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05/05/26(木) 第171回 まさかの風邪

うう…本当なら昨日か今日辺りで次の妄想ネタを公開しようと思っていたのに…一昨日から体調を崩しており、どうも徐々に悪化しつつある状況の中結局今日の時点でそれは完成しなかったのであります。
風邪と言えば私にとっては、例年で言うと秋から冬にかけての時期に引き易い以外はほぼ無縁のものだったのに、よもやこの時期に…という感じですが。
勿論こういう時は安静にしているに越した事はないのでしょう。でも高熱が出ている訳ではないから休めなかった今日は、こんな日に限っていつもより遅い帰宅になるし、明日も普通に出なきゃならないしさー…
明日さえ終われば取り敢えずは一段落ですが、ただそれをして「じゃあゆっくり静養出来るね」となるかと言われればそれはちょっと違うのです。
と言うのも、休みなら休みで、外出しないならしないで、やりたい事が色々とあるんですよ。件の「妄想」についてもそうです。それらは必ずしも身体を動かさなければならないものではないとは言え、少なくとも頭を使い続けなければならない事であるが故に、結果として風邪の完治を著しく遅らせてしまう結果となってしまいます。

…まあ、て言うかだ、そんな事より、一昨日から風邪引いてたって割には昨日とか一昨日とかゲームやってたろ? なんていう突っ込みがあるかもしれません。

はい!!(駄目)

つー訳で、「妄想」の次回作は今の所ちょっといつになるか分からない事をご了承下さいませね。なるべく土日中には公開したいと思います。



05/05/27(金) 第172回 かつてない胸の高鳴り

先日、SCE、任天堂、マイクロソフトの各社より、ゲームハードの次世代機に関して、それぞれ「PLAYSTATION 3」、「REVOLUTION(仮)」、「Xbox 360」の情報が発表されました。また新たな家庭用ゲームハードの戦いが始まる事となります。
私自身は、この程の情報を耳にするまでは、結局の所プレステ3の一人勝ちになりそうだと思っていました。また、余程の事がなければ自身もそれしか購入しないだろうと踏んでいました。まあ私にとっての余程の事って言うのは、例えばプレステ以外のハードでFFが発売されたりってな事な訳ですが、ただそうとは言ってもFFCCが発売されている筈のゲームキューブを未だ手に入れていない点からすると、やっぱりそれは結構「余程の事」なのです。そんな殆ど無条件で新発売のハードを三つも買える様なお金ありませんしね。
事実これまでも、セガサターンを買わずにプレステを、NINTENDO64やゲームキューブを買わずにプレステ2を買ってきた経緯のある私です。今回も取り敢えずはプレステ3を買って、少なくともしばらくの間は他に手を付けないだろうと、そう思っていた訳です。

ですがどうですか。ちょっと今回は話が違うぞ。
私がプレステ3を購入するのは最早決定だと言っていいでしょう。ですが、現行機であるXboxには一切の興味を向ける事の無かった私が、どうしてもXbox360に目を奪われてしまうに吝かではない事態が発生しているのです。
それと言うのが、元スクウェアの坂口博信氏が手掛ける事が正式に発表されている「BLUE DRAGON」、「ロストオデッセイ」という作品の存在です。デザイナーに鳥山明氏? 井上雅彦氏? 音楽に植松伸夫氏ぃ〜? 色々と述べなくとも、プレイ動機ってこれだけでもう十分な気がします。
「『プレイ動機』って言っているけど、結局FF絡みかよ」 誰かはそう言うかもしれない。でもそれは違うよ。確かに私が坂口氏や植松氏を好きになったのはFFが切っ掛けである事に間違いはないけれど、今回はそこの段階じゃない。もう一歩先だ。「FFのお二人が手掛けている」じゃなくてその一歩先、「私が好きなお二人が手掛けている」という事。その坂口氏が始めようとしている「新たなる挑戦」に、これ以上どんな前情報が要るだろうか? と。それは人によっては「ギャンブルだ」と言うかもしれない。私もそれは否定しない。でもなあ、私はこのギャンブルに普通に乗れてしまうんだよなあ。幸せな人間である。

んで、事態はこれに留まりませんでした。更なる激震は任天堂発のREVOLUTIONにて起こったのです。
ご存知の方も多いでしょう。何とこのREVOLUTIONでは、ダウンロードサービスの利用により、ファミコンやスーパーファミコンといった過去のソフトがプレイ可能になるとの事。
これを目にした時、私の中に戦慄が走りました。そんな事があって宜しいのか、と。つーか購入動機ってこれだけでもう十分じゃありませんでしょうか、と。もうこれについては詳しく述べる必要すらないでしょう。正に「革命」です。いや、まだ「革命」ってのは開発コードですけど。

そんな訳で、プレステ3の一人勝ちかとばかり思っていた次世代ハード戦争は、そう簡単な事ではなくなった様です。
て言うか、近年ゲームに割ける時間が少なくなる傾向にある事でどうしてもプレイするゲームの一層の厳選を迫られ、結果としてその殆どがFFに偏っているという状況だった私がここにきて、FF以外のゲームに対してこんなにもワクワクさせられるとは思ってもいませんでした。いずれも購入予定のなかったプレステ3以外のハードで(泣)



05/06/02(木) 第173回 車掌の疑惑

クリアまで後オーボンヌ修道院を残すのみとなったFFT二周目ですが、今日明日はゲームに時間を割けられそうになくなってしまいました。まあ本当に後ちょっとですから、少し頑張れば今日中にでもクリア出来ると思いますが、変に焦って終えるよりは、土日にゆっくりとエンディングを迎えたいと思います。

さてそれはいいとして、最近電車に乗っている時に聞く車掌さんのアナウンスについて思った事が一つ。
電車が停車駅に到着する予定時間のアナウンスがありますよね。日々繰り返し同じ電車に乗っていたら自ずとそれは記憶されようと言うものです。ただ、往々にしてその予定時間は狂う事がありますね。綿密にダイヤが組まれているとは言え、どうしても運行に遅れが発生してしまうのを避けられない場合はあるのです。
が、例えそんな場合においても、彼等車掌は頑としてある信念を曲げようとはしませんでした。「電車は遅れておりますが、所定の到着時刻をアナウンス致します」だの言って、電車の遅れを加味しない予定時間をアナウンスしやがるのです。そこに、何処か彼等の傲慢さを感じてしまう事もなくはありませんでした。
なのにです。改心したという事なのかどうなのか知りませんがここ最近は、電車が遅れた際には「遅れを加味した上での各駅到着予定時間」のアナウンスを聞く事があります。その事自体は全くもって嬉しい事なんですが、でも事によるとちょっと大変な事になってしまいかねないのですよ、これが。
電車運行時の車掌さんの業務というのはアナウンスだけという訳では勿論ないですから、例えアナウンス中であってもそれが一時途切れる事があるんですが、もしもそれが以下の様なタイミングで訪れた場合、その「大変な事」は起こってしまいます。

「現在当電車は三分遅れで運行しております。電車がこのままの遅れで参りますと、○○駅には20時30分、××駅には………………21時15分…」

実際に聞いていると、たった三分の足し算がスムーズに出来なかった様に聞こえなくもありません。実際の所遅れを加味した到着予定時刻というのは、単なる足し算で求められる程単純なものでないとは思いますが、皆が皆そんな所まで考えてくれる訳ではないでしょう。
そんな訳で、遅れを加味した到着予定時刻をアナウンスする際は気を付けましょう。さもなくば「あ、バカだな」と思われる可能性があります。切符を拝見する際にニヤニヤ顔で見られてしまう可能性もあります。



05/06/03(金) 第174回 時に音楽は敵だ

勉強にしろ仕事にしろ、特にそれが受験勉強だのになってくると、人は集中力との戦いを強いられます。どうしても片付けておかなければならない宿題、すっぽかしたら単位に響くかもしれないレポート、受験勉強や仕事ともなれば、自分なりの集中法を確立しているかしていないかで下手すれば人生をも左右させてしまいかねません。
その集中法ですが、その一つには「音楽を聴く」というものがある様です。BGMに自分の好きな音楽を流しておきながら作業に取り掛かる事で、普通よりも集中出来るのだとか。
でもそれは人によりけりで、ジャンルを問わず音楽なんて流れてようものなら「キー」って、「ムキー」ってなる人もまたいるんですよね。先に「ある様です」とか「出来るのだとか」とか言っている事から分かる様に、私もBGMありきでは集中出来ない類の人間なのです。
私が聴くものとなればそれは即ちゲームミュージック、特にFFだのDQだのロマサガだのという所に落ち着く訳ですが、言ってしまえば、とめどなく好きな曲ばかりが流れ続ける状況にいて、どうしてその曲の方へ意識を向けないでいられましょうか、と。
サントラCD一枚聴くのに一時間ちょっと。折角好きな曲を聴く時はなるべく曲の方へ集中しておきたい私は、元々片手間にサントラを聴く事が中々出来ず、つまりサントラを聴こうとなるとその為の時間を少なくとも一時間割かなければならない訳でして、だもんで、例えその時打ち込んでいる作業が己の責務であったとて、私は聞こえてくるその音楽を「折角の機会」として聴き入らずにはおられんのです。

だから、易々と私に音楽、特にゲームサントラを与えちゃいけませんよ。元々集中力があるとは言えない人間なのに、そんな事してしまったら書ける日誌も書けなくなり、出来るMIDIも出来なくなり、まとまる妄想もまとまんなくなっちゃいます。重々留意を。



05/06/05(日) 第175回 ロマサガMSは見送り

昨日をもちまして、FFT二周目のプレイを無事終えられました。
という訳で、何かとあるゲームをクリアした翌日の恒例になりつつありますが、「次に何のゲームをプレイするか」を考えなければなりません。
ただ今回に限って言えば、FFT二周目のプレイを始める前にどうにかロマサガMSをプレイ出来ないかと奮闘していた経緯があります。それからすれば、次に手を付けるゲームはロマサガ MSであると、誰もが信じて疑っていませんでした。かくいう私ですら。
しかし、今回それは出来ません。少なくともこれからすぐロマサガMSを購入し、それをプレイする事は出来なくなりました。
と言うのも、ここ数日で以前から欲しい欲しいと思っていたものをまとめ買いしてしまい、それなりにまとまったお金を使ってしまっていたのです。本当にここ数日だけで一気にお金が舞った上、今後一、二週間の間にもうちょっと買い足したいと思っている所なんで、加えて数千円のロマサガMSを立て続けに買うのにはほんのちょっと気が引けるのですよ。
規模の大きい買い物をした訳じゃあないんで、気が引けると言っても実際はまあ多少の事ではあるんですが、ただでさえ放置中のゲームが幾つかある現状を思えば、敢えて新たにゲームを買い増す事もないかなあ、と。
ただ、そうとは言ってもまだ次に何をプレイするのかは迷っている最中です。まあ、しばらくはFFT二周目の、あの意味の無いレポートをまとめようと思ってますから、たっぷり迷える時間はあります。焦る必要なんて何処にもありません。ゆっくりいきましょう。時間が勿体無い様な気はするけど。

さて今日は、中々ゲームに割ける時間が無い中で、FFT二周目を何とか少しずつ進めていった昨日までを嘲笑うかの様に一切の予定が入っておらず、突如としてゆったりだらだらした一日を過ごす事になりました。
いやー、しばらく色々な事に追われっぱなしな感があったから、久し振りにゆっくり出来た気がしましたね。休日っぽい休日でした。
ただなあ…ちょっとでもこういう生活に浸かると明日からの平日がやけに辛く感じるんだよなあ…ただでさえ今週はちょっと大変っぽい雰囲気を既に感じ始めていると言うのによう…



05/06/06(月) 第176回 かつての厚い壁

今の内に言っとくぞ。
「今週は土日を含めてこれまでよりも、そして多分それ以降よりもやや急がしめの日々を送る事になりそうなので、『妄想』や『ピアノソロMIDI』といったコンテンツの更新が多少ズレ込んでいきそうです」
ようし言った。言ったよ。もう触れないよ(オイ)

さてここでこちらを見て戴きましょう。 →謎・矛盾群
何と、今日現在で、残る妄想ネタが後一つになってしまいました。このまま順調に次の更新を迎えられれば、その段階でネタ切れ、一つの区切りを同時に迎える事となります。
驚きました。サイトの公開開始と同時期に、本格的な文章へのまとめ作業を始めた訳ですが、こんな順調に更新を繰り返していけるとは思ってませんでした。長ったらしい文章を書く事が多い割に、集中力等の問題もあってか非常に遅筆なので、当初は半月に一つ程度のペースを想定してたんですよ。
まあ「ネタ切れ」っていうのも結構な事態だとは思うんですが、書くネタがあるのに書けないよりは遥かにましだと言うものです。それに、解けた謎が無くなったからと言って、即あれの更新を止めるつもりもありません。次に何をするか、全くもって考えていない訳じゃあないんですよ。

次に何をするか、考えている事は二、三ありますが、一つに「今明かされるメネの真実」三部作の改訂をしようと思ってます。
実はこの内の、第一部「今明かされるメネの真実」は、数ある妄想の中でも初めて文章にまとめたものなのです。それ故に、結果的に他の追随を許そうとしない長編になった事を含め、個人的には思い入れのある作品なんですが、しかしそれも三、四年前の話。このサイトのコンテンツとして載せるに当たって改めて内容を推敲するにはあまりにも量が多かった為に、今は当時書いたものをほぼそのまま公開しているんですが、今見るとやっぱり何か文章が変だ。まだ「妄想」と言うものの方向性なんて見えている筈もない時期のものだからか、どうにも恥ずかしい感じがしていけない。
そこで、一旦ネタ切れして区切りを迎えそうな今回を機に、思い切って書き直してみようかと考えている訳です。あまりにも長過ぎるのでまともに読む方なんて数える程いるかどうかも怪しいのに(泣)
実際私からしてみても長いです、アレは。ちょっともう私の手に負えません。書き直すだけでどれだけの時間を食うやら…
「書き直そうか」という構想を練っている現段階で既に億劫になっている私であります(駄目)



05/06/07(火) 第177回 山場、山場

やばい、思ったより余裕が無い。
こんな風にちょっと忙しくなってくると毎度の様に思います。何故私はそんな中にあっても毎日日誌(ゲームをプレイした日はゲーム日誌)を更新しているのだろうかと。ことこの日誌は不定期更新というスタンスな筈なんですが。
まあでも、書くネタがあるなら書く。それが私の信条でもあります。ネタのストックが複数ある時は良いものを出し惜しみするっていう信条もあるとか無いとか。
いやいやいや、でも幾らお待ち戴いて、いざ出し惜しみしていたネタが登場したとしても、じゃあそれが面白いかって言ったら全くもってそうはならないのが不思議だ。
勿論事前に「いよいよ上質ネタが出ます」なんて宣言をする訳じゃないですから、そういった文章は書いた本人が期待していたという事実と共に闇の中に葬られていく運命なのです。
つーかこれまで幾つ闇に消えただろうか…



05/06/08(水) 第178回 一歩前へ

もういいでしょう。何年も前の話です。もう時効でしょう。本当の所をお話します。
貴方も、一度は聞いた事あるでしょ? 「一歩前へ!」って言う某宅配会社のCM。ね? 今じゃたんと見かけなくなってしまった。どうしてか分かります? 巷じゃ色々言われている様だ。「単に何かのキャンペーン的なものが終わっただけだ」だの「当時は一歩進んでいたサービスも今となっては普通のものになったから前に出なくなったんだ」とかね。
でもそれは違うんですよ。本当の理由はもっと他の所にあったんです。
あれはね、実はキャンペーンとか、サービスとかの事を言ってるんじゃなくて、配達員の姿勢を表したものなんですよ。考えてもみて下さい。幾ら仕事とは言っても、配達先の人からしてみれば彼等は赤の他人だ。配達人がどんなに愛想良く挨拶したって、どんなに爽やかに喋ったって、相手からこれと言った反応が返ってくる事なんてない。それもそうだ。お互い初対面なんだし、そんな短時間で一通り打ち解けられる筈なんてないんです。
でもそれじゃあいけない。それだと他の宅配会社に差を付けられないじゃないですか。だから私達は「一歩前へ」出る事にしたんです。お客さんともっとフレンドリーになる為に、本来応対していた玄関の、その一歩先へ歩み出てみる事にしたんです。一歩、ずいっとね、こう、ずいっと。
でもね、これが良くなかったんです。裏目に出ちゃったんです。それまでも決して良くなかったお客さんの反応はより酷くなるばかり。明らかに不審な目で見られる事が殆どで、事によると「泥棒!!」とか言われちゃったりする事もありました。
そんな事もあって、「一歩前へ!」宣言は撤廃される事になったんです。今となっては、考えてもみれば宅配会社の人間を装う犯罪なんかもある事ですし、不用意にお宅へ一歩入り込んだ我々が軽率だったと…


そんな黒猫都市伝説。
(誰も聞かず)



05/06/09(木) 第179回 歩みのリズム

何の意味も無かろうのに、横断歩道を渡る時にあの白い部分だけを踏んで歩いたりとか、もしくは白くない部分だけを踏んで歩いたりする人がいますよね。私はあのそこはかとない意味の無さがやけに意味無く感じられて仕方無いんですよ。
そんな私は上記のどちらでもない人間なんですが、しかしその意味の無さをあまりに気にかけるばっかりに、それとは別のこだわりって言うか信念って言うかがあるんですよね。
例えば、何の気無しに横断歩道を渡っていて、ふと自分が横断歩道の白い部分だけを踏んで歩いている事に気付いた時、私は思うのです。

(…ハッ!! もしかして自分、今他の人から「あの人横断歩道の白い部分だけを踏んで歩く人だ」って思われてないだろうか)

横断歩道の白い部分だけを選り好んで歩く事に意味の無さだけしか感じない私にとって、自身ではそんなつもりなんて全く無いのにそう思われてしまう事はいわゆる「負け」を意味します。そこで私は、意図的に歩幅を横断歩道の間隔とはズラし、白くない部分も踏みつつ横断歩道を渡り切るのです。

同様の状況はこんな所にも。街なり何処なりを何の気無しに歩いていて、ふと自分が何処からともなく流れてきている音楽のリズムに合わせて歩いている事に気付いた時、やはり私は、

(…ハッ!! もしかして自分、今他の人から「あの人今流れてる音楽に合わせて歩く人だ」って思われてないだろうか)

と思う訳です。流れてくる音楽にリズムを合わせて歩を進める事に一縷程の意味も見出せない私にとって、自身ではそんなつもりなんてこれっぽっちも無かったのにも拘らずそう思われてしまう事はやっぱりいわゆる所の「負け」を意味するのです。それ故私はそんな時、意図的に歩調を速めたり、或いは遅らせたりして「負けない様に」と努めるのであります。

常日頃、こうした戦いを地道にこなしている私は言うなれば人生の勝ち組だなー。
わーい(棒読み)



05/06/10(金) 第180回 街で見かけた変な人

最近帰りの電車を待っていると、決まってある人を見かけます。
最初は特に何とも思わなかったんですが、ふとした事で少し意識し出してから、どうにも気になっています。まあ、「ふとした事」って言うのは、その人が四脚連結してある椅子に座っている時に貧乏揺すりするもんだからその振動が私の所に伝わってきてやや不快感を覚えたって事なんですが。
それはともあれその人が気になる。何とも挙動がおかしいのです。今日までに何度か見かけていますが、いつも何処か普通ではありません。
「うーむ、これは今日の日誌のネタになるかもしれんぞー」 電車が来るのを待ちつつ、今日はそんな事を考えていました。
でも止めた。どうしても、「ネタ」として書こうとすると、その人を面白おかしく表現せざるを得なくなってしまうし、それはどう考えてもその人の本意じゃないだろうし。一歩間違えば変なトラブルが巻き起こらないとも言えない。いや、現実的にそんなことが起こるなんて考えてる訳じゃあないけど、でもその人「訴えてやる」とか何とかいう独り言をブツブツ言ってるからちょっと怖かったりもするのです。って、これはこれで既にネタとして扱った事になる様な気はするけど。

つーかそんな事より、とある事に気が付いちゃったんですよ。ちょっと変な人を見かけて、その事をこうやって日誌に書くのもいいけど、そうやって題材に挙げる人達よりもよっぽど自分の方が変な人なんじゃないのかと。
これまでも私に関する「普通でない事」をここに幾つか書きましたが、つくづく考えさせられた訳です。自分という人間のおかしさを。敢えてリンクするなんて事はしませんが、アレとかアレとか…
そんな私が街中にいる特定の人をつかまえて「街で見かけた変な人」なんてタイトルで日誌を書くのが間違いでした。だってその人よりももっと「ネタ」として書くに相応しい人間がいるじゃないか。ここに。まだ私はこの人間の真髄を余す所無く書いた訳じゃないぞ。
って言うかだ。今まで私は何人のサイト、或いはブログ管理人に「街で見かけた変な人」なんていうタイトルでそのおかしな挙動を文章にされたんだろうね。

という訳で、今日のネタを提供してくれた最近見かける「ある人」には感謝しますよ。貧乏揺すりの件は許そうじゃあないか。


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