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05/02/20(日) 1日目 主人公の名前

本日より、「ドラゴンクエストVIII 公式ガイドブック 上巻 世界編」368ページと、「ドラゴンクエストVIII 公式ガイドブック 下巻 世界編」496ページ、計864ページにわたる二冊の攻略本を読み耽ります。
二冊とも読み終わったら、いざDQ8の二周目に取り掛かるという事になる訳ですが、まあそれまでには少々時間がかかるでしょう。
というのも、知っている人は知っていますが、私は読書速度がかなり遅いです。攻略本を読む際には、例えそれが既知の情報であっても律儀に目を通していきます。そりゃもう読みます。一文字一文字噛み締めながら読みます。他人が見てたらイライラする事この上ないんじゃないかと思う位です。
となれば、その読む対象が今回の様に900ページに迫ろうかという程のボリュームのものとなりますと、必然少なくない時間を割かねばならない事でしょう。そんな訳で、まあ毎日しっかり読めたとしても、三月に入る位でDQ8二周目を開始出来ればいいかなあ、という所です。

さて、二周目となると私の眼前に再び難問が押し迫る事となります。そう、主人公の命名です。
一応一周目は「バルト」という名を付けて、まあそこそこ馴染めた訳ですが、当然この名前が今作の主人公に最適な名だとは思っていません。何となれば私という人間が命名したのですから。あ、そう言うと「バルト」って名付けた他の方に失礼か…いや、別に「最低」だと言っている訳ではなくてあくまでも「『最高』ではない」と言っているに過ぎない訳ですからいいとしまして、それ故主人公の名前は変えていきたい所です。
そこで登場するのがこの程読み始めた公式ガイドブック。もしこの中に、スタジオベントスタッフさんが独自に命名した名前でもあれば、恐縮ながらそれを拝借させて戴こうかな〜、なんて不届きな事を考えておった訳ですよ。
ところが、上巻18ページにて初めて登場した、恐らくこの攻略本二冊の全編で使われているであろう主人公の名前は「エイト」でした。そう言えばDQ8の解説書でも同じ名前が使われていたっけか。

むむう…流石に「エイト」では味気が無いと言うか、私が言うのも何ですがセンスを感じるには少々厳しいと言うか…
いやしかし、この命名法は一方で極めて効率的ではあります。DQ8の主人公名を「バルト」と決定するまでには二時間余りも悩んだという過去を持つ私ですが、もしこの命名法を取り入れるとすれば、最早悩む余地は何処にも無いというもの。しかもDQシリーズ間で主人公名が重なる事もまずありません(初期設定名が数字を英訳したものでなければ)。
という事で、一度列挙して見てみましょう。
  1. ワン
  2. ツー
  3. スリー
あ。
DQ1〜DQ4までは名前に片仮名が使えないんだった。
という事は…
  1. わん
  2. つう
  3. すりい
  4. ふおお
  5. ファイブ
  6. ガイラ
  7. アルス
  8. エイト
…勿論私は、これを見て何も言わない訳にはいかないのです。
「エイト」は上述の通りどうかと思ってしまいます、「ファイブ」も同様に。しかし片仮名である以上許容せざるを得ません。何せ第一作目の主人公の名前は「わん」です。パーティーメンバーが一人しかいないのに、そのたった一人の人間の名前が「わん」です。「わん」が全てなのです。ただこれも、実際に「王さん」という方がいらっしゃる以上許される範囲だと言う他ありません。「ガイラ」と「アルス」については明らかに異彩を放っていて、こういう名前群の中にあると逆に浮いてしまっている様な気はしますが、それはまあ許すに吝かではないでしょう。

しかし、

「つう」
「すりい」

この、片仮名が無いばかりか長音記号すら無かったばっかりに惨めな姿を晒す事になってしまったこれらを前にした時、もう私には何も言えません。
ムムム…ただ一つ出来る事と言えば、長音記号を普通の平仮名で代用するのは余りにも見苦しいからという事で、それを取り払う事位か。

「つ」
「すり」

ああ、私はどうすればいいのだろう。
「つ」である。三重県の県庁所在地である。偉大なるロトの末裔なのに「つ」である。
「すり」である。名は体を表すとはこの事なのだろうか。

主人公達もさぞ泣いている事だろう。ただ、彼等主人公達は、次に登場するとある主人公によって希望をもたらされるのだ。

「ふおお」

それは何。

「ふおお」

ふざけないでくれたまえ。

「ふおお」

どうだろう、その破壊力たるや。そこには一縷の望みも見出せないのであった。
「つう」や「すりい」はまだ良かった。長音記号に当たる部分を省く事で、曲がりなりにも意味のある言葉を得られたのだから。しかしこの「ふおお」はどうか。

「ふお」

ちっともその破壊力を失う事はないのだった。


読破状況:1日目
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05/02/21(月) 2日目 これまでの流れ

今日は一気に283ページも読み進められましたが、これは一重に今日読んだ部分がマップを中心としてイラストを多分に含む範囲だったからに他ならず、依然として二月中に読み終えられるかどうかは分からない状況が続いております。毎日十分読める時間が取れたものかどうかも分かりませんしね。

さて、二周目に向けてですが、黙々と攻略本を読み進めていますとどうやら私が思っていたよりも一周目時に手を付けなかったイベントが多そうだという事が分かってきました。
ベルガラックで起こった後継ぎ問題に関するイベントとか、クリア後の一切のイベントとかは意図的に省きましたが、その他にも以前に立ち寄った町や村へ定期的に帰ってみたりとかした際に小さなイベントがあったり無かったりする様ですね。そういった事を考えると、二周目もかなり楽しめそうです。今から期待しています。

一方で二周目に向けて問題になる事と言えば何と言っても装備品関係の事でしょうか。私は基本的に「その時点で揃えられる最強の装備品を揃え切ってから次に進む」というスタンスでプレイしてまして、それを原則として一周目もプレイしてたんですが、まあその結果がこんな感じという事で、かなり泣かされる羽目になってしまった経緯があります。
流石にあれと同じ作業をもう一回丸ごと繰り返すというのは辛いというもの。やはり二周目は錬金を目一杯駆使して少しでも負担を減らしにかかった方が良さそうですね。
無論そうなると一周目よりもレベルが低くなる傾向が出てくるとは思いますが、まあそれは、一周目は分散型にして見事に失敗したスキル面を見直したりとか、それでもレベルが低くて駄目っぽい様ならメタル系モンスターを狩ってレベルアップに勤しめばそれで十分ですよね。
幸いにも今回の公式ガイドブックには、地域毎にどのモンスターが出現するかが詳細に記載されています。これを見つつであればメタル形モンスターにも効率的に会える事でしょう。その辺りはベントスタッフさん流石、そしてお見事、と思うばかりであります。

ところで、今回発売された攻略本は、FFではお馴染みの「アルティマニア」ではありません。あくまでもDQシリーズでは恒例である「公式ガイドブック」です。
両者を比較すると、流石に「ゲームを一度クリアした方に読んでもらいたい」とあっただけにアルティマニアの方がとてつもない情報量を誇ります。より突っ込んでいる、とも言えます。そんな訳で、基本的に攻略本を購入するのは、そのゲームを最低一度クリアしてからと決めている私にとってアルティマニアという存在程有難いと思った事は無く、極端な話DQ8もアルティマニアで出てくれればそれ以上嬉しい事は無いと思ってたんですが、残念な事には通例通り「公式ガイドブック」として発売される事に。しかし、それを担当するのはスタジオベントスタッフさんだとか。しかもこれまでの公式ガイドブックにはなかったボリュームのものになるとか何とか。
こうなると悩まされました。果たしてベントスタッフさん筆の「公式ガイドブック」は何処までベントスタッフ色に染まるのか? かなりアルティマニア寄りのものとなるのか? はたまたこれまでの「公式ガイドブック」を踏襲する形のものとなるのか? 安くないお金を出して購入するのです。それは大問題というものです。

とまあ、そういった事を気にしつつ買ってみた訳ですが、結論からすると(結論を出すのはまだ時期尚早ですが)、ディレクターの山下氏が仰っていた「これまでの『ドラゴンクエスト 公式ガイドブック』の流れ」を汲んでいるものと言えそうです。つまりもう少し際どく突っ込んだ部分があると嬉しかったかなあ、といった所です。これはやはり如何にアルティマニアが例外的な存在であるかを示した形でもあるのでしょうか。
それと同時に、やはり山下氏が仰っていた「堀井雄二さんの考えていらっしゃる『ドラクエ』の世界観」の一つにズバリ「公式ガイドブック」の突っ込み具合なんてのもあったりして…なんて邪推してみる。

いや、嘘っす。
て言うか、まだ四割位しか読み終わってないのに、これから「ベントスタッフ色」が畳み掛ける様にして続出したらどうしよ。


読破状況:2日目
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05/02/22(火) 3日目 やっぱり世の中お金ですよね

スキルについて読んでいると思う事がある。
やっぱり何度見てもスキルポイントを分散させるべきじゃなかったなあ、一極集中型にするべきだったなあ、素手になる事なんてなかったのに格闘スキルに割り振られている10前後のスキルポイントは何だよ、と。あまりにも無駄が多い攻略をしている事を、プレイ中から薄っすら気付いていたというのに、最後までその方針を変えなかった頭の固い自分にも辟易します。
勿論二周目は大きく改善していくつもりではいます。ただ、今回はあまりレベルを99にするだとかいう作業に大きく時間を割くつもりは無いんですが、全スキルを100にするというのに現在少々惹かれたりしています。
無論そこまでする必要は無い訳ですから流石に無駄な作業かなあ…と思ったり、いや、もしスキルの種を気軽に手に入れられる様であればそれも悪くないかも…と思ったり、いやいや、でもスキルだけ上げるんなら一先ずはレベルも一緒に上げたい所だよなあ…と思ったり。
そもそも、レベル99になった時点でスキルポイントは合計500ポイント戴けるんでしょうか? クリア時でレベル44だった主人公が得たスキルポイントが計220でしたから、このままこのペースが持続するのであれば、ちょうどレベルが99に達した時にスキルポイントが計500ポイントに達する様ではありますが。
ふむ、我ながら志を高く持つとは良い事だ。まあいずれにせよ時間が原因でそれを叶える事は多分無いとは言っても。

特技について読んでいると思う事がある。
ゴールドハンマーを使っても手持ちのゴールドが増えた形跡が無いんですけど、そればかりかバトル勝利時に獲得するゴールドの量も増えてない様なんですけど、何だかMPが減らされているだけみたいな気がしてるんですけど、と。
一周目で行ったバトル2935戦。この内レベルアップを目的としたバトルは一戦たりとも無かったという逸話がある位常時金欠だった私にとって、攻撃ついでにゴールドが貰えると謳っていたゴールドハンマーの存在は、その名前を聞いた時点では救世主たり得るものでした。しかし実際に使ってみるとどうでしょう。早々に見切りをつけたので何度も何度も繰り返し試行してみた訳ではありませんでしたが、ちっともゴールドを奪える気配がなかったのです。
一体あれは何だったのか? 今日、ゴールドハンマーに関しての記述を見て、ようやくその謎が解けるに至りました。どうやらゴールドハンマーを使ってゴールドが奪えるのは「たまに」起こる事なのだそう。まあでもそれは薄々感付いていた事だったのでいいとしましょう。ただ、実際に奪える金額を知って私は愕然としました。
それというのも、「その対象を倒した時に落とす金額の一割程度」だそうです。それは流石に少な過ぎるのではあるまいか。
そもそもその「倒した時に落とす金額」自体が少なく感じられるのに、その一割となってしまうと、その額は1ゴールドとか2ゴールドとか? 10ゴールドを越す猛者は殆ど存在しません。私が勝手に心の友だと思っているゴールドマンでさえ僅か21ゴールドです。勿論、伊達に868匹も倒した訳じゃありませんので、ゴールドハンマーを放てば確実に21ゴールドが手元に転がり込んでくるのだとすれば文句は言いませんが…
ふむ、我ながら陳腐な話をするものだ…


読破状況:3日目
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05/02/23(水) 4日目 ベントスタッフさんに感服

今回に限らず、装備品に関するデータを繁々と見ていると、どうしても突っ込みたくなってしまう点が一杯あって困ります。
その際たるものと言えばやはり各種防具。それぞれに添えられているイラストを目にすると、魔法の力が備わってそうな防具であればまだしも、ステテコパンツが布の服よりも防御力が高かったり、バニースーツが鉄のよろいよりも防御力が高かったりする点に疑問を持ってしまうのは致し方ないというもの。そのバニースーツは一体どういう素材で出来ているんだ…と。
この際ですから色々と納得行かない事を書き連ねてみましょう。
と、ここである事に気付きました。
「メラ系、ギラ系、ヒャド系、イオ系、炎系、吹雪系の攻撃で受けるダメージを40減らす」とは、そのドラゴンローブの特殊効果ですが、これをよく見ると…バギ系の軽減効果が無い!?
という事はですよ、そのローブを着ている時は先に述べた各種呪文等の効果を軽減しながらにして、バギ系、即ち風については普段通りに感じられる訳ですから、「そよ風」は「そよ風」そのままだという事になるじゃないですか。
これは上手い!! そして深い!!!!
流石は株式会社スタジオベントスタッフさん担当だなあ、と思わざるを得ませんでしたよ。

…流石に深読みし過ぎというものか?


読破状況:4日目
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05/02/24(木) 5日目 スライム族の歴史

スライムダーク…それは闇の世界に生きるスライム。
スライムダーク…それはDQシリーズにおけるスライムの新種。

初めてこのスライムダークの姿を見た時は本当に感動しました。「黒できたか〜」と。
スライムとメタルスライムががDQシリーズでの連続登場記録を8に塗り替えるのかどうかは気になっていても、メタル系スライムが何処に登場するのかという事は気になっていても、スライムの新種が登場するかどうかは全く気になっていなかったのです。
スライムダークの存在を知った私は感じました。「思えばスライム族もかなり種を増やしてきたよなー」と。もしかしたら前作プレイ時にも同様の事を感じていたかもしれませんが。
そして思いました。「もしかしたらスライム族って、全シリーズで新種が登場してるのか?」と。
第一作ではスライム、スライムベス、メタルスライムの三種だけだったスライム族。それがDQ2以降あれよあれよと変種が現れ、めっきり見かけなくなった種を含めると今となっては何種類位いるのか見当も付きません。
そこで、DQシリーズにおけるスライム族増加の変遷を軽く調べてみる事にしました。

DQ1
上述の通りスライム系モンスターは三種のみ。この頃は全て同形で、色の違いだけでした。
スライムとスライムベスは序盤も序盤の敵ですし、メタルスライムは躍起になって倒そうとしてましたんで、全員印象深いですね。

DQ2
形違いとしては初となるホイミスライムとバブルスライムが登場。バブルスライムの色違いという位置付けになろうはぐれメタルも忘れてはなりません。
ホイミスライムはこの後単なるモンスターに留まらない飛躍的な出世を遂げる事となりますが、バブルスライムの方は何だかシリーズを通してパッとしませんね。性格上キアリーがまだ使えない時期に出現させられちゃうもんだから嫌われ易いでしょうし。私のイメージですけど。
その点でバブルスライムは、同形は同形でも人気の高いはぐれメタルに助けられているのかもしれません。

DQ3
その後やはり常連となるベホマスライムが登場。当時のイメージはどんなだったかな…ちょっと覚えておりません。
スライムつむりとかいうのもいた様な。

DQ4
キングスライムとスライムベホマズン、そしてメタルキングという、三大キングスライム系スライム(?)の登場です。
何と言っても、今も変わらない冒険者達の肥やしであるメタルキングの初登場が素晴らしいですが、一時期とは言えパーティーメンバーにまでのし上がったホイミスライムの事を忘れてはいけません。何とスライムをも押しのけて真っ先に味方としてバトルに参加したのです。それは偉業と言う他ありません。

DQ5
スライムナイトとメタルライダーが登場。
モンスターが仲間に出来る様になり、スライム系モンスターを仲間にした人は非常に多かった事でしょう。
最初に仲間にしたのはやはりスライムでしたね。
…いや、ブラウニーだったか?

DQ6
何と言ってもこの作品と言えば、ようやく以後レギュラーの地位を勝ち取るに至ったスライムベスにとっては重要な転換期だったとは思いますがそんな事より、それまで最弱モンスターの称号を守り続けていたスライムからその座を奪ったぶちスライムの登場が何ともセンセーショナルだった事でしょう。
現実の世界での最弱は(確か)スライムなのだから全然問題無いと言ってはばからない人とか、頭の中からぶちスライムの存在を消し去っている人も中にはいるとかいないとか…
まあ、勿論出任せを書いている訳ですが。

DQ7
ドラゴスライムとかスライムエンペラーとかいましたけど、それよりも私が挙げたいのは、我が心の友ゴールデンスライムでしょう。かなりゲームも進んでから登場したので、DQ8のゴールドマン程お世話になれなかったという感じですが、しかし確実に各種装備品を購入する為の糧となってくれていました。
後は、メタルキングをも凌ぐ経験値を誇っていたプラチナキングの登場は衝撃的でしたね。
ゴールデンスライムにしろプラチナキングにしろ、DQ8での登場を心から望んでいたんですが…

まあざっとこんな感じですが、一応言っておくとスライムの種族はこれが全てではありません。悪しからず。

で、この程のスライムダークとなって、見事シリーズ全作品において新種が登場し続けている事が明らかとなりました。
ただ、それでも今回のスライムダークの登場にはかなり驚かされました。何と言っても、第一作以降全く増えなかった基本形色違いの新種なのです。この点に感慨を覚えた人は結構いたりするんじゃないでしょうか。
その性格上次回作以降での登場があまり見込まれないだけに、ここはスライム、スライムベス、メタルスライムと並んだ四匹のショットを見てみたかったもんですが、残念な事に今作においてスライム族のみが登場する風鳴りの山にスライムダークが登場する時期には、スライムベスが何故か出現しなくなっている様で…残念ながら夢は叶わず…

私は待っています。いつか色違いの基本形スライムが四匹並んでいる光景を目にする日を。だからいつか帰ってきてね。
…と、待てよ? スライムダーク云々以前に、スライム、スライムベス、メタルスライムっていう三匹のショットはこれまでにあったんだっけ? あったかなあ?
もしこれまでに無かったとすれば、四匹のショットだとかいう夢物語を語る前に、まずは三匹でのショットを実現させろという事か…道のりは長そうだ…


読破状況:5日目
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05/02/25(金) 6日目 私はネーミングセンスの欠片も持っていませんよ

そう言えば今作にはモンスターをスカウトするシステムがあったんで、それを駆使すれば昨日言っていたスライム、スライムベス、メタルスライムの三匹によるスリーショットだけなら何とかなるんだろうかと一時期待したんですが、残念ながらスカウト出来るモンスターの中にスライムベスはいらっしゃらない様で…
こうもなるともうやけになって、スライムとメタルスライムをメンバーに持つチームを、スライムベス戦で呼び出して無理矢理そういった状況を作り出してやろうかとも思ったりしないではない今日この頃です。

さて、そんなモンスターチームに関する記述も、現在順調に読み進めていけている公式ガイドブックの方には沢山あるんですけれども、やはりここではこれを話題に挙げておかなければならない事でしょう。
先日ここでも取り上げた通り、この公式ガイドブック内において主人公の名前は「エイト」でした。これはDQ8の解説書がそうだった事によるものでしょうか? そこの辺りはよく分かりませんけれども。
そして名前と言えば、モンスターチームにも付けてやる必要があるのは多くの方の知る所でしょう。では、この公式ガイドブックでは、如何なる名前がモンスターチームに付けられているのか? チーム名に主人公と同じ名前が付けられるのかどうかは知りませんが、例え可能だとしても、流石にこれを「エイト」としてしまっては主人公との区別が付き難くなってしまいます。解説書内にはチームモンスターについての記述が特には無いのでそれを参考にする事も出来ません。
そうとなれば!! 一周目において突然命名せよと迫られて苦しみ悩み抜いた経験を持つ私としては、いよいよ期待せずにはいられません。ここでベントスタッフさんがオリジナルの名前を付けている様であるなら、僭越ながらそのお名前を拝借させて戴こうと思う次第な訳です。主人公名が「エイト」だった事で一度その夢を打ち砕かれている私が遂に本懐を成し遂げる時が来たのです。
…と、浮き足立ったのも束の間。残念ながらベントスタッフさんが付けた名前は、かのモリー氏が提供した名前案から、その一番目の候補としてあった「ムチムチむちうち団」だという事が間も無く明らかとなり、私の夢、と言うか野望、と言うかは脆くも崩れ去ったのでありました。二度も。

そんな訳でムチムチむちうち団でして、あまつさえバトルロードのランクBで優勝した後から持てる様になる二つ目のチームの名はモジモジ9時5時団なんですが、まあ「公式」の攻略本内で適当なオリジナルの名前を付ける事は色々と問題がある事なのかもしれなくとも、モリー氏に名付け親になってもらった事はスタジオベントスタッフさん的には問題となり得るかもしれません。
私が見る限りには一向に構いません、勿論。そして、DQ8をプレイして実際にモリー氏の命名にかけるセンスを目の当たりにした事がある方から見ても、「ああ、モリーに名付けて貰ったんだなあ」位にしか感じない事でしょう。
しかし一度、何かの偶然でDQ8を知らない人がこの事を知ってしまったらどう思うでしょうか。きっとその方は思う筈です。「何、ムチムチむちうち団って? あまつさえモジモジ9時5時団ってぇ!?」
スタジオベントスタッフさんにとってはかなり不運だったと言わざるを得ません。何せその人は、他にも元から存在するモンスターチーム名に「めけめけメカメカ族」やら「きわめてコワモテ団」やらが存在している事から、件の二チームの名前も決して担当者が個人のセンスで付けた訳ではないという事を知るチャンスがありながら、「ムチムチむちうち団」という、そして「モジモジ9時5時団」というネーミングがあまりにも強烈過ぎてしまったが故にそれを知る事も無く、そのネーミングセンスをベントスタッフさんのセンスと認識、即ち「株式会社スタジオベントスタッフはセンスの無い人間の集まり」と認識してしまったのですから。
相手がかの有名なドラゴンクエストであるだけに、こうした人が続出する可能性が否定出来ず、油断はなりません。ベントスタッフさんはしばらくの間、世論の動向に注意を払っておいた方がいいかもしれません。

ただ、冗談とは言え勝手にこんな事を言い放っておきながら、個人的に「『きわめてコワモテ団』は悪くないよなあ」と半ば本気で思っているのは内緒である。


読破状況:6日目
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05/02/26(土) 7日目 張り付いた笑顔

ガイドブックを読みながら色々と一周目の思い出を思い返す事もありましたよ。
グラフィックがこれまでのシリーズとは大幅に違っていた事が逆に、多くのプレイヤーにシリーズの普遍さを強く感じさせた中で、DQ5辺りからお馴染みであった「扉を開ける音」は流石に、あの、何て言うのか、チャーラー、違うか、音階で言うと、ええと、ミーソーみたいな、いい加減な事を言うのは止めなさい、まあとにかく、あれだけは過去のシリーズを踏襲出来なかった訳ですが、まあ幾ら何でもそんな事に強く突っ掛かるDQファンはいないかな、と思った事とか。
その手に立派な剣を携えていながら自分の首を投げつけるという理不尽な攻撃をしてくるがいこつには多くの人が衝撃を受けただろうな〜、と思った事とか。それ、剣持ってたら逆に投げ辛いでしょ。
スライムダークと出会った時の衝撃というか感動というかはまあ自明でしょうか。

読み進めていく上で思った事と言えば、各種モンスターのイラストを見ている時に、笑顔のモンスターさんが圧倒的に多いという事に気付きました。これもDQの世界観の一つですね。
そうとするにしても、貴方達、そんなに戦いがお好きなのですか……弱きはスライムから、強きは暗黒神ラプソーンまでエヘラエヘラと笑っていらっしゃるもんですから、襲われる側としては不気味で仕方ありません。スライム族達は問題になり得ないとしても。
モンスターのグラフィックが固定されていたこれまでのシリーズだったのならまだましでしたが、主人公達は状態による表情の変化を見て取れる中で、瀕死状態でも変わらず笑っているモンスター達を見ると余計にそう感じられてしまいます。目を開けたまま寝ないのが救いというものです。一部のモンスターでしか確認した事はないものの。

さてそれはおいておくと致しまして、いよいよ二周目が間近に迫ってきました。
装備品調達をどの程度錬金釜に任せるのかとか、シナリオの進行具合によって変化する人々のセリフをどの程度の頻度で聞くのかとか、そういった細かな計画は全然立っていませんが、どうもこのまま「全てのイベントを攻略する」との基本的信念だけを胸に開始する事になりそうです。多分明日か明後日から開始する事になるでしょう。
ただ、それに際してやや残念な事実が一つ判明しました。
以前に「各キャラクターの全スキルを100ポイントにする事には興味がある」という高い高い志を語っていた私ですが、どうやらレベル99になるまでに得られるスキルポイントは四人共350ポイント辺りであるという事が明らかとなりました。
全てのスキルを100ポイントにする為に必要なスキルポイントは一人につき500ポイント。スキルの種一つで獲得出来るスキルポイントが5ポイントなので、不足分を全て補おうとするならスキルの種が約120個いる事になります。
流石にそんな偉業を成し遂げるだけの時間は無いというもの。という事で、この志は儚くもお流れになる事になりました。
くぅ、残念。二周目を始める前にどのスキルポイントを上げていくのかをしっかり決めておかなければ。

そんな訳で、公式ガイドブック上下巻、読破です。


読破状況:7日目
864/864



05/02/27(日) 8日目 明日からスタート

昨日は「明日か明後日から開始」と言ってましたが、結局今日は一日ゆっくり休んで(妄想をせっせとまとめてはいましたが)、DQ8の二周目は明日からスタートという事になりました。

と、いう事で今日は、二周目に行う(予定の)事の中でも序盤から計画的に進めなくてはならないスキルポイントの割り振りなぞを確認しておく事にしました。
一応レベルを99にまで上げればスキルポイントが350ポイントまでは得られる事は分かりましたが、やはりそこまでレベルを上げるだけの時間的余裕が無いだろう事を考えると、最終的に何ポイントのスキルポイントを獲得するのかすら判然としない為に、きっちり計画を立てておく必要があります。
という事で、各キャラがどのスキルを上げていくのかを暫定的にでも決めておくことにしました。その結果が大体以下の感じです。

主人公
取り敢えずメタル系対策にと「雷光一閃突き」は覚えておきたいと思っています。
後はゆうきのスキルを100ポイントまで上げたいですねー。
そして残りをどう割り振るか…剣かブーメランか…ここは剣かなあ…

ヤンガス
メタル系狩りが至上の私としてはオノスキルの「大まじん斬り」は欠かせません。
欠かせないと言えば、にんじょうのスキルで「とうぞくのはな」までは少なくとも覚えておきたい所です。
それ以外はあまりまだ決まってませんが、取り敢えず上記二つを率先して上げようと思っているので、悩むのは「大まじん斬り」と「とうぞくのはな」を覚えてからにしようと思ってます。

ゼシカ
ムチスキルの「双竜打ち」は一周目の終盤で非常に活躍してくれたので、今回も覚えておきたいんですが…
しかし杖スキルの毎ターンMP回復は勿論の事ながらマスター時の「ザオリク」も捨て難い…
しかも、個人的には格闘スキルマスター時に修得する「マダンテ」を使いたいと思ってるんですよ。全部で223ポイント…流石に足りないかなあ? 「マダンテ」を覚えるなら「双竜打ち」はいらないでしょうかねえ?

ククール
やはりゼシカ同様杖スキルはマスターしておきたいと思っております。
カリスマのスキルは何処まで上げようか…
剣と弓のどちらかを優先させる事になると思うんですが、そのどちらを選ぼうか…
実の所、ククールがパーティーに入るのはまだまだ先の話なんで、あまり真剣に考えてません(オイ)

と、こんな感じです。もう前回はこのスキル関係で散々な目に遭ってしまいましたから、今回は何としてでも私自身に「前回のプレイよりも楽だった」と言わしめたいと思います。

よーし、これで万全。後は明日のプレイ開始を待つのみだ…

あ”!! 主人公の名前決めないと!!


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