」を持つ魔物が「領域」を作り出す理由について、あの中で私はこう言っていました。

 ちなみに、確かに彼等は「自我」を持ち「領域」を作り出してはいないが、
 一度バトルへ突入すると、生死を賭すという極限の状況であるからかその間のみ「領域」を作り出す事は珍しくない

これが正しいとすればですね、「生死を賭すという極限の状況」というのが
かなりなポイントになってくるのではないかと、そう思っているのです。
つまり、「領域」発生の鍵は「幻光体」と言うよりは周辺空間に存在する「幻光虫」の方ではないのか、と。
その戦闘地点周辺にある幻光虫が、戦っている者達の極端な緊張や何やらに作用して特殊なフィールドを作り出すのではないのか、と。
ちなみに幻光虫が何者かの意識に対して通常でない挙動を見せる例は、
人間の死後、何もしないでおくと「死者の意識と幻光虫とが結合して」魔物化するという現象からうかがう事が出来ます。
勿論、幻光虫が重要なファクターであるのなら生身の人間が戦うよりは幻光体が戦う場合の方が
より強い(この表現が適切であるかどうかはさておき)「領域」が発生する事になるでしょうが、
忘れてはならないのは、自軍にも二人、幻光体がいるという事です。
加えて、幻光虫の扱いが一般人に比べて長けている=幻光虫との関係性が深い召喚士も一人います。
これは、繰り返されるバトルにおいて「領域」が発生するという事に無関係ではないと踏んでいます。

続いて二つ目。こちらは、今回初めて「ああ、確かに」と思っておりました。
ただ、「領域」ある所に魔物が出現するという解釈になりますと、
バトル中にでも新たな魔物が現れたりする現象が生じてしまうのではと思うのですが、どうでしょうか。
上から降ってくるプリンについては…例えば何者かが「領域」に侵入してきた事を察知した瞬間に(敵を驚かせるか何かの理由で)
大ジャンプをする習性を持っている…これは動きの緩慢な彼らを見るにちょっと無理がありそうでしょうかね。
とは言え、大体に領域は(『シン』の体内・死者の塔で見られるように)出現と消失を繰り返しています。
つまり、その内側にいる筈の魔物も出現・消失のサイクルを繰り返している筈で、
この事より魔物という存在は実体がかなり確かでないものである事が言えそうです。
消失中の状態がどういう状態に当たるのか、それがちょっとよく分からないのですが、
単純に消失と出現を反復するという事象から、「あれらプリン種族は敵個体の存在を感知した瞬間実体化する」
と考えてみるのは如何でしょうか。


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