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04/12/13(月) 11日目 いい仕事ではある

今日は一時間程しかプレイ時間が取れませんでして、その程度の時間だとイベントを一つこなすのも私にとっては辛いものがありますが、どうせする事といえば資金調達作業しかありませんので、それ位の時間でも目敏く小金を稼ぎにゴルドへ向かう私であります。
本日割けたプレイ時間約一時間で、貯めたお金の額およそ20000ゴールド。三十分10000ゴールドペースという事で、思っていたよりもかなりハイペースで貯められていっておりまして、この調子なら残り必要額13000ゴールド調達も一時間はあれば十分到達出来そうです。

でも、「うん良かった良かっためでたしめでたし…」とか言ってられるのはやっぱり今の内だけか…これまでのシリーズを考えるとその内に単品10000ゴールド超の商品が店頭に陳列されてしまいますからねえ…
あぁ…今作ではゴールデンスライム様は登場なさってくれませんでしょうか…


進行状況:11日目
資金調達作業の続き。
残り13000ゴールドを貯め、装備品を購入したら海竜へ会いに行く予定。



04/12/15(水) 12日目 ドルマゲス散る

…という事で、前回までの時点で貯められなかった残りの必要資金を三十分程度でさっさと貯めた後に、迷う事無く海竜のジゴフラッシュを元魔法の鏡に浴びせて太陽の鏡へと変化させた後、淀み無い足取りで闇の遺跡内へ突入し、内部の嫌〜な感じの仕掛けを一つ一つ解除しつつ、内部で出会った新しいモンスター共は適宜呪文を併用する事であしらいつつ、道中回復の泉があった事に感謝しつつ最深部で休んでいらっしゃったらしきドルマゲスの下へと辿り着いたのでした。
ドルマゲスと言えばゲーム開始当初からずっと追い続けてきた相手であり、かねてからラスボスの臭いがプンプンしていた存在でありますが、万に一つもここがラストバトルである事はない訳です(何となればDQシリーズにおいてお馴染みであり、今作でも登場が期待されるアレとかコレとかをまだ見ていない訳で…)。
なもんで、幾らかリラックスしつつバトルへと臨んだんですが、その第一ターン、奴はとんでもない行動を取ってきました。それというのも何とドルマゲスがおもむろに三人に分裂したではないですか!! 何とも強引と言うか強欲と言うか…
先の展開をあまり考えずに呪文を連発していたのでMP切れが不安な所でしたが、まああまり危なげもなく打破する運びとなりました。なってくれなきゃおかしいですよ。ここまでの戦闘回数を思えば。
と、私はここで形勢不利だと判断したドルマゲスが逃げてしまうという展開を考えていたんですが、何と引き続いて第二形態戦に突入!! 何だか「ここがラスボスなんですよ」的な雰囲気を醸し出そうとしているかの様にも思えなくはありませんが、明らかにまだ足を踏み入れていない街があったりとかいう事を考えてもやはりそれは有り得ないでしょう。時折使ってくるいてつく波動によってバイキルトの効果がいちいち消されてしまうのにはやや腹を立てた部分もあったものの、やはり問題無く撃破に至ったのでした。ドルマゲス無念也。相手が悪かったですよね、相手が。

そんなこんなで今度こそ逃げ行くドルマゲスの姿を拝めるのだろうとふんでいたら何とあっさりと崩れ去っていってしまいましたが、何度も言う様にここでエンディングを迎える可能性は万に一つもありません。何と折角ドルマゲスを一応倒したという事になったというのに今度は突如姿を消したゼシカ嬢を追わなければならない事に…
闇の遺跡でドルマゲスを倒した後の事とか、そのちょっと後にリブルアーチでチラッと会った時のあの顔色とかの事を考えても、ゼシカがおかしくなった原因ってあの杖にこそあり、ですよねえ? これはどう考えても、不用意にあの杖に触らせた点において、最もあの杖の危険性を知っていて、己こそが身に染みてそれを体験した筈であろうトロデ王の監督不行き届きだという事になろうかと思うんですけれども…

さて、そのリブルアーチではまたしても新たなる装備品が店頭に並べられておりましたが、今回に限っては、明らかにゼシカ専用のものと思われる装備品も売られていた事から、ゼシカがパーティー復帰を果たすのは近い将来の事であると考えられる為、というのは単なる名目で、本心を言うとそれを良い言い訳に出来るからという事で、資金調達作業は一先ず後回しにする事にして、一気にリブルアーチ北にあるらしい塔へ向かう事にしました。
後、これは余談ですけど、ここリブルアーチにはやけに本棚が多くて、一挙に大量の練金レシピが書き加えられましたね。早速その内の幾つかを利用し、新たなる装備品を作っている次第であります。
何処かの本に書いてあった「計画的な練金は貴方のお財布の助けになる事でしょう」という一文の何と重みのある事か…今回作った装備が、最低でも次に店頭陳列品が更新された時にそれら装備品を購入せずに済む程度の強さである事を願うばかりであります。


進行状況:12日目
海竜に会って魔法の鏡を太陽の鏡に変化させる。
闇の遺跡に突入。ドルマゲスを倒すもトロデ王とミーティア姫の呪いは解けず。
ゼシカが突如いなくなる。
ゼシカを追って北の関所を抜け、リブルアーチへ。
リブルアーチで顔色の悪いゼシカと出会う。
ハワードの依頼関連でリブルアーチ北にある塔へ向かう事に。



04/12/18(土) 13日目 意外な所に飛び火しましたね

そう言えば、ドルマゲス戦を終えたのを境にフィールド曲が若干変わった様です。具体的にはイントロ部分がカットされているのでしょうか?
ふむ…これはドルマゲス討伐という一つの大きな目標を達成出来たからであると同時に、物語が大体折り返し地点に差し掛かったという事でしょうかねぇ。フィールドの未踏地域も順調に侵略(違)してますし、どうやら後半には入っている様ですね。

前回の表明通りリブルアーチで売られていた新たな装備品を購入するのはゼシカがパーティーに復帰してからという事にして、今日は早速ライドンのいるリブルアーチ北方の塔へと向かう事にしました。
その塔はと言いますと、又もや地図が無い事には中々一筋縄にいきそうにない構造をしてくれちゃってまあ……ま、こういったパズル的要素は嫌いじゃないんで別にいいんですが、今回「青二才」に登り切られた事を機に塔をより一層高くするとか言ってますけど貴方は一体何の為にこんな作業に身をやつしているんですか…っていう質問に意味のある答えが帰って来ない事こそ「天才の天才たる所以」なんでしょうが…
塔を登っている最中は、こんなウヨウヨとモンスターがはびこっている中でよく作業に没頭出来るよなあ、とか思ってたんですが、今振り返ってみるともしもあの塔にモンスターの姿が無かったとすれば、恐らく私より過度な青二才でも時間さえかければ頂上に上り詰めるのはあまり大変な事ではない様な気が…という事は、もしかしてあの塔でモンスターとエンカウントするのってもしかしたら仕様?

ま、そんな、結局クラン・スピネルの一つも手に入らなかった塔の話はまあいいです。久々に立ち寄ったリーザスの塔で目的のクラン・スピネルを入手してリブルアーチに戻りますと、首尾よくゼシカが再び参上!! そのまま今作のサブタイトルよろしくな「呪われしゼシカ」戦に突入してしまいました。宿屋で休みこそしていてもセーブはしていませんでしたが、所詮はゼシカ。先のドルマゲス戦とは違って普通のボス戦時の曲を使われている彼女に負ける要素は無いというものです。密かに「もしかしたらゼシカが三人に分裂!?」なんて事もチラッと思いましたが、期待虚しく彼女はしきりにシャドーを呼び出すのみ…少々残念だった気はしますが、もし分裂していて、強力な呪文をラリホーマと併用して使われていたら危なかったでしょうけどね。

で、バトル直後の「とどめを刺せ」との嫌〜な選択肢もサラッとかわし、無事ここにゼシカがパーティーに復帰する運びとなったんですが、その直後に事態は起きました。吹き飛んだ杖の映像を見て嫌な予感はしていましたが、今度はハワードの愛犬レオパルドちゃんが杖の魔力の餌食に!!
ゲーム前半の悪役の象徴だったドルマゲスが散り、ゼシカを経由した杖がここでまさかレオパルドに渡るとは思ってませんでした。次の相手は犬ですか…またこれもいずれ戦う事になりそうですねえ…

七賢者の末裔とされる人物も後二人…そろそろ終盤が見えてきた様な感じが致しますね。


進行状況:13日目
ライドンの塔へ出向くもクラン・スピネルは手に入らず。
リーザスの塔でクラン・スピネルを入手。
再びリブルアーチに現れた呪われしゼシカを倒し、ゼシカが正気に戻る。
しかし今度はレオパルドちゃんが杖の魔力の餌食に。
次は、北方へ去ったというレオパルドを追って雪国へ。



04/12/19(日) 14日目 雪国に足を踏み入れたカモ

「今作は三十時間位でクリア出来るらしい」っていう話は一体何処へやら。私のメモリーカードに記録されているデータが示す時間はいよいよその倍の値である六十時間に迫ろうかとしております。
これを問題と言わずして何と言いましょう。そうでなくともシナリオ部より資金調達作業部分に多大な時間を割いてしまっている状況を思えばそれを悲観しない訳にはいかないのに、今作ではこういったプレイスタイルに対して言いたい事を好き勝手に言い散らしてしまう某国の国王が常時後ろにいてしまうのでその気苦労たるや並大抵なものではありません。今日も「電源を付けたまま寝たりしているのではないのか」みたいな指摘をされてやや落ち込んでいます。自分でもこれが問題であると自覚しているだけに深く心に突き刺さってしまいますよ。トロデ王も罪な人だ(違)
今週はそんな状況でありながら、木曜日が休みである事を理由にゲームを後回しにして色々と他の事を片付けていたら最終的にはあまりゲームを進められませんでしたが、まあそれはもういいですよ。この年末にある程度まとまった時間が取れそうな状況になりましたから。何とかその時間を使えば年内クリアは実現出来そうです。

当然ながら、その年内クリアを頑として阻もうとするのが、次々と立ちはだかるモンスター共なんて目の敵にならない位凶悪になってきた高額装備品の数々である事は言うまでもありません。今日も、雪原の中に佇む街オークニスにて、武器やら防具やら大変な有様を目の当たりにしてしまったのです。リブルアーチであんなに頑張って武防具を購入した私の苦労は何だったんだっていう話ですよ。
今回貯めなければならないその額とは、リブルアーチで防具を少し練金した甲斐あって本来の量よりも多少減っているにも拘らず約95000ゴールドです。聖地ゴルドで戦って三十分10000ゴールドペースで頑張っても五時間はかかってしまいます。六十時間突破は確実だというものです。ハァー…
ここにきてこういう状況になって、あれを思い出しましたね。ゴルド大聖堂で「聖堂騎士団の面々は新しい装備を欲しがるから良いお得意さんだ」みたいな事を言っていた商人の事を。
各地の商人からすれば、新しい装備品を見つけるや片っ端から、最終的に一度たりとも使わない事が幾らか予想出来る物まで律儀に買ってしまう私は正にカモそのものですよねえ。もしかしたら世界各地の商人達はそんな私の性格を良い様に利用して巧みな連携を組んで上手い具合に店頭に陳列する装備品を、徐々に徐々に強力になっていく様調整してるんじゃないかとすら…

…そうなんじゃないかとすら疑っても、やはり律儀に100000ゴールド近くを稼いでしまうのではないかと危惧している今日この頃です。


進行状況:14日目
リブルアーチで装備品を整え、いざ雪国へ。
雪崩に巻き込まれるも、トロデ王の機転とやらで何とか助かる。
オークニス到着。
次はグラッドがいるのではと目されるオークニス北西の洞窟へ行く…前に装備品を整える予定。



04/12/22(水) 15日目 やり切っちゃったカモ

今日が、明日が休みだって事を良い事に、今日の内に出来る限りゴールドを貯めて、明日早い段階でシナリオを進められる様にと奮闘した事に始終した日であった事は一切の前置きを無くしても言うまでも無い事であると思います。

さて、流石に95000ゴールドもの大金を稼ぎ出す為に五時間近くもゴルド大聖堂前に居座り続け、口笛を吹き続け、現れるモンスターをなぎ倒し続け、お金を貯め続けるのはかなり辛いというもの。ここまでいいカモとして全国各地の商人達の私服を肥やしてここまでやって来た私ではありますが、今になってようやくその無駄さ加減を思い知る事となり、今回普通に95000ゴールドを貯めるのはかなり難しく、精神面で耐え切れるかどうか分からないという感じになったのを機に、装備品購入に関するルールを一部見直す事にしてみました。
で、実際見直してみますと、今回のDQ8において最も無駄が生じているのは各キャラクター毎に三種ずつある武器面の事となります。これまでは「もしかしたらこっちの方の武器を使った方が効果的な場面があるかもしれない」という理由で、三種それぞれでいちいち最大の攻撃力を誇る武器を揃えてきた訳ですが、ここまでの経験からしてあまりそういう事はありません。いや、本当はあるんでしょうけど、期せずして必要以上にレベルが上がってしまっているので、大抵のバトルでは回復さえ怠らなければ後はあまり考えなくても勝ててしまうのです。
という訳で、「よし!! これからは武器の種類は問わずに、純粋に攻撃力の値のみを判断基準にして、商品の内で最も高い攻撃力のものだけを買う事にしよう!!」という事で決意を新たにしたまでは良かったんですが、いざこの方針変更に伴ってどれ位必要金額が減少するだろうかと計算してみましたらば、何とその額は10000ゴールドにも満たない事が判明してしまいました…

そんなこんなで、もう諦めの境地で資金調達開始です。
それから一時間経ち…二時間経ち…三時間経ち…おおよそ三時間半程度経過した所で、無事必要経費を集め切るに至りました。
でも…今日はゲームに割ける時間がもう少し、後三十分位はあるなあ…シナリオを進めるには短いけど何もせずにこのまま終わるのは勿体無い…でもその三十分頑張れば10000ゴールドは稼げるぞ?

…結果、本日プレイした計四時間で、折角方針転換によって貯めなくてもよくなった筈の約8000ゴールドを含め、あれだけ絶望されていた95000ゴールドを貯め切ってしまいました。従順なカモ恐るべし…
お陰様で明日は一番に洞窟へと向かう事が出来ます。ホント、嬉しい限りです。
…でも、今度からは本当に最も攻撃力の高い武器だけを買おうと固く胸に誓った私なのでした。


進行状況:15日目
四時間をかけて残りの必要額約85000ゴールドを貯め、見事装備品を整える。
次こそオークニス北西の洞窟へグラッドを探しに。



04/12/23(木) 16日目 そろそろ終わりなのだろうか

我々に最新の装備品を持たせるという事は即ち鬼に金棒、水を得た魚と言った所で、特にこれといって大きな障壁となるものもないので、本日の一発目である薬草園の洞窟を皮切りに、グラッド救出、さいごのカギ入手、メディばあさん逝去、さいごのカギを携えて全国各地を練り歩き泥棒活動ならぬトレジャーハント、サヴェッラ大聖堂に立ち寄りキャプテン・クロウの洞窟の在り処を聞きそこへ出向いてひかりの地図入手、と、こういった感じでサクサク進められました。

と、ここにきてまず立ちはだかったのが意外な事にボスでもなければ新たな装備品でもなく、いざ南の大陸へ乗り込む際に通らなければならない光の道でした。
この光の道、海上に現れる為に船で通らざるを得ないんですが、誤って道から逸れてしまうと始めからやり直しとなってしまいます。んでもって嫌な事には少し狭いです。しかも、操作した事のある方なら分かる事かとは思うんですが、これもグラフィックが進化した事の影響か、船を方向転換する際には結構大回りしなければならないんですよね。つまりその場で動かないまま船首の方向のみを帰る事は出来ないのです。
つまり、その舞台が狭く限定されている場所なので、非常に慎重に歩を進めなければならない事になります。やり直さなければならなくなった際には、単にスタート地点へ戻る必要があるだけでなく海上に光の道が出現するシーンをその都度見なければならなく、しかもこのシーンが少々長いので尚更気合を入れて臨む必要があるのです。
この光の道が辛かった…結果としては、船をチマチマと慎重に進めるより勢い良く止まらないまま走り抜けた方が良かったらしく、それに気付くまで何度もやり直しさせられていました。こんな所で時間をかけている場合ではないというのに…

さて、次いで訪れたレティシアでは、一見地図を見た限りでは武器屋並びに防具屋が存在しないという嬉しい事になっているかと思いきや道具屋の表示だった店が実は「よろず屋」だったという引っ掛けがあって精神的に大ダメージを喰らってしまいましたが、今回貯める必要があったのは高々33000ゴールド程度。これなら一時間半もあれば貯められます。昨日だけで85000ゴールド貯めた私の敵ではないというものです。という訳でここもサクッと通過。

そして訪れたのが闇の世界という訳ですが…ここ、一目見て面白いと思いましたね。火や水や沼を除けばあらゆるものが白黒の世界とは…
しかもこの地ではシリーズ初登場となる新たなスライム族、スライムダークが登場したではありませんか。しかも秘伝だそうであるスラ・ストライクを引っさげて!! いやー、シリーズも八作目までになって、ちょっと把握し切れてない位に沢山の種が登場した中で、ここに来て基本の形をしたスライムの新種が登場するとは思いもよりませんでしたよ。その性格上今後のシリーズに登場する事は多分無いと思いますが、黒っていう手がありましたかー。
さて、闇のレティシアの方では、喜ばしい事にレティシアと同じものしか売られていなかったので、やはりレティスの巣をさっさと攻略して闇の世界を脱出。闇のレティシアの人達は、あらゆる物に色が付いていたら目が疲れそうだとか言っていましたが、私の目もかなり疲れましたね。単調な色の中でツボとかを探し回ってましたからね…

といった感じで、今日は休みであった事をフル活用して結構進んだ感じがします。ま、だからと言ってスムーズに進んだ訳ではなく、いつもの遅いペースの中で、大量に時間が取れたからそうなっただけですが。
さて次ですが、何処に行くのかいまいちよく分かっていません。一応本日のプレイ終了間際に三角谷って所に到着はしましたけど、ここが「岩山に囲まれて〜」なんたらっていう所の事なんでしょうか? 一応ラプソーンの居場所が分かるらしいアイテムを戴けたので多分間違ってはいないとは思いますが。
しかし、どうも何かをショートカットしてここに来てしまった様な気がしないではありません。推測するに、ラストダンジョンかもしれない「浮遊城砦」だったかという怪しげな名称も飛び出して、いよいよラスボス戦が近付いている印象が強くなってきてはいますが、ここまでの事を思い返してみると、所々まだイベントがありそうな気配を残したままの所があるんですよね。
例えばベルガラックの跡継ぎ問題です。何だかんだでまだフォーグとユッケのどちらとも会っていませんよ、確か。後、リブルアーチ近くの滝付近にあった開かずの扉も気になりますね。あれはさいごのカギを手に入れた事で中に入れるのかな? 行ってみようか…
また、トラペッタ近辺にタルだけ置いてある無人の地がありましたし、北の大陸と南の大陸の間にやはり無人で気味の悪い遺跡みたいなものもありましたね。
それから、随分と前の話になれば、トラペッタのユリマの両親に関して何やら伏線めいた話があった様な気もしますし、勿論主人公の両親の話や、それに関連する事かもしれないエルトリオ氏の事も忘れてはなりません。

そう考えると、実はまだまだ意外と先があるという事に…?
これは結構深刻な問題です。何となれば、非常にも今日訪れた三角谷で私は武器屋、防具屋、道具屋それぞれから計240600ゴールドものお金を要求されてしまったのです。死にます。
はっきり言ってまともに貯めようとするには、時間がもしあっても気力がもちません。ここは幾分かの妥協をしたい所ですが…しかし、もしここがラスボス前の最後の商品だったとすれば、休みを一日割いてでも揃えておきたいと思うのです。しかしもしもそうでなければ、つまり半日近くもかけて苦労して集めたのに更に強力な装備が程無くして現れてしまった、なんて展開になってしまえば、その時の私の姿はもう見るに耐えないでしょう。

240600ゴールド…さて、どうしたものか?


進行状況:16日目
薬草園の洞窟でグラッドを救出。
メディばあさんがレオパルドの手にかかる。
キャプテン・クロウの洞窟で「ひかりの地図」を入手。
レティシア到着。
闇の世界へ。
レティスの子供を救出すべく巣へ乗り込むも、敢え無く卵が壊されてしまう。
しかし亡きレティスの魂を力と成す「神鳥のたましい」を入手。
三角谷到着。
ラプソーンの居場所が分かるという「暗黒大樹の葉」を入手。
さて次は…装備品を律儀に購入するかどうかはまだ不明。その点を除けば、ラプソーンを追って「暗黒大樹の葉」で示された場所に行く。



04/12/26(日) 17日目 ラプソーンは危うくラスボスの座を奪われる所だったのでは

三角谷で240600ゴールドという破格のお金を用意する様にと魔物達に迫られてしまった私は色々と悩み抜いた結果、あんな有象無象共の脅しには屈さず、たった一つの商品すら買ってやらない事を決意しました。
その理由は、いよいよ本当にラストっぽいという事です。ラストっぽいと考えられる根拠は幾つかありまして、まず売られている商品に関してですが、それらを見るとその価格をとって見ても、また品揃えをとって見てもその全てが「ここが購入し得る最後で最強の装備品である」という事をはっきりと物語っているのです。特にビッグボウガンなんてその権化と言っても過言じゃない位じゃないですか? 私にはそういうイメージがあるんですが。6では終盤で登場していた事を覚えてますし。7ではどうだったか忘れましたけど。
他にも、もう既に(別世界の存在が現れている上で)世界の殆どを回り切った事、アークデーモン等、終盤で登場する事がお馴染みとなっているモンスターが現れている事、七賢者の末裔が残り一人となっている事…と、幾つも挙げられます。
それはさておき、もし本当にもうすぐクリアなのだとすれば、この段階で多量の時間を削ってまで装備品を揃える事にあまり意味は無いのではないかと思えてくるのです。
まず、何故これまで律儀に全ての装備品を購入すべく奮闘していたのかと言えば、それは別にそれでないと次のイベントをこなせないのではないかという不安があるからでは一切なく、資金調達作業に伴いレベルが挙がる事で、直後のイベントやボス戦から果てはラスボスまで、その後の全てのバトルの糧となるからこそ私は必要以上と言っていい作業に身をやつしている訳です。
となれば、その作業の持つ意味の重みは、クリアまでの残りバトル回数が減っていくに連れ、即ちシナリオが先に進むにつれ減少する傾向にあります。私の場合、こういうプレイの仕方をしている限りレベルが足りないなんていう状況に陥る事はまずありませんから、その「重み」は減少の一途を辿る運命にあります。
つまり、順調に減少を重ねていった結果その「重み」は、ラスボス直前では無いに等しいものになっている訳です。ここまでこれでもかとキャラクターを鍛えてきたので、ここで装備品を整えなかったとてラスボスに100%勝てないなんていう事にはなり得ないという確信が、「重み」のゼロ化に拍車をかけます。特に今回のDQ8という作品で言えばこれまで再三にわたってトロデ王が「戦い過ぎ」という旨の発言をしている為、最早「重み」はゼロになってしまったと言ってもいいでしょう。
実際にはこの考え方はゲームを進めるに連れ徐々に姿を現すものではなく、ラスボス直前だと判断した時点で突然「重み」がゼロと化し表面化します。なので悪く言い換えると「最後の最後だけ極めて雑なプレイになる」のであり、それは私のプレイしてきた大体のRPGにおいて現れる傾向であり、事実それまでは宝箱とかを苦労して、ある時は二度手間を踏んででも全て回収したり、出会った全てのモンスターをいちいち倒したりしていたのに、いざその舞台がラストダンジョンとなった途端、私は宝箱にも執着しなくなったり、バトルは「体力温存」の名目半分、面倒臭さ半分でとにかく逃げ続けたりする様になる事があります。
その傾向が今回も見事に出た訳ですね。「多分このままでもクリアしちゃえるんだからもういいよねー」っていう。

そんな訳で、今回もサクサクシナリオを進めていきます。
今回は、この前三角谷で入手した「暗黒大樹の葉」を使ってラプソーンの居場所を探り、そのラプソーンを追いかける所から。
まずはサヴェッラ大聖堂でレオパルドとの戦い。幾らあの杖をくわえているからと言っても所詮は犬。こんな所で負けてられません。ここは軽く撃破。
しかし何とマルチェロの陰謀により無実の罪で流刑に処せられる事に。最終的には脱獄するんですが、まさか一ヶ月余りも閉じ込められ続けているとは…ま、いつか気になってた無人の気味悪い場所の正体が一つ分かったから良しとしますけど…でも当人達は堪ったもんじゃありませんよね。
で、その次はゴルド大聖堂で、大勢の人々が見る中堂々と、新法皇就任の演説をしていたマルチェロとの戦いへ。これでドルマゲス、ゼシカ、レオパルドと推移して、杖の操り手四人目となりますか。こやつは流石、一ヶ月もの間ラプソーンに自分の身体を支配させなかっただけあってこれまでの三者と比べて確かに強かったです。しかし単純にここまで無用の殺生の数々を繰り返してきた主人公達四人よりも弱かったという事で…

そして!! 遂にラプソーンが復活の時を迎え、更に浮遊城砦が出現し、いよいよもって最終局面という感じがしてまいりました。
私はこの浮遊城砦こそラストダンジョンであるとここで確信。ここから一層雑なプレイが始まる…かと思いきや、何を思ったか、一つ一つの通路や部屋を隅々まで回ってはお宝が無いかと探し回り、バトルもその殆どをこなしつつ進める事に。何かこれと言った確固たる意思が働いていた訳ではないんですが、折角これまでのシリーズのラストダンジョンとは違ってマップが入手出来たんですから、一応一通り回ってみる事にした訳です。
すると何と!! ある宝箱からけんじゃの石を入手したではないですか!! けんじゃの石と言えば最早説明を確認するまでもなく、戦闘中に使うと全員のHPが100程度回復するというアレです。無条件でベホマラーが使えると言うといいでしょう。しかも使い捨てではなく数限り無く使用出来る為、その有用性は計り知れません。これは良い物を見付けられたなあ。もしもこの浮遊城砦を、突入当初から雑に攻略していたのであれば、恐らくけんじゃの石は手に入っていなかったでしょう。何という奇跡…何か、虫の知らせみたいなものがあったんでしょうかねえ?
ちなみに、そのけんじゃの石を見付けた時点で、ここ浮遊城砦にある全てのアイテムをちょうど取り終えた事になりましたので、いよいよここから本当に雑なプレイが開始される事になりましたとさ(笑)

雑なプレイの果てに浮遊城砦の最深部まで辿り着くと、そこには遂に復活したにも拘らずどこかコミカルさを漂わせてしまっている風に見えてしまうラプソーンの姿が。いや、これはアニメ調グラフィックの影響の一つですね。
そしてそのまま戦闘へ!! いよいよここがラスボスか!? そうとなれば(そうとならなくても、ですが)、見た目が多少コミカルだからと言って手加減してやる訳にはいきません。先程入手したけんじゃの石を存分に活用させて戴きつつ、全力で攻めてあげました。でないと本気で戦っている(であろう)相手さんに申し訳がたちませんからねえ。
その結果、あまり苦労せずして勝利したんですが、DQシリーズのラスボスと言えば第一作目から「二戦以上構成」が常であるというもの。もしここがラスボスであれば、この後にまだバトルが待っている筈だぁ〜、筈だぁ〜(エコー)と、思ってたんですが、ラプソーンはその場で息絶えたかの様に溶けていってしまいました。という事はここはまさかまだラスボスではない…?
勿論ラプソーン以外の奴が真のラスボスとして突如立ちはだかる可能性も十分あるとは思うんですが、それにしても、本当にこれでラプソーンがいなくなったのであれば、これまで何度も騒がれてきた割にあっさりし過ぎているという印象を持たずにはいられないでしょう。そんな疑問を持ちつつ崩れ行く浮遊城砦から逃げる途中で色んな刺客が目の前に立ちはだかり、その一戦一戦は本来なら「ラストバトル第二戦」なのかと思わせてしかるべきな所である様な気がしたんですが、こやつらがまたパッとしない(これが本当にパッとしなかった)…特に浮遊城砦脱出直前に現れた暗黒の魔人に至っては、仕様なのかどうなのか、繰り出す攻撃が全然主人公達に当たらず、結局一度しかダメージを与えられていない内に(しかも主人公に与えたその唯一のダメージは、主人公がきせきのつるぎとしんぴのよろいを装備していた為に殆ど自然回復…)撃沈という不甲斐無さ過ぎる結果に終わってしまいました。
そんな感じでしたので、浮遊城砦脱出中、次第に「何かまだ先がありそうだな〜…」との考えが濃厚になっていった事はもしかしたら言うまでもない事かもしれません。で、結果としてはあった訳ですねえ…

浮遊城砦を脱出しますと、先に「本当にこれでラプソーンがいなくなったのであれば、これまで何度も騒がれてきた割にあっさりし過ぎている」と書いたのが間違いであった事が示されただけでなく、この前言を直ちに撤回して記憶と歴史から消してしまいたい位に重くこってりしたアレが登場しました。
ご丁寧にもアレは私みたいな慎重派なのか結界を張った模様。それについて、こってりラプソーンが光の世界と闇の世界を繋いだ事で光の世界側へやって来れたレティスに聞く所によれば、あの結界を破るには、七賢者の意思が形となって現れたオーブを集めなければならないとの事。オーブ…そしてそれを探し出す為の山彦の笛…どこぞで聞いた事のある、何とも懐かしい響きでしょうか。
その収集作業はDQ3の時のものとは全く違って楽なものでしたが、それはいいとして七つのオーブを集めましたらば、いよいよこってりラプソーンとの対決の時となります。

結果論を言いますと、ここがラスボス戦だった訳ですねえ。それはそうでしょう。パーティーメンバー四人全員が同一ターン内で同じ行動(神鳥の杖に祈りを捧げる)をとる事を七回繰り返してようやくラプソーンが張っていた結界を破る事が出来、そこから本番なんていう形式のバトルがラスボス戦以外で存在して堪るもんですかって事ですよ。
さて、ややコミカルだった先の姿とは似ても似付かぬ姿に成り果ててしまったラプソーンですが、そこはやはりラスボス、一回一回の攻撃がかなり激しく、その強力振りを見せ付けてくれます。残念な事に、回復のタイミングを誤ったり、運悪く主人公達全員より先に行動するターンが連続したりという状況が重なって初挑戦時は全滅を喫してしまいました。実はこれまでのプレイを通して初めてのボス戦での全滅だったんですねえ。惜しい事をした…でもまあ、二度目の挑戦時からはあの面倒臭い結界解除作業を行わなくてよかったんで良しとします。
運が悪かった事も確かにありましたが、その他にも折角事前に持たせておいた世界樹の葉や世界樹のしずくをこの期に及んで仕様をもったいぶったりした事も全滅に繋がった要因だった事は紛れもない事実です。二度目の挑戦時はその点を反省し、まあ個数が限られているので景気良くジャンジャン使うという訳にこそいかなかったものの危ない場面では渋らずに使っていった結果、一旦回復役の要であるククールが死んだ事を皮切りに大きく体勢が崩れたものの何とか勝利をもぎ取る事が出来ました。

そして消え行くラプソーン。まだこの先にバトルが待ち構えているかもしれないからと、かなり緊張している私。喜ぶ主人公達。どうやら終わったらしい事を話しているレティス。中々素直に喜べない私…
どうやらエンディングに到達したらしい事を確信したのは、主人公達がトロデーン城に到着し、レティスがある世界でラーミアと呼ばれていた事を知り感慨にふけり、トロデ王の呪いが解け、ミーティア姫の呪いが解け、トロデーン城の呪いが解け、トロデ王が「今宵は宴じゃ」宣言をし、そこでDQシリーズ恒例の「序曲のマーチ」が流れ始めたその瞬間でした。
そして話は数ヵ月後の、愛の逃避行エピソードを踏まえ終焉へ…
結局最終的には色々と謎な部分が残ってしまいましたね。しかもどう考えてもあのラプソーンよりも遥かに凶悪なのであろう隠しボスやら隠しダンジョンやらがこの世界の何処かにあるんでございましょ? ゲームをクリアした事のフラグが立ったセーブデータが作られた訳ですから、ここからがまた面白い所ですよねえ。
ですが、今回のプレイはここで終了です。今回一旦クリアした事で、ようやくあらゆるDQ8に関する情報が解禁になりましたので、これを期に色々気になる事を調べてみまして、更には来年の二月上旬だったかに発売される攻略本も購入しまして、それを熟読した上で今度は完全制覇を目指した二周目のプレイに取り掛かりたいと考えております。
そんな訳で、無事クリア出来ましたっ!! これにて終了です。

あ、後…
ラスボスが「チャゴス王子とミーティア姫の結婚式を警護していた聖堂騎士団」にならなくて良かったですよね(笑)


進行状況:17日目
三角谷で装備品を購入する事を諦め、シナリオを進める事に。
レオパルドを追ってサヴェッラ大聖堂へ。
レオパルドを倒す。
まだ正気のマルチェロの陰謀により流刑に処せられる。
一ヵ月後脱獄。
ゴルド大聖堂でマルチェロを倒す。
ラプソーン復活。浮遊城砦登場。
浮遊城砦突入。最深部でラプソーンを倒す。
ラプソーンがこってりラプソーンに。
ラプソーンの張った結界を破るべく七つのオーブを集める。
ラプソーンの結界解除。ラスボス戦へ。
一度の敗北の後、二度目の挑戦で勝利。
エンディング。


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