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05/07/02(土) 1日目 思ったより勘が鈍っていた

前回プレイしたFFT二周目をクリアしてからちょうど四週間が経ちましたが、ようやく本日から新たにゲームを始めますよ。今回はFF4です。
FF4って言えば、あれですよ、私個人的には、これまでプレイしたFFシリーズの中で一番の難度だったと感じた作品です。とにかくもう死ぬわ死ぬわ。何が悪かったのか分かりませんけどダンジョン入ってもすぐに体力が削られてくし戦闘不能者は続出するしで苦労した思い出しかありません。あれかな? いまいち前列と後列の入れ替え方が分かんなくてリディアが加入当初は前列にいた事かな? だってよう、FF5からプレイし始めた私にとっては前列と後列の隊列なんて個人レベルで行えるもんだと思ってたからよう、まさか五人がちぐはぐに並ばなきゃいけないなんてルールあるとは思わなかったんだよう。でもそれは五人が揃った時点で何となしに気付く事だから違うか。
無論、単に一周目だったからという理由である可能性も十分考えられます。私は以前に、いつもの様に前情報無しでプレイしたFF9一周目を(FF4未プレイの当時としては)FFシリーズで最も難しい作品だと感じたにも拘らず、それが二周目のプレイによって見事に覆された経験がありますので、もしかしたら今回もそうかもしれんと。まあ一般的にも難易度高いって評判のFF4の事ですから、それもまた違う様な気は既にしていますが。

さて、実際にプレイを始めまして、二つ程思った事が。
プレイ序盤なのに、「赤い翼」から始まって「バロン王国」、「愛のテーマ」、「オープニング」に「街のテーマ」、「ファイナルファンタジーIV メインテーマ」ときて「バトル1」やら「ダンジョン」やら、おまけに「バトル2」まで、何とも名曲のオンパレードです。かつて植松氏は「グラフィックの表現力が増せば増す程、音楽は一歩引く必要があるのでは」という趣旨の発言をしていましたが、しばらく振りにSFC時代のゲームの音楽を聴いて、それが実感出来る気がしますよ。グラフィックで表現し切れない分、音楽が立っていると。
後、これは完全に意外な事だったんですけど、エンカウントした瞬間からバトルが開始されるまでの時間が短くて、瞬時にコマンド入力出来ない時があります。どうやら、「エンカウントしたら何秒かは読み込み時間がある」というのを身体が覚えてしまっている様です。慣れ怖ぇー。
つーかさあ、その読み込み時間を利用して色々調べ物をしたりなんていう事が日常茶飯事だったんだから、これからその時間使えなくなるじゃんよ。まあこんなのはじきに慣れる事だろうとは思うけども。

でもあれだぞ、考えてもみるとだ、エンカウントからバトル開始までのタイムラグが少ないからって、一応ハードはPS2なんだからそれでも幾分かは読み込み時間ってものがあるだろ。という事は、本家本元のSFC版FF4ではもっとタイムラグが少なかったって事になる訳か…
これは案外とショックな事実ですよ。こりゃあ気を引き締めてかからないと。私なんてのは現代の温いゲームに浸かり切ってる温いプレイヤーですから、気を抜いたらあっと言う間に過去の名作に打ちのめされちゃいますよ。


進行状況:1日目



05/07/03(日) 2日目 うっ ぐぺぺぺぺーっ!

いやー、完全に忘れ去ってましたよ、FF4にこんな名台詞があった事を。
これ、カイポの村でギルバートと戦ったサハギンが、やられた際に言い放った断末魔の叫びなんですけど、どうですこのインパクト。
やっぱこれはあれだなー、「ぺ」の辺りが秀逸だなー。「ぐぺー」でも相当面白い所を「ぐぺぺぺぺー」と四個も立て続けに連ねるなんて普通の奴には中々出来るもんじゃない。
そんな伝説の台詞だった訳ですけど、ボイスが採用された近年のFFのスタイルでリメイクするとなったら、これを忠実に再現するのはちょっと無理そうですね。何故って、こんなもん音声として耳に入ってきたら絶対笑うに決まってるじゃないですか。傍らではアンナがギルバートに最後の言葉を語りかけるっていう感動のシーンが繰り広げられてるってのに。何様の分際で「ぐぺぺぺぺー」か。
今や伝説と化した断末魔の叫びと言えばFF2より「ウボァー」なんてのは有名ですが、台詞化するとなると「ウボァー」って結構普通なものになりそうですよね。その点「ぐぺぺぺぺー」のインパクトたるや、文字の生むそれに匹敵、或いはそれを上回るものである事請け合いです。
つーか、口に出して言ってみると思ったより面白い。皆さんも試してみては? ふとした時に口に出すと、段々ツボに入ってきますよ。

さて今日はもう一つ。「謎・矛盾群」に矛盾点を一つ追加。これでようやくFF4の欄が出来ましたよ。
と言っても、この手の謎はFF4に限らずよくあるものですけどね。しかも解明し辛いし。

何か昨日を含めてプレイ内容にはあまり触れてませんけれども、まあまだ序盤ですし、今の所は順調そのものです。全滅数も0。この調子で進めたいですね。
という事で本日はこの辺で。

うっ ぐぺぺぺぺーっ!


進行状況:2日目



05/07/04(月) 3日目 初全滅

おーい、つい昨日「今の所全滅数0だからこの調子で進めたいですね」なんて言ってたのに、早くも今日全滅しちゃったよ。しかも本日のプレイ開始から十数分足らずで。
今日は時間があまり無かったなりに、バロン城での一通りのイベントをこなして飛空艇エンタープライズを入手する所まで進めたんですが、という事は、今日行ったバトルの内でハイライトと言えるものとなるとそれはやはりカイナッツォ戦、或いはその直前のベイガン戦となるのでしょうね。
でも、バロンの地下水路へ行く前に、バロンの町で売られてる装備品をきちんと整えた位ですから、そんな私がゲーム開始後十数分でベイガンだのカイナッツォだのの所にまで辿り着けた筈はありません。全滅を喫したのはこいつらに対してではなかったのです。
驚くなよ、何とだ、バロンの町の宿屋で戦う「バロンこのえへい×2」に、不覚にも全滅させられてしまったのです…
バロンこのえへいって。ザコだよ、ザコ。地下水脈でのノーマルバトルにも出現する事がある位のザコ。まあザコ戦じゃなくて、音楽に「バトル2」が流れているれっきとしたボス戦だったのがせめてもの救いですけど。
それにしてもショックは大きい…戦い方が多分にマズかったっていうのが原因だってのは分かってるんですが。これ私の悪い癖なんですけど、過度にMPを節約させようとして魔道士系キャラにも通常攻撃させちゃうんですよ。攻撃させた所で殆どダメージも与えられないのは分かってるのに。
しかも、今回我々を全滅に至らしめたバロンこのえへいって物理攻撃に対してカウンターでミニマム使ってくるんですよね。それで小人化すると防御力が著しく低下する訳で…で、次々ミニマム状態になるパーティーメンバーへの対応にオロオロしている内に、バロンこのえへいの攻撃が容赦無く浴びせかけられて戦闘不能者続出ですよ。気付いたら残ったのは、辛うじてミニマム状態にはなってなかったけど既に瀕死近いポロムと、ミニマム状態で倒れている他三人。レイズとかで復活させても如何せんミニマム状態なもんですから、自分にターンが回ってくる前に倒されてしまいます。その内にポロムが倒されてハイ終了。

…マズい。これは非常にマズい。何がマズいかって、いちいち説明するまでもないよ。だってバロンこのえへい如きにやられてる人達があろう事かこれからゴルベーザヲテキニマワシテ…
さてだ、次は個人的に苦手意識がある磁力の洞窟ですよ。ここを調子良くポンポーンって攻略して、今日の事は早々に忘れたいですね。


進行状況:3日目



05/07/05(火) 4日目 バロンこのえへいを越えた日

カイン氏の命により本日はトロイア国まで、土のクリスタルを拝借しに出張ですよ。どうせ他人に頼むならセシル達より強いらしいバロンこのえへいに任せればよかったのにね。

さて、トロイア国と言えば女性が統治する国という事ですが、ここに流れ着いていたギルバートを看護する男性が、「私は看護婦ですよ」と言っていたのに今更ながら時代を感じました。勿論、今現在では一般に「看護師」という言い方をする訳で、PSへの移植時にはまだそういった動きが無かったのかどうかは定かじゃありませんけど、これ、今新たに別ハードへ移植するなり、或いはリメイクしたりなんかする事があるなら、やっぱり「看護師」という名称に改められるんでしょうか。この台詞って「女性が統治するトロイア国」の「現実」とは違う実情を表した側面がありますよね。つまり「男なのに看護婦なんです」という意味を含んでいる台詞の様に思えるんですが、この含みは「看護師」という言葉に改める事により殆ど消える事になります。そう考えると、こんな何気ない台詞の中の小さなネタですけど、今は出来ない事なんだなあと、今見てこそシュールだなあと、ふと感じました。

それはさておき、今日の山場は磁力の洞窟です。一周目で痛い目に遭ってるんであんまり来たくなかったんですが。
一周目のここって言うのはそれはそれは酷いものでした。最初考え無しに足を踏み入れたらまあ当然の如く、全身金属だらけのセシルを始め、銀の腕輪を装備してるヤンとかもマヒ状態になっちゃって、命からがらな思いをしたんですけど、そこで一旦大勢を立て直すべく外に出なかったのがいけなかった。何を血迷ったかしりませんけど、その場で金属類の装備品を全て外して、そのまま先に進もうとしたのです。すると何が起こるか。この一言に尽きます。セシル弱ぇー!!
幾らパラディンであろうが、頭のてっぺんから足の先まで何一つの物も装備してない人間が満足に戦える筈がありません。パーティーメンバーの中でエース的存在だった筈が、一転してお荷物になってしまったセシル。そんなこんなで、この洞窟の印象は悪くなるばかりだったのであります。
ところがどうですか。何年か振りの挑戦となる訳ですが、当時の苦労は何処へやら。面白い位スムーズに進めるじゃないですか。
当然今回は事前に出来る限りの準備をした上での挑戦だった訳ですが、その下準備があるだけでこんなにも違いが出るもんだとは思ってませんでしたよ。既知万歳。

かくして、私は今回全滅の憂き目に遭う事もなく、万事無事に磁力の洞窟を攻略するに至ったのでした。見たかバロンこのえへい。見た目からして全身金属尽くめのお前等には出来ん芸当だろ。
あー、何かやっと気分が晴れたよ。


進行状況:4日目



05/07/06(水) 5日目 ポーション? そんなんいらねー

今日でプレイも五日目。初日に感じていた「バトル突入時のタイムラグが短い」点については完全に慣れ、一度だけ不慮の事故で全滅を喫してしまったものの概ね順調に進められています。
そんな今となっては既に昔の話ではありますが、まだプレイ開始間もなかった頃は別の事にも悩まされておりました。
PS版FF4と言えば、SFC版からの変更点の一つに「ダッシュ機能」があります。×ボタンを押しながら移動する事で、速度が普段の二倍になるあれですね。
ここで重要なのは、ダッシュする為に用いるボタンが×ボタンであるという事です。これはSFCが全盛だった時代において、スーパーマリオシリーズか何かでダッシュがBボタンに割り振られていた事、更に言うならFC時代から既にダッシュがBボタンの役割となっていた事が半ば慣例になっていたから、なのかどうかは知りませんけど、とにかくそれが問題なのです。
一体何が問題か。それは、同じ×ボタンに「キャンセル機能」が割り振られている点にあります。
実際に例を挙げてみましょう。PS版FF4をプレイする上において、ダッシュで移動している最中にモンスターとのエンカウントによってそれが遮られてしまう事はよくある事ですが、ちょっと慣れてもくれば、戦闘終了後にすぐ移動を開始するべく、バトル画面が暗転し始めた辺りから早々と×ボタンを押して移動の準備をする事は多くのプレイヤーも行う行為でしょう。無意識的にであるにしろ。
ところがその時、運良くも倒したモンスターが何らかのアイテムを落としていたとしたら、何が起こるか。FF4では、同時に所持できるアイテム数にそれなりの限度があるからか、入手したアイテムを持って行くかどうかの選択をその都度迫られる事になります。
さて、今私はすぐにでもダッシュで動き出さんとして×ボタンを押しておるのですが、そうしますと、そのアイテムを手に入れる気満々の私を尻目に、ソフト側は勝手に「いいえ」と私が答えたと判断、そのアイテムを破棄してしまうのであります。
モンスター共が落としたアイテムに目をやるや否や、それをポイと投げ捨てるセシル達。何か知りませんけどリッチっすね

本日はゾットの塔で、今やFF10とかFF10-2の方のが有名になっちゃってんじゃないかと思われるメーガス三姉妹と、ゴルベーザ四天王第三の刺客バルバリシアを退治。
それと、「謎・矛盾群」に矛盾を一つ追加。昨日もそうだったんですが、一日のプレイ時間は短いのに割と見付かります。この調子で、解ける謎が出現してほしいもんですね。


進行状況:5日目



05/07/07(木) 6日目 開発スタッフからの贈り物

七夕だって関係無くゲームだよ。雨降ってるし。

今日はいよいよ第二世界の地底へと足を踏み入れましたよ。つーか、もう第二世界か、早いねえ、というのが正直な所ですが。やっぱり昨今のRPGと比べるとボリュームは少なめなのですね。それともこれから先がやけに長かったんだっけか? まあどちらでもいいけど。
さて、地底にやって来てまず訪れる場所と言えばドワーフの城ですが、そのドワーフの城と言えば思い出されるのは、まあカルコブリーナだのゴルベーザだのいう意見もありましょうし、或いはリディアとの再会なんていう意見もありましょうが、それよりもやっぱりこれじゃないでしょうか。「FF開発室」
そうです。ドワーフの城と言えば開発室。忘れてはおりませんよお。地底での楽しみなんてこれ位しかありませんもんね。

そんな訳で、早速件の開発室へ。
やはり今ここを覗く事によって受ける感慨は、今はもうスクウェアを去ってしまわれた坂口博信氏や植松伸夫氏、伊藤賢治氏といった面々が顔を連ねている事でしょう。何とも時代を感じさせる一コマであります。
ここの開発室では、単にスタッフの皆様のメッセージを聞く事が出来るばかりでなく、一部のスタッフとのエンカウントが起こる場合があります。それがまたどれも独特で楽しいんですよねえ。合計で何人の人が出現するんだっけか? それが分からなかったんでしばらくの間うろちょろしてたんですが、そうこうしてたらある時驚くべき事が起きました。
ここで出現するスタッフの中に、現れたはいいけど間も無くして何処かからご指名がかかり、勝手に倒れてしまう「なかだ ひろみ」氏という方がいるんですが、その「なかだ」氏との戦闘終了後、

100 のけいけんちをえた
セシルがレベルアップ

発売から14年の歳月が経った今、思わぬ所で開発スタッフの方から恩恵を授かる私。世の中何が起こるか分かったもんじゃありません。「なかだ」さん、有難うございました。

個人的には「死ぬぞ」の人(申し訳ない事に名前は失念)に会いたくて長時間留まってたんですが、今日の所は出会えず。残念。やっぱりあのインパクトはこの開発室の中にあっても一番だよ。


進行状況:6日目



05/07/08(土) 7日目 自己犠牲の精神

本日プレイ7日目、プレイ時間は終了時のセーブ時点で丁度10時間になりました。平均すると1日1時間30分弱ってとこか…やっぱり一挙にプレイする時間が取れてません。細かく刻んでますね。しかし、この週末に一介の青年が終えておかなくてはならない諸々の事は、今日の内に全て終わらせております。今週は頑張ったからなあ。これで明日は一日中自由ですよ。つってもゲームばっかりしてる訳にはいかないので一日中FF4にかまける事は流石に出来ないのですが、これまでの鬱憤を晴らすかの如く、五時間はプレイしちゃります。

さあ本日はバブイルの塔という事で、ボスもまあルゲイエ風情な訳ですし、取り立てて特別な事件めいたものも起こりませんでしたが、己の身体を呈して巨大砲を食い止めたヤンがパーティーを離脱しましたね。ゾットの塔攻略時点で最大MPの高い白魔法の使い手ローザと、セシルやヤンと比べると見劣りはしてしまうけれども攻撃役を担ってくれるカインが仲間入りして、ようやっとパーティーバランスが取れてきて、そこに攻撃魔法担当のリディアが再加入したって事で大分戦いが楽になってきた所だったのに。それに引き続いて赤い翼から逃げ切る際にシドも飛空艇から飛び降りざまに自爆します。
まあシドはこの前のプレイの時点で既にパーティーを抜けてたんだけど、それにしても、自己犠牲の精神に則って行動する人が多いですね。ヤン、シドしかり、パロム、ポロムしかり、ギルバートも軽い自己犠牲。とは言ってもこの五人について言えばいずれも死んではないのだけれど、現時点で生存が確認されてないヤンとシド、それから今もって石化中のパロム、ポロムは事実上死んでいる訳で、特にヤンとシドの件は立て続けに起きる分やけに雰囲気が重くなるってものです。

と、ここで思った。FFシリーズを通してみても、これだけの自己犠牲に満ちた作品は他にあっただろうか? 確かに、FF5にはガラフというキャラクターがいたし、FF7では何だ、やはりエアリスがそんな感じか。FF10のユウナなんてのは自己犠牲の権化と言ってもいい。ただ、それらは中身こそ濃いけれども言ってしまえば一人の人間の物語に過ぎない。その点でFF4は数的に凄い。FF2にも似たものがある様な。とにかく、死ぬ。いや、その実FF4ではあんまり死んでないんだけど、とにかく、死のうとする。それはもう、凄いの一言だ。お前達は、そんなにも心からこの世界の事を考えているのかと。ゴルベーザという悪を倒す為に、そこまで一途になれるのかと。
そして、こうも思った。数的に言えば近年の作品での自己犠牲者が少ないのは、それだけ一途に何か、或いは誰かの為に生きる人間が少なくなったからじゃないか。それはつまり、各キャラクターの心情描写がより深い部分にまで及んでおり、複雑化したからなのではないか、と。
その意味で、逆にFF4なりFF2では、ソフトの容量的問題からなのか、各キャラクターを深く掘り下げられないだけに、その行動が純粋な方向へ、単純な方向へ向かうのではないだろうかと、そんな事を考えた。

いや実際、近年のFFキャラクターの心情を察するのは並大抵の事じゃないですよね。皆何かしら隠し事してるんだからさあ。
それに比べると、FF4に登場するキャラクターの心情はかなり察し易いと思うんですよ。あまりにストレートだからか、とっくに成人を迎えた一介の青年にとっては恥ずかしくなる事もありますもんね。


進行状況:7日目



05/07/10(日) 8日目 おのれルビカンテ

バブイルの塔での一コマ。

エッジ「ルビカンテ! てめえだけはゆるさねえ! ゆるさねえぞー!!」

ルビカンテ「ほう…いかりというものは、にんげんをつよくするか。だがわたしのほのおのマントは、れいきすらうけつけぬぞ!」

(ここで一旦キャラクターを操作可能に)

私「ローザのMPも少ないし、ここはエーテルでちょっと回復させとくか…」

(これまで一個も使った事のないエーテルを二個使用。そしてルビカンテに話しかける)

ルビカンテ「さあ、かいふくしてやろう! ぜんりょくでかかってくるがいい!」

(パーティーメンバーのHP、MPが完全回復)

私「むがーーーー!! ルビカンテ! てめえだけは(略)! エーテルの仇を討(略)! 変な名前しやがっ(略)!」


さて、昨日宣言していた通り、今日はたっぷり五時間程FF4やってましたよ。シナリオの方もエブラーナの洞窟でエッジが仲間入りしたのを皮切りに、バブイルの塔、ルビカンテ討伐ふざけてんじゃねーよてめーよー、封印の洞窟攻略、カイン離脱、魔導船入手、といい感じに進められました。更にはシナリオから外れているシルフの洞窟と幻獣の洞窟にも踏み入り、各種召喚魔法や「ほうちょう」も入手しました。特に各種召喚獣とのバトルなんてのは、有効な戦法を知らなくて闇雲に戦っていた一周目ではとことん苦労させられましたから、次々と倒して力を貸してもらう光景は中々に爽快なものがありましたね。つーかアスラだのリヴァイアサンだのよりもモルボルの方が恐ろしかったりするのでは。

プレイ時間的にはまだ15時間に達してませんが、気付けば残るは月でのイベントのみとなってしまいました。シナリオとは直接関係しないものも幻獣神の洞窟位ですか。
例によって、レベルアップを目的としたバトルはこれまで一切行ってませんが、いいのかな。つーか、リディアの最大HPがまだ1000ないから、これは多分良くないな。一周目のラスボス戦でのリディアは奴の「ビッグバーン」に耐えられない程度のHPしかなくて終始戦闘不能状態だったから、今回はちゃんと活躍させてあげられる位にはしたいなあと思ってるんですが、それってレベル幾つ位の事になるんだろ。
うーむ、もしかしたら今回のプレイでは、かなり久し振りに「レベル上げ」という作業を行う事になるかもしれません。


進行状況:8日目



05/07/11(月) 9日目 学習の要点を履き違えちゃってた奴

昨日までのプレイで魔導船を入手しまして、残るイベントは月の民の館でフースーヤを仲間にして、バブイルの巨人を止め、そしてラストダンジョンと、この三つを残すのみとなりました。果たしてこれからレベル上げ作業を要するのかどうかはまだ分かりませんけど、この調子で進められれば思ったより早い段階でクリアする事になりそうです。
が、今日重要な事に気付きました。ここの所、日曜日を除くと一日につき1時間〜1時間30分程度しかゲームをプレイする時間を割けていないんだけど、いざラスボスを倒し、エンディングを迎えようとする時、果たしてそれだけの時間でラストの一連の行動をこなせるだろうか? FF4のエンディングがどの程度の長さだったのかは既に失念していますが、ラスボス前に長めのイベントがあった事は覚えてます。そのラスボスのいる場所に辿り着くまでにかかる時間だって、幾ら最終セーブ地点からであろうともプレイ時間の短さからすると無視出来ないものになるでしょう。となると、ラスボスに挑戦するチャンスは一日につき一度がいい所、という事になります。一度挑んで負けて、もう一度挑んで勝てた所でエンディングを全て見切れるだけの時間があるとは到底思えませんから。
そうなるとですよ、幾らもうすぐクリア出来そうでも、もしかすると時間の都合上私がFF4をクリア出来るのは、大幅にゲーム時間が割ける唯一の曜日である日曜日に限られているという事ではないでしょうか。もしそうだとしたら大変ですよ。次の日曜日にクリア出来るんならまだいいですけど、もしそれまでに準備が十分に整わなくて、日曜日中のクリアが出来なかったとなってしまうと、それだけでクリアする日が最悪もう一週間ずれ込む事になってしまいかねないのですから(泣)

さあ、それを何としてでも防ぐべく、バブイルの巨人の破壊を目標に開始した今日のプレイのハイライトは何と言っても帰ってきたゴルベーザ四天王とのバトルでしょう。
今回も、ルビカンテは律儀に我々の体力を回復してくれます。何か昨日は色々言っちゃいましたけど、やっぱこれは有難いですよね。幾らセーブポイントから程無くしての戦いとは言っても、ザコが相当強いんですぐにMPとかが減ってっちゃうんだからさあ。
ただ、全回復しているからと言ってこいつらに楽々勝てるなんて事はない訳で。勿論負ける気もありませんでしたけどそれでも二度の敗北を喫してしまいました。まあいつかのバロンこのえへいに負かされた件と比べると幾らも有意義な敗北であるとは言え、やっぱ悔しいよ。つーかズルイよ。あんたら早過ぎだって。
ただまあ、四人が力を合わせたとは言うものの、所詮襲ってくるのは一人ずつです。図体のデカさが仇になったのか。それぞれ弱点属性もある事ですし、主にフースーヤやリディアによるガ系魔法の前に散る事となりました。

こうして、折角セシル達を見習って力を合わせたのに、再び敗れてしまったゴルベーザ四天王。その敗因はなんだったのだろう。
先にも言ったが、「力を合わせた」割には一人ずつしか戦わないっていうのも確かに大きな点だろう。ただ私は、真の理由はそれではないと思っている。そもそも、「人間が力を合わせていたから負けた」と考えた事自体が間違っていたと思うのだ。
おいルビカンテ、よく聞いとけよ。前にバブイルの塔で戦ってセシル達が勝ったのは、何もセシル達が力を合わせていたからって訳じゃないぞ。それよりも、HPの回復手段を持っていた事の方が大きかったんだよ。つまりだ、お前等もまともな回復手段持ってたら、何も力合わせなくたって楽々勝てただろうに。

本当に学習すべき事を見誤ってしまったゴルベーザ四天王。しかも折角学んだ「協力」という点すら十分に生かし切れなかった彼等が、セシル達に勝てる筈はなかったという訳だ。
まとめると、最大の敗因は奴等がバカだったからという事の様だ。


進行状況:9日目



05/07/12(火) 10日目 光明が見えた

今日まで忘れてたぞ。来週の月曜日は「海の日」で休みじゃないか。となれば!! 上手くすると長時間ゲームをプレイ出来る日が一日増えるという事に!!
このチャンスを逃してはなりません。何としても7月18日まででクリアを迎えられる様、頑張ります。これはゲームを頑張るという事のみならず、日曜日と月曜日に心置きなくゲームをプレイ出来る様、土曜日までいつも以上に奮闘するという意味でもあります。

本日はラストダンジョンを除くと唯一立ち寄る場所となった幻獣神の洞窟にて、バハムートの力を借りに行きます。
ここは一周目の記憶を強く思い起こす場所ですねえ。何故って、バハムートの使うメガフレアで5000とかいうダメージ喰らっちゃうもんだからこっちが耐えられる筈はなくて、リフレクを使えっていう旨の事が書いてあった本を幻獣の街で確かに読んだにも拘らず完全に忘れていた挙句、どうしようもなくなったんでカインの「ジャンプ」だけを使って勝ったという過去があるもので。
ほぼ1対1の状況で、バハムートのメガフレアをことごとく無効化してしまうカインの輝かしさったらもう。当時は「バハムートの言う『光の力』ってカインの『ジャンプ』の事だったんだね」ってな事を冗談で言ってましたが、今考えるとこの「光の力」っていうのがつまりリフレクの事だったのか…そう言えばリフレク効果の「ひかりのカーテン」なんていうアイテムもありますもんね。
つーか、数多の幻獣の頂点に立つという幻獣神バハムートが、リフレクを使える大抵の奴にあっさり負けてしまう事になるであろうこの事実はいささかどうかとは思うものの、一周目で完璧に掴んだ「ジャンプ」のタイミングも忘れ去ってる事ですし、ここは素直に反射させて戴きました。つーかやっぱり自滅ってのは哀れだけども。

さーて、これでいよいよ残るは本当にラストダンジョンだけになりましたよ。これから先は、体力を回復出来る月の民の館を拠点にして、宝箱を回収しつつ、何度かに分けて奥へ踏み入っていく事になるでしょう。今日の時点で既に幾つか拾いに行ってきましたが、何度かやってれば、それなりにレベルは上がっていきそうですね。いよいよクリアが間近に迫ってきた感じがして参りました。

ちなみに、ラストダンジョンと言えば「ピンクのしっぽ」なんていう物がありますけど、今回は入手しません。そもそもアイテム回収も躍起になってやってた訳じゃありませんし、何より「アラーム」一個しか持ってません。ちょっと無理があるでしょう。そりゃまあ手に入れた事ないから欲しいけど。


進行状況:10日目


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