過去ログ8へ  過去ログ10へ  最新の日誌へ戻る  過去ログ一覧へ  トップページへ


05/03/01(火) 第81回 目指せスーパーハイテンション

それは、ドルマゲス及びゼシカを追ってリーザス村からポルトリンクへ向かっていた道中に起こりました。
この場所と言えば、一周目では主人公が途中で死んでしまい、残ったヤンガスが一人、容赦無く襲い掛かってくるモンスターから逃げ続けて何とかポルトリンクまで到着出来たという苦い思い出のある地ですが、今回もここで事件が起こってしまったのです。
それと言うのも、何とも早い事に二周目初となる全滅でした。一般的なプレイからすれば早かったと感じていた前回よりも早い全滅です。ちなみに一周目初の全滅に関してはここ参照。
相手はエビラ×2+しびれくらげ。無論しびれくらげのマヒ攻撃が危険である事は認識していましたが、それを差し置いて攻撃力の高いエビラから先に倒そうとしたのが悪かったのでしょうか。とにかくエビラが主人公とヤンガスの攻撃をかわすかわす。そうやってエビラに苦戦している内に回復役の主人公がしびれくらげによってマヒさせられ、続いてヤンガスが死亡。で、主人公のマヒが解除される前に止めを刺されたのですから、やはりエビラから倒そうとした私の判断が悪かったのでしょうね。
くぅ…今回は全滅数0でクリア出来ると良いなあ、と思ったばかりだったと言うに…
こうなれば後は、前回ラプソーン戦で阻まれる事になってしまった「全ボス初見撃破」を成し遂げるしかあるまい。ただ、今回は隠しボスの面々が最後に待ち構えているので既に達成出来る見込みが少ないというのが…(泣)
ちなみに、前回初全滅を喫したリンリンやらデンデン竜やらですが、ラリホーでデンデン竜を眠らせる戦法を採用する事にしてから安定した戦いが出来る様になりました。いやー、普段ラリホーとかマヌーサとか、マホトーンだとかいう補助呪文を使う事が殆ど無いもんですから、ラリホーをこんなに重宝したのはシリーズを通しても初めてではないかと(笑)

さて、昨日はスキルの話が持ち切りでしたが、昨日体験した「DQ8初の行為」と言えば、他にもありました。
ズバリ「スーパーハイテンション」です。一周目ではテンションそのものを数える程(多分全体を通して十回未満程度)しか使った事が無かった為に、スーパーハイテンション状態になる事はありませんでした。そもそもそうなれる条件すら知りませんでしたし。
しかし、エレメント系やゾンビ系のモンスターにはテンションが有効だという事を、この度公式ガイドブックを読んでいてようやく知り(ゲーム中でもそんな類の事を言っていた人が確かいましたが、私は完全に無視していました)、その他ハイテンションやスーパーハイテンションになるまでテンションを溜め続ければより効率的にダメージを与えられるそうだという事で、今回はボス戦を中心に積極的に使っていく事にした訳です。
そんな訳で、メラゴーストにはテンションを、ホイミスライムが一撃で倒せない段階では途中で回復されない為にもテンションを、じんめんガエルを振り向かせぬ為にテンションを…と、ここまでで既に一周目の十〜二十倍位使ったかと思います。
勿論、ザバンやらオセアーノンやらというボス敵にもテンションを溜めて溜めて攻撃します。運悪くここまではボス戦でスーパーハイテンションになれた事はありませんので、その初体験というのも待たれる所です。

そんな感じで、個人的にはこのテンションというものの利用について特に問題視する所はないと踏んでいたというのに、さるお方だけは違いました。
そう、事ある毎に人のプレイスタイルに言いがかりをつけてくるトロデ王です。
あれは確か南の大陸に着いた時の事だったろうか。トロデ王から「折角上げたテンションを攻撃に繋げられていない」とのご指摘を受けたのです。
えぇ!? 自分としては合格点をあげたい所なんですけど…何が悪いんですか? テンションを使わなかったら使わなかったで「もっとテンションを使え」とか言う癖にさ…ブツブツ…
まあ、考えてもみれば、なるべく早い段階でスーパーハイテンションになれる様にと、序盤でスライムとかしましまキャット相手にテンションを上げまくってましたから、あの時期の事を含めて言われているとすれば仕方の無い話だとは思いますが…

しっかし、普通にプレイしているのに「遅い」と言われ、一戦たりとも経験値目当てのバトルをした事が無いのに「鍛え過ぎ」と言われ、「テンション使え」って言われたから貴方の思う通りになるかと思ってテンション使い始めてみたら挙句に「もっと上手に使え」って…
これだけ文句を言われると、一回トロデ王が一切文句を言わないプレイというものを見たくなってもくるというものです。

進行状況:2日目
・リーザス像の塔攻略。
・ポルトリンクへの道中で初の全滅。
・ゼシカ加入。
・ドニの町へ到着、ククールから聖堂騎士団の指輪を貰った所まで。
・次回は、ドニの町で装備品を整え次第マイエラ修道院を再訪する所から。




05/03/02(水) 第82回 川沿いの教会の…って言うかトロデ王の謎

ヤンガスが、計画上一つの区切りである「大まじん斬り」を修得しました。これで今日から、はぐれメタルとかメタルキングとかと出会える日を心待ちにする日々が始まった事になります。
と同時に、オノスキルのみに関して言うと早くも一周目のヤンガスを超えました。一極集中型スキルポイント割り振り万歳。

本日はパルミドに到着して、ミーティア姫がさらわれた所まで進めました。
一周目の自分は現在イシュマウリと初対面した辺りなので、錬金釜を活用しての資金調達作業短縮計画は今の所順調に推移している様です。
とは言え、そろそろここら辺りから装備品の価格が高騰し始めてきますね。錬金じゃあどうしようもない、或いは手順と時間がかかり過ぎて本末転倒だ、といった理由があって普通に購入する事が望まれる物も多いですから、節約可能な所はなるべく削っていかねばなりません。
そんな中、ここパルミドでは鉄のオノ(売値2600ゴールド)が、鉄のかま二個(売値計1820ゴールド)で錬金出来るので、これで780ゴールドの節約だー、ってな事で鉄のかまを二つ購入したんですが…
状況は既にミーティア姫がさらわれた後。つまり馬車が無いので錬金釜が使えない!!
しまった!! と思うも時既に遅し。手元には私を嘲笑うかの様にして二つもの鉄のかまがあります。
仕方ない…剣士像の洞窟を攻略するまでは石のオノで我慢するか…と思いつつパルミド近辺のフィールド上宝箱を回収しているとその中の一つから鉄のかまが一つ出てきました。
三つに増殖した鉄のかま。不幸にも鉄のかまは、武器として扱う他は錬金釜で鉄のオノを作る以外の用途を持たないので、使うに使えません。
早い話が事前の調査不足だっただけに悔やまれるのですが、でも鉄のかまの単価はたった910ゴールドだからという事を理由に立ち直ろうとしている私に石のオノを落としていくごろつき
お前には石のオノがお似合いだと言われているかの様です。鉄のかまのみならず、石のオノすら私を嘲笑っているかの様に思えてきます。いや、もう嘲笑ってます。

さて、話は変わりますが、今日は一つ気になる事が。
ククール加入後、川沿いの教会に言って宿泊すると、ククールがマイエラ修道院にやって来た時の話が聞けますが、このイベントを見てある事に気が付きました。
「あれ? そういえばトロデ王は教会内で寝ている?」
そうです。普段は何かと騒ぎになるという事で街中には入って来ないトロデ王であり、いつもなら当該教会内にも入って来ない筈なのに、このイベント中は一人前にベッドで寝ているのです。この事は、ククールの後を追う様に教会内に戻って行ったトロデ王の姿を見ても明らかです。
これは一体どういう事か? あれだろうか。あの教会の神父さんとかが、パルミドの人達同様そういう事にとやかく言わない人なのか、或いはあの日は特別な日だったという事で見た目魔物の人でも宿泊が出来たという事だろうか。

是非ともトロデ王自身に問い質してみたい所ではあるけれども、
そのトロデ王から今日「テンションを上手く活用してるな」って言われたから許す

進行状況:3日目
・旧修道院跡地攻略。
・ククール加入。
・アスカンタ城の一件を解決。
・パルミドでミーティア姫がさらわれる所まで。
・次回は、装備品を整えてから剣士像の洞窟へ(女盗賊のアジトは後回し)。




05/03/03(木) 第83回 基本的に新鮮

連日新鮮なプレイが続いております。

バトル面で言うと、まー何と言っても、杖スキルを上げているゼシカが大活躍です。
と言うのも「杖装備時に毎ターンMP回復」のスキル効果を得てから、殆ど呪文使い放題ですからね。なるほど、これが杖スキルの真骨頂だったんですね、とただ感動するばかりで。
しかも回復はベホイミ相当の回復効果がある「祝福の杖」がMP0で使用出来ちゃうもんですからもう言う事はありません。呪文使いっぱなしでMPがやや減り気味になったとしても、数ターンこの「祝福の杖」を使ってメンバーのHPを回復させる機会があればたちまちにして復活してしまいますし。
だもんで、一周目では地図が何処にあるか分からなかった事もあるとは言え相当苦労させられたトロデーン城を割りと楽に攻略出来た事に多少感動を覚えています。
主人公とヤンガスは、直前までで修得していた「雷光一閃突き」及び「大まじん斬り」を惜しげもなく活用してはぐれメタルを二匹程狩ってくれました。はぐれメタルと出会ったのは一周目から通して今日が初めてで、その今日出会った二匹のはぐれメタルを二匹共倒せましたので、現在の所DQ8におけるはぐれメタル打破率は実に100%です。素晴らしい。
テンションを活用した結果、竜商人でんすけ戦で、一周目の「一ターン最大ダメージ」の記録(766P)を上回るダメージを与えました(ドン・モグーラ戦で更に更新)。テンション凄ぇ。今になってようやっと「ふしぎなタンバリン」の卑怯さ加減が実感出来る様になってきました。遅ぇ。早いとこ使ってみたいです。

また、バトルに限らずとも、新鮮に感じる事は多々あります。
街の人々の話を大まかな節目毎に聞く事で、細かいセリフの変化の多さを実感しています。て言うかこれについては、一周目時であまりにもないがしろにし過ぎた事が原因である様な気がしますが。
後は、フィールド上の宝箱を全部取ろうという事で、今まで行った事も無かった地域に足を踏み入れたりするのがこれまた新鮮でした。

こういった事を総合すると、これだけある「楽しさ」の要素を、知ってか知らずかことごとく避けた訳ですから、幾ら情報を遮断していたからとは言え、一周目が何処か勿体無いプレイだった様に思わされます。あれだけの時間(78時間33分)をかけたプレイだったというのに、極端に言うと堪能したのはシナリオ部分のみだったという訳です。
いや、それ自体は良いんですよ。私のプレイスタイルは「一周目はあらゆる情報を遮断し、とにかくクリアを目指す」な訳で、つまりシナリオ以外の楽しみや楽しみ方は二周目以降に取っておくというのが根底にあるのですから。
ただ、一応貴重な時間を割いてプレイした訳ですから、併せて多分に無駄な行動が見られるとちょっと…という事になりかねません。
つまり何が言いたいのかというと、「街の人々のセリフ」とか、チームモンスターと戦ったり宝箱を回収したりで「世界各地を巡る」とか、そういう一周目には全く無かった行動をしているのにも拘らず、「お世辞にもシナリオ以外を十分に満喫したとは言えない」一周目よりも早くクリアしちゃったらどうしようかなー、ってな事です。

流石にそうなると、78時間33分かけた一周目があまりにも浮かばれません。
ちなみに今の所私は、船を手に入れて現在チームモンスターや宝箱目当てに小島巡りをしている最中です。そして一周目の私は現在トロデーン城で苦戦中。
錬金釜の活用で得、これからも得る予定のアドバンテージが、一周目には無かった「世界巡り」を始めとする行動で何処まで縮められるのか?
今後の動向が注目されます。

進行状況:4日目
・ミーティア姫並びに馬車奪還。
・何はなくとも鉄のオノを生成(笑)
・道中バトルロード格闘場でモンスターチームのオーナーになりつつ船を入手する所まで進める。
・次回は、小島巡りを終わらせた後、ベルガラックへ。




05/03/04(金) 第84回 忘れていた有難み

今日は予定通り残っていた小島を回って根こそぎ宝箱を回収しまして、さあやっとベルガラックだという段になったんですが、その前に聖地ゴルドとサヴェッラ大聖堂に寄ってしまっておく事に。
売られている装備品からして、このタイミングで来ても全然おかしくない、というかタイミング的にはこの方が合っていそうですし、加えて一周目では折角ベルガラックで装備を整えたのに、直後その内の一部をゴルドで購入し直すという無駄さ加減甚だしい行動に出た事が強く私の印象に残っていた事から、ここでもう装備品も買ってしまっておく事にしました。
と、ここで、それらを揃えるに当たり遂に10000ゴールド超の金稼ぎを要求される事となりました。確か17400ゴールドでしたっけか。

これまでの私なら、船入手後の金稼ぎと言えばゴルド地方でのゴールドマン狩りだったんですが、今日はちょっと違う所へ遠征してみる事に。
と言うのも、前々から地図に載ってない隅っこにある島が気になってたんですよねー。あそこには単価110ゴールドのひとくいばこと72ゴールドのミミック、そして経験値面においてもはぐれメタルという心強いモンスターが登場しますので。
難点は何と言っても交通の便が悪過ぎる事でしょうか。帰りはルーラがあるんでどうでもいいんですけど、行きはちょっと時間がかかってしまいます。尚且つクラーゴンという強敵が出現する海域を通過する事になる為、一度島に辿り着いたら限界まで粘りに粘って、行き来する回数を減らしたい所です。

そんなこんなで資金調達作業開始。
ミミックの攻撃が強かったり、ザキが驚異的だったり、ひとくいばこも使ってくるあまい息とかで眠らされたりと、決して順調とは言えなかった様な気がしますが、何と言っても、どうしても単調になってしまいがちな資金調達という作業において、はぐれメタルという要素が良い気分転換になってくれます。おお、なるほど、これは良いなあ。
島への行き来の回数を減らしたい以上、MPを回復する手段を持ち合わせていないゼシカ以外の三人はなるべくMP消費を抑えるべきなんですが、はぐれメタルが出現したからにはその限りではありません。貴重なMPを費やして主人公は「雷光一閃突き」を、ヤンガスは「大まじん斬り」を惜し気も無く使用します。

そんな風に、本来の目的であるひとくいばこであるとかミミックであるとかよりも、はぐれメタル狩りに必死なもんですから、それは時に虚しさを感じさせる事もあります。
はぐれメタルが出て来たからって意気揚々に「雷光一閃突き」やら「大まじん斬り」やらを使ったはいいものの、はぐれメタルがさっさと逃げちゃったんで、MPを節約しないといけない中それらの技をひとくいばこに使っちゃったりね。
特に、ひとくいばこやミミックを差し置いて、スライムに向けて攻撃した時の悲しさと言ったらありません。何必要無い所に全力投球してんだよ、と。しかもそれがミスしちゃったりなんかすれば目も当てられない。
そんなこんなで着実にMPが減って行く中、しかし時間と回数を重ねる毎にひとくいばこやミミックとのバトルにも慣れてきて、徐々に順調になっていった結果、何とかギリギリで、通い一度で17400ゴールドを溜め切る事が出来ました。

となれば、早速サヴェッラ大聖堂へルーラでひとっ飛び。で、目的の武器、防具を買い揃えます。
そして、本当にやっと、という思いでいよいよベルガラックへ向かうべく、事前に立ち寄っていた海辺の教会へ向けてルーラ…

「MPがたりない!」

……
今日程、ルーラの消費MPが1であった事の有難みを感じた事はありませんでした。
いや、まあククールもルーラは使えたんですが。

進行状況:5日目
・残りの小島巡り。
・聖地ゴルドとサヴェッラ大聖堂へ立ち寄っておく。
・ベルガラック到着。闇の遺跡に行った所まで進める。
・次回はサザンビーク国領巡りを終え次第サザンビーク城へ。




05/03/05(土) 第85回 「グループ」の概念(文中敬称略)

DQのバトルには「グループ」という概念がありますが、私はかねてからこのルールにちょっとした不満を抱いてきました。
大体、例えばスライムが三匹現れたとして、それが二匹と一匹のグループに分かれていた場合、「一体どうしてグループ分けが成されているのか?」「その右から二匹目のスライムと一番右のスライムとの間を隔てているのは何なんだ?」「もしかして仲が悪いとか、そういうあれか?」とか思わざるを得ないのもまあ腑に落ちない点ではあるんですが、今回はそれはおいておくとしまして…
何と言ってもモンスター側に有利なルールだよなあ、と感じられる訳です。何しろこちらが「対象 敵1グループ」の攻撃を使用する場合は、最も少ないと僅かに一匹にしか攻撃が当てられないのに対して、モンスター側が使用した時には有無を言わさず全体攻撃と化すからです。つまり味方側にグループの概念を持ち込めないのをちょっと不満に思ったりする時がある訳ですよ。
そもそもグループを組む事の有利性って何だろうか? 「スライム二匹」と「スライム一匹+スライム一匹」の場合、単体攻撃や全体攻撃はグループの有無に左右されないから考えないとして、やはり1グループを対象にする攻撃を分散させられる点において、グループを組んでいない方が圧倒的に有利な気がします。
そうなると味方側は最も不利なメンバー構成を常時強要される事になる訳でして…不満も溜まろうというものです。一度グループってやつを味わってみたいよなあ、って。

すると本日、あろうことかチャゴスがその夢を叶えてくれました。
チャゴスが戦闘に参加する場面と言えば、そう、王家の山でのアルゴリザード戦及びアルゴングレート戦です。
一周目では全然意識していませんでしたが、これらのバトルにおいて主人公達四人とチャゴスは別グループという扱いになっている様なのです。
それが証拠に、ククールの使用したスクルトはチャゴスにはかかりませんでした。まあ当然だよ。スクルトかけてやるだけの活躍してないんだから。
しかもそれだけでなく、チャゴスが参加する最後のバトルであるアルゴングレート戦において、「対象 1グループ」であるアルゴングレートの「なぎ払い」を、チャゴス一人が喰らっていました。
いいぞチャゴス!! 初めてチャゴスがバトルで活躍した瞬間でした。つーかお前攻撃面では一切役に立ってくれないんだからこういう所で活躍しないとホントいる意味無いんだけど。

ん? という事はあれか?
やっぱりグループを隔ててたのって仲が悪いからなのか?

進行状況:6日目
・サザンビーク城へ行く所から、ドルマゲス撃破を経てリブルアーチ到着まで。
・モンスター・バトルロードのランクBまで制覇。
・次回はライドンの塔から。




05/03/06(日) 第86回 錬金釜の真骨頂

やって来ましたオークニス。かつて、多額のゴールドを稼ぎ出す事を要求され、苦虫を噛み潰す思いでそれを稼いだ事が今でも鮮明に思い出される忌々しい地です。
当時の日誌に書いてありますがその額実に95000ゴールド。何か異常です。ただ、確かに何か異常なんですが、四時間程の時間を費やして実際に貯め切った当時の私はもっと異常です。何をそんなに躍起になってたんだか。
そんな、シナリオどうこうとは全く関わらない理由で印象深いこの地に、あれ以降二度とやって来たくないとすら思ったりもしたこの地に、再び主人公達が足を踏み入れました。錬金釜という心の友と共に。
そうだ、錬金釜だ。以前より何度か話題に挙げている通り、今回は鎌金釜を最大限に駆使し、少しでも装備品調達作業にかける時間を削減しようと努めています。この鎌金釜の力を借りた時、あの95000ゴールドという最早見たくもない数字の羅列はどの様に変化していくのか?

まず武器ですが、一周目では律儀にも「各種類の最強武器を購入する」という方針だった所を、今回は「各人重点的に上げているスキルに関する武器のみ購入する」という、ちょっと考えれば誰でも取るであろう方法をようやく採用した事により、ここで購入するのは17000ゴールドのキングアックスのみとなりました。つくづく一周目の無駄さ加減に閉口せざるを得ない瞬間です。
続いて防具。ビロードマントは買い。今ククールが装備しているダンシングメイルと比べると3しか守備力が違わないし、あまつさえビロードマントはこれと言って特殊効果が無いのに対しダンシングメイルは攻撃を避け易くなるらしいのに。つーかそれがいけないんだよ。
ドラゴンメイルは、既にここに来るまでの時点でこれ以上の鎧を生成していたのでパス。盾類も、これから鎌金すれば、ここで売られている物以上の物が該当人数分出来るのでパス。
最後に、主人公とヤンガスのアイアンヘッドギアが買いという事で、計20400ゴールド。
先のキングアックスの分と足すと、合計で37400ゴールドとなりました。おお! 何だこの著しい差は!!
何と鎌金釜を活用すれば、およそ60000ゴールドも節約出来たらしいです。多分ビロードマントは買わなくても良いと思うんでもうちょっと節約出来るでしょう。つーかアイアンヘッドギアも必要って訳じゃないんでこれも省略出来るでしょう。つーかキングアッ(以下略)
まあだからと言って資金稼ぎが楽々であるという訳ではないんですが、95000ゴールドと比べた時に、精神衛生上こちらの方が随分と宜しいのは明らかですよね。

しかし、60000ゴールド節約したとなると、時間にして一挙に二時間三十分位の差が、一周目の私のプレイとの間に生まれたという事になりますね。どうやらここに来て、一周目のプレイとの差は広がっていく傾向にある様です。
船を手に入れてからベルガラックに行く前に、各地の小島巡りと、聖地ゴルド及びサヴェッラ大聖堂で売られている装備品を購入する作業をしていたら、それらの作業が終わった時に一周目の私は、船を手に入れてベルガラックが何処にあるか迷っていた所だったんで、「あー、かなり追い付いたなあ」と感じ、これは抜かれるのも時間の問題だろうかと思った筈だったんですよ。

でも鎌金釜の力は思いの外凄かった。一周目の私がそれからベルガラック、商人のテントのよろず屋、聖地ゴルド、サザンビーク、サザンビーク(バザー開催時)、リブルアーチ、という風に各地で資金稼ぎに苦労している間に、着々と差を広げていた様なのです。
結果、今私は薬草園の洞窟を攻略してオークニスにいますが、一周目の私はサザンビーク(バザー開催時)での装備品調達に必死になっています。もう少しでやっと海竜に会いに行ける所です。
更に決定的な事を言えば、一周目において、オークニスの装備品を整えたのが確かゲーム開始から約60時間頃の事でしたから、今の私と比べると実に約13時間もの差が出てしまっています。
これはもう圧勝かな? でも一周目では完全に無視した三角谷をどう扱うかによってはまだ分からないかなあ…

ちなみに、プレイ時間としては現時点で一周目よりも13時間も少ないのに、隅っこにある島で資金稼ぎに乗じてはぐれメタルを何匹も狩っていたら、レベル的には一周目を上回ってしまっています。
確かゲーム序盤では、公式ガイドブックに書かれている「目標レベル」に追い付くかどうか、位な感じだった筈なのに、今となっては、薬草園の洞窟の目標レベルが32に対して主人公のレベルが40です。

今回のプレイ、色々な面でどうかしています。


進行状況:7日目



05/03/07(月) 第87回 真の究極呪文「フリーズ」

遂に今日は未知の領域一発目、竜骨の迷宮に手を付けました。私のDQ8二周目はここからこそ始まります。
何しろ一周目でフォーグとユッケとは殆どまともに会話した事が無い上に、最終的に二人がギャリングの跡を継ぐ事だけは確認出来ていたので、どういった展開がこのイベントで起きていたのか、と以前から興味津々だったものです。
さてイベントの冒頭では、主人公達がフォーグとユッケ、どちらの護衛としてついて行くのかを決めなければならないという事で、今回私はフォーグを選択したんですけれども、これでは必然もう一方のユッケを選んでいた場合はどうなっていたのだろうかという点は気になって仕方が無くなる事となります。
確認こそしませんでしたが、容姿からしてそこらの一般人とは違うオーラを放っている異色の二人なだけに、あの場面でどちらを選んでいたとしても結局フォーグの護衛としてついて行く事になるとは少々考え難いものがある様な気がします。つまりユッケを選んだ時用の小さな展開分岐があったのではなかろうかと。
だからどうって訳じゃないですけど、でもその場合はフォーグが料理に眠り薬を混ぜる事になるのだろうか、とか、いや、ユッケの事だから素で寝坊してフォーグに遅れを取ったかもしれない(しかも主人公共々)とか、最深部ではレッドオーガとブルファングに襲われているフォーグをユッケが助けに入る構図になるのだろうか、とか、イベント終了後に「置いてけぼりをくらった」って言ってた人がいたという事は、この人はもしかしたらフォーグを護衛していたとしてもユッケを護衛していたとしても置き去りにされたのだろうか、とか、色々思う事があるんですよ。
折角満を持して気になっていたイベントに手を付けられたというのに、これでは何とも消化不良ですね。つくづく一周目でやっておけばよかったと思わされます。イベントの存在自体には完全に気付いていただけに…

まあそれはさておいて、このイベントをクリアした事によって、一周目よりも早い段階でベルガラックのカジノが再開される運びとなりましたから、レティシアで装備品を整える為の資金稼ぎをかねて少しばかり足を踏み入れてみる事に。
元手は勿論先のイベント攻略時にフォーグとユッケから貰ったコイン600枚です。考えてもみたら実に12000ゴールド分もある訳ですから、常日頃お金に泣かされている私としては無駄にしたくない所です。無くなったからって追加してコインを買う様なお金の余裕なんてありゃしません。
少ない元手を着実に増やしていくのに適しているものと言えばルーレットではないでしょうか。何と言っても数字六つに賭けた時の五倍配当が魅力的過ぎます。そこを利用して手堅く攻めればほぼ確実に増えていくでしょう。
で、ルーレットをプレイして大体4000枚程度まで溜まった所でビンゴゲームへ移行。大きく限度の300枚賭けで勝負に出るも見る見る内に手持ちが少なくなっていって底を見る前で終了。再びルーレットで地道にコインを増やした後に今一度ビンゴに挑戦するも玉砕。スロットへ後戻り→三度ビンゴへ→四度スロットへ→気分を変えてスロットへ→何の負けじとルーレットへ…
そんな事を繰り返している内に時間も無くなってきたので、最終的にはルーレットで7000枚程度までコインを溜めて、売却用としていのりの指輪を二つ貰って本日の所は止めとする事にしました。
それを売って3000ゴールド…くぅ、普通にゴルド地方でゴールドマン狩りをやってた方が良かった様な…

まあそんな様な事がありましたが、今日はそれらをも凌ぐ強烈な出来事がありました。
それは、ベルガラックでいよいよ後継ぎイベントが始まろうとしていて私の士気も上がりっぱなしだった時の事でした。遂にその時期としては初めてとなるギャリング邸へと足を踏み入れ、ここでふとして「なかま」コマンドを選択したその時、突如として画面が止まりました。フリーズです
うぁ、これまで百時間以上プレイしていて一度も無かったというのに。
幸いにもゲーム再開早々の出来事だったので事無きを得ましたが、一つどうしても気になる事があります。

今回フリーズを起こしてしまったのは、

DQ8の不具合によるものでしょうか。

それとも、

プレステ2の不具合によるものでしょうか(泣)


進行状況:8日目



05/03/08(火) 第88回 ボーイよ駆け上がれ、駆け上がれボーイ

隔絶された大地一帯でのイベントを終えて空を飛べる様になった事に伴い、各地の「翼を持つ者の場所」を巡ると共に、これにて取り敢えずは一通りのチームモンスターをスカウト出来る様になったんで、今日まででランクAまでを制覇しているモンスター・バトルロードの完全制覇にいよいよ臨む事としました。

最後に待ち受けていたランクSへの初めての挑戦は実は昨日の事でした。
公式ガイドブックにはランクSについての記述が無いので、どんなモンスターが相手に出て来るかも分からず挑戦を躊躇していたんですが、ネットにて調べてみると、ランクBに出て来たドラゴンソウルズだのランクAに出て来たザ・ビッグスだのの様な、「あからさまに強敵がひしめいているチーム」というのはありません。おどる宝石がいたりだとかホイミスライムがいたりだとかで。まあ、ここで出て来るモンスター達は一般の同名モンスターとは比べ物にならない位強いですから、実はおどる宝石やらホイミスライムやらが尋常ではない攻撃力を秘めていたりする可能性は否めませんでしたけれども。
でも、全くもっていけなさそうな感じではない。もしかしたら首尾良く制覇出来ちゃったりするのではないか? そんな淡い期待の下、ランクA制覇時と同じアポロン、ハルク、リーの三人によるチームで挑戦してみた訳です。

やってみてまずは驚きましたよ。確かにモリーはランクAを制覇した時に「私の知っている限りの最強チームを呼んでおく」みたいな事言ってましたけど、まさかその布陣がトルネコでライアンであまつさえホイミンとは…「このホイミスライムってまさか!!」 そう思わずにはいられなかったというものです。て言うか物凄い豪華なゲストですね。
思い掛けない刺客の登場に驚愕、歓喜しつつバトルは繰り広げられ、ランクS初挑戦にして私は決勝戦へと駒を進めました。
しかしここで無念の敗退…流石は最強オーナーと言われるだけの事はあります。その強さは半端無いです。
何と言ってもはぐれメタルが脅威です。と言うのも、何を血迷ったか我がチームの精鋭達はこぞってまずはぐれメタルを倒そうとしてしまうのです。そうなると、攻撃自体そうそう当たってくれない上に当ててもダメージはたった1なので必然倒すまでにかなりの時間がかかりますよね。そこに、ボーンファイターの強さが追い討ちをかけます。攻撃力が強くて二回攻撃、加えて眠らされたりとかする事もあるというその波状攻撃は、我々がはぐれメタルに当たりもしない攻撃を延々と繰り返している間、容赦無く襲ってきます。これによりこちらは、リーが回復呪文を使える事を加味してもジリジリと押されていく事となります。そして止めに、折角コツコツ蓄積させたはぐれメタルへのダメージを一瞬の内にリセットさせてしまうベホマスライムの存在がこれまた最悪。つーかアポロンとハルクとリーの要領の悪さが最悪。
問題はこれだけではありません。これだけの強敵を相手取って連戦を行う上では回復呪文が欠かせませんから、順調に勝ち上がっていけるかどうかはリーにかかっている部分が結構大きなウェイトを占めているんですが、そのリーが適切な場面で回復呪文を使ってくれません。HPが二桁まで落ち込んでもベホマを使ってくれなかった事もあれば、ハルクが死んでしまったのにザオラルを使わずに笑いながらさみだれ突きを使っていた事もあります。

これらの問題をどう対処するか…取り敢えずはぐれメタルをどうにかしないといけないんで、メンバーに痛恨の一撃が使えるモンスターを入れるのは必須となりそうです。
そこで本日私が用意したチームは、ユーガ、ギガンツ、リーの三匹。ユーガもギガンツも痛恨の一撃が使えるので、かなり早期にはぐれメタルを倒してくれる事が期待されます。リーについてはもう祈るしかないです。
んでもって再挑戦…が、ちょっと考えが甘過ぎた様です。私としては最低でも決勝戦ではぐれメタルを倒す所までは進んで、もしその上で敗退したのであれば、次の問題点を考慮するつもりだったんですが、それを考えるまでもなく決勝戦まで進んでくれません。
計二回挑戦してその内一回、二回戦で敗退を喫しました。もう一回は決勝戦まで進んだ事は進んだものの、既に残っているメンバーがHP二桁のギガンツのみだったので事実上二回戦敗退です。
原因としてはやはりリーにある様で…ここぞという時に回復してくれなかったり、二回戦開始そうそうギガンテスの痛恨の一撃で昇天したり…
満足に決勝まで進んでくれないのであれば、ちょっと勝ちを望むのは無謀でしょう。ランクSへの挑戦は一回につき1000ゴールドも必要とするので、あまり繰り返したくはない所です。ここは今一度チームメンバーの選定を行う必要がある様です。

そこで、ガイドブックを読みつつ誰にすればいいのかと悩んでいた所、あるモンスターが目に入ってきました。
その名もマジーン。ゴレムス、ユーガ、ゴルドンの三体が必殺技「いかりのまじん」によって合体したモンスターです。見てみると攻撃力が777!? べらぼうに高い。守備力も364と高いです。
「もしかしてこれか!?」 私は思いました。単に強いだけではありません。こいつの様に合体する類の必殺技を使用すると、試合後に各メンバーのHPが全回復する点も非常に大きなメリットとなります。攻撃パターンが通常攻撃と痛恨の一撃の二種類しかないので、無駄な行動を取る事もありません。
合体すると一体のモンスターとなり、相手の攻撃を全て受け止めなくてはならなくなるので、幾らHP999であっても耐えられるのかどうか分からなかった点はいささか不安ではありましたが、次はこれで臨む事に。
実際に使ってみると、思いの外強いです。どっかの砂浜にいるオクトセントリーを彷彿とさせる様な「何の意図があるんだか知らないけど中々合体しようとしない」現象を除けば。
その現象のせいでこのメンバーによる一度目の挑戦では二回戦で敗退してしまいましたが、次の挑戦でようやく念願の決勝戦へ進出と相成りました。

いよいよもって決勝戦。勝負は「如何に早い段階ではぐれメタルを倒せるか」にかかっています。
この戦い、私にとって非常に不幸な事がありました。それは一ターン目、ボーンファイターの攻撃によってゴレムスが睡眠状態になってしまったのです。
確か三人の内の一人でも行動不可能状態だと合体は出来なかった筈…ここまで順調にきてまたも敗れるのか…
しかしこの戦い、私にとって非常に幸運な事がありました。それは同じく一ターン目、合体出来なくなったんで単独で行動したユーガが、はぐれメタルに痛恨の一撃を決めてくれたのです。
その瞬間、態勢は一挙に我がチームへと傾きました。二ターン程して首尾良くゴレムスが起床すると、無駄なく次のターンで「いかりのまじん」発動。この時点でここまでのダメージが全て相殺される事になり、いよいよ勝ちが見えてきました。
それからはもう早かったですね。まずベホマスライム、そしてボーンファイターの順に、いずれも締めは痛恨の一撃で、気持ち良く倒して下さいました。
この戦いにおける一番の功労者は何と言っても一発目ではぐれメタルを仕留めたユーガ氏ですね。是非、今後ともお付き合い戴きたいかと。これはラスボス戦で使ってみるのが楽しみだなー。

と、長くなっちゃいましたけど、そんな感じで私は本日、モンスター・バトルロードのチャンピオンに君臨したのでした。実際今日苦労した分もあって、中々に感慨深くなりましたね。モリーが良いキャラしてるからかも。

ああ、そうだ。一つ言っときたい事があったんだ。
モリーさん、貴方人様のチームには恐ろしいまでに韻を踏んだ、平たく言えば「ダジャレ」なチーム名を執拗に勧めますけど、

自分自身のチーム名はダジャレじゃなかったんですね


進行状況:9日目



05/03/09(水) 第89回 ビギナーズラック

未だに一周目での三角谷で突き付けられた「装備品を整える為に必要な額」が240600ゴールドだった事を克明に覚えている事からすると、やはり当時それだけ集めなければならないと知った時のショックたるやかなりのものがあった様です。
で、結局そのショックから立ち直れず、その時点までは律儀に装備品を買い揃えていたにも拘らず最後の最後で全て無視した経緯があるだけに、今日いよいよ同地に踏み入るとなった時にはいささか緊張を隠せませんでした。

今回各所で強力な節約術を何度となく発揮している鎌金釜は以前オークニスにて、約60000ゴールドもの節約に成功していますが、さて今回は…
計算してみます。まず武器はククールが弓スキルを上げているので、オーディーンボウを生成する為に必要なビッグボウガンが一つ。次いで防具は主人公とヤンガスにグレートヘルムを。
何とこれだけです。その他、一周目では範疇内だったアレとかコレとかは全て必要ないか、もしくは鎌金釜でそれ以上のものを生成出来る為に見向きする意味すらありません。
してその価格は、計60000ゴールド。何と、実に約180000ゴールドもの節約を実現させてしまいました。鎌金釜恐るべしです。更に良い事には、直前まで「翼を持つ物の場所」巡りをしていた事もあり、その時点で17000ゴールド余りを所持していた為、実質的に貯めなければならないのは43000ゴールド。実はこれでも今プレイ中最高額を記録しているものの、一周目と比べれば屁でもありません。屁ではあるか。

しかしまあ人間とはつくづく傲慢な生き物でして、「幾ら一周目と比べれば楽だ」と言われようが43000ゴールド貯めるのは面倒臭い事この上ないです。もうあの「くちぶえ」吹いて現れたモンスターを倒し続ける何時間もの作業を行う気力なんてありません。あるけど。
まあでもほとほと疲れ切っているのは事実(今となっては一周目のオークニスで95000ゴールド貯めたのが嘘の様…)、そこで一昨日少し痛い目を見た事に懲りずカジノへ直行致しました。

前回の挑戦では、ルーレット以外では全くと言っていい程コインが減っていく一方でしたが、今回必要とするコインは30000枚弱です。これだけの量を短時間で稼ぎ出すのにルーレットでは役者不足ですので、どうしてもそれ以外のゲームに手を出す必要があります。ただ、今回は前回よりも元手が2000枚程多い約5000枚あります。これだけあればまあ何とかなってくれんじゃないかなー、との淡い期待を胸にまずは前回三度も撃沈したビンゴへ。
これが当たりましたね。前回は二十回位の挑戦で僅かに一度しかビンゴが来なかったというのに、今回は三、四度目の挑戦で25倍の配当を引き当てました。300枚賭けなのでこれで+7500枚。コインはおよそ12000枚です。
そこで、一挙にコインが増えたので、一層の大当たりを期待して今度は100コインスロットの方へ移動。そしてこれがまた当たっちゃったんですよ。やはり初めて四度目か五度目かという所で×500の絵柄が揃っちゃったんです。即ち+50000枚。
30000枚のコインを目標にしてカジノに入ってから一時間足らずでの出来事でしたでしょうか。何ともう、三角谷で必要な60000ゴールドを貯め切る事になってしまいました。
なるほど、カジノデビューから間も無くこんな当たりが来てしまえば、その後ズルズルと入り浸っちゃうキントの気持ちも分からなくはないというものです。

かくして、私はかねてから懸念していた三角谷に売られている装備品調達を無事に、最高の形で終わらせる事が出来たのでした。
一周目の三角谷は240600ゴールドという破格のゴールドが必要でしたが、こうしてカジノで儲けられる事を知っていれば、もしかしたら時間的にも精神的にも現実的な範囲でそれを貯められていた可能性はありますね。まあ、実際に貯め切れた所で、スキルポイントの割り振りが中途半端な以上ラプソーン戦が目立って楽になったとは思いませんが。

ああそうだ、今日ふと思ったんですが…
トロデ王はプレイ時間だのテンションだのについては言いたい事を吐き捨ててるんですが、前回のプレイでスキルポイント割り振りの失敗については何も言ってくれなかったね
まあ言われたからって素直に従ったかどうかはさておき、そここそ本当に忠告しないといけない点だと思うんですけど…それともこれは単に私が聞き逃しただけでしょうか?


進行状況:10日目



05/03/10(木) 第90回 暫定クリア

本日付けでDQ8二周目を取り敢えずクリアしました。それによりましてこれから待望の隠しダンジョン等々に手を付けていく事になります。

と、その前に、今日戦ったラストダンジョン辺りからのボス敵に関して少々。
とにかく今日思わされた事は、全く情報を得ずして適当に、かつ策といった策も無い力押しで並み居る強敵共と戦っていくのと、今回の様にあらゆる情報を最大限に活用してなるべく理想的に事を進めた上で戦うのとでは、同じ敵を相手にしてこんなにも感じ方が違うかー、ってな事でした。
詰まる所前回とは比べ物にならない程楽に各ボス戦を突破出来てしまったのです。レベルで言うとラスボス戦時では一周目よりも2高いレベル46での挑戦だったとは言え、例え一周目の状況でレベルが46になっていたとしても、今日程の圧倒的強さは発揮出来なかった事でしょう。
何と言ってもテンションを上げた上で放つマダンテが強過ぎます。ハイテンション状態で4000程度のダメージを与えちゃうもんですから。やはり、格闘スキルで覚えられる他の特技やスキル効果を利用する事なんて一切無いであろうと最初から分かっているにも拘らず、ただマダンテのみを見据えて格闘スキルを上げ続けた私の選択は少なくとも間違いではなかった様です。良かった良かった。

で、そのマダンテがラスボスのラプソーン戦で大活躍した訳です。そのラスボス戦では、既に「ふしぎなタンバリン」を一つ所持していたのでククールがそれを使い、ゼシカは更に「ためる」でテンションを上げ、主人公とヤンガスはそれぞれ「けんじゃの石」を使って回復に努める、という徹底したテンション作戦に打って出ました。
ラプソーンが四ターン目位で早くもマダンテを使用してきたのには驚かされましたが、それにより経験上次のターンが「魔力回復」→「メラゾーマ」だという事が判明(マダンテ後の行動サイクルはこれで固定だというのを何処かで目にした事もある気がします)。つまりそれは、お世辞にも「猛攻」とは言えない行動を次に取るという事を我々に示してしまっているという事を意味します。
そうとなれば後は早いもので、一挙にハイテンション状態まで持っていったゼシカが待ってましたとばかりにマダンテ一発。更に「ふしぎなタンバリン」の孤軍奮闘によりゼシカと共にテンションが自然上昇していった他のキャラクターの攻撃も見事なまでに次々と決まり、程無くして勝利となったのでありました。
結果としてこの戦いで「一ターン最大ダメージ」の記録を更新するに至った訳ですが、惜しむらくは一度ゼシカがスーパーハイテンション状態になれていながらラプソーンの「いてつく波動」の前にその状態を解除させられてしまった事ですね。あれさえ無ければマダンテ前に倒せていたものを…

まあそれはおいておきましょう。どうせ後に最低もう一回戦う事になる相手です。そんな事よりいよいよ隠しダンジョンですよ。
一周目をクリアして情報を解禁した後は、隠しダンジョンについての情報も特に制限してはいなかったのですが、結局今日までで確固たる情報は殆ど得ていません。知っている事と言えば隠しダンジョンに入る為に宿屋で寝ておく必要がある事と、公式ガイドブックに書かれている僅かな情報のみです。ボス名は何度も聞いた様な気がしますが覚えていません。て言うかボスが何体位いるのかも覚えていません。そもそもダンジョンが一つ限りなのかどうかも知りません。でも今後の展開は大方予想出来ているという…いや、詳細にどんなイベントがあるのかは全然知りませんけど。

ともあれ、取り敢えず入り方を知っているのであれば入ってみるのみです。今のレベルでどの程度足りているのかどうかは分かりませんが、そんなものは知ったこっちゃありません。最悪ザコ共は完全に無視してボスだけ相手にしてやります。マダンテさえあれば他にこれといった策が無くても善戦出来そうですし。立て続けにボス戦があるとしたらいかんけど。
そんなこんなでダンジョンに潜り込んだ訳ですが、内部構造を全く知らず、地図も無い状況で今回はあり得ない程の運の良さを発揮しましたね。
道中には幾つかの分岐点があるんですが、これら分岐点をことごとく「宝箱のある方へある方へ」と進めたんですよ。ゲームに限らずとも、私の人生においてこれだけの引きの良さが表出した事は無いんじゃなかろうか? こんな、「DQ8で宝箱の無い方へ進む」という人生上どうでもいい場面でそれを発揮してしまう辺りは流石私です。

ま、後は各種モンスターに多少苦戦させられつつではあったものの割と順調に竜神族の里へと到着、した時点で今日は時間が無くなったんで終了です。
あー、危ない危ない。もうちょっと時間かかってたら一度帰って、次回もう一度入り口から長い道のりを歩いていかなきゃならない所だったよ。
それを考えると、あの引きの良さもないがしろには出来ないかなあ。


進行状況:11日目


過去ログ8へ  過去ログ10へ  最新の日誌へ戻る  過去ログ一覧へ  トップページへ

ラシックス