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07/03/28(水) 第701回 kemkamは県外宿泊権を獲得した!

県外遠征県外遠征の三月であったが、その締め括りとして運良くも明日、明後日と地理的に近い場所での予定が組まれる事になった。これまで何処へ行こうが日帰りを強要されていてそれに反抗する事も出来なかった気弱な成年kemkamは、今年度も遂に終わりという段になってようやくホテルという宿泊施設の恩恵に授かれる身分へと成り上がったのである。
もっとも、無類の屋内好きである性根の腐った私からすれば帰って来れるのならそれに越した事はないけれど、組まれてしまった予定をボイコットするだけの勇気も勿論ない以上「わざわざ帰宅して僅かばかりの安息を得つつも翌日また似通った地へ出かけて行く」のと「枕が変わると途端に眠れなくなる私にとっては少々辛さを伴わないではないがそれでもホテルに宿泊して一往復分の移動を浮かす」のと、そのどちらを選ぶべきかは昨日熱弁を振るった「禁煙車両の通路側席」と「喫煙車両の窓側席」のどちらを選ぶべきかよりもよっぽど明らかである。

という事で、明日は家を空ける事になった。いつもの様に更新はお休み。
残念ながら夢の一年365日更新はここでついえる、と。いや、そうなる事は分かってたけど。



07/03/30(金) 第702回 県外宿泊権なんて糞食らえだ

「いやー、明日も早いし、もうそろそろ寝るかー

そう思っていそいそとベッドに潜り込んだのが日付も変わったばかりの0時過ぎの事であったか。即ちそれは、慣れぬ環境では中々に寝付く事も出来ない私の「如何にして睡魔を呼び込むか」という戦いが始まった事に他ならなかった。
目覚まし代わりの携帯電話をセットし、寝る。言ってもその日は5時過ぎの起床であったからか、いつもとは比べ物にならない早さで眠りに落ちた。しかし、身の回りの環境の変化は確実に私の身体にも変化をもたらしていたのだった。

ふと、目が覚める。おや、今日はいつになく、しばらく寝られたかな。携帯電話を手に取る。1時。

しばらくして、また目が覚める。後どれくらい寝られるかな。携帯電話を手に取る。2時。

何故か身体が休まった感覚がない。むしろだるい。どうやら、1時までと2時までの間にも頻繁に目を覚ましていた様だった。やけに外が騒がしかったからの様な気もするが、はっきり覚えてはいない。ただ一つ言える事は、私はどうやら、ただ眠たいだけでは、ホテルでの安眠を貪れないらしい。一旦起きて、冷蔵庫にしまい込んでおいたお茶を一飲み。落ち着く。
と、ふと思い出した。寝る前に見た天気予報で接近中だと言われた前線の存在と、その前線付近でかなりの激しい雨が降っている事を示す雨量レーダー画像。雨雲の進むペースと時間とを考慮した大雑把な計算では、首尾良く寝る事が出来れば、起きるまでに雨雲は全て通り過ぎて行ってくれる筈であったが、しかし私は今起きている。もしかしたらそろそろその雨雲が上空を通過するタイミングなんじゃないだろうか。だとすれば、早い所眠りにつかないと大変な事になる。再びベッドへ向かおうとした矢先に、窓の外が光った。

時間は、2時。私は、まだ殆ど寝ていない。

そしてまさかの、二部構成。許せ。察しの通り、今私はとんでもなく眠いのだ。



07/03/31(土) 第703回 県糞・第二部

そう言えば昔あったよなあ、いつもは深い眠りに落ちている筈の時間帯に何故か目が覚めたと思ったら、程なくして外で雷が鳴って、「何で自分こんな最悪のタイミングで目を覚ましちゃったんだろ」と思わされる事が。それも何度か。あれって言うのは本当に雷の鳴り始める直前に起きてしまうんじゃなくて、多分その少し前に鳴った雷の音に反応してしまった結果だったんだろうけど、いずれにしても最近は滅多とない事だったのに、どうしてこの、県外宿泊日というタイミングでそれをやってしまうのだろう。

2時。私はそんな事を考えながら、最近雷音対策に大活躍のiPodを手にベッドへと潜り込んでいた。何とも情けない姿ではあるが、怖いもんは怖いんだからしょうがない。そうして逃げ続けているから、ひょっとしたら少しはあるのかもしれない恐怖症克服の可能性を自ら摘み取っている事を理解していても。
何度か、窓のない浴室へ逃げ込んで光だけでも完全シャットアウトしようかと思ったものだが、行動に移す前に雨雲は去った。ノンストップノンスキップ大音量で音楽を流し続けたiPodは30幾曲目に差し掛かっていた。携帯電話を見る。3時40分。
その間、当然寝てはいない。私は焦った。7時には起きないといけなかったのだが、満足に眠れないまま既にしてその半分超を過ごしてしまっていたからだ。外泊&雷という私の睡眠を妨げる二大要因の相乗効果によって見る間に削られゆく私の睡眠時間。私は焦った。すぐにでも寝なければ。寝ようではないか。明日の為に。寝ようではないか。生きる為に。

ふと、目が覚めた。雷を乗り切った安堵感からか、気分は幾分か良い。どれ、何とか眠れたかな。携帯電話を見る。5時。

そして、目が覚めた。携帯電話はまだ鳴っていない。やはり眠い。まだ寝足りない。携帯電話を見る。6時40分。

その日は、それで起きた。あんな気分の悪い目覚めがあっていいものだろうか。グッスリとは寝られなかったなりに寝起きでボーっとしている頭で思ったものである。数千円も出してホテルになんて泊まらないで、素直に家へ帰っていた方が良かったなと。慣れない事はするもんじゃないなと。
家に帰ってようが雷雨の恐怖に震えていたであろう事に気付いたのは、もう少し頭がスッキリしてからの事であった。



07/04/02(月) 第704回 それでは皆様また来年

さあ今年も遂にこの日が来たぞ。4月1日。エイプリルフール。日本語で言う所の四月馬鹿がやって来た。巷ではまたまた他愛もない嘘が氾濫しているのであろう。そしてそれはウェブ上でも。私も幾つか目にした。で、目にする度に、「ぬおぉーっ、その手があったかーっ」と何故だか悔しくなったものである。
私も去年は「一年前のエイプリルフールに発言した『嘘ばっか書く』という宣言の方を嘘にする嘘」(よく分からんが)をつくという、実に丸一年がかりのプロジェクトを無事に完結させた男だ。今年もちょいと凝った事をやってやるともさ。

さて、具体的には何をやらかしてやろうか。今回は前回みたいに壮大(かつ地味)なネタ振りもないから、見栄え一発でどう見せるかっていう即ちインパクト勝負になるだろうからなあ。
うむ、やっぱりサイトのトップページを変えとくのが基本かな。いつもの私とは程遠いイメージで、背景をピンクとかにした派手な感じで。
勿論サイト名は「☆☆☆k子のほぉむぺぇじ☆☆☆」で決まりだ。
タイトル下部には「あなたはXXXX人目のお客様です」ってな感じでアクセスカウンターを置こう。
更にそこに「キリ番を踏んだ人はゲスブにカキコしてね」と添えておくのもいいな。
ついでに「ょぅこそぃらっしゃぃ。ゆっくりしていってね」ってのを右から左にスクロールさせとこうか。
各種コンテンツ名はいちいち星とかハートとかでデコレーションしておく。
ああそうだ、「自己紹介」の所に「クリック禁止!! プライバシーの侵害です!!(><; )」っていう至って意味のない注釈を入れとかないと。
後はあれだ、ここまででもかなりなレベルに達した筈のイライラ度を頂点に到達させる為に、駄目押しとしてJavaScriptでマウスカーソルに何かキラキラした物をまとわりつかせる様にしたら完璧だろう。とびきりきらびやかで目障りな奴。

よし、今年は、まあある意味じゃベタだけれど、これで決まりだな。そうとなれば、早速準備に取り掛からなければ。JavaScriptなんて触った事もないんだから。急がないと。何しろ、時間がないから。時間がないから。時間が……あれ? サイトに繋がらない。何でだよ。おい、何でだ!? インフォシークまた落ちやがったか!? おい、時間がないんだって! 時間が!!

あっ!!!



「エイプリルフール2007」 おしまい



07/04/03(火) 第705回 究極の自虐ネタ

一昨日の事、私は困っていた。折角のエイプリルフールだと言うのに、気の利いたネタが何一つ思い付かない。巷じゃ色々とその日限りの特別企画が催されていたりするのにだ。
もっとも、構想が全くなかった訳ではなかった。それと言うのも私は去年のエイプリルフールネタのラストで「来年も嘘ばっか書きます」と背景色で書くという、恐らく誰も気付かなかったであろう(無論気付かせようともしていなかった)伏線を張っていたからだ。勿論これは、その更に一年前に言っていた「よし、じゃあ来年のエイプリルフールにこの日誌を書く機会があったら、これでもかって位嘘ばっか書いちゃろ」を受けての発言であった。
さて、誰にも知られずにとは言えネタ振りがされていたのならそれに沿って嘘ばっか書くなりすればよかったかもしれない。しかし私にはそれをする事がためらわれた。既にして去年「一年がかりの嘘」という無駄に壮大なネタを行使してしまっていた以上、それとほぼ同じ振りに対してどんな嘘をついたって明らかにそのネタは去年の二番煎じを脱し得ないと思ったからだ。とどのつまり、去年のエイプリルフールに軽い気持ちで「来年も嘘ばっか書きます」と書いてしまっていた行為自体が仇となっていた。

これは困った。一年前の自分自身から与えられたネタ振りに乗っかろうもんならグダグダ感溢れるのは最早必定。しかし万が一にもあの背景色かつヒントなしで書かれた「来年も嘘ばっか書きます」を目にしておりその上それから一年間当サイトを見続けていた人がいるかもしれない事を考えると、あのネタ振りを完全に無視して全く別の嘘を書く訳にもいかない。そしてもっとまずい事に、私がその事実を認識したのはエイプリルフールの実に三日ほど前だった。時間は残酷である。三月中、何かと忙しく動き回っていた私はとにかく目の前にある予定という予定を消化する事にだけ躍起になるあまりに、エイプリルフールが迫りつつある事を3月29日になってようやく思い出したのだ。
一応焦るだけ焦ってはみたが、僅か三日で皆を騙すハイレベルな嘘ネタを用意出来る筈もない。そして一昨日、遂に極限まで追い詰められてしまった私は最後の手段に打って出る事を決意するのである。去年「来年も嘘ばっか書きます」と密かに書いたのが4月1日だったのをいい事に、この「来年も嘘ばっか書きます」そのものを嘘にしてしまえ、と。今年のエイプリルフールは一切嘘をつかずに押し通す事で、一昨年のネタ振りから始まった「嘘ばっか書いてやる」ネタを二年越し三部作として今年堂々の完結とさせるのだ。例えどんなにグダグダになったとしてもだ。

今年は去年の「来年も嘘ばっか書きます」を受けて嘘を一切書かない事が決まった。しかし折角のエイプリルフールに何の趣向も凝らしていない文章を書いちゃうのも何となく勿体無い感があるのは事実であった。嘘をつかない方向で行くのならそれはそれでいいが何か違った事は出来ないのか。猶予はもう24時間となかったが、それでもほんのちょっとしたネタを提供したいと思う私の最後の足掻きである。
そして閃いたのだった。時間がなくて4月1日分の更新が出来ず、用意していた筈の嘘ネタを披露出来なかった体(てい)で話をすればいいじゃないか。4月1日分の更新を行わなければ自然と例の「来年も嘘ばっか書きます」は嘘と化すし、その上これはエイプリルフールというタイミングでしか使えない。これしかない。遂にネタは固まった。

そんな訳で、前回ああは言っていたが、背景がピンク色で派手派手で何処も彼処もウザさ満点の偽サイトなぞ、実際には作ってなんていなかった。エイプリルフールに嘘をつかない代わりに、嘘をついてもいい日でも何でもない平日に、断腸の思いでついた嘘である。全てはネタの為に。全てはただエイプリルフールだからといつもとは少しだけ違った事をしたかった私のわがままの為に。
そして勿論、4月1日中に更新出来るだけの時間が本当になかった訳でもなかった。何しろその日は日曜日つまり休日だったのだから。自宅好きの私はご他聞に漏れず家に篭りっきりだったのだ。私はいつもとあまり変わらぬ時間から「雑文」を書き始め、いつもとは少々趣を違えるネタであるだけに若干時間を要したかとは思うがしかし10時30分頃には更新準備を整えていたと記憶している。
そう、時間だって普通にあった。否、あった筈であった。だが、その「当日中に更新するにはあまりに余裕のあり過ぎた時間」は、ふと気付いた時にはもうなくなっていた。落ちたのだ、インフォシークが、また
まさかと思った。まさか、「時間がなくてその日の内に更新出来ませんでした」ネタを掲載しようと思っていたタイミングでサーバーがダウンし、本当にその日の内の更新が出来なくなろうとは。これを奇跡と呼ばずして何を奇跡と呼ぼう。

障害が一日ずれていたら成立しなかった奇跡。
障害が一時間ずれていたら成立し得なかった奇跡。
私は慌ててオチ近くの段落にインフォシークの件を書き加えた。そして思った。いつもは憤るばかりのサーバー接続障害だが、今回ばかりは許そうじゃないか。
いや、私は感謝すらするべきであった。あれだけ中途半端感を漂わせたままで終わる所だったエイプリルフールネタに、こんな予想もし得ないオチを付けてくれたのだから。
ありがとうインフォシーク。今回の事でまた君は自身の寿命を縮めただろうけど、例え君の所の会社が潰れたって私達は君を、そして君が起こした奇跡を忘れないから。



07/04/04(水) 第706回 どんどん違った方面へ尽力する男

という事で、ようやく嘘か真かどちらとも取れる(それによって判断の付き難くなっている)一連のエイプリルフールネタ「嘘ばっか書きます」の呪縛から解かれたので、来年からはまた、これまでとは趣を違えるサプライズを用意出来ればいいなと考えている。来年また性懲りもなくやるのなら、だけれど。はて、やるかねえ。やるんだろうねえ

本日早朝起きを敢行したかと思えば、明後日にまたそれを控えている。つまり明日の夜はまた日付変更前から眠り始める必要がある訳で、その為には普段の生活スケジュールを少しずつ少しずつ前倒ししていかなければならないのであり、とどのつまり一日たりとも訪れてくれる事のない安息に「これが年度始めかー」との思いを新たにしているのだ。ああ、早いとこ終わらせたいなー。これを終わらすのにどの程度の時間を割く事になるのかはほぼ私の努力と了見とにかかっている筈で、そこにきて私は自分では精一杯やっているつもりであるし、再三述べている様に早いとこ終わらせたいと切望しているのだが、じゃあ何故この状況は頑として変わってくれないんだ。答えは簡単。努力がまだまだ足りんのだ。うへえ、やっぱり。精進します。

明日分の「雑文」ネタを書く時間の確保の為、本日はここまで。前述の通り明日はまた時間がないから本来は更新を「俺的事典」のみとするか、或いは小ネタで「雑文」更新とする所だけども、エイプリルフールネタを2日の0時過ぎに掲載したのをそのまま2日分の更新扱いにした事で1日分の更新が空いたからね。ここで1日位は頑張っとかんと。別にこのままズルズルとへばっていった所で誰にも咎められんけどさ。



07/04/05(木) 第707回 桜吹雪ではなく桜・吹雪

そう言えば昨日は各地で冬景色がお目見えしたそうで。いや、私もその前日の天気予報を聞き流ししてる中で強力な寒気がやって来るだの北海道や東北地方では雪がどうだのという話は聞くには聞いていたが、まさかここまでとは思わなかった。だって驚いたもの。昨朝、寝ぼけまなこで乗った電車内で予定通り足りない睡眠時間を貪ってて、ふと目を覚ました時に外を見たら一面雪景色だったもんだから。結局その時は眠いってんですぐ寝たし、目的地近辺には青空が広がってた事もあって「ありゃ夢だったのか」とまで思った。もっとも本当に夢だったとするなら、早朝起きの影響で体調が優れずまたしても電車に酔っていた私の、その「酔い」までをも忠実に再現した事について議論が巻き起ころうが。
あの光景が夢でない事の証に、帰りの電車内からは雪化粧をまとった山の木々達がしっかりと見えた。ロケーションによっては、桜を共に望める事もあった。これがまた綺麗だったんだ。桜のピンクに、雪の白。そこに木々の緑が映える。空は一面どんよりとしたグレー。吹き荒れる風。舞い狂う雪。でも雲の隙間から太陽の光が差し込む。こうも彩り豊かな暴風雪はそうそう見ない。

このえも言われぬ非現実感が、ここの所現実にばかり追われて疲れ始めている私をほんの少し立ち直らせたね。そして、「また頑張ろう」との思いを胸に帰路に着き、再び現実と相対した私は思ったのだ。各地に落雷をもたらしたらしい寒気と雪雲は可能な限り早くこの日本列島から遠ざかれ。聞いた話によればもし今日が県外遠征の予定のない、至って普通の日だったとしたら私はどうやら酷い雷雨に遭遇していた所だったそうじゃないか。冗談じゃない。この間の県外宿泊権行使日の地獄からまだ一週間と経ってないじゃないか。空気読めって。季節的な事情を鑑みれば、より一層空気読めって。

つーかさ、来年はこんな季節外れのタイミングで大雪降らしてんじゃなくて、シーズン本番過ぎたらとっとと引っ込んでくれよな。桜とのコラボレーションで珍しい光景をお目にかけようとかそういうズレた親切はいらんから。



07/04/06(金) 第708回 一休さんの場合

義満「そもさん!」

一休「せっぱ!」

義満「毎日変化し続けるのに、一向に変わっていかないものとは?」

一休「はい、将軍様。それはほぼ毎日『更新』という名目で『雑文』と『俺的事典』に新ネタを追加するけど忙しいという現状にかまけてその他のコンテンツにろくすっぽ手を出そうとしないもんだからそろそろただの日記サイトに成り下がり始めているどころかじんわりとマンネリ感まで滲み出てきかねなくなってきた某FF系個人サイトですね」

義満「うむ、流石は一休殿」

新右衛門「^ ^」



07/04/07(土) 第709回 俺の場合

義満「そもさん!」

煙噛「せっぱ詰まっているのでとんち問答どころじゃございません」

義満「おのれ! 平民の分際で余にその様な口を聞くか! 貴様は打ち首じゃ!」

煙噛「ヒ、ヒィーーーー!」

新右衛門「^ ^」



07/04/08(日) 第710回 止まらぬゲーム離れ

今週は先週までとは打って変わってゆるゆるのスケジュールで、今から気合も入らない駄目人間っ振りを発揮しているのであるが、そうしていられるのも今週一杯が限度かな。来週からはまたそこかしこに特別な予定が入るだろうから、今の内に静養するだけしとかんと。
しかし驚いた事がある。今年ももう始まって1/4以上が過ぎ去ったが、その中でゲームをプレイしたのが僅か二日だと言うのだ。これには驚いた。明後日にはもう2007年100日目を迎えようとしていると言うのに、常々根っからのゲーム人間を自負していたこの私は1月の8日と15日に例のFF12二周目をプレイして以降ずっと、その時々に私を襲った試練に躍起になるばかりでゲームなどという娯楽に時間を割こうなんて気にはならなかったのだ。
この事実から思うは、私は何て、時間の使い方の下手な人間なのだろうという事である。幾ら何でもこの100日間、本当にゲームをプレイする暇がなかった訳じゃあないだろうし、ほんの少しずつでもあった空き時間を100日分集めれば目下停滞中のFF12二周目を少なくともシナリオ部くらいは終えられるだけのものになったかもしれないのに、実際に進んだのはソーヘン地下宮殿のマンドラーズ戦からギルヴェガン直前までというあまりにあまりな現実。
あー、ゲームしたいなあ。久し振りにこんな気分になっているのも、現状の問題が解決を見るまではゲームになぞ興じられないという事実上のテレビゲーム封印状態にあるからか。FF12二周目をここまで放置出来たのはそれを「そんな躍起にならなくったって本当に暇がある時にプレイ出来ればいいよな」くらいに、つまりそう優先する訳でもない程度に考えていたからに他ならないが、それが「しばらくプレイ出来ない」となった途端にちょっとずつでもいいから進めたくなっちゃったりするもんだから人間ってのはタチが悪い生き物だな。

そんな、当然誰に吐露出来る訳でもなく、故に日に日に積もり積もっていく思いをだ、私はここにこうして書いて、ちょっとでもその欲望を沈めようとしている訳だ。先は長いなあ。つーか、ゲームが出来ない分「雑文」の更新頻度の高い状態が持続しているが、ゲームが出来ない事でこうした(本当に誰の特になるでもない)愚痴が増える傾向にあるんなら、結局更新されるだけされる中で良質なネタの掲載度合いそのものはそんなに変わらなかったりするのかもしれないな。


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