過去ログ25へ  過去ログ27へ  最新の日誌へ戻る  過去ログ一覧へ  トップページへ


06/09/21(木) 第251回 テンション上昇曲線

※06/09/15 「DS版FF3」プレイ5日目

水の洞窟でメキメキ下がった私のテンションだったけれども、そうして早底辺に達した気分はその日の内には見る見る回復してきた。あのクラーケン戦を終え、水のクリスタルから授かったジョブが追加、そして次に訪れたアムルの村でようやく新装備を購入出来、ザコ戦の安定感が格段に増したのだ。同時にここではプレイ開始から初めてギル稼ぎを敢行。これまで適正値よりも低かったのではと思われるレベルも多少底上げでこれまた一安心。続く下水道だのゴールドルの館だのを、端から無理だと決めてかかっていた戦闘不能者0で切り抜けられた頃には、水の洞窟でのタイムロスなんてもうどうでもよくなってたね、うん。

その日は更に、FC版時代から本作屈指の強さを誇ると言われていたガルーダまで撃破。ちょいとばかし巷の声に耳を傾けてみるとやれ何度やっても勝てないだの(本作には乱数関係で致命的な問題があるらしく、それも関係してる様な気がしてならないが)、やれ「いなずま」が卑怯だの、はたまたパーティー全員を竜騎士にして全員「ジャンプ」で攻めたらたった二ターンぽっちで勝てただのいう意見が見て取れる事を考えると、竜騎士一人で試しに挑んでみて、そのまま勝てちゃった私は相当運が良かったんだという事らしい。何しろ思い返すと、「いなずま」がバトル中に一度しかこなかったからなあ。バトル終了時に竜騎士のルーネスだけが戦闘不能状態になってたのが皮肉ではあったけれども。
ここで一発目に滅多打ちに遭ってたら四人が竜騎士になるべく装備品購入の為のギル稼ぎに奔走する羽目になったろうから、全体のプレイが七日目にまでずれ込んでた可能性があるなあ。何なんだこのギリギリのスケジューリングは。

ああそうだ、サロニアと言えばね、ガルーダを倒した後に城の兵士が言ってた言葉を思い出すね。

アルス王子は、サロニアを愛し
平和を取り戻すために
たった1人で、戦ったのだ…

…おい、違うだろ? アルス王子は我々と出会って初めてサロニアを救うだけの活躍が出来たんだろ? もっと言えば王子、言う程活躍してくれた訳でもないぞ。過大評価もそこそこにしろ?

して、とても濃いプレイ四日目が終了。続く五日目は前日の苦労も何処へやらで、辛くはないけど楽でもないそこそこの感じでテンポ良く進行。五日目終了時点で残すは古代の民の迷宮突破、禁断の地エウレカ探索、ラストダンジョンの三ダンジョンを残すのみとなった。
水の洞窟突破時を最低ラインに、少しずつながら勢いを増す光の戦士一行。彼等の冒険はいよいよ大詰めを迎えようとしていた。
が、私には一つだけ、残念な事があった。その事実を目の当たりにした時には思わず落胆の色を隠せなかったものである。

そう、ドーガの館のモーグリが「クポ」「クポ」と…


進行状況:5日目



06/09/22(金) 第252回 スキュラ嫌い

※06/09/16 「DS版FF3」プレイ6日目

この日にもなると、猶予を翌日丸一日分も残した状況で後はラストダンジョン、といった感じだった事もあり、幾分気持ちに余裕を持ってプレイに臨む事が出来ていた様な気がする。つーか、初めてゲームそのものに集中出来たのがプレイ最終日ってのはどういう事だ。

それはさておき、土のクリスタルから称号を授かった段階でメンバーのジョブはルーネスが忍者、アルクゥが賢者、レフィアが導士、イングズが空手家となり、ラストダンジョンはこの布陣での攻略となった。が、熟練度の低さが要因か、古代の民の迷宮はともかくとしてもクリスタルタワーのザコ敵共相手だといちいちバトルに時間がかかってしまってしょうがない。
しかしそこは、その日初めて時間的余裕を勝ち取るに至った私である。何分余裕があるもんで、前日までは「捨て」だった召喚獣連中のイベントをレベル上げがてらに消化。メンバーに魔界幻士の一人もいないんだからどうせ呼び出す事はないんだろうという確信はありつつも、カタスト、リバイア、バハムルという強力召喚獣を引っさげて、改めて挑戦開始である。

まずはエウレカ。ボスを倒すとHP、MPが全回復する仕様(FC版もこうだったっけか? よく覚えてない)を頼りに魔法残量を全く気にする事のない攻略で快調に進撃。回復役導士による毎ターンの、相手に先制される事を前提とした先読み全体ケアルダ作戦でアモン、くのいち、ジェネラル、ガーディアンと強力武器の守護者的ボスを続々と撃破していった(途中でイングズが空手家→ナイトにジョブチェンジ。以後ジョブ固定)。
だが、最深部を一マップ先に控えた場所で事故が起こる。「ちょうろうのつえ」に宿っていたというスキュラとのバトルでである。いやね、今考えてもこいつはズルいと思うよ。何しろこちらのレベル的に一撃死相当のダメージを与えてくるホーリーに、魔導士キャラなのにも拘らずそこそこ強いばかりか石化の追加効果を持つ通常攻撃、それに全体化ファイガとかときたもんだ。当然そんな凶悪な奴だなんて当時知る由もなかった私はてっきりそれまでのボスと同じ感じで勝てるかな、とか、おいおい、ボス戦全勝じゃ名うてのエウレカも形無しだなあ、とか思っていたというのにホーリーで一人戦闘不能、返す刀で殴られて一人石化というコンボを喰らって立て直しのチャンスすら貰えず全滅したのである。まあスキュラの凶悪さを知っていなかったのはもしかしたら単にFC版での記憶を忘れていた私に非があるだけの事かもしれないけれど。
繰り返すが所はエウレカの最深部一歩手前。中々に気落ちする事故ではあったが、仮にこの後に控えている一連のラストダンジョン攻略中に同様の事態に遭遇した事を考えれば、何のこれしき、と言った所か。昨日までの私だったんならともかく今の私にかかればこんな些細な事、喚いてもいられない。
とは言え、思った。あまりに非の打ち所のない叩きのめされ方だっただけに、次に挑戦して勝てる保障は何処にもない。どうせ魔導士系キャラクターは物理攻撃なんてしない事だし、スルーするのもありかな、と。しかし同時にこうも思った。一旦エウレカ最深部まで行けばレベル8の魔法が買える。そうすれば、いよいよあのアレイズが使える。アレイズがあれば、かなり安定もしてくるんじゃなかろうか…
という訳で、エウレカ再挑戦後まずは「ちょうろうのつえ」を無視して奥へ行き必要な魔法等々を入手。更に念を入れて一旦外でセーブした上で「ちょうろうのつえ」一つだけの為に再び潜り、再戦。かかる後、無事にスキュラ撃破と相成った。
後から見てみれば「ちょうろうのつえ」は使うとケアルラの効果だそうで、安易に諦めず手に入れといて良かったなあとつくづく思った次第である。

さて、そういう訳で残るはクリスタルタワー…といきたい所なのであるが、都合により時間がないので残りは明日へ。
いや、別に明日の更新ネタ稼ぎという訳ではないぞ。ないったら。


進行状況:6日目



06/09/23(土) 第253回 セーブ出来ないという事

※06/09/16 「DS版FF3」プレイ6日目続き

だから更新ネタ稼ぎじゃないってば。え、そんなのはどうでもいい。ごもっとも。

以前に、本作はかなりFC版に沿ってリメイクされているなあ、みたいな事を書いたけれども、中でもプレイしていて感動したのはこのラストダンジョンだったかもしれない。セーブポイントが存在しないのだ。
以前共同企画の方でちょっとだけ触れていた様に、てっきりDS版の方では近年のゲームの難易度傾向に流される形でセーブポイントを配置してFC版からのオールドファンから非難されるものだとばかり思っていたのだが、そこにはそんな生温いものは備えられていなかった。確かに、DS版のラストダンジョンは(と言うかダンジョン全般に言える事だが)FC版の理不尽とも言えた作りに比べて大幅に簡易化され、攻略に要する時間も随分と短くなったものだ。だが私は、クリスタルタワー最上階で戦う魔王ザンデ戦後、一旦帰る事も出来ないまま闇の世界でのラスボス含むボス五連戦に挑まなければならないという仕様を貫き通し、セーブ封印というストイックなプレイを強制させる開発陣の精神に称賛を送りたい。勿論攻略するに当たっては苦労したし、精神的にも疲弊した。しかしそれでも言いたい。「よくやってくれた」
この大英断は一体誰が下したのだろうね。バイトのデバッグかな?

そんなラストダンジョンであるけれども、慎重に慎重を期して全てのザコ敵を相手していたら思いの外ラスボス戦までに時間がかかった事を除いては危なげ攻略だった。して、やっとの思いでいよいよくらやみのくも戦だった訳なのだが。
何か、当然クリスタルタワーで戦った時に初めて知ったんだけれども、今回の奴には触手が二本生えてらっしゃる様で。流石にこればっかりは、FC版で見た「はどうほう」一辺倒野郎の再現という訳にいかなかったか。ラストダンジョンには思い入れがあっても波動砲バカにはさしたるこだわりもなかったからそれはそれで別に良かったんだけど。
ただその触手は厄介な事この上なかったねえ。特に触手(左)の「いかずち」と本体の「はどうほう」のコンボには参った。何しろこれをやられると魔法防御の低く「いなずま」一発で千幾らかダメージを喰らってしまう忍者とナイトの二人が戦闘不能に。次のターンでは本当なら二人共がアレイズで一気に回復させたい所なのだけれど本人達も回復しなくちゃいけないからどうしてもアレイズ+全体ケアルガという組み合わせにせざるを得ない。それでも一人は復活出来るからまずは忍者を復活させはするものの、続く本体の「はどうほう」で今しがた復活したばかりの忍者大ダメージ。間髪入れない本体の物理攻撃が「当たるな当たるな」という願いも虚しく上手い具合に忍者へ向かって忍者戦闘不能なんて事になったりするのだ(酷い時にはアレイズ→復活→「いなずま」→「はどうほう」で戦闘不能が確定のケースも)。この、アレイズ+全体ケアルガで一人復活させるも即返り討ちのパターンを二ターン連続でやられた時には、「ああ、もうこれはやられるなあ」「またあの長い道のりをやり直さなけりゃならんのか…」 そんな思いで結構本当に泣きそうであった。
戦いが長期化すれば、魔法使用回数の枯渇とエリクサーでの回復タイミングとか食い違って必ずや事故が起こるであろう状況だった中、何とか勝利。いやー、クリア時にあんな嬉しく感じるゲームって久し振りな様な気がするね。最終セーブから短くない時間を無駄にするか否かっていうギリギリの状況じゃ嫌でも嬉しく感じるだろうけどね。

そういう訳でプレイ6日目、割かし余裕を残して初回プレイ終了。
本編クリア時から気になっていた隠し要素の類は、それとなくプレイしていても全然見付けられなかったから業を煮やして「もういいや」とインターネットにて調べてみればこれがどうだ、私が初日あれだけその存在を嘆いた例のモグネットを利用して、他プレイヤーにメールを送らなければならないそうではないか。ええー、そりゃないよ。何でそんな面倒臭いルールにしちゃったの。
時間的猶予も僅かに明日までという事では身近にFF3プレイヤーを見付けられる筈がなかろうし、DSをお借りしている身とあらばWi-Fi環境もある訳ない。結局、隠しボスが「てつきょじん」という事実だけはネットで知り得る事が出来たものの、私はそれに挑んでみるだけ挑んでみて華麗に散るだけの権利すら与えられないまま、惜しみつつもDS及びFF3を返却する事になったのであった。

つーか、モグネット通信を利用して始められるイベントとか得られるアイテムとかを除けば、実は自分、一周目で隅から隅までやり尽くしちゃったって事になるんだろうか。
うーん、だとすれば、これまではいつかDSを手に入れた時にFF3も買って二周目をプレイする気満々だったけれど、買わなくても良くなったかなあ。


冒険の記録(クリア後確認)
クリアタイム25:03:35
宝箱収集率91%
敵の総討伐数1068
逃げた回数14回
最大ダメージ19977
最大ヒット回数32回



06/09/29(金) 第254回 三週間前の話

つーか、今日の今日まで神都ブルオミシェイスを「プ」ルオミシェイスだと思っていた。誰のボイスを聞いたってはっきり「ブ」と言っているのに、何故だ。

宣言通り昨日は寝る前にほんのちょっとプレイ、それから今日ももうほんのちょっと進めたのだけれど、所詮はほんのちょっと、結局今日はボスを一匹倒す所まで行く事もなく終わった。いやー、でも、20日振りか。まさかプレイ開始から一ヶ月近くにもなって、まだジャハラだエルトだミュリンだなんて事を言っているなんて、一体誰が思っていた事か。

さて、話はその20日前、レイスウォール王墓にまで戻る。
アルティマニアを読んだ上での二周目であるという事の関係上、勿論今回はシナリオアルティマニア内に掲載されているマップを見ながらのプレイに勤しんでいる。で、これまでの多くのRPGでそうしていた様に、攻略の際はなるべく多くのトレジャーを回収する事を心掛けている。とは言え流石に今回の仕様だと全トレジャーの入手なんて事をするのは無謀にも程があるし苦労の割の見返りもねえしっつー事で、訪れるのが二度目以降のマップでは目ぼしい物だけをターゲットにしているのだけれども。でもそれって言い換えれば初めて訪れるマップでは律儀に全てのトレジャーを取っているという事であってそれはやっぱりあまり褒められたものではないかも。て言うか、確かプレイ二日目に「その内一部装備品の手に入る可能性のあるトレジャー以外はどんどんスルーしていく事にはなろうけれども」とか言っていた気もするのに、今になってまで私はまだ何やってるんだろうね。
話が逸れたがレイスウォール王墓にて、である。いつもの様に逐一トレジャーの位置を確認しつつプレイしていたら、ある一つのトレジャーが目に止まった。デモンズウォール(手前)を倒して行ける隠し通路の奥にある「エビルスレイヤー」の入ったトレジャーだ。
チラッと見てみたらギル率(トレジャーの中身がギルになる確率)が45%とある。割かし低くもない。更に調べてみた所「エビルスレイヤー」は神都ブルオミシェイスでジャッジ・ベルガを倒した後に手に入る一品だと言う。とどのつまり、「これは欲しいなあ」と思った訳だ。
まず、王墓攻略前に一度取ってみた。ギルだった。流石に一度じゃ取れないか、と、王墓攻略後に取ってみた。ギルだった。何のこれしきもう一度。ギル。何くそもう一度。出現せず。
あれ? こんなに手に入り難い筈はないのに、なんて思ったものだが、ちゃんと確率計算してみたら入手率は0.7(出現率)×0.55(アイテム率)×0.5(中身が「エビルスレイヤー」率)≒20%か。なるほど納得…っていやいやいやいや、それにしたって三連続ギルはねーだろって。

この一件が私にとって初めての「目的アイテムを入手する為の特定トレジャー反復入手」だった訳だけれども、やってみて分かった、かなりタルいなあ、これ。「エビルスレイヤー」自体は、一旦「手に入れたい」と思ってしまった以上意地で何とか手に入れたが、これが例の入手率0.1%トレジャー相手だったらと思うと、ああなるほど、アレに挑みかかった先人達の苦労が目に見える様だ。
そんな訳で、「最強の矛」だけはナブディスで手に入れるぞとの決意を新たにした私は今日も、ダラン爺の家の前にちゃんとトレジャーが存在している事を確認して一安心するのであった。


進行状況:7日目



06/10/29(日) 第255回 早くも10月のプレイ総括

前回の更新日付を見て驚いた。2006/09/29などと書いてあったからだ。最終更新日から丸々一ヶ月だなんて、一体何処の「歪曲」だよ。つーかそれより、この間「雑文」を更新し続けられてたって事の方が個人的には驚きであるが。

さあ、再開だ。
今日は昨日の宣言通り、午前中から夕方にかけて休憩を挟みつつ殆どの時間をこのFF12二周目に費やした。流石に一ヶ月振りで色々溜まっていたんだね。しかし、割かし多めの時間を割く事が出来た気がしたのに、ヘネ魔石鉱攻略から始まった本日のプレイは、そこから「レンテの涙」入手、パラミナ大峡谷越え、神都ブルオミシェイスで大僧正アナスタシス猊下とアルシド登場、んでもってミリアム寺院を攻略と、そこまで進んだ所で早お開きとなってしまった。イメージ的には、アルケイディス位まで一気に進めたかったのに、何だか全然進んでくれない。休憩時間を長く取り過ぎたか。つってもね、幾ら時間だけが大量にあったって昔みたいにその間ずっとゲームしてられるだけの気力とか体力とかは残念ながらないんだよね。
と言って、原因はもっと他にある事を私は知っているのだ。何かと言えば、今回はゲーム開始当初から積極的に「盗む」を利用している。「盗む」 言わずもがなのFF12資金繰り手段の筆頭である。
今現在、正直な気持ちを吐露すれば、早いとこFF12の二周目をクリアして次にはMGS1の二周目なぞでもやりたいなあ、とか言うには言っておいて、その言葉にやる気が伴わない事がよくある。意欲が湧いて来ないのである。ともするとそれは、既にプレイ開始から二ヶ月にもなろうとしている二周目のプレイが、未だシナリオ部分すら終えられていない現状を作り出した最大の原因だったのかもしれない。意欲さえあるのなら、少々無理矢理にだってプレイ時間を作ろうとするだろうからだ。しかし、想いとは裏腹に意欲は出て来ない。何故か。その大きな理由の一つに、ギル稼ぎの辛さの記憶があった。
一周目のギル稼ぎはそれはそれは大変だったものだ。何しろモンスターがまともにギルなんて落としてくんないから、仮にお宝を落とさなかったとすればそのモンスターからの実入りは0なのである。これまでの作品では、基本どんな奴が相手だろうと少なからずあった収穫というものが、今作では0の場合が珍しくないのだ。たたでさえだれがちな単調作業、なのにその上幾多の「無駄狩り」を視覚的に見せ付けられてしまう状況。ミリアム寺院攻略後辺りで「盗む」の有用性に気が付くまで、それは正に地獄と言っていい作業だったのだ。
だからこそ、今回は東ダルマスカ砂漠に出た頃から早くも盗人猛々しさを全開にして、ありとあらゆるモンスターからアイテムを盗み続けた。それも、ギル稼ぎ中であるとかないとか関係なしにだ。
結果としてそれは、新装備を購入するという段になってからの長時間単調作業こそ劇的に短縮してはくれたが、反面、各トレジャーを割かし律儀に取るというプレイ方針と相まって各マップの通過時間を劇的に増加させる事となった。必然、テンポは下降の一途を辿るというものである。それで、冒頭の進み具合の悪さに繋がってしまったのであった。

隅っこにいるモンスターもきっちり倒して一マップの攻略に随分と時間をかけてたりすると、たまに、いや頻繁に「こんなゆったりやっちゃってて良いのかなー」とか思うのを、取り敢えず今の所は「どうせ将来的にはレベルも99まで上げるんだろうから、今やってる事は全然無駄にはならんよな、大丈夫だよな」という事で納得させているのだが、さて、この理論は合ってくれているだろうか。
これは単なる予想であって、それ以上の意味はないのだが、これ酷く間違ってんな、多分。


進行状況:8日目



06/11/19(日) 第256回 ミリアム寺院のネガルムルは空気を読め

また三週間振りだとさ。ふーん。

とんでもないスローペースではあるがそれでも少しずつ少しずつ進めていよいよ物語りも終盤へ差し掛かろうとしているが、思い返してみると、二周目開始以降ここまでのプレイでまだ全滅を喫していない事に気が付いた。
更に振り返ってみるならば、一周目同時期における全滅回数は10回とか12回とか、それ位のものだった筈なので、これはかなりの躍進と言える。
一見、「二周目なんだから当然だろう」といった感じの事であるが、さにあらず。実際、一周目で得た数々のノウハウ、それにアルティマニアから得た数々の知識は、プレイ効率やプレイスタイル面で比べ物にならない程の違いを見せ付けた。それは事実だ。だがしかし、それが「プレイ難易度の低下」に直結したかどうかと言われれば、それには首を傾げざるを得ないのだ。
原因はプレイ効率の重視にある。具体的には、いつの世も私を悩ませ続ける装備品調達の類の問題にある。一周目では新商品を発見する度にそれを買い揃える事をミリアム寺院攻略辺りまで続けていたが、今回はプレイ開始当初から一、二段階置きに新調しているのだ。
これのお陰で、プレイ効率は確かに上がった。だがしかしこの事は同時に、一周目では万全の装備で挑めていたボス敵(及びその周囲のザコ敵)に、万全でない装備で立ち向かわなくてはならないケースを幾つも発生させる事を意味するのである。レベル的には目立った違いなんてない。むしろ短いスパンでギル稼ぎを要さない分今回の方が若干レベルは低く抑えられているかもしれない。だのに軟弱装備だ。勿論、こうしてわざわざ文句を言うまでの事じゃないけれどもね。

でも事実として、全滅0回とは言っているが「あわや」という場面は何度かあった。この間(と言うには昔の事過ぎるが)のミリアム寺院での一件もそうだ。「対面の守護」で何やら躍りに興じているドラゴンエイビス3匹とミリアムフェイス2匹に囲まれて、それでも意固地に戦ってたらメンバー6人中5人までが戦闘不能状態にさせられたりね、隠し通路先の「離別の歩廊」に出て来るオイルタワーに大混乱したりね、それで、やっとこさの思いでその通路の奥にある「シェルシールド」手に入れて、すぐに引き返し、何とかオイルタワーエリアを抜け出たと思ったらそこにレアモンスターのネガルムルが出て来やがったりね。あの時は駄目かと思ったねえ。

でもあれ? ミリアム寺院時点の装備って、神都ブルオミシェイスで買ったやつだったから万全も万全、最強装備だったんじゃんね。なのに何でそんな死にそうな思いしてるんだ。


進行状況:9日目



07/01/08(月) 第257回 極悪非道の空賊

プレイ開始4ヶ月目にして驚愕のプレイ10日目、本日遂に、二周目初の全滅を喫した。相手は、やはりと言うか何と言うか、ドラクロア研究所のドクター・シド+ルーク×4だ。
今回、奴に対する対策は万全である筈だった。前回は実にモスフォーラ山地時点の装備で挑んでいたのを、今回は帝都アルケイディスでしっかりと準備を整えた上で臨もうと言うのだ。これだけでもう勝利は確信した様なものだけれども、更に今回は周囲のルークを手っ取り早くミストナックで一掃するつもりでいた。確か、一周目でのシド戦ではミストナックには頼っていなかった(代わりに大量の「フェニックスの尾」と「エクスポーション」のお世話になった)けれども、有用なもんはどんどん使っていかんと勿体無いし。まあ、一周目で四度も全滅させられ、私を絶望の淵に立たせたあの時のお返しと言った所か。
だが、負けた。それも当然かもしれなかった。何しろ私はアルケイディスで装備を整え、ミストナックを使ってルークを片付けるつもりでいたのみで、その他にこれといった、例えばガンビットとかの事を特別気にかけてもいなかったのだ。言わば装備以外の点において私は一周目時点の私と大差なかった訳で、そんな私に、ミストナックの連携ミスによってルークをも一層出来なかった事故が降りかかったその時、冷静に対処して勝利へと繋げるだけの余裕なんてある筈もなかったのである。流石に、幾らガンビットに無頓着だったからって、「HP=100%の敵に『盗む』」とか「HP<70%の味方に『ケアル』」とか「もしMP<30%なら『アスピル』」とかいう、ザコ戦用のものをそのままにして挑むのは無謀だったか。バトルに参加しているメンバーというメンバーが何の益にもなりそうにない行動ばかりしやがってね。自分のせいだけど。
結局二度目の挑戦で首尾良く勝てたので成績的には前回の比じゃないが、悔しいったらないなあ。これも、ナルビナで病気の娘の薬代を稼ぐ為に商売していた道具売りに大量のお宝を売り付けたり、アルケイディス旧市街でラバナスタへ帰る為のギルが要るから何か買ってくれって言ってた商人に大量のお宝を売り付けたりした罰かなあ。え、そんな事してたの。

さて、気付いてみればいつの間にか、FF12発売から一年が経とうとしている。
まだ終わらないか。まだ、終わらないなあ。


進行状況:10日目



07/01/15(月) 第258回 イヴァリース鉄人マラソン

奇跡の七日振りプレイ。でも時間が取れてないから全然進んでない。全然進んでないから書く事も全然ない。

あわよくば、ギルヴェガンクリアまで行ってやろうかなんて思っていたものだけれど、私は思った。これまで何度、事前に立てたスケジュールを全うしないままその日のプレイを終えてしまった事があったか。特にFF12ともなると何故だかただでさえ悪いテンポが一段と悪くなるもんだから、その分だとちょっと頑張ってみても幻妖の森を越えてギルヴェガンを制覇するだけの時間はありそうにない。ならば、私は思った。ギルヴェガンに急いでみても中途半端に終わりそうなら、レベル上げがてら、とことんのんびり向かってみよう。徒歩だ。ここ港町バーフォンハイムから古代都市ギルヴェガンまで、イヴァリース大縦断行脚である。それでまあ、今日の所はギルヴェガンに着く辺りで終わっておけば良いだろうってな塩梅だ。

そんな訳で、港町バーフォンハイムをスタート。ガ系魔法を買う。「戦闘不能の味方」等のガンビットも買う。武器防具類はアルケイディス時点のでギルヴェガンまで凌ぐつもりでいるので保留。やっぱりギルヴェガンは直前のシドと直後のシドに挟まれてるからちょっと緩い印象があるんだな。
セロビ台地。シールドドラゴンがウザい。一匹倒しただけで後は相手にしてやんなくなる。ガルピュデスも途中で「デッドダイブ」して消滅しやがるので嫌い。
ツィッタ大草原。流石に出現率10%のトレジャーどもは運良く出て来てもくれず。ちぇ。
フォーン海岸。この辺りになると流石にモンスター共も苦じゃなくなる。要するに金づるだ、金づる。
サリカ樹林。フォーチュンラビとの鬼ごっこが楽しい。こういう所で道草食ってるから予定が押すんだろって。
モスフォーラ山地。アルケイディス行きの時に寄ってたかって殴られまくったフンババへの個人的な私怨を晴らす。
ナルビナ城塞市街地。アルケイディス行きの時に大量のアイテムを売りつけた「娘の薬代稼ぎの道具売り」に、慣例としてバーフォンハイムからここまでに得たお宝その他を売り払う。100000ギル弱也。ついでに、ここから先はしばらく経験値稼ぎにもギル稼ぎにもならん様なしょぼいエリアが続くので珍しくチョコボをレンタル。800ギル也。高ぇな。ガーディめ、足元見やがってよー。お前は「何でもいいから買って下さい」とかって言ってるそこの道具屋みたいな謙虚な気持ちを学べ。
東ダルマスカ砂漠。通過。
ギーザ草原。乾季。音楽が好きなんだがあっさり通過。
オズモーネ平原。通過。
ゴルモア大森林。ここらから金になる奴等満載なのでチョコボを乗り捨て。
幻妖の森。ラフレシア撃破。やっとこさプレイした気になった様なならん様な。

…お終い。
いやいや、妥協案だった筈の「ギルヴェガン到達」すら成し遂げられなかったってのはどういう事だよ。


進行状況:11日目



07/07/22(日) 第259回 歴史的第12歩

貴方は今、奇跡を目の当たりにしている事であろう。実に、実に288日もの時を経てここに、FF12二周目が再開されたのだから。
一つのゲームを半年放置するのはアレだが、その半年放置したゲームをこうして何事もなかったかの様に再開するというのもアレだが、一番アレなのは停滞中もトップページにはずっと「※現在『FINAL FANTASY 12』二周目プレイ中です」と恥ずかしげもなく掲げ続けてた事だな。まあそんな奇跡の再開の感慨もそこそこに、「ゲーム日誌」らしくゲームの話でもしよう。

前回は港町バーフォンハイムからギルヴェガンへ向けて、陸路で行くイヴァリース縦断鉄人マラソンを強行した末、幻妖の森のラフレシアを倒した所までで終わっていた。ゲーム中では幾ら走ろうが疲れを見せようとしない超人達もバーフォンハイムからノンストップやって来て流石に堪えたか、ここで少しばかりの休憩を取ったのだ。一時の休息は、長時間無理を強いた身体には優しかったが、その内休む事の心地良さに取り憑かれてしまって重い腰が上げられなくなるというのもまた常である。気付けば彼等は、半年の時を幻妖の森で過ごした。だがギルヴェガンはもう目と鼻の先。いつまでもここでぐずぐずしている訳にもいかない。六人は立ち上がった。誰ともなく立ち上がった。
さて、立ち上がってしまえば早いもので、一周目では少しばかり頭を使ったラフレシア戦後の謎解きもそこそこにギルヴェガン到着。ここは前回は割と楽勝ムードであった記憶があるが、今回はアルケイディス時点の装備で臨む分、楽観は出来ないかなと思っていた。そしたらどうだ、一周目ではなかった筈の全滅を、シュミハザ戦で二度も喫してしまったではないか。これが装備の差というものか……アルケイディスで揃えた装備を、バーフォンハイムで一段階強いものへと取り替える事が、一周目の知識とアルティマニアの知識をプラスした情報に有用さの点で負けた事実に、私は少し失望するのであった。
でもまあ、クリアはクリアだ。これ以降は装備に糸目を付けないつもりでいるから、もう少し安定してくれるだろうと思う。あっ、でも次シドか……
ちなみに、何故か一周目のギルヴェガン時のセーブデータが残っているのでここにおける一周目とのプレイ時間の比較が出来たのだが、それによれば今回は前回に比べて10時間速いペースでここまで来れている。これも、新装備を逐一調達するのは止めて二、三段階置きに手に入れる事によって前回長居したパラミナ大峡谷とかソーヘン地下宮殿とかの時間がごっそり除かれた賜物かな。まあ、良い事だ。ゲームに割ける時間が少なくなってきている今、本当はこれに慢心せずもっとプレイ効率の向上を図っていかなくてはならないんだけれどもね。

ところで、ギルヴェガン、クリスタル・グランデを攻略してオキューリア族から契約の剣を与えられると、その動向を知ったシドはこう言った。

――ほう、餌にかかったか。早いな

彼が餌を撒いてから、288日後の出来事であった。


進行状況:12日目



07/07/28(土) 第260回 バトル極めり

先日の奇跡が単なる気の迷いでなかった事を証明したぞ。これにて完全再開ってとこだな。何だったら明日も出来るし、やりたいのだが、このタイミングで寒気がやって来られるとの事で、実際にプレイ出来るかどうかは明日になってみないと分からない。

さーてさて、サブイベント群突入まで大灯台を残すのみ。もうちょっとで未踏領域だなあという点で気合いが入ってきた様であり、目前の大灯台の面倒臭さを思い出して気が滅入る様でもあり、何とも複雑な気分である。
まずは準備を整える。一周目ではバーフォンハイムで装備を買うだけの準備だったが、今回はアルティマニアの情報を元に更に有用な装備、魔法、ガンビット等を買い揃えての徹底振りで戦地へ赴く。おっと、バーフォンハイム・ギルヴェガン間往復鉄人マラソン中に手に入った多くのお宝をナルビナの薬売りに売り付ける事も忘れちゃいけない。一つ残らず買い取って戴き、およそ250000ギルを懐に入れさせてもらった。こりゃあ娘さんの病気はまだしばらく治りそうにないな。でもこれで終わりじゃないぞ。大灯台から帰って来たらまたお前んとこに金貰いに行くからよ。首を洗って待ってるんだな。

して大灯台へ。事実上のラストダンジョンたるここは、前回では中層以降のモンスターとまともに戦う事すら出来なくなるほど苦労したが、そこは前回以上の準備と前回以上のノウハウと前回以上のリフレッシュ期間を持ち合わせているこの私である。ネックであった中層エリアも雑魚連中としっかり渡り合った上で突破し、今日の段階で全体の2/3に当たる67Fまで進められた。出来れば一息にクリアしてしまいたかったのだが、まあ律儀にトレジャーを獲得しながらにしては良かった方か。
今日のプレイは進行度的にはそんな感じで極々平凡なものだったが、しかし学んだ事が一つあった。それは「ガンビットはすげえ」という事である。
ただでさえ一周目の最終日になってようやく「戦闘不能の味方にアレイズ」とかを組み込んだガンビット音痴の私であるが、今日になってまた新たに学習させられようとは思ってもみなかった。「味方1人」の使い勝手が恐ろしく良いではないか。
性格上、どうしてもガンビットをプログラムのif文として見てしまう私にとって、「味方1人」とか「自分自身」とかいうタイミングが明記されていないものは条件指定文としてはどうにも広範囲過ぎて(つまりてんで出鱈目なタイミングで乱用しちゃったりするのではないかという懸念があって)手を出す事が出来ずにいたのだが、いざ使ってみるとステータス異常解除系コマンドは当該異常が発生した時にしか使用しないし、逆にステータス異常を発生させるものは効果が切れたら即詠唱。無論詠唱のタイミングや対象指定のミスによる無駄な重ねがけはなし。何ともはや、私が自らコマンドを入れて味方全員にプロテスをかけたりしていたのが馬鹿であるかの様に行動してくれるのである。考えてみれば、それもそうか。彼等はクリフトではないのだ。
味方1人」の有用性に気が付いた私は「味方1人にヘイスト」を標準で追加し、更にボス戦においては実験的に「味方1人にバブル」というインチキ紛いの(さもなければストーリー上に絡んでくるボスなんぞに使う手じゃなかろうと罵られるであろう)命令を組み込んで大灯台へ乗り込んだ。その結果が、つまりは上々だった訳である。

そして私は気付いた。このガンビットというものは、攻略するダンジョンや、これから戦うボスなど、その場その場の状況に合わせて臨機応変に、また細かく変えていくのが本来の形なのだと。ただいちいち変えるのが面倒臭いからと、ザコ戦とボス戦とで共通したガンビットを用い、その上「HP<50%の味方にケアル」とか「HP<20%の味方にケアルラ」などといういつ設定したのかも定かでないアルゴリズムでもってラスボスに挑みかかるのは間違いだったのだと。
FF12のバトルはコマンド入力によって進んでいくのではなく、ガンビットによって進んでいく。これが、FF12歴一年四ヶ月半の私が一年五ヶ月目の今日知った極意である。


進行状況:13日目


過去ログ25へ  過去ログ27へ  最新の日誌へ戻る  過去ログ一覧へ  トップページへ

ラシックス