06/12/15(金) 第601回 累計600日目の激震
いやはや、昨日のは衝撃が走ったね。第600回という節目だった事で一部に「今日は何を書くんだろうねえ」とか何とか思った方がいたか知らないけども、そういった期待も何もぶち壊す恐怖のエントリー。あれが第600回というタイミングで掲載された事は、「10の倍数」回の更新ネタが翌日には過去ログの方へ埋もれる運命にある事実と無関係ではない。なもんでわざわざリンクも貼らない。
でもまあ、このサイトも初めの頃は自作の絵を公開していたりして、しかしそれもいつしか消えて今や掲示板のいかさないアイコンにその姿を留めるのみとなっているが、その手腕が優に一年以上振りに発揮されたと考えると何だか感慨深い気がする様な、よくよく考えてみるとそんな訳もない気がする様な。
ただ、こうして一日経ってまじまじと見ると、不思議な味があるねえ。描き分けの全く出来ていない車道と歩道。歪む道。誰とも言わず、何だったら人とも言ってない赤い○と青い○。そしてただただ長方形であるだけの 。中々身の回りじゃ見かけない色であるどころか最後に登場した二台目のそれはやけに毒々しい色してんだなっていうこの 。これなんてのは味があるなあ。掲示板のアイコンに追加したい位だ。そんな事したらいずれ何処かの純粋なFFファンから「 って何ですか?」っていう至極真っ当で真面目な質問を食らって後悔する日が来るから止めとくけど。
そんな訳でね、2006年中に600回に到達するなんて思ってもみなかったけれども、これからも淡々と書いていこうと思っているという事でどうぞ宜しく。
ちなみに、過去当サイトでどういった絵が公開されていたのかについて当局は一切関知しないのでそこの所もどうぞ宜しく。
聞く所によれば、「ブルードラゴン」の評判はそこそこ良い様で。あの期待度で酷評されないってのは実は結構なハードルだと思うし、もしかしてこれは「買い」なんだろうか。
そして実生活の方は年末に向けて特別任務が幾つも入ってき始めており、先週よりも五割増し程度大変な事になっている。さあ、明日明後日と気合入れていくぞ。
そしてその私に、この冬一番の寒気とそれに伴う不安定な天気とそして遂に「雪」の奴が襲い掛かる。まずいなあ。今週末はずっと家でパソコンの前に座りっきりって訳にはいかんのに。
06/12/16(土) 第602回 疲れています。元に戻るまで今しばらくお待ち下さい
一瞬だ。一瞬だけだったが、「二十一世紀」という文字列が「ニャー世紀」に見えた。
そうかそうか、まさかこの100年が猫の世紀だったなんて事は思いもしなかったな。干支で仲間外れにされた事の復讐を今遂げようという事か。まだ今世紀も始まって六年程しか経ってないから2000年以前との目立った違いなんてのはまだよく見えてこないけど、これから徐々に世の中を席巻すべく動き出すんだな。で、宿敵の犬を追いやると。これまで人間界では長い事猫よりも犬の方が身近な存在で重要視される事も多かったけれども、遂にそれが逆転するのか。
あいつらが本気になったら怖いぞ。まずあいつらは全国の、犬を飼っている家々に赴いて小さな小さな事件を起こすんだ。柱だのカーテンだのを傷付けたり、花瓶やら何やらを落としたり。で、姿をくらます。馬鹿な飼い主はそれを犬のせいだとして憤慨する。そういった事を何度となく続けて、次第に犬に対する好感度低下の傾向を誘っておく。これが下地になる訳だ。そこで、次第に人間が猫へ関心を持ち始めた時が機だ。その機運に乗じて奴等は一斉に動き出すぞ。切っ掛けなんて些細な事で良い。犬にうんざりした人間の前にひょろっと躍り出て、ちょいと可愛い仕草でもしてやったら奴さんはすぐにでも食い付いてくれるよ。それが仮にペットショップでの事ならそのままの流れで即購入、なんて事も期待出来るけれども人はそうそうペットショップに足を運んでくれるものでもないから、そこは野良勢に頑張って戴いて、ありとあらゆる道端で勧誘活動してもらう事としようじゃないか。んで、人間達に猫の愛らしさをインプットしてしまえばもう勝負は付いた様なもんだ。後はそれら人間達が猫を飼い始めるのを待つだけ。無論、もし一時的に犬の奴同居するなんて事になったら、引き続き犬が仕出かした小事件のでっち上げも続けていくだろう。そして気付けば、世界のペット事情はまず猫ありきという文化が出来上がる寸法である。なんと周到な計画か。
これを呼んだ所で俄かには信じられない方も多かろうが、しかし真実だ。間もなく、世の中には猫ブームなるものが巻き起こるだろう。猫ひろしがブレイクし始めたら特に注意すべし。
06/12/17(日) 第603回 黒幕浮上
何と誰も予想していなかった「ニャー世紀」の話の続きだ。
何も私だって、後から見返してみたら「こいつ何処か病んでるんじゃないのか」と思われても仕方がない様にすら思えてきた文章の続編を書きたくて書く訳ではないのだ。しかし、以下に示す事実にはたと気付いてしまった以上、私はもう一日だけ、「ニャー世紀」の話をしなければならないのだ。例え、その先に待っているのが閲覧者から容赦なく向けられる白い目であったとしてもだ。
昨日の話によれば、今世紀はどうやら猫の猫による猫の為の100年だ。虎視眈々と機をうかがっている猫はその時が来たと見るやすかさず行動に出て、憎き犬めと人間との関わり合いを絶つつもりでいるのだ。
なるほど、これまで犬に次ぐ第二位の地位に甘んじてきた彼等にとって、この二度と来ないかもしれないチャンスを活かそうと考えるのは全く自然な事と言える。だがしかし疑問はあった。あれだけ大きな事を企てているのなら、その実行に際しては一切の淀みのない、統率の取れた、それでいて迅速な行動が要求される筈だ。さもなければ計画遂行途中にでもその動きが犬めに察知されて、哀れ計画は水泡に帰すであろう。もしかしたらチャンスは一度きりであるかもしれない。そんな中で、日本のみならず世界中に拡散する多くの同志は固い結束の下に統制が取れている事が望まれる。それには、多くの猫達をまとめ上げるリーダー的存在が不可欠なのではないか。彼等は言っても動物だ。それも、犬めに比べればよっぽど我が強い自由奔放な動物だ。その猫達を、どうして同じ(自由人である)猫にまとめ上げられ得ようか。彼等のバックには、もしかしたら猫でない何者かの存在があるのではないか。私はそう思ったのである。
そして昨日、衝撃の事実が明らかとなった。黒幕の存在が遂に浮上したのだ。今後94年の内に人間社会における立場を一変させようと画策せんと暗躍する人物、サイファー・アルマシーの名が。
サイファー・アルマシー。ご存知、バラムガーデン在学の万年SeeD候補生である。彼こそ、今各地の猫達に働きかけて巨大な猫ネットワークを形成し、いずれ世界のペット事情を根底から覆してやるという実にロ〜〜マンティックな夢を持ったこの計画のリーダーなのだ。
勿論、私も伊達にFFの低級考察をやっている訳じゃない。彼がこの計画に一枚噛んでいるどころか、この計画を扇動している張本人なのであると言い切るには、それなりの理由があるというものだ。思い出してもみてほしい。バラムガーデンの学習用パネルから見られる、風紀委員名義で述べた彼のこの言葉を。
ガーデンに犬を連れ込むな
そう、彼は無類の犬嫌いなのである。ドールでのSeeD実地試験においては、目の前にいた犬に斬りかかろうとまでした。その彼が、リノアの例を見ても明らかな様に未だ人間界に図太くしがみ付くあれら存在を社会的にだけでも抹殺してやろうと考えても不思議はないというものである。
ただ、反論はあろう。サイファー程であれ、なかれ、犬嫌いの人間なんてのは世界に幾らでもいるのに、何故サイファーだけが首謀者扱いされてしまうのか、と。
そうだ。その通り、犬がどうしても好きになれない人間はこの世に五万といるだろう。行動にこそ移さなくとも、心の中では「世界から消えてしまえばいいのに」位に思っている人だって沢山いる筈だ。それで言えば、サイファーよりも犬を嫌う人間だって当然存在する。しかし私も伊達にFFの重箱の隅考察をやっている訳じゃない。ここで改めて言おう。サイファーは当該計画における中心人物であると。
極度の犬嫌いなだけで何故猫達を率いるボスだと断定されるのかという疑問はもっともな話だ。何故ならば、犬嫌いな人間が必ずしも猫を好きだとは限らないからだ。もしかしたらサイファーだって動物が全般的に嫌いで猫も好かないが、しかしその中にあって犬は特別受け付けないという事だった可能性も十分考えられる。ここで重要になるのは、犬嫌いであり尚且つ猫好き、或いは猫に近しい関係にある人間かどうかという点である事に他ならない。
そう、サイファーはその条件に見事一致した。最早、彼が猫と無関係でない事はもとより、両者が切っても切れない間柄である事は否定のしようがない。何故なら、彼は声も高らかに言い放った。
ぎにゃあああああああああ!!
疑いは確信へと変わった。ともすれば、彼は猫なのではないか。何らかの比喩ではなくして、彼は猫そのものなのではないか。そんな、常識では考えられない仮説すら、これらを前にしては口をついて出てしまいそうになる。
いずれにせよ、彼が、時期的に既にバラムガーデンを放校処分になっているのではと思われる彼が、犬の追放を目指し動いている事は確かであると言えよう。
魔女の騎士という夢を叶えた男の次なる夢。世は今、一人の若き野心家によって大きな変革の時を迎えようとしている。
男の名は、サイファー・ぎにゃあ・アルマシー。世界はまだ、その男を知らない。
06/12/18(月) 第604回 書くなら大袈裟に書こうや
アメリカのTIME誌は一昨日、今年の「Person of the Year」に「You」、即ち「あなた」を選んだらしい。インターネットを通じて個人が社会的に、のみならず世界的にも大きな影響をもたらし得る時代が到来したからとの事らしい。いやー、やっぱりアメリカって国はデカいだけあって、懐が深いな。何せ猫がどうだサイファーがどうだとか言ってる人間にも「Person of the Year」くれたりするんだもんなあ。私には真似出来んよ。私だったら白い目で見るもん。アメリカ人が日本語読めなくて良かったよ、本当。
まあ、私は私で狭い世間を違う意味で震撼させてたけどもね。特にここ数日の飛ばしっぷりは凄い。「酷い」と言い換えてもいい。状況が次第に悪い方へ悪い方へと傾きつつあるからか。周囲からの期待が容赦ない。重圧は増す。際限なく追い詰められる。手は遅々として動かない。時間は止まってくれない。タイムリミットが迫る。宇宙の法則が乱れる。いつしか完遂が厳しくなる。やる気がなくなり始める。現実的な着地点を探し始める。更にやる気がなくなる。ここ一ヶ月か、私に付きまとって離れない多忙さ、人生の中ボスがいよいよ私を破壊しにかかっている。
もうどう手を付けていいものやら分からなくなってきた。だが、今日もこれから試行錯誤だ。
…いやしかし、真面目にここ数日の雰囲気は異様だ。いずれ「過去ログ61」は個人的に禁忌になったりして。
ただそうとは言え、昨日の不条理考察文もどきなんてのは書いてて楽しかったけど。
06/12/19(火) 第605回 〓
DQ9「ごきげんよう♪
*「ごきげんよー♪
DQM「じゃあ、経営戦略の件は電話して、年末までに
FFCC「うん、連絡するね、年末までに
DQ9「きみちゃん FF13チームにも電話するね
FF13「あ、いいよ私に賭けるとお金かかるし
FFCC「そっか、任天堂じゃないんだ
FF13「ごめん…
FFCC「いいよ、きみち FF13が悪いんじゃないんだし
DQM「そうだよ
DQ9「気にしないで。赤字にさえならなければ
06/12/20(水) 第606回 PS3は重過ぎてFF13じゃ牽引出来ない
さて、今日は算数の授業でもしましょうか。
ここに、一本のゲームソフトがあります。「DRAGON QUEST 9」というソフトです。あの大人気シリーズ、ドラゴンクエストの最新作ですね。先日発売元の株式会社スクウェア・エニックスは、このDQ9をNintendoDSというプラットフォームでリリースするという事を発表しました。えー、現在、そのNintendoDSは既に国内1000万台以上の売上げを上げています。また、DQシリーズは最近では、DQ7で400万本超、DQ8で350万本超を売って大成功を収めました。
そしてここに、もう一本ゲームソフトがあります。「FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY 13」というソフトです。おー、今度は空で完璧に書けましたねー。嬉しくない嬉しくない。さて、半年程前、発売元のスクウェア・エニックスは、このFF13をPS3というプラットフォームでリリースするという事を発表しました。えー、現在、そのPS3は、えー、っと、何ともはや、発売初日出荷台数8万台超という驚異的な販売戦略を経まして今年度中に600万台を売り上げるというむぼ 何とも志の高い目標を持って目下量産中と、言った所です。ちなみに、FFシリーズは最近では、FF10で300万本弱、FF10-2で200万本程、FF12で250万本弱を売上げ、これまた大成功を収めました。
さてここで問題。株式会社スクウェア・エニックスの代表取締役社長和田洋一氏は、この社内二大開発チームに対してどの様な働きかけをするべきと考えられるでしょうか? ただし、NintendoDSソフトとPS3ソフト、各々の開発費の比は「DS:PS3=1:10」とします。
…まあね、あんまりね、もうくどいので言わないけども、考えれば考えるだけ酷い状況じゃないか。
振り返ってみるとだ、完全にスクウェア陣に関しての事になるが君達は前々から何かにつけ「大作主義」がどうのだと言われてきたろう。で、それっていうのは当然何かしら経営戦略面での打算があっての「対策主義」だった訳だろう。そりゃ勿論、ゲーム製作は仕事だ。やりたい事やってるだけで食っていける筈もないしね。
で、今の状況を改めて経営戦略面から見てみるとどうよ。PS3の普及率から言えばFF12程度まで売れるかどうかは正直未知数。だのに開発費は高騰。まあ開発費がかさばるんなら必然ソフト価格も上がる事になるだろうけれども。
でもさあ、それならそれでどうだ。リスクが大きくて、リターンがともすれば小さくて、我々の出費は(PS3分も当然含めて)増えるばかり。
一体このプロジェクトは誰が喜ぶんだ。
そんな訳で、PSの名を堂々と冠させていながら「ゲーム機じゃない」ものを作っちゃったソニー陣は勿論悪いけど、やっぱりきみちゃんも悪いな。
06/12/21(木) 第607回 その日は割と遠くないなんて考えたくもなくもない
つい昨日だ。ここ一ヶ月か私と死闘を繰り広げ続けてきた人生の中ボス に大打撃を一撃食らわす事に成功した。
長かったねえ。何かここ最近ずっともがき苦しんでた様な感じがあったけど、ようやくそこから抜け出せたかな。もっとも、まだ撃破した訳ではないので完全攻略までにはもう少し詰めていかなきゃならんだろうけど。でも年内に何とかしたいね。何とかしないと。今のままだと本気でFF12二周目がただそれだけで一年仕事になっちゃうから。何でテレビゲーム一つクリアするに人生の1%以上の時間を費やさなきゃならんのだ。いや、オンラインゲームを筆頭に一年以上プレイ出来るゲームなんてのは五万とあろうけど、私にとってFF12ってそんな重要な位置にあるもんじゃないしね。
なまじFF12が事実上の放置状態にあると、律儀な私はその間他のゲームには一切手を伸ばさないんだけれども、FF12二周目開始から早三ヶ月と半月、こうまで時間が経つとそれはそれはプレイしたいゲームがどんどんと出て来るものでね。
例えば今日発売の聖剣伝説4。前作を3とするならそれから実に10年もの月日が経った今満を持して登場したそれが、2、3、LOM、それから未クリアに終わっているとは言えGBのFF外伝もプレイした経験のある私にとって興味の湧かない筈がない。未プレイである「CHILDREN〜」の10年前の世界だって事と、LOM辺りまでのイメージを聖剣伝説に対して直接的に抱いている私にとっては3Dという点も少し、気になる所ではあるけれど。
それから、やはり今日発売の「METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS」はもっと見逃せない。先日の「DQ9DSに」発表によって私が勝手に終了としたPSPの、目下唯一の希望である。これにおいて重要なのは、今現在私はDSこそ持っていないがPSPは持っているという事実だ。つまり、どうしてもプレイしたいのならソフトさえ買えばすぐにだってプレイ出来るのだ。そして今私は、MPOをどうしてもプレイしたい。でもそうしない。何故か。まだFF12二周目を終えていないからだ。畜生、FF12さえいなければ(違)
これで、現在未所持のハードにまで食指を向ければ、ブルードラゴンは勿論プレイしたいし(これについてはいつ買えたものかも分からないソフトの方に先行してサントラをまず買ってもいいとすら思う)、先日熱い思いを述べたゼルダの伝説はもっとプレイしたいときている。飢えているねえ。もうちょっとしたら禁断症状が出てきちゃったりするんじゃないか。
ところで、前々から思っていた事があった。「私は随分とプレイするゲームの種類が偏っているなあ」と。格闘ゲームやシミュレーションゲームには滅多に手を出さないからという意味では単にジャンルが偏っているという事でもあるが、しかし私がこよなく愛するRPG一つを取ったってその内訳はと言えばFFにDQにロマサガに聖剣にクロノである。この偏重振りは何だ。このスクウェア臭は(決して悪い意味で言う訳じゃないが)何だ。これで基本的に新作ゲームには手を出さない(何故なら雑誌を読むなりしてゲーム関連の情報に触れる事がそもそもない)のだから、いつまで経ってもこの傾向は変わらない。「嫌いなゲームは特にはない」とは言うが、何の事はない、それはただ私がとんでもなく狭い世界にいるからというだけの事かもしれないな。
でもだ、それ位プレイするゲームの種類は少ないのに、それらゲームを満足にプレイするだけの時間もなくなると、今後は一転して「あんまり幅広い興味を持ってなくて良かった」とか思う様になってきた。これで上述のゲームソフト群に加えてやれ「どうぶつの森」だ、やれ「カルドセプト サーガ」だ、やれ「Wii Sports」だとか言ってたら、それこそ本当に禁断症状ものだものね。
でもこうも思うのだ。このまま行けば自分、スクウェア・エニックスが潰れた時に自然とゲームから卒業するんだろうなと。
06/12/22(金) 第608回 ス
人の心象なんてもんは当人が思ってるよりもずっと、呆気なく下がるもんだ。
例えば私は、このサイトを見ている貴方がどう思っているのかにかかわらず実世界では「真面目な人」として通っている。前にも言及していたと思うが、良い意味もそうでない意味も内包した「真面目な人」だ。
だから私は、間違っても実世界上で関わり合いを持っている人にこのサイトの存在を知られてはならない。やはりいつか言った事のある様にテレビゲームという趣味は一般的にはあまり好意的に受け取られる類のものではないから(「そんな事もないだろう」と思う人は、是非自分の趣味はゲームだという事を公言してみるといい。出来るだけ幅広い人を対象に)という意味でも知られる訳にはいかないが、こういう意味でも 知られる訳にはいかない。これまで少しずつ少しずつ、着実に積み上げてきたプラスの心象をこんなサイト一つ如きに壊されてはならんのだ。そんな事になるんだったら、まだ何年も続けていくと公言したこのサイトを私はあっと言う間にでも潰そう。
そしてそれと同様の事は勿論、このインターネット上の世界での人間関係においても言える。周りの誰からも「真面目な人」と思われていた人がある日を境に「犯罪者」としてしか見られなくなる事が多々ある様に、ネット上で見る、或いは関わり合う人間の印象というのも何気ない事で簡単に遷移していくのだ。
私は文章を書くという方法でしかインターネット上で自分を表現出来ないから、必然私の印象を決めるのは私の書いた文章によるという事になる。そんな私が、
「○○○○詐欺なんてのには、引っ掛かる方が悪いんだって絶対」と、加害者側の肩を持ったりしたら、
「○○○○○、お勧めです」と、高価な壷を褒めちぎっていたら、
「○○卒業以下はクズ」と、低学歴を激しく批判したら、
「私を救ってくれたのは、○○○○教なんです!」と、新手の宗教に入信していたら、
「もうこうなったら一発くらい撃っちゃえよ」と、○正○政権に賛同したら、
「もうさ、○○が○○過ぎちゃって歯○○が効かないから、○○○いい○○○当○り次○に○○○○ゃ○なよ」と、道徳心の欠片もない一面を覗かせたら、
「○○○、○○○○○○○○○○○○○○殺○○○○」と、終いには犯罪予告をし始めたら、
「○○ス、○○○ス、○○○ス」と、誰もが引くぐらいの下ネタを連発したら、
人々は、驚く程の勢いで離れていくだろう。現実は非情だ。現実は厳しい。
それは上記の様な極端な例でなくとも、自分では何とも思っていないちょっとした一言が引き金になる場合だってある。もしかしたら私自身これまでそうした、誰かにとってのレッドゾーンに踏み込む一言を発して、結果読者を失った事もあったかもしれない。言葉は時に突き刺さる程痛い。日常的に文章表現をしている者として、この事は常に心に留めておきたいものだ。そして未熟な物書きは未熟であるなりに、私自身の言葉によって当サイトに来てくれている人を減らしてしまう事のない様、気を付けようではないか。
その割には、今日のネタが割かし際どいラインにある様な気がしないでもないが。
06/12/23(土) 第609回 解答編ス
「レオレオ詐欺なんてのには、引っ掛かる方が悪いんだって絶対」
「徳田八十吉 、お勧めです」
「親元卒業以下はクズ」
「私を救ってくれたのは、恩師の説教なんです!」
「もうさ、知覚が過敏過ぎちゃって歯治療が効かないから、うでのいい歯科手当たり次第にたずねちゃいなよ」
「ぎゃあ、遂にゴキブリが大発生したから殺虫剤発動」
「アトス、アラミス、ポルトス」
つー事で、昨日のままじゃ本当に心象を下げてしまいかねないと思ったんで早々に好感度を上げる方向で解答を用意したのだが、やっぱり○正○政権は別解を用意出来るだけの汎用性がなかったな。
06/12/24(日) 第610回 非国民
「あーあ、今日が天皇誕生日だったら明日も休みだったのになー」
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