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05/10/01(土) 1日目 今度もマルディアス

別にまだ「よーし、ロマサガMSは全キャラでクリアしちゃるぞ」なんて決断をした訳では全然ないんだけれど、いつの間にか四周目という、このまま途中で終わるにはちょっと勿体無くなり始める段階まできてしまった。いいのかな。六周クリアしたけどそれでやめ、なんて事になったらやっぱり勿体無さ過ぎるよなあ。今の内に八周クリアやるのかやらないのかちゃんと決めとかないと。
さて、今回の主人公は予定通りジャミルなんですが、プレイ開始三分程、早くも最初の壁が私の前に立ちはだかります。

何だお前のその小走りは。

さながらそれはこそ泥の様に、ってか実際こそ泥なんだけど、でも別にこそこそしてる必要の全くない街中ですら小走りします。つーか絶対怪しいって。
アルティマニアにその様な記述はありませんでしたから、恐らく小走りであろうが他のキャラと移動速度は違わないんでしょうけど、でも気になる。慣れるしかないのか。でも慣れちゃったら今度は五周目が大変になっちゃうじゃないか。うーん。

まあこそ泥風情の移動方法なんてのは取り敢えずいいとして、今回も前回の様に、この四周目で何をするのか、それを簡単にまとめておこうと思いますよ。

ダーク関連イベント
前回ダークの記憶を取り戻す事で解決した「俺は、誰だ……」を、今度はアルドラの記憶を取り戻す事で解決したいと思います。が、その為には一周目以来未だに足を踏み入れるのを頑なに敬遠し続けている最終試練にも匹敵するんじゃないかと(個人的に目している)「煉獄」なるダンジョンを攻略する必要があります。よって、解決する段階まで進めるかどうかは分かりません。

シェリル関連イベント
三周目まででようやくイベント解決条件を満たせる状態になった「不幸を呼ぶ女」を、ディステニィストーン「光のダイアモンド」が手に入る段階まで進めます。解決に至るには悪しき三柱神の一角、シェラハを倒す必要がありますので、今回はそこまでやらない可能性が濃厚です。

アルベルトを仲間にする
メインキャラクターの内でこれまで一度も仲間になった事のなかったアルベルトを、今回こそメンバーに加入させます。

主だった目標はこんな所ですね。後は、いつも通り今まで見た事のない展開を見たりしつつ進めていく事になるでしょう。
前回全滅させる事で決着した四天王についてですが、今回はきちんとおつかいイベントをこなしていきます。その後ミニオンに乗っ取られる展開を見る予定ですが、そうして乗っ取られた各四天王を倒すかどうかまではまだ考えておりません。
ふむ、でも乗っ取られようが乗っ取られまいが弱い事に変わりないタイニィフェザー(イノーマスウィング)は倒してもいいかな(笑)


進行状況:1日目



05/10/02(日) 2日目 立ちはだかる皇帝の奇病

前回のプレイで何かと私を苦しめた難関イベント「皇帝の奇病」ですが、今回も何となしに挑んでみております。まあお小遣い稼ぎがてらという感じで。その割にはやけに辛いイベントですけど。
今回は三周目のクローディア編の時とは違い、イベントランク1の時点でメンバーを揃えられている分だけ前回よりも有利であると思っていたんですが、しかし現実はそう甘くはありませんでした。前回は満足にメンバーを鍛えていられる時間が無いからって事で初期能力値の高いメンバーを揃えていた一方、今回はメンバー内にアルベルトがいます。更に前回完全に足を引っ張っていたクローディアがいます。そしてジャミル。もうメンバー構成を見るだけで、意外と楽に解決出来た前回の様にはいかないだろうと察せてしまうというものです。

そしてその予感は的中。前回は二度目の挑戦で撃破したミニオン・ワイルは五度目位で(それでも)運良く勝ちに持ち込めましたが、続く最深部のボス、前回は予想だにしなかった初見突破劇を演じたゾディアックにつまづいてしまったのです。
どーしてもコイツに勝てない。まず一ターン目に使われる「冷気」で五人中三人までが戦闘不能になっちゃうんだから分が悪いにも程がある。
運悪く最深部到着の時点で既にジャミルのLPが半分を切っていた事もあったとは言え、五回程戦って全敗。これはまずい。
改めて言いますが、このイベントはイベントランク9〜13という極々短い期間でしか解決する事が出来ません。が、全くもって勝てそうにないんじゃ仕方無い。イベントランクをもう少し進めてでも、メンバーを再度鍛え直さなければ。

という事で、イベントランク12になる頃までこのイベントの解決はお預けという事にしました。つっても、すぐそこにある未来の話だけど。
ま、もし改めて戦っても勝てそうにないんだったら、キッパリ諦めてやりますよ。そうすると勿論クリアした際に貰える手筈だった報酬の類は貰えなくなっちゃうけど、その代わりに結局前回放置しっ放しだった「二つの月の神殿」内部にあるお宝を根こそぎ貰ってくから別にいいんだよ。


進行状況:2日目



05/10/03(月) 3日目 皇帝快復

わーい、フェル…世(うろ覚え)皇帝が元気になったよー。
どうもジャミルのHPがまだ一ターン目の「冷気」に耐えるには足りないっぽいって事で、もうちょっと、イベントランクがギリギリになる位までザコと戦ってからにしようかとも思ったんですが、大体にして今日はあまりゲームに割ける時間もなかった事だし、ここは思い切って賭けに出てみる事にしたのです。
そしたらどうだ、やっぱりイベントランクを気にするあまりに早過ぎる挑戦であった昨日とは全然違いましたよ。五連敗を喫した先の惨事も何処吹く風。わずか二度目の挑戦でもって奴をマットに沈めてやりました。ま、一説には、勝てたのは一ターン目に「冷気」が来なかったからという噂も囁かれている様ですが。
ともかくこれで難関の一つは突破。皇帝から「エスパーダ・ロペラ」なる最強の細剣を戴き、ようやく肩の荷が下りました。ちなみにイベント終了時のイベントランクは12。まだもう少し余裕はあった様ですね。

イベントランクが10を越えたって事で、既に各種四天王イベントは始められる状況になっています。取り敢えず当面の目標はそこかな。ただ四天王イベントを進める為には「アイスソード」手に入れないといけないから、そこでどうしても起こってしまうガラハド戦を見越して「土のトパーズ」は入手しとくべきだし、それに今回はこれまでアルベルトを仲間にしてなかった事で開始出来なかった「アクアマリン探索」をやっときたいし、まだまだやる事は一杯あるぞ。
そんな中、今日は四周目にして初めて鍛冶屋で武器のモードを変更してみました。と言うのも、特定のモードの武器を使用すると、それと同じモードの技は他より閃き易くなるからという事であって、実際アタックモードの武器しか使ってない状況で閃く技はアタックモードに偏っている傾向があったからなんですよね。
そこで、そろそろ「骨砕き」とかのディフェンスモードの技も閃いてほしかったので、モードを変更し、ディフェンスモードの武器を使用する事にした訳です。
で、実際に使用してみたらどうですか。これまでディフェンスモードの武器を使った事がないからなのかどうかは知りませんけど、これが閃く閃く。

例えば「カットイン」(アタックモードの技)とか、

或いは「一人時間差」(トリックモードの技)とか。

…何ですかね、私誰かに嫌われてるんですかね。


進行状況:3日目



05/10/05(水) 4日目 こんないいカモはいない

今日は予定通り「ヴァンパイア復活」を。気付けば慣例の様にこのイベントって毎回クリアしてるけど、別に後々「ジュエルビースト!」を解決するつもりがなかったらやらなくてもいいんだよなあ。こっちとしては「聖杯」さえ手に入ればいい訳だし。わざわざヴァンパイアの洞窟に行く為にニューロード移動するのも面倒臭いし。って、いつの間にか「ジュエルビースト!」はデフォルトでクリアしない事になっちゃってるけど。
まあでも今回はちょいと事情が違う。今回はここまで何故か技の閃き具合が悪いんで、ヴァンパイア戦を利用して低ランクの技を一挙に幾つか閃いてしまおうという魂胆なのである。そろそろもう基本技だけじゃあザコ戦もおぼつかなくなってきたから、ここいらでザコ敵に有効な技を修得しておこうという事だ。

そんな訳で早速吸血鬼討伐の旅へ。もう四度目にもなるからその旅路なんてのは至って楽なものである。一応まだイベントランクは抑え気味にしときたいので、ザコもどんどん回避して、あっと言う間に最深部へ。
と、ここで気が付いたのだ。ヴァンパイア戦って全滅してもゲームオーバーしないもんだとばかり思ってたのに、それって「聖杯」を手に入れる前に限った話だという事を。しまった。本当なら全滅してもゲームオーバーにならない特性を利用して、何度かバトルする事で幾つもの技を閃こうと思ってたのに。これじゃあ一度しか戦えないじゃないか。
と言っても、既に「聖杯」入手前のセーブデータなんか残ってないんで後の祭り。とっても名残惜しいけど、この「聖杯」でもって早々と改めて眠りについて戴くしかなさそう。
さようならヴァンパイア。今度は五周目でね。

五周目は「ヴァンパイア復活」をやるかどうかも分からんけどね。


進行状況:4日目



05/10/07(木) 5日目 イベントランクがぐんぐん上がるばかりなり

昨日は気分的にかなり落ち込んでいて、「ゲームなんてする気になれません」なんて書いてたんですけど、結局こんなんじゃあいつまで経ってもクリア出来んだろうって事で、多少睡眠時間を削る覚悟で深夜に少しプレイを進めておりました。

さて、所はクリスタルレイクにあるアクアマリンの洞窟。今回初めて立ち入る事となった洞窟である。何で今までここを避けていたのか、それは「アクアマリン探索」なるイベントが、アルベルトを仲間にしないと始められないからで、そのアルベルトをこれまで仲間にした事がなかったからなのであるが、別に「水のアクアマリン」手に入れるだけならイベントが始まってようが始まってなかろうがどっちでもよかったなあと、本当に欲しいんならナイトハルトの許可なんて得てなくてもよかったなあという事に気付いたのは、実は極々最近の事であった。不覚。
さあさあ、思わぬ不覚を取ってしまったとは言え、イベントの進行に支障はなし。ボスのゴーストシップも、バトル中に偶然閃いた「次元断」の即死効果が効いちゃって意外にも楽勝だった事もあり、割とすぐに「水のアクアマリン」を洞窟から持ち出す事に成功。
イベントの趣旨としてはこの「アクアマリン」をナイトハルトに渡すと解決なんだけれども、返すのはいつでもいいらしいんでちょっとそれはお預けにしとこう。「テオドール乱心」のイフリート戦とか、或いはブレイズスレイブ(ミニオンに乗っ取られたフレイムタイラント)戦とかで役立ってくれそうだし。もしかしたらそのまんまラストダンジョンまで持って行っちゃうかもしれないけど、そうなったとしても恨むなよ、ナイトハルト。

「アクアマリン」入手後はいよいよ四天王イベントだけど、その前にガラハド対策用の「土のトパーズ」を調達してこなきゃなんない。
そんな訳で今日はカクラム砂漠の方まで遠征して「トパーズ」も入手。先だってから問題になってる技の閃きの問題は、多少ランク4の技も修得しつつあるものの、私が目的としてる技は閃いてくんないのは何でかな。こんなに引きが悪いのは初めてじゃないかな。

さーて、これでようやっと四天王イベント開始のお膳立てが整った。イベントランクは現在16。予定より大分遅くなっちゃったけど、大丈夫だろうか。


進行状況:5日目



05/10/10(月) 6日目 おつかいを手早く終了

「皇帝の奇病」の影響か、随分と遅れてしまった感がありますが、今日から四天王おつかいイベントの開始です。と言っても、今回は前回みたいにわざわざ倒して回るなんていうしち面倒臭い事なんてしません。正攻法でただただ四天王達の仰せのままに指定された品々を献納していきます。なもんで、大変な事と言えば各四天王に会うまでの道中位なもの。ガラハド殺害(「アイスソード入手」)→「火神防御輪」入手→「疾風の靴」入手→「あまぐもの腕輪」入手→さらわれた娘救出、という流れを今日の内で全て終わらせてしまいました。
さて、上記一連の流れの途中、他のイベントも適当に片付けてたんですが、そんな事をしてたら、今日のプレイ開始時には16だったイベントランクが、プレイ終わり際には早20に達してました。うーむ、感覚的には早めの様に感じる。まだプレイ時間13時間だぞ。なのにもう三地点イベント開始か。こんなもんだったっけ。

三地点は例によって「冥府」に決定。四周目にして初めて、一発で冥府の情報が聞けました。ただ今気になっている事が一つ。冥府に行くにはトマエ火山のフレイムタイラントの下を訪れないといけないんだけど、現時点でそのフレイムタイラントはミニオンに乗っ取られてブレイズスレイブになってしまう条件を満たしています。
この場合どうなるのかな。トマエ火山の最深部を訪れた時に冥府行きが優先されるのか、ブレイズスレイブ戦が優先されるのか。やっぱりブレイズスレイブかなあ。その場合ブレイズスレイブ(ミニオンが乗っ取った事によって元よりも強くなっています)をどうしても倒せないなんて問題が発生しかねない事になるけど、ま、その場合は三地点をオールドキャッスルに切り替えればいいだけか。あまり深く考えない様にしよう。

さ、今後の予定を決めないと。三地点イベントが開始されて、いよいよクリア可能な状況になったとは言え、過去の経験上ラスボスに挑むまでに全員もう100程度はHPを上げておきたい所。勿論、その間ただザコ敵とバトルを繰り返すのはかったるいにも程がありますから、どのイベントを進めつつパーティーを育成するのか、それを大まかに決めとかないといけません。
取り敢えず「暗殺者ギルド」は、主人公がジャミルだと専用のセリフがあるそうなんでまず決定。「伝説の竜騎士」も前回見なかった方の結末を見てみたいかな。
それより何より、今まで見向きもしなかった「海賊シルバーの財宝」をどうしようか…今回のプレイを始めた頃は「今回こそやるぞー」なんて意気込んでた筈なのに、あれよあれよと時間だけが過ぎていっちゃったんだよなー…
むー、資金調達の事を考えるとどうしても「鉱山襲撃」とかの方が優先的になっちゃうんだけど…やっぱり今回もお預けかなあ。


進行状況:6日目



05/10/13(木) 7日目 新技のバーゲンセール

早速ですが本日は、今日のプレイで閃いた技を列挙してみたいと思います。

稲妻キック(ランク4)
スクリュードライバ(ランク5)
乱れ突き(ランク4)
ブラッドスパルタン(ランク4)
心形剣(ランク5)
フェニクスアロー(ランク5)
ミリオンダラー(ランク5)

他にも後一つ位覚えてたかもしれません。つーか、たった一時間余りのプレイだったと言うのにそれすらはっきりと覚えてないという事が正に凄い事ですよ。
今回のプレイは序盤、技の閃きの悪さにかなり苦労させられましたが、どうですかこれ。そんな今じゃ笑い話にもなるその出来事を今日になってようやっと清算するかの様なこの怒涛のハイペース。事前に「ラスボスまでには覚えときたいなー」と思っていた技はあらかた修得済みという事になってしまいました。特に弓技の「フェニクスアロー」は今回もサルーイン戦で強力な一手となってくれるでしょう。本当、覚えられてよかった。

さてさて、先にも言いました通り今日は一時間余りしかプレイ出来ませんでしたので、目立って書く事もありませんが、もうかなりザコ戦が辛くなってきましたね。水竜の神殿で「水の精霊珠」を入手する為に、メンバーの能力値アップを兼ねて内部を一通り回りながらザコの相手をしてたんですが、神殿を出る頃にはメンバー五人中四人までがLP2以下になってしまってました。危ない危ない…

これじゃいかんという事で急遽最終的に揃える予定だった防具を買い揃えましたが、それだって辛いもんは辛い。でもまだまだメンバーの実力はサルーインに挑むには不足気味なんだけどなあ…


進行状況:7日目



05/10/16(日) 8日目 裏四天王全滅

今日は四時間程プレイしてましたけど、ランク4や5の技は一つとして閃かず終い。やはり前回の新技ラッシュはかなり奇跡的な出来事だった様です。ん? 違うか? あの新技ラッシュがあったせいでもう未修得の高ランク技が殆どないからか? まあどっちでもいいや。

さて、イベントランクが20になり、三地点イベントが始まって久しいのだが、今回は何を間違ったのか、この段階になってもまだやりたかった事が幾つか残ってしまっている。
勿論私としては、それら全てに手を付けるにやぶさかでない。がだ、そうして必要以上にパラメータが上がってしまうのもどうか。ケチっぽい話ではあるが、どうも勿体無い感じがするじゃないか。
しょうがない。幾つかのイベントはまた次の機会にするとしようか。「海賊シルバーの財宝」はまたお預けだな…四周もしてて未だに見てすらいないキャラがいるってどうよ。うーむ…次回はちゃんとやります。

ってな訳で、ようやっと冥府へ。つっても、今回は冥府と言えど易々とサルーインの居場所を聞き出す事は出来ない。何となれば、前にも書いたけど今回冥府の入り口前にいるフレイムタイラントは既にミニオンに乗っ取られており、ブレイズスレイブとなってやって来た主人公達を否応なく襲う事になっているからだ。フレイムタイラントと言えば前回、四天王殲滅プレイにおいて最も苦労させられた奴。そいつがより強くなってるって言うんだから今回もかなりの苦戦が予想される。もしかしたらどうにも勝てなくて冥府行きを断念せざるを得ないなんて事になるかもしれない。そんな事になっちゃうと私はオールドキャッスルの方へと行かなければならない羽目になるのだあー面倒臭い。そんな事情があり、私は何とかブレイズスレイブを倒せないもんかと思い、でも何か策があった訳でもないまま一応まずは挑んでみたのだった。

…勝ててしまった。

流石に楽勝でこそなかったが、思いの外余裕を持った戦いだった。前回のフレイムタイラント戦では10回近く全滅した筈だが、今回はそれより強いブレイズスレイブを初見で撃破してしまったのである。
いや、考えてもみればそれは当然の事か。何せイベントランクはとっくに20を越えているのだ。前述の通り、強力な技も数多く覚えているし、回復術だって一回における回復量はかなりのものだ。三周目の事があったせいか必要以上に「強い」というイメージが付いていた様だが、何の制限プレイでもない中で、尚且つこの終盤に挑んでいてそんなに苦労させられる筈はなかったのだ。
「だとすれば」 私は思った。だとすれば、他の三体も意外と楽に倒せてしまえるのではないか? やってみた。

…読み通りだった。いずれもミニオンに乗っ取られ済みの濁竜(元水竜)、キルリス(元アディリス)、イノーマスウィング(元タイニィフェザー)、こいつらを全て初見で倒す事に成功したのだ。
勿論、こいつらだってブレイズスレイブ同様、楽勝だった訳ではない。濁竜は「ライトウェーブ」を使う度にターン中の攻撃回数が一回ずつ増えて段々キツくなってくるし、キルリスはお供のキルリスヘッドが六体もいるからそいつらを片付けるまでの猛攻が辛かったし。
ただ、イノーマスウィングに限っては違った。「使用する攻撃が全て単体攻撃」かつ「ターン中の攻撃回数は一回で固定」という特性により、前回タイニィフェザーとして戦った時には「フレイムタイラントはおいといて取り敢えずタイニィフェザー」とまで言われてしまっていたが、今回も酷かった。

何せなあ…誰一人戦闘不能状態にならなかっただけならまだしも、回復すら一度も行わないまま勝てちゃったもんなあ…


進行状況:8日目



05/10/30(日) 9日目 やっとこさクリア

気付けばプレイ開始から一ヶ月も経ってたのか…本日、ようやっとまとまった時間が取れたので、一気に進めてしまい、エンディングに到達した。これにてロマサガMS四周目、終了である。

さて、前回の日誌にちら、と書いていたが、ミニオンに乗っ取られた四天王を倒した後、私は冥府の更に奥に広がっているという「煉獄」へと足を踏み入れた。ダークに、アルドラの記憶を取り戻させる為だ。
初日の日誌で私は「煉獄を攻略するかどうかは分からない」と言っていたのだが、何故方針を転換したのか。正直言って面倒でないと入ってしまえばそれは嘘だ。全体で1000階に及ぶダンジョン(実際に1000階分のマップがある訳でこそないが)を攻略するなんてのは面倒臭いの一言に尽きる。そりゃそうだろう。1000階だよ? 某ドラクエ4キャラが活躍する「不思議のダンジョン」の実に10倍だよ? 俺がどんだけ苦労してあのダンジョンを制覇したと思ってるんだっての。
しかも、裏四天王を全滅させたジャミル達はその時点で、サルーインを倒すに十分な実力を付けていた。そのままクリアすればプレイ時間にして20時間を切る事も出来ていたのだ。
それなのに何故。それはひとえに、「折角ダークを仲間にして、コツコツ知力の値を上げたんだから」の一言に尽きた。ダークは器用さのパラメータが50を越えるとダークの記憶を取り戻してしまう為、アルドラの記憶を取り戻させようとする場合は器用さを50未満に抑えていなければならないのだが、折角今回はその事に気遣ってここまでやって来たんだから、じゃあもう最後までやってやろうじゃねーかと、そういう事なのである。
今回のプレイを開始した当初、私は煉獄というダンジョンを、最終試練に匹敵する程の難度を誇るとみていたのだが、いざ行ってみるとどうか。多少拍子抜けである、意外と簡単だったのだ。勿論、ロマサガMSの何たるかを殆ど知っていなかった一周目プレイ当時の私が挑んでいた最終試練と、様々なノウハウを吸収した現在の私が挑む煉獄とを単純に比較する事は出来ないが、ともあれ事実として「簡単」だったのである。
そんな訳で、煉獄内は次のエリアへ移動する際に何階先へ行くのかをスロットで決めるというルールがある中、比較的強いボスの登場する「ゾロ目の階」を全てパス出来たという幸運にも見舞われてはいたが、しかし割とあっさりここを攻略、アルドラの記憶を取り戻させる事に成功し、無事「俺は、誰だ……」は解決の運びとなった。煉獄の内部にいたのは通算で1時間ちょっと位ではなかったろうか。

さあ、そうとなればもうグズグズしてる必要もない。私は何一つためらう事もなくイスマス城からラストダンジョンに乗り込み、いざサルーインの下へと向かい、いつもの様にごちゃごちゃと言い訳がましいサルーインをさっさと退治してやった。とまあラスボスにも拘らず随分とあっさり締め括ってしまったが、実際は一回目の挑戦でもろくも敗れてしまっている。

実は、これが四周目にして初めて、初見のサルーインに負けた瞬間だった。あー悔しい。
つーかジャミルよ、俺が一周目にプレイした、あの不備だらけのグレイ達ですら一発でサルーイン倒してたのに、ここで負けてちゃだめだろう。うーむ、ここがこそ泥の限界という事か


進行状況:9日目


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