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04/12/26(日) 第71回 ラプソーンは危うくラスボスの座を奪われる所だったのでは

三角谷で240600ゴールドという破格のお金を用意する様にと魔物達に迫られてしまった私は色々と悩み抜いた結果、あんな有象無象共の脅しには屈さず、たった一つの商品すら買ってやらない事を決意しました。
その理由は、いよいよ本当にラストっぽいという事です。ラストっぽいと考えられる根拠は幾つかありまして、まず売られている商品に関してですが、それらを見るとその価格をとって見ても、また品揃えをとって見てもその全てが「ここが購入し得る最後で最強の装備品である」という事をはっきりと物語っているのです。特にビッグボウガンなんてその権化と言っても過言じゃない位じゃないですか? 私にはそういうイメージがあるんですが。6では終盤で登場していた事を覚えてますし。7ではどうだったか忘れましたけど。
他にも、もう既に(別世界の存在が現れている上で)世界の殆どを回り切った事、アークデーモン等、終盤で登場する事がお馴染みとなっているモンスターが現れている事、七賢者の末裔が残り一人となっている事…と、幾つも挙げられます。
それはさておき、もし本当にもうすぐクリアなのだとすれば、この段階で多量の時間を削ってまで装備品を揃える事にあまり意味は無いのではないかと思えてくるのです。
まず、何故これまで律儀に全ての装備品を購入すべく奮闘していたのかと言えば、それは別にそれでないと次のイベントをこなせないのではないかという不安があるからでは一切なく、資金調達作業に伴いレベルが挙がる事で、直後のイベントやボス戦から果てはラスボスまで、その後の全てのバトルの糧となるからこそ私は必要以上と言っていい作業に身をやつしている訳です。
となれば、その作業の持つ意味の重みは、クリアまでの残りバトル回数が減っていくに連れ、即ちシナリオが先に進むにつれ減少する傾向にあります。私の場合、こういうプレイの仕方をしている限りレベルが足りないなんていう状況に陥る事はまずありませんから、その「重み」は減少の一途を辿る運命にあります。
つまり、順調に減少を重ねていった結果その「重み」は、ラスボス直前では無いに等しいものになっている訳です。ここまでこれでもかとキャラクターを鍛えてきたので、ここで装備品を整えなかったとてラスボスに100%勝てないなんていう事にはなり得ないという確信が、「重み」のゼロ化に拍車をかけます。特に今回のDQ8という作品で言えばこれまで再三にわたってトロデ王が「戦い過ぎ」という旨の発言をしている為、最早「重み」はゼロになってしまったと言ってもいいでしょう。
実際にはこの考え方はゲームを進めるに連れ徐々に姿を現すものではなく、ラスボス直前だと判断した時点で突然「重み」がゼロと化し表面化します。なので悪く言い換えると「最後の最後だけ極めて雑なプレイになる」のであり、それは私のプレイしてきた大体のRPGにおいて現れる傾向であり、事実それまでは宝箱とかを苦労して、ある時は二度手間を踏んででも全て回収したり、出会った全てのモンスターをいちいち倒したりしていたのに、いざその舞台がラストダンジョンとなった途端、私は宝箱にも執着しなくなったり、バトルは「体力温存」の名目半分、面倒臭さ半分でとにかく逃げ続けたりする様になる事があります。
その傾向が今回も見事に出た訳ですね。「多分このままでもクリアしちゃえるんだからもういいよねー」っていう。

そんな訳で、今回もサクサクシナリオを進めていきます。
今回は、この前三角谷で入手した「暗黒大樹の葉」を使ってラプソーンの居場所を探り、そのラプソーンを追いかける所から。
まずはサヴェッラ大聖堂でレオパルドとの戦い。幾らあの杖をくわえているからと言っても所詮は犬。こんな所で負けてられません。ここは軽く撃破。
しかし何とマルチェロの陰謀により無実の罪で流刑に処せられる事に。最終的には脱獄するんですが、まさか一ヶ月余りも閉じ込められ続けているとは…ま、いつか気になってた無人の気味悪い場所の正体が一つ分かったから良しとしますけど…でも当人達は堪ったもんじゃありませんよね。
で、その次はゴルド大聖堂で、大勢の人々が見る中堂々と、新法皇就任の演説をしていたマルチェロとの戦いへ。これでドルマゲス、ゼシカ、レオパルドと推移して、杖の操り手四人目となりますか。こやつは流石、一ヶ月もの間ラプソーンに自分の身体を支配させなかっただけあってこれまでの三者と比べて確かに強かったです。しかし単純にここまで無用の殺生の数々を繰り返してきた主人公達四人よりも弱かったという事で…

そして!! 遂にラプソーンが復活の時を迎え、更に浮遊城砦が出現し、いよいよもって最終局面という感じがしてまいりました。
私はこの浮遊城砦こそラストダンジョンであるとここで確信。ここから一層雑なプレイが始まる…かと思いきや、何を思ったか、一つ一つの通路や部屋を隅々まで回ってはお宝が無いかと探し回り、バトルもその殆どをこなしつつ進める事に。何かこれと言った確固たる意思が働いていた訳ではないんですが、折角これまでのシリーズのラストダンジョンとは違ってマップが入手出来たんですから、一応一通り回ってみる事にした訳です。
すると何と!! ある宝箱からけんじゃの石を入手したではないですか!! けんじゃの石と言えば最早説明を確認するまでもなく、戦闘中に使うと全員のHPが100程度回復するというアレです。無条件でベホマラーが使えると言うといいでしょう。しかも使い捨てではなく数限り無く使用出来る為、その有用性は計り知れません。これは良い物を見付けられたなあ。もしもこの浮遊城砦を、突入当初から雑に攻略していたのであれば、恐らくけんじゃの石は手に入っていなかったでしょう。何という奇跡…何か、虫の知らせみたいなものがあったんでしょうかねえ?
ちなみに、そのけんじゃの石を見付けた時点で、ここ浮遊城砦にある全てのアイテムをちょうど取り終えた事になりましたので、いよいよここから本当に雑なプレイが開始される事になりましたとさ(笑)

雑なプレイの果てに浮遊城砦の最深部まで辿り着くと、そこには遂に復活したにも拘らずどこかコミカルさを漂わせてしまっている風に見えてしまうラプソーンの姿が。いや、これはアニメ調グラフィックの影響の一つですね。
そしてそのまま戦闘へ!! いよいよここがラスボスか!? そうとなれば(そうとならなくても、ですが)、見た目が多少コミカルだからと言って手加減してやる訳にはいきません。先程入手したけんじゃの石を存分に活用させて戴きつつ、全力で攻めてあげました。でないと本気で戦っている(であろう)相手さんに申し訳がたちませんからねえ。
その結果、あまり苦労せずして勝利したんですが、DQシリーズのラスボスと言えば第一作目から「二戦以上構成」が常であるというもの。もしここがラスボスであれば、この後にまだバトルが待っている筈だぁ〜、筈だぁ〜(エコー)と、思ってたんですが、ラプソーンはその場で息絶えたかの様に溶けていってしまいました。という事はここはまさかまだラスボスではない…?
勿論ラプソーン以外の奴が真のラスボスとして突如立ちはだかる可能性も十分あるとは思うんですが、それにしても、本当にこれでラプソーンがいなくなったのであれば、これまで何度も騒がれてきた割にあっさりし過ぎているという印象を持たずにはいられないでしょう。そんな疑問を持ちつつ崩れ行く浮遊城砦から逃げる途中で色んな刺客が目の前に立ちはだかり、その一戦一戦は本来なら「ラストバトル第二戦」なのかと思わせてしかるべきな所である様な気がしたんですが、こやつらがまたパッとしない(これが本当にパッとしなかった)…特に浮遊城砦脱出直前に現れた暗黒の魔人に至っては、仕様なのかどうなのか、繰り出す攻撃が全然主人公達に当たらず、結局一度しかダメージを与えられていない内に(しかも主人公に与えたその唯一のダメージは、主人公がきせきのつるぎとしんぴのよろいを装備していた為に殆ど自然回復…)撃沈という不甲斐無さ過ぎる結果に終わってしまいました。
そんな感じでしたので、浮遊城砦脱出中、次第に「何かまだ先がありそうだな〜…」との考えが濃厚になっていった事はもしかしたら言うまでもない事かもしれません。で、結果としてはあった訳ですねえ…

浮遊城砦を脱出しますと、先に「本当にこれでラプソーンがいなくなったのであれば、これまで何度も騒がれてきた割にあっさりし過ぎている」と書いたのが間違いであった事が示されただけでなく、この前言を直ちに撤回して記憶と歴史から消してしまいたい位に重くこってりしたアレが登場しました。
ご丁寧にもアレは私みたいな慎重派なのか結界を張った模様。それについて、こってりラプソーンが光の世界と闇の世界を繋いだ事で光の世界側へやって来れたレティスに聞く所によれば、あの結界を破るには、七賢者の意思が形となって現れたオーブを集めなければならないとの事。オーブ…そしてそれを探し出す為の山彦の笛…どこぞで聞いた事のある、何とも懐かしい響きでしょうか。
その収集作業はDQ3の時のものとは全く違って楽なものでしたが、それはいいとして七つのオーブを集めましたらば、いよいよこってりラプソーンとの対決の時となります。

結果論を言いますと、ここがラスボス戦だった訳ですねえ。それはそうでしょう。パーティーメンバー四人全員が同一ターン内で同じ行動(神鳥の杖に祈りを捧げる)をとる事を七回繰り返してようやくラプソーンが張っていた結界を破る事が出来、そこから本番なんていう形式のバトルがラスボス戦以外で存在して堪るもんですかって事ですよ。
さて、ややコミカルだった先の姿とは似ても似付かぬ姿に成り果ててしまったラプソーンですが、そこはやはりラスボス、一回一回の攻撃がかなり激しく、その強力振りを見せ付けてくれます。残念な事に、回復のタイミングを誤ったり、運悪く主人公達全員より先に行動するターンが連続したりという状況が重なって初挑戦時は全滅を喫してしまいました。実はこれまでのプレイを通して初めてのボス戦での全滅だったんですねえ。惜しい事をした…でもまあ、二度目の挑戦時からはあの面倒臭い結界解除作業を行わなくてよかったんで良しとします。
運が悪かった事も確かにありましたが、その他にも折角事前に持たせておいた世界樹の葉や世界樹のしずくをこの期に及んで仕様をもったいぶったりした事も全滅に繋がった要因だった事は紛れもない事実です。二度目の挑戦時はその点を反省し、まあ個数が限られているので景気良くジャンジャン使うという訳にこそいかなかったものの危ない場面では渋らずに使っていった結果、一旦回復役の要であるククールが死んだ事を皮切りに大きく体勢が崩れたものの何とか勝利をもぎ取る事が出来ました。

そして消え行くラプソーン。まだこの先にバトルが待ち構えているかもしれないからと、かなり緊張している私。喜ぶ主人公達。どうやら終わったらしい事を話しているレティス。中々素直に喜べない私…
どうやらエンディングに到達したらしい事を確信したのは、主人公達がトロデーン城に到着し、レティスがある世界でラーミアと呼ばれていた事を知り感慨にふけり、トロデ王の呪いが解け、ミーティア姫の呪いが解け、トロデーン城の呪いが解け、トロデ王が「今宵は宴じゃ」宣言をし、そこでDQシリーズ恒例の「序曲のマーチ」が流れ始めたその瞬間でした。
そして話は数ヵ月後の、愛の逃避行エピソードを踏まえ終焉へ…
結局最終的には色々と謎な部分が残ってしまいましたね。しかもどう考えてもあのラプソーンよりも遥かに凶悪なのであろう隠しボスやら隠しダンジョンやらがこの世界の何処かにあるんでございましょ? ゲームをクリアした事のフラグが立ったセーブデータが作られた訳ですから、ここからがまた面白い所ですよねえ。
ですが、今回のプレイはここで終了です。今回一旦クリアした事で、ようやくあらゆるDQ8に関する情報が解禁になりましたので、これを期に色々気になる事を調べてみまして、更には来年の二月上旬だったかに発売される攻略本も購入しまして、それを熟読した上で今度は完全制覇を目指した二周目のプレイに取り掛かりたいと考えております。
そんな訳で、無事クリア出来ましたっ!! これにて終了です。

あ、後…
ラスボスが「チャゴス王子とミーティア姫の結婚式を警護していた聖堂騎士団」にならなくて良かったですよね(笑)


進行状況:17日目
三角谷で装備品を購入する事を諦め、シナリオを進める事に。
レオパルドを追ってサヴェッラ大聖堂へ。
レオパルドを倒す。
まだ正気のマルチェロの陰謀により流刑に処せられる。
一ヵ月後脱獄。
ゴルド大聖堂でマルチェロを倒す。
ラプソーン復活。浮遊城砦登場。
浮遊城砦突入。最深部でラプソーンを倒す。
ラプソーンがこってりラプソーンに。
ラプソーンの張った結界を破るべく七つのオーブを集める。
ラプソーンの結界解除。ラスボス戦へ。
一度の敗北の後、二度目の挑戦で勝利。
エンディング。



05/02/20(日) 第72回 主人公の名前

本日より、「ドラゴンクエストVIII 公式ガイドブック 上巻 世界編」368ページと、「ドラゴンクエストVIII 公式ガイドブック 下巻 世界編」496ページ、計864ページにわたる二冊の攻略本を読み耽ります。
二冊とも読み終わったら、いざDQ8の二周目に取り掛かるという事になる訳ですが、まあそれまでには少々時間がかかるでしょう。
というのも、知っている人は知っていますが、私は読書速度がかなり遅いです。攻略本を読む際には、例えそれが既知の情報であっても律儀に目を通していきます。そりゃもう読みます。一文字一文字噛み締めながら読みます。他人が見てたらイライラする事この上ないんじゃないかと思う位です。
となれば、その読む対象が今回の様に900ページに迫ろうかという程のボリュームのものとなりますと、必然少なくない時間を割かねばならない事でしょう。そんな訳で、まあ毎日しっかり読めたとしても、三月に入る位でDQ8二周目を開始出来ればいいかなあ、という所です。

さて、二周目となると私の眼前に再び難問が押し迫る事となります。そう、主人公の命名です。
一応一周目は「バルト」という名を付けて、まあそこそこ馴染めた訳ですが、当然この名前が今作の主人公に最適な名だとは思っていません。何となれば私という人間が命名したのですから。あ、そう言うと「バルト」って名付けた他の方に失礼か…いや、別に「最低」だと言っている訳ではなくてあくまでも「『最高』ではない」と言っているに過ぎない訳ですからいいとしまして、それ故主人公の名前は変えていきたい所です。
そこで登場するのがこの程読み始めた公式ガイドブック。もしこの中に、スタジオベントスタッフさんが独自に命名した名前でもあれば、恐縮ながらそれを拝借させて戴こうかな〜、なんて不届きな事を考えておった訳ですよ。
ところが、上巻18ページにて初めて登場した、恐らくこの攻略本二冊の全編で使われているであろう主人公の名前は「エイト」でした。そう言えばDQ8の解説書でも同じ名前が使われていたっけか。

むむう…流石に「エイト」では味気が無いと言うか、私が言うのも何ですがセンスを感じるには少々厳しいと言うか…
いやしかし、この命名法は一方で極めて効率的ではあります。DQ8の主人公名を「バルト」と決定するまでには二時間余りも悩んだという過去を持つ私ですが、もしこの命名法を取り入れるとすれば、最早悩む余地は何処にも無いというもの。しかもDQシリーズ間で主人公名が重なる事もまずありません(初期設定名が数字を英訳したものでなければ)。
という事で、一度列挙して見てみましょう。
  1. ワン
  2. ツー
  3. スリー
あ。
DQ1〜DQ4までは名前に片仮名が使えないんだった。
という事は…
  1. わん
  2. つう
  3. すりい
  4. ふおお
  5. ファイブ
  6. ガイラ
  7. アルス
  8. エイト
…勿論私は、これを見て何も言わない訳にはいかないのです。
「エイト」は上述の通りどうかと思ってしまいます、「ファイブ」も同様に。しかし片仮名である以上許容せざるを得ません。何せ第一作目の主人公の名前は「わん」です。パーティーメンバーが一人しかいないのに、そのたった一人の人間の名前が「わん」です。「わん」が全てなのです。ただこれも、実際に「王さん」という方がいらっしゃる以上許される範囲だと言う他ありません。「ガイラ」と「アルス」については明らかに異彩を放っていて、こういう名前群の中にあると逆に浮いてしまっている様な気はしますが、それはまあ許すに吝かではないでしょう。

しかし、

「つう」
「すりい」

この、片仮名が無いばかりか長音記号すら無かったばっかりに惨めな姿を晒す事になってしまったこれらを前にした時、もう私には何も言えません。
ムムム…ただ一つ出来る事と言えば、長音記号を普通の平仮名で代用するのは余りにも見苦しいからという事で、それを取り払う事位か。

「つ」
「すり」

ああ、私はどうすればいいのだろう。
「つ」である。三重県の県庁所在地である。偉大なるロトの末裔なのに「つ」である。
「すり」である。名は体を表すとはこの事なのだろうか。

主人公達もさぞ泣いている事だろう。ただ、彼等主人公達は、次に登場するとある主人公によって希望をもたらされるのだ。

「ふおお」

それは何。

「ふおお」

ふざけないでくれたまえ。

「ふおお」

どうだろう、その破壊力たるや。そこには一縷の望みも見出せないのであった。
「つう」や「すりい」はまだ良かった。長音記号に当たる部分を省く事で、曲がりなりにも意味のある言葉を得られたのだから。しかしこの「ふおお」はどうか。

「ふお」

ちっともその破壊力を失う事はないのだった。


読破状況:1日目
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05/02/21(月) 第73回 これまでの流れ

今日は一気に283ページも読み進められましたが、これは一重に今日読んだ部分がマップを中心としてイラストを多分に含む範囲だったからに他ならず、依然として二月中に読み終えられるかどうかは分からない状況が続いております。毎日十分読める時間が取れたものかどうかも分かりませんしね。

さて、二周目に向けてですが、黙々と攻略本を読み進めていますとどうやら私が思っていたよりも一周目時に手を付けなかったイベントが多そうだという事が分かってきました。
ベルガラックで起こった後継ぎ問題に関するイベントとか、クリア後の一切のイベントとかは意図的に省きましたが、その他にも以前に立ち寄った町や村へ定期的に帰ってみたりとかした際に小さなイベントがあったり無かったりする様ですね。そういった事を考えると、二周目もかなり楽しめそうです。今から期待しています。

一方で二周目に向けて問題になる事と言えば何と言っても装備品関係の事でしょうか。私は基本的に「その時点で揃えられる最強の装備品を揃え切ってから次に進む」というスタンスでプレイしてまして、それを原則として一周目もプレイしてたんですが、まあその結果がこんな感じという事で、かなり泣かされる羽目になってしまった経緯があります。
流石にあれと同じ作業をもう一回丸ごと繰り返すというのは辛いというもの。やはり二周目は錬金を目一杯駆使して少しでも負担を減らしにかかった方が良さそうですね。
無論そうなると一周目よりもレベルが低くなる傾向が出てくるとは思いますが、まあそれは、一周目は分散型にして見事に失敗したスキル面を見直したりとか、それでもレベルが低くて駄目っぽい様ならメタル系モンスターを狩ってレベルアップに勤しめばそれで十分ですよね。
幸いにも今回の公式ガイドブックには、地域毎にどのモンスターが出現するかが詳細に記載されています。これを見つつであればメタル形モンスターにも効率的に会える事でしょう。その辺りはベントスタッフさん流石、そしてお見事、と思うばかりであります。

ところで、今回発売された攻略本は、FFではお馴染みの「アルティマニア」ではありません。あくまでもDQシリーズでは恒例である「公式ガイドブック」です。
両者を比較すると、流石に「ゲームを一度クリアした方に読んでもらいたい」とあっただけにアルティマニアの方がとてつもない情報量を誇ります。より突っ込んでいる、とも言えます。そんな訳で、基本的に攻略本を購入するのは、そのゲームを最低一度クリアしてからと決めている私にとってアルティマニアという存在程有難いと思った事は無く、極端な話DQ8もアルティマニアで出てくれればそれ以上嬉しい事は無いと思ってたんですが、残念な事には通例通り「公式ガイドブック」として発売される事に。しかし、それを担当するのはスタジオベントスタッフさんだとか。しかもこれまでの公式ガイドブックにはなかったボリュームのものになるとか何とか。
こうなると悩まされました。果たしてベントスタッフさん筆の「公式ガイドブック」は何処までベントスタッフ色に染まるのか? かなりアルティマニア寄りのものとなるのか? はたまたこれまでの「公式ガイドブック」を踏襲する形のものとなるのか? 安くないお金を出して購入するのです。それは大問題というものです。

とまあ、そういった事を気にしつつ買ってみた訳ですが、結論からすると(結論を出すのはまだ時期尚早ですが)、ディレクターの山下氏が仰っていた「これまでの『ドラゴンクエスト 公式ガイドブック』の流れ」を汲んでいるものと言えそうです。つまりもう少し際どく突っ込んだ部分があると嬉しかったかなあ、といった所です。これはやはり如何にアルティマニアが例外的な存在であるかを示した形でもあるのでしょうか。
それと同時に、やはり山下氏が仰っていた「堀井雄二さんの考えていらっしゃる『ドラクエ』の世界観」の一つにズバリ「公式ガイドブック」の突っ込み具合なんてのもあったりして…なんて邪推してみる。

いや、嘘っす。
て言うか、まだ四割位しか読み終わってないのに、これから「ベントスタッフ色」が畳み掛ける様にして続出したらどうしよ。


読破状況:2日目
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05/02/22(火) 第74回 やっぱり世の中お金ですよね

スキルについて読んでいると思う事がある。
やっぱり何度見てもスキルポイントを分散させるべきじゃなかったなあ、一極集中型にするべきだったなあ、素手になる事なんてなかったのに格闘スキルに割り振られている10前後のスキルポイントは何だよ、と。あまりにも無駄が多い攻略をしている事を、プレイ中から薄っすら気付いていたというのに、最後までその方針を変えなかった頭の固い自分にも辟易します。
勿論二周目は大きく改善していくつもりではいます。ただ、今回はあまりレベルを99にするだとかいう作業に大きく時間を割くつもりは無いんですが、全スキルを100にするというのに現在少々惹かれたりしています。
無論そこまでする必要は無い訳ですから流石に無駄な作業かなあ…と思ったり、いや、もしスキルの種を気軽に手に入れられる様であればそれも悪くないかも…と思ったり、いやいや、でもスキルだけ上げるんなら一先ずはレベルも一緒に上げたい所だよなあ…と思ったり。
そもそも、レベル99になった時点でスキルポイントは合計500ポイント戴けるんでしょうか? クリア時でレベル44だった主人公が得たスキルポイントが計220でしたから、このままこのペースが持続するのであれば、ちょうどレベルが99に達した時にスキルポイントが計500ポイントに達する様ではありますが。
ふむ、我ながら志を高く持つとは良い事だ。まあいずれにせよ時間が原因でそれを叶える事は多分無いとは言っても。

特技について読んでいると思う事がある。
ゴールドハンマーを使っても手持ちのゴールドが増えた形跡が無いんですけど、そればかりかバトル勝利時に獲得するゴールドの量も増えてない様なんですけど、何だかMPが減らされているだけみたいな気がしてるんですけど、と。
一周目で行ったバトル2935戦。この内レベルアップを目的としたバトルは一戦たりとも無かったという逸話がある位常時金欠だった私にとって、攻撃ついでにゴールドが貰えると謳っていたゴールドハンマーの存在は、その名前を聞いた時点では救世主たり得るものでした。しかし実際に使ってみるとどうでしょう。早々に見切りをつけたので何度も何度も繰り返し試行してみた訳ではありませんでしたが、ちっともゴールドを奪える気配がなかったのです。
一体あれは何だったのか? 今日、ゴールドハンマーに関しての記述を見て、ようやくその謎が解けるに至りました。どうやらゴールドハンマーを使ってゴールドが奪えるのは「たまに」起こる事なのだそう。まあでもそれは薄々感付いていた事だったのでいいとしましょう。ただ、実際に奪える金額を知って私は愕然としました。
それというのも、「その対象を倒した時に落とす金額の一割程度」だそうです。それは流石に少な過ぎるのではあるまいか。
そもそもその「倒した時に落とす金額」自体が少なく感じられるのに、その一割となってしまうと、その額は1ゴールドとか2ゴールドとか? 10ゴールドを越す猛者は殆ど存在しません。私が勝手に心の友だと思っているゴールドマンでさえ僅か21ゴールドです。勿論、伊達に868匹も倒した訳じゃありませんので、ゴールドハンマーを放てば確実に21ゴールドが手元に転がり込んでくるのだとすれば文句は言いませんが…
ふむ、我ながら陳腐な話をするものだ…


読破状況:3日目
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05/02/23(水) 第75回 ベントスタッフさんに感服

今回に限らず、装備品に関するデータを繁々と見ていると、どうしても突っ込みたくなってしまう点が一杯あって困ります。
その際たるものと言えばやはり各種防具。それぞれに添えられているイラストを目にすると、魔法の力が備わってそうな防具であればまだしも、ステテコパンツが布の服よりも防御力が高かったり、バニースーツが鉄のよろいよりも防御力が高かったりする点に疑問を持ってしまうのは致し方ないというもの。そのバニースーツは一体どういう素材で出来ているんだ…と。
この際ですから色々と納得行かない事を書き連ねてみましょう。
と、ここである事に気付きました。
「メラ系、ギラ系、ヒャド系、イオ系、炎系、吹雪系の攻撃で受けるダメージを40減らす」とは、そのドラゴンローブの特殊効果ですが、これをよく見ると…バギ系の軽減効果が無い!?
という事はですよ、そのローブを着ている時は先に述べた各種呪文等の効果を軽減しながらにして、バギ系、即ち風については普段通りに感じられる訳ですから、「そよ風」は「そよ風」そのままだという事になるじゃないですか。
これは上手い!! そして深い!!!!
流石は株式会社スタジオベントスタッフさん担当だなあ、と思わざるを得ませんでしたよ。

…流石に深読みし過ぎというものか?


読破状況:4日目
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05/02/24(木) 第76回 スライム族の歴史

スライムダーク…それは闇の世界に生きるスライム。
スライムダーク…それはDQシリーズにおけるスライムの新種。

初めてこのスライムダークの姿を見た時は本当に感動しました。「黒できたか〜」と。
スライムとメタルスライムががDQシリーズでの連続登場記録を8に塗り替えるのかどうかは気になっていても、メタル系スライムが何処に登場するのかという事は気になっていても、スライムの新種が登場するかどうかは全く気になっていなかったのです。
スライムダークの存在を知った私は感じました。「思えばスライム族もかなり種を増やしてきたよなー」と。もしかしたら前作プレイ時にも同様の事を感じていたかもしれませんが。
そして思いました。「もしかしたらスライム族って、全シリーズで新種が登場してるのか?」と。
第一作ではスライム、スライムベス、メタルスライムの三種だけだったスライム族。それがDQ2以降あれよあれよと変種が現れ、めっきり見かけなくなった種を含めると今となっては何種類位いるのか見当も付きません。
そこで、DQシリーズにおけるスライム族増加の変遷を軽く調べてみる事にしました。

DQ1
上述の通りスライム系モンスターは三種のみ。この頃は全て同形で、色の違いだけでした。
スライムとスライムベスは序盤も序盤の敵ですし、メタルスライムは躍起になって倒そうとしてましたんで、全員印象深いですね。

DQ2
形違いとしては初となるホイミスライムとバブルスライムが登場。バブルスライムの色違いという位置付けになろうはぐれメタルも忘れてはなりません。
ホイミスライムはこの後単なるモンスターに留まらない飛躍的な出世を遂げる事となりますが、バブルスライムの方は何だかシリーズを通してパッとしませんね。性格上キアリーがまだ使えない時期に出現させられちゃうもんだから嫌われ易いでしょうし。私のイメージですけど。
その点でバブルスライムは、同形は同形でも人気の高いはぐれメタルに助けられているのかもしれません。

DQ3
その後やはり常連となるベホマスライムが登場。当時のイメージはどんなだったかな…ちょっと覚えておりません。
スライムつむりとかいうのもいた様な。

DQ4
キングスライムとスライムベホマズン、そしてメタルキングという、三大キングスライム系スライム(?)の登場です。
何と言っても、今も変わらない冒険者達の肥やしであるメタルキングの初登場が素晴らしいですが、一時期とは言えパーティーメンバーにまでのし上がったホイミスライムの事を忘れてはいけません。何とスライムをも押しのけて真っ先に味方としてバトルに参加したのです。それは偉業と言う他ありません。

DQ5
スライムナイトとメタルライダーが登場。
モンスターが仲間に出来る様になり、スライム系モンスターを仲間にした人は非常に多かった事でしょう。
最初に仲間にしたのはやはりスライムでしたね。
…いや、ブラウニーだったか?

DQ6
何と言ってもこの作品と言えば、ようやく以後レギュラーの地位を勝ち取るに至ったスライムベスにとっては重要な転換期だったとは思いますがそんな事より、それまで最弱モンスターの称号を守り続けていたスライムからその座を奪ったぶちスライムの登場が何ともセンセーショナルだった事でしょう。
現実の世界での最弱は(確か)スライムなのだから全然問題無いと言ってはばからない人とか、頭の中からぶちスライムの存在を消し去っている人も中にはいるとかいないとか…
まあ、勿論出任せを書いている訳ですが。

DQ7
ドラゴスライムとかスライムエンペラーとかいましたけど、それよりも私が挙げたいのは、我が心の友ゴールデンスライムでしょう。かなりゲームも進んでから登場したので、DQ8のゴールドマン程お世話になれなかったという感じですが、しかし確実に各種装備品を購入する為の糧となってくれていました。
後は、メタルキングをも凌ぐ経験値を誇っていたプラチナキングの登場は衝撃的でしたね。
ゴールデンスライムにしろプラチナキングにしろ、DQ8での登場を心から望んでいたんですが…

まあざっとこんな感じですが、一応言っておくとスライムの種族はこれが全てではありません。悪しからず。

で、この程のスライムダークとなって、見事シリーズ全作品において新種が登場し続けている事が明らかとなりました。
ただ、それでも今回のスライムダークの登場にはかなり驚かされました。何と言っても、第一作以降全く増えなかった基本形色違いの新種なのです。この点に感慨を覚えた人は結構いたりするんじゃないでしょうか。
その性格上次回作以降での登場があまり見込まれないだけに、ここはスライム、スライムベス、メタルスライムと並んだ四匹のショットを見てみたかったもんですが、残念な事に今作においてスライム族のみが登場する風鳴りの山にスライムダークが登場する時期には、スライムベスが何故か出現しなくなっている様で…残念ながら夢は叶わず…

私は待っています。いつか色違いの基本形スライムが四匹並んでいる光景を目にする日を。だからいつか帰ってきてね。
…と、待てよ? スライムダーク云々以前に、スライム、スライムベス、メタルスライムっていう三匹のショットはこれまでにあったんだっけ? あったかなあ?
もしこれまでに無かったとすれば、四匹のショットだとかいう夢物語を語る前に、まずは三匹でのショットを実現させろという事か…道のりは長そうだ…


読破状況:5日目
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05/02/25(金) 第77回 私はネーミングセンスの欠片も持っていませんよ

そう言えば今作にはモンスターをスカウトするシステムがあったんで、それを駆使すれば昨日言っていたスライム、スライムベス、メタルスライムの三匹によるスリーショットだけなら何とかなるんだろうかと一時期待したんですが、残念ながらスカウト出来るモンスターの中にスライムベスはいらっしゃらない様で…
こうもなるともうやけになって、スライムとメタルスライムをメンバーに持つチームを、スライムベス戦で呼び出して無理矢理そういった状況を作り出してやろうかとも思ったりしないではない今日この頃です。

さて、そんなモンスターチームに関する記述も、現在順調に読み進めていけている公式ガイドブックの方には沢山あるんですけれども、やはりここではこれを話題に挙げておかなければならない事でしょう。
先日ここでも取り上げた通り、この公式ガイドブック内において主人公の名前は「エイト」でした。これはDQ8の解説書がそうだった事によるものでしょうか? そこの辺りはよく分かりませんけれども。
そして名前と言えば、モンスターチームにも付けてやる必要があるのは多くの方の知る所でしょう。では、この公式ガイドブックでは、如何なる名前がモンスターチームに付けられているのか? チーム名に主人公と同じ名前が付けられるのかどうかは知りませんが、例え可能だとしても、流石にこれを「エイト」としてしまっては主人公との区別が付き難くなってしまいます。解説書内にはチームモンスターについての記述が特には無いのでそれを参考にする事も出来ません。
そうとなれば!! 一周目において突然命名せよと迫られて苦しみ悩み抜いた経験を持つ私としては、いよいよ期待せずにはいられません。ここでベントスタッフさんがオリジナルの名前を付けている様であるなら、僭越ながらそのお名前を拝借させて戴こうと思う次第な訳です。主人公名が「エイト」だった事で一度その夢を打ち砕かれている私が遂に本懐を成し遂げる時が来たのです。
…と、浮き足立ったのも束の間。残念ながらベントスタッフさんが付けた名前は、かのモリー氏が提供した名前案から、その一番目の候補としてあった「ムチムチむちうち団」だという事が間も無く明らかとなり、私の夢、と言うか野望、と言うかは脆くも崩れ去ったのでありました。二度も。

そんな訳でムチムチむちうち団でして、あまつさえバトルロードのランクBで優勝した後から持てる様になる二つ目のチームの名はモジモジ9時5時団なんですが、まあ「公式」の攻略本内で適当なオリジナルの名前を付ける事は色々と問題がある事なのかもしれなくとも、モリー氏に名付け親になってもらった事はスタジオベントスタッフさん的には問題となり得るかもしれません。
私が見る限りには一向に構いません、勿論。そして、DQ8をプレイして実際にモリー氏の命名にかけるセンスを目の当たりにした事がある方から見ても、「ああ、モリーに名付けて貰ったんだなあ」位にしか感じない事でしょう。
しかし一度、何かの偶然でDQ8を知らない人がこの事を知ってしまったらどう思うでしょうか。きっとその方は思う筈です。「何、ムチムチむちうち団って? あまつさえモジモジ9時5時団ってぇ!?」
スタジオベントスタッフさんにとってはかなり不運だったと言わざるを得ません。何せその人は、他にも元から存在するモンスターチーム名に「めけめけメカメカ族」やら「きわめてコワモテ団」やらが存在している事から、件の二チームの名前も決して担当者が個人のセンスで付けた訳ではないという事を知るチャンスがありながら、「ムチムチむちうち団」という、そして「モジモジ9時5時団」というネーミングがあまりにも強烈過ぎてしまったが故にそれを知る事も無く、そのネーミングセンスをベントスタッフさんのセンスと認識、即ち「株式会社スタジオベントスタッフはセンスの無い人間の集まり」と認識してしまったのですから。
相手がかの有名なドラゴンクエストであるだけに、こうした人が続出する可能性が否定出来ず、油断はなりません。ベントスタッフさんはしばらくの間、世論の動向に注意を払っておいた方がいいかもしれません。

ただ、冗談とは言え勝手にこんな事を言い放っておきながら、個人的に「『きわめてコワモテ団』は悪くないよなあ」と半ば本気で思っているのは内緒である。


読破状況:6日目
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05/02/26(土) 第78回 張り付いた笑顔

ガイドブックを読みながら色々と一周目の思い出を思い返す事もありましたよ。
グラフィックがこれまでのシリーズとは大幅に違っていた事が逆に、多くのプレイヤーにシリーズの普遍さを強く感じさせた中で、DQ5辺りからお馴染みであった「扉を開ける音」は流石に、あの、何て言うのか、チャーラー、違うか、音階で言うと、ええと、ミーソーみたいな、いい加減な事を言うのは止めなさい、まあとにかく、あれだけは過去のシリーズを踏襲出来なかった訳ですが、まあ幾ら何でもそんな事に強く突っ掛かるDQファンはいないかな、と思った事とか。
その手に立派な剣を携えていながら自分の首を投げつけるという理不尽な攻撃をしてくるがいこつには多くの人が衝撃を受けただろうな〜、と思った事とか。それ、剣持ってたら逆に投げ辛いでしょ。
スライムダークと出会った時の衝撃というか感動というかはまあ自明でしょうか。

読み進めていく上で思った事と言えば、各種モンスターのイラストを見ている時に、笑顔のモンスターさんが圧倒的に多いという事に気付きました。これもDQの世界観の一つですね。
そうとするにしても、貴方達、そんなに戦いがお好きなのですか……弱きはスライムから、強きは暗黒神ラプソーンまでエヘラエヘラと笑っていらっしゃるもんですから、襲われる側としては不気味で仕方ありません。スライム族達は問題になり得ないとしても。
モンスターのグラフィックが固定されていたこれまでのシリーズだったのならまだましでしたが、主人公達は状態による表情の変化を見て取れる中で、瀕死状態でも変わらず笑っているモンスター達を見ると余計にそう感じられてしまいます。目を開けたまま寝ないのが救いというものです。一部のモンスターでしか確認した事はないものの。

さてそれはおいておくと致しまして、いよいよ二周目が間近に迫ってきました。
装備品調達をどの程度錬金釜に任せるのかとか、シナリオの進行具合によって変化する人々のセリフをどの程度の頻度で聞くのかとか、そういった細かな計画は全然立っていませんが、どうもこのまま「全てのイベントを攻略する」との基本的信念だけを胸に開始する事になりそうです。多分明日か明後日から開始する事になるでしょう。
ただ、それに際してやや残念な事実が一つ判明しました。
以前に「各キャラクターの全スキルを100ポイントにする事には興味がある」という高い高い志を語っていた私ですが、どうやらレベル99になるまでに得られるスキルポイントは四人共350ポイント辺りであるという事が明らかとなりました。
全てのスキルを100ポイントにする為に必要なスキルポイントは一人につき500ポイント。スキルの種一つで獲得出来るスキルポイントが5ポイントなので、不足分を全て補おうとするならスキルの種が約120個いる事になります。
流石にそんな偉業を成し遂げるだけの時間は無いというもの。という事で、この志は儚くもお流れになる事になりました。
くぅ、残念。二周目を始める前にどのスキルポイントを上げていくのかをしっかり決めておかなければ。

そんな訳で、公式ガイドブック上下巻、読破です。


読破状況:7日目
864/864



05/02/27(日) 第79回 明日からスタート

昨日は「明日か明後日から開始」と言ってましたが、結局今日は一日ゆっくり休んで(妄想をせっせとまとめてはいましたが)、DQ8の二周目は明日からスタートという事になりました。

と、いう事で今日は、二周目に行う(予定の)事の中でも序盤から計画的に進めなくてはならないスキルポイントの割り振りなぞを確認しておく事にしました。
一応レベルを99にまで上げればスキルポイントが350ポイントまでは得られる事は分かりましたが、やはりそこまでレベルを上げるだけの時間的余裕が無いだろう事を考えると、最終的に何ポイントのスキルポイントを獲得するのかすら判然としない為に、きっちり計画を立てておく必要があります。
という事で、各キャラがどのスキルを上げていくのかを暫定的にでも決めておくことにしました。その結果が大体以下の感じです。

主人公
取り敢えずメタル系対策にと「雷光一閃突き」は覚えておきたいと思っています。
後はゆうきのスキルを100ポイントまで上げたいですねー。
そして残りをどう割り振るか…剣かブーメランか…ここは剣かなあ…

ヤンガス
メタル系狩りが至上の私としてはオノスキルの「大まじん斬り」は欠かせません。
欠かせないと言えば、にんじょうのスキルで「とうぞくのはな」までは少なくとも覚えておきたい所です。
それ以外はあまりまだ決まってませんが、取り敢えず上記二つを率先して上げようと思っているので、悩むのは「大まじん斬り」と「とうぞくのはな」を覚えてからにしようと思ってます。

ゼシカ
ムチスキルの「双竜打ち」は一周目の終盤で非常に活躍してくれたので、今回も覚えておきたいんですが…
しかし杖スキルの毎ターンMP回復は勿論の事ながらマスター時の「ザオリク」も捨て難い…
しかも、個人的には格闘スキルマスター時に修得する「マダンテ」を使いたいと思ってるんですよ。全部で223ポイント…流石に足りないかなあ? 「マダンテ」を覚えるなら「双竜打ち」はいらないでしょうかねえ?

ククール
やはりゼシカ同様杖スキルはマスターしておきたいと思っております。
カリスマのスキルは何処まで上げようか…
剣と弓のどちらかを優先させる事になると思うんですが、そのどちらを選ぼうか…
実の所、ククールがパーティーに入るのはまだまだ先の話なんで、あまり真剣に考えてません(オイ)

と、こんな感じです。もう前回はこのスキル関係で散々な目に遭ってしまいましたから、今回は何としてでも私自身に「前回のプレイよりも楽だった」と言わしめたいと思います。

よーし、これで万全。後は明日のプレイ開始を待つのみだ…

あ”!! 主人公の名前決めないと!!



05/02/28(月) 第80回 主人公の名はマインだ

それ以上突っ込んだ話はしてくれるな。
昨日この日誌を書き終わってから必死になって主人公の名前を考えたのに昨日の内には結局考え付かなくて、で、今日になってやはり必死になりながら短くない時間を割いて考えた結果のこの体たらくですよ。どちらかと言えばまだ一周目に名付けた「バルト」の方が良かった様な気も…っていうのは、バルトという名が一周目のプレイを通じて馴染んでいるからかもしれませんけど。
っと、突っ込んだ話をしてしまったではないか。

さて、今日からDQ8二周目開始という事で、今回のプレイで行いたいと思っている事を簡単にまとめておきます。

・全てのイベントに手を付ける
最も優先する事項です。
限られた期間にしか出来ないイベントを除けば、全くもって難しい事ではないでしょう。
一周目ではクリア後のイベントの一切を行っていないので、そこを最も楽しみにしています。
半ば意図して無視したイベント(竜骨の迷宮等)もありますので、それも楽しみです。

・スキルポイントの理想的な割り振り
獲得したポイントを分散させてしまったがばっかりに何事においても中途半端になってしまった一周目でのスキルポイント割り振りを深く深ぁく反省し、今プレイに繋げる事を目標とします。

・アイテムコンプリート
これは非常に目標としては薄く、結構簡単に諦めてしまうかもしれませんが一応書いておきます。
まあもしこれを目指すとすれば、全てのアイテムを同時に所持している状況を作り出す事が出来ないらしい以上、「収集アイテムリスト」のコンプリートを目指す事になるでしょう。
公式ガイドブックの方に全てのアイテムが記載されていない事もあって、あまり計画を練っていないので途中で断念する可能性が大です。

・「討伐モンスターリスト」コンプリート
一方でこれは是非ともやっておきたいですね。
逃げちゃう可能性もあるモグラの子分を倒しておけば何とかなる…か?

・全お宝の回収
公式ガイドブックを如何無く活用して、世界中の全ての宝という宝を一人占めにしてやります。

まあ、こんな所でしょうか。「錬金レシピノート」のコンプリートも出来るならやりたいなあ、とは思ってたんですが、どうやら無理そうなんで止めました。

んで、上記に挙げた目標の内でも、早速今日から取り組み始める事となったのが、スキルポイントの割り振りです。
何度か言っていますが、一周目は格闘のスキルを除く攻撃系スキル三種に均等に、そして五番目のスキルに、その半分位のポイントを配分する形で進めてしまった結果、何とも言えないキャラクターが出来上がってしまいました。幾ら「バルト」っていう名前にしっくりいっていたとしても、その彼はゆうきのスキルを、「トヘロス」を覚える程度にしか上げられていなかったのです。へなちょこです。
そんなのはもう嫌だ。今度こそはスキルシステムというものを隅から隅まで堪能してやるんだ。そんな思いが一周目をプレイしている時から既にあったというのも頷けるというものです。
そんな訳で、1ポイントたりとも無駄にはすまいと今日から計画的割り振りを始めたんですが、そこで私は感じずにはいられませんでしたね。
何をって、獲得したスキルポイントをただ一つのスキルに集中して与える事の快感ですよ(笑)
厳密に均等割り振り出来ない場合はどのスキルを優先させようかと悩んだ事も無くはなかったかつてとは違い、迷い無くポイントを割り振れる。スムーズにスキルアップする。ほら、まだ滝の洞窟なのにヤンガスが「とうぞくのはな」を覚えたよ。早速それをトラペッタで使ってみたら、取り忘れのアイテムが三個もあった事が分かったよ。良かったねえ。
ああ、これが本来あるべき姿だったんだ。これこそが理想的なプレイというものだったんだ。

今私は、とてつもなく感激しているのです。
そして、ゼシカがLv38及びLv39になる時に、一挙10ポイントものスキルポイントを獲得するのが今の内から待ち遠しくて仕方ないのです。

進行状況:1日目
・二周目開始。
・主人公の名前は「マイン」に決定。
・リーザス村で装備を整える所まで進める。
・次回はリーザス像の塔攻略から。



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