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05/08/28(日) 第231回 「サライ」の歌詞の如くに増殖する文章

今しがた今年の「24時間テレビ」が大団円を迎えた訳なんですけれども、今年は何か凄かったですよ。何がって、放送当日になる前から募金関係のCMが5連続で流れたりとかしてた事ですよ。本放送ではただでさえとてつもなくリピートする曲だってのに、15秒CMにしちゃうと「動き〜始〜めた〜」の件だけしか聞こえなくて一層「またか」感が出てしまってましたが。
いやそれにしても、これはかなりの人が思った所だと思いますけど、「サライ」を締めの曲から退けた「世界に一つだけの花」は凄かったですね。まさかと思いましたよ。「サライ」自体はその前に十分リピートされてはいましたけど。
まあ個人的には、最後の最後に「本当の主役はあなたです」っていうのが表示されなかった事にも「ほー」と思ってたんですが、それは「サライ」に比べるとあまりにも地味か(笑)

さて、前回の日誌の最後でも言っておりましたが、この度久々に「妄想」の新作案がまとまりました。テーマは私自身初となるFF7から「飛空艇ハイウインドのパイロットは何故リミットブレイクしたのか」で、現在文章にまとめている最中です。ロマサガMS二周目を今月中にも始められる様、なるべく早く公開に漕ぎ着けようと奮闘しております。
去る6月19日、「師不在にして免許皆伝」を公開した時点でストック切れとなった妄想ネタですが、やはり思い付く時は突如として降ってくるものです。全然前触れなんてあってくれない。いきなり疑問が浮上して、何でそうなんだろうかと考えて、「あ、もしかしてこういう事なんじゃないのか」と取っ掛かりを思い付き、そこから色々と考えを広げてそれなりに説得力を持てる(と自分自身は思っている)ストーリーの流れを構築する。そこまでにかかる時間は実に早いものでしたね。数分程だったんじゃないでしょうか。
でもそこからが大変だ。頭で思い描いてるだけじゃ駄目だから、それを文章という形にまとめ上げなきゃならない。書き始めの時点で頭にあるのって幾つかの考えをどうつなぐかっていう「流れ」だけですから、そこから文章を捻り出すのに随分と苦労させられるんですねえ。しかも書いてる途中で続々とそれまでは考え付きもしなかった案が浮かんでくるもので、当然頭に浮かんじゃったからにはそれも織り込みたくなるし。
結局いつもは、書き始めの時点で何となく想像した完成体は、実際に文章として目の前に現れる頃には三倍程の量に膨れ上がるのです。今回はまだそんなではないですけど。

つーか、単に増えるだけならまだいい。でも増えた結果があまり要点を捉えていないものになっちゃってるってのはどうだろう。見直してみると、明らかに必要ない科白があったりするんですよねえ。



05/08/29(月) 第232回 火の取り扱いには注意しましょう

先日、消防士の救助技術大会があったとかで、その中の「ビル火災時の救助技術」を競う競技で我が県代表のチームが上位入賞を果たしたとのニュースを聞いた。まあ、それ聞いて「ほー、ウチの県もやるもんだねー」とか思ったんだけれども、その一方でこんな事も思った。
そういう競技大会があった時に、今回みたく上位入賞したんならいいけど、随分と下位になっちゃったりした場合、そのチームが代表する都道府県の住民は不安になるんじゃないだろうかと。例えば、

「ビル火災時の救助技術を競う競技で、我が県代表のチームは惜しくも46位でした。最下位にならなくて、良かったですね」

もしこんな放送があったりしたら、住民はどうすればいいと言うのだ。この度開催された大会ってのは全国大会だから、それに出場した我等が代表は、確かに都道府県規模の大会を勝ち抜いた精鋭達だったんだぞ。なのに46位。つまりこれは、全国大会で46位に終わるチーム以下の消防士しかその都道府県にはいないという事じゃないか。救われる側の住民からすればこれは穏やかでない。勿論、この順位からだけでは彼等消防士達の明確な実力の程を知る事は出来ないのだが、そうだとしても、やはり46位というのは相当な事態なのである。正直言ってそんな消防士達には安心して任せちゃおられんのである。
まあ、下位に終わった時はそもそもテレビだので放送される事がないだろうとは思うけど、しかし「46位のチーム」というものは確かに存在するのである。同様にやはり存在する「47位のチーム」の絶望なんてのはもう考えたくもない。
トップと最下位の差なんていうのは結構真面目に深刻なんじゃないかと思うんだけど、そういった順位付けって言うのはやりっ放しでいいものなのかなあ。上位の県から下位の県に幾らか有能な人を遣るなりした方がいい様な気がするんだけど。

つーかだ、今回に関して言えば我が県代表のチームは「ビル火災時の救助技術競技」で上位に入った訳だけど、だからって安心していいかと言ったらそうでもないんだぞ。だって、ウチ田舎だからビルあんまり無いじゃないか
何でそんな所で頑張っちゃったのか。もっと他の競技で力出してくれよー。



05/08/30(火) 第233回 新党情勢

来たる9月11日に投票が行われる第44回衆議院選挙が公示されました。投票日まで後12日。これからいよいよ選挙戦が激しさを増してくる事でしょう。要所要所で立候補者の演説が行われると共に、日本中の街中を選挙カーがけたたましい声を響かせながら走り回る事でしょう。誰に投票するか既に固く決心している人、もしくは最初から投票に行くつもりもない人にとってはただひたすらに迷惑な日々です。
さて、今回の選挙に当たっては、まあ色々とごたごたがあった流れの中で新党の結成が話題となりました。
国民新党に、新党日本。どっちにしても随分規模のデカい名前付けたもんだなー、という感じを強く受けますが、多分それは多くの人の思う所でもあるでしょう。略称が片や「国民」で片や「日本」ですからねえ。前者は我々の総称ですよ。後者に至っては国名そのもの。勿論「国民代表」だの「日本代表」だのいう言葉もまかり通ってしまう訳ですから、それは流石に鼻持ちならんと言いたい人もいるのではないでしょうか。そんなまだまだ弱小の政党が何を言っているのかと。それ軽ーい詐欺みたいなもんじゃないかと。

私個人的にはね、この二党の事を考えた時にこんな事を思う事もあります。「『新党日本』が現れた事で、『国民新党』は割と普通に聞こえる様になったなあ」と。
さっきも言いましたけど何とも大規模な名前ですから、ね、実際党名を発表する際に微かな失笑を買わなかったとは言えない訳ですよ。それがどうですか、後に続けて発足した党の名前と言ったら。「新党日本」ですよ。正直な所、党名発表の時に三人程の若者が「日本!!」って威勢良く叫んで党名を掲げたあの瞬間なんてのは、国民新党の時よりも危なかったと思うんですよ。思わず噴き出しかけた記者の方もいた筈なんですよ。それに何ですか、党員の方達が前で手を重ね合わせて、「日本!!」って言いながらその手を高々と掲げるあの何とやら。あれに至っては本人達がちょっと照れ臭そうにしてるじゃないですか。それからしてもやっぱり「新党日本」ってのはやり過ぎな感じがあったんですって。
とにかく、そういう訳で新党日本結党の日を境に、国民新党の方にあったインパクトはある程度影を潜める事となったのでした。これは国民新党にとってはどうだったんでしょうか? 多少目新しさが無くなった事で、有権者が「名前が極端な新参政党」ではなく一政党として冷静、公平に見てくれる様になるかもしれない一方で、日本人ってのはネームバリューに大きく左右される所がありますから、その点で未だ大きなインパクトを誇る新党日本に劣るとも考えられる…と。

まあそれがどうであれ、確固たる決意の下に結党した以上、何だかうやむやなまま、いつの間にかいなくなってしまったりしない事を祈っております。ねえ、何を先駆けてたのか今はもうよく分からない「新党さきがけ」なんてのはいついなくなったんですか。それ知らないんですが。
え? 「新党大地」? そんなのありましたっけ?



05/09/02(金) 第234回 夏休みの天気総括

夏休みと言えば宿題であり、夏休みの宿題と言えば日々の天気であり、夏休み中の日々の天気と言えば、そんな単純な事すら記録し続けられなかった子供達が、夏休みも終わりに近付いた頃苦悩するものとしてお馴染みですが、何か「Yahoo!きっず」の方で、そんな悩める子供達への救済措置としてその「夏休み中の日々の天気」をまとめたページがあるそうで。
私はそういったずぼらな人間ではありませんでしたので、もし私が小学生の時にこういう救済措置があった所で別にどうという訳ではなかったでしょうけど、一方で私は天気については並みの人よりも興味を持っております。特に今年は連日連夜、大気の状態が不安定でしたから、結局の所スッキリ晴れた日はどれ位あったのか、それが気になった事もあり、ちょっと地元の天気を見てみる事にしてみました。
しかしどうですか。あれがどういった形でまとめられてるものなのかは知りませんけど、実際見てみると太陽のマークが随分と並んでるじゃないですか。えーと? 数えてみますと、八月の三十一日間の内、晴れたのは二十四日だったとの事。ふざけた事言ってるんじゃないよ。私が毎日どれだけ緊張して過ごしてたと思うんだ。どう譲歩しても、安定して晴れたのは七日がいい所だったぞ。
そもそも一日の天気を「晴れ」だの「雨」だの「曇り」だのと一つにまとめちゃいかんでしょう。せめて「晴れ時々曇り」だとか「曇りのち雨」とかいうバリエーションがないと。

って言うか実は私、ちょっとだけこういう「夏休みの天気」コーナーを作るのもいいかもなー、って思ってた事があるんですよね。
まあ、どうせ詳しくまとめられるのは地元の天気だけだろうし、例え私がまとめなくてもインターネット環境があるのであれば気象関係のサイトとかに行く事で幾らでもそういった記録が得られるだろうからって事でやめたんですが、まさかそれを日本インターネット界最王手のYahoo!がやってしまおうとは。
私はどうしたらいいでしょう。「Yahoo!がやってるんならもう自分に立場は無いなー」と悔しがるべきでしょうか、それとも、「おいおいおい、業界最王手のYahoo!さんともあろうサイトさんがそれやっちゃったかー」と、幾分冷めた目で見るべきでしょうか



05/09/08(木) 第235回 思い出(「Romancing Sa・Ga」編)

昨日「Romancing SaGa -Minstrel Song-」の二周目をクリア致しましてほんのちょっと一段落、さて三周目に移る前に何かしらサイト関係の作業をやっておこうかな、とは考えたものの結局今日は重い腰が頑として上がろうとしなかったkemkamでございますよ。
いやしかしやっぱりロマサガは面白い。これまでのプレイでそれをいたく痛感させられております。んで、やはりリメイク版をプレイしてるとオリジナル版をまたプレイしたくなってもきますね。
SFC版ロマサガ。それには多くの伝説がありました。壁に遮られていても主人公達のいる位置を感知し、一直線に向かって来る敵シンボル。装備を解除してしまうとそれまで鍛え上げたレベルが一瞬にして0に戻ってしまう武器。「二度目は許さない」と言ってゲームを強制リセットする帝国工作員。「アイスソード」を手に入れてしまったがばっかりに、見知らぬ悪漢に殺されてしまうローザリア聖戦士。そして数多くの強力なバグ達。どれもこれも、一昔前のゲームだからこそ許されるものばかり。それら全てが私の心を掴んで離さないのです。

いや、私の心のみに非ず。それは世のゲーマー達の心にも深く突き刺さった事でしょう。バグが多過ぎる為か、何かと「クソゲー」呼ばわりされる事も多いロマサガですが、そんな非難の声に相対する様にマニアプレイヤーもまた、相当の数がいるのです。そういったプレイヤーが、プレイを極めるあまり一人旅を決行したりとか、一人旅に加えて攻撃手段を術法のみに限っちゃったりとか、ノーセーブクリアなんていうRPGとしては異例のやり込みに手を付けちゃったりとか、ノーセーブに加えてノーダメージなんていう最早想像も出来ない様な事を考え付いちゃって、実際にやり遂げちゃったりなんかするのです。
そこへ来ると私なんてのはね、正式には一度しかクリア経験のない未熟者ですから、楽しむにしろ普通の楽しみ方しか出来ませんけどね。

このゲームローテーションの谷間を利用して、久々にスーパーファミコン引っ張り出してみようかなあ。
…ま、マジにプレイはしないけど。分かってますから。真面目に取り組む事による大変さ、辛さが。



05/09/09(金) 第236回 私はオオカミ少年になる

宇宙人だの、UFOだのが存在するかしないかなんていう話がとかく人々の間で議論される。ある者は、これだけ広い宇宙の中で地球だけに生命体が存在しているなんていう方が不自然だと言って宇宙人の存在を肯定し、またある者は、非科学的だと言ってはバッサリとその意見を切り捨てるのである。
基本的に、例え宇宙人の存在する確率が極めて高かろうが、あるいは低かろうが、それの証明には至らない以上その議論はいつまで経っても自分の意見を述べ、相手の意見を否定するだけでどちらも相手を納得させる事は出来ずに平行線を辿る事になるのだが、ごく稀に、この埒の明かない議論に一石を投じる人間が現れる事がある。「『宇宙人(或いはUFO)を見た事がある』と主張する人」だ。
正直言って、この手の人が議論に参加した所で、それによる影響はより一層の混乱を招く事のみである。何故なら「見た」と言っているのはその人だけなのであり、その「見た」という事を証明する事は他人はおろかその人自身ですら不可能だからだ。
そうなのである。結局宇宙人だのUFOだのという概念は現代において超現実的なものなのだから、「その人」の人となりを知らない人間からするとその人の事をまずは疑ってかかってしまうのだ。
そしてそれは我々にとっても同じである。例えばテレビで「私は宇宙人を見ました」と言う人を見たとしよう。貴方が宇宙人の存在をよほど固く信じていない限り、その時貴方は思う筈である、「こいつ胡散臭えー」と。我々は、その人がどういう人か知らないばっかりに、超現実的な経験談を淡々と話すその人を「インチキ臭い」という言葉で規定してしまうのであった。
ここで私は思ったのだ。もし、自分のよく知る人間が「私は宇宙人を見ました」と言い出したとしたら、我々はどう反応するのだろうかと。

ところで、普段私は周りの人間からよく「真面目な人だ」と言われる。「真面目」 それは基本的には褒め言葉なんだろうけれども、しかし皮肉られている気がしないでもない。或いは「地味」であるとか「暗い」であるとかいう意味をたたえていたりするかもしれないが、私がその内どの「真面目」に当てはまるのかというのはここではおいておく事とする。
ともかく、私は人から殊更に真面目な人間だと思われる。実際はこの日誌にこんな事をよくも飽きずに書き綴っている事からも分かる通り、そんなに真面目ではなかったりするのだけれどそれはいいとして、そんな「真面目人間」の私がもし、ある日宇宙人に遭遇したとして、それを誰かに言ったとしたら、相手はどう思うのだろうか。
普段馬鹿げた冗談なんて一言も口にしない人間である。多分気の利いた冗談もまず言わない人間だろうと思われてるんじゃなかろうか。そんな私が、いつも通りふざけた様子も見せる事なく、「実は自分、宇宙人を見た事があるんだよ」と言うのである。もしかしたら、それなりに力説すれば信じてくれる事もあるんじゃないだろうか、私はそう思うのだ。

いざ宇宙人と遭遇した時、いざUFOを目撃した時、その事を他の誰よりも信憑性を伴って話せるのだとしたら、普段人からやけに真面目だ真面目だと思われてるのも、或いはいいかもしれない。
いや、ここはいっそ、ここぞという時に「宇宙人を見た事がある」という嘘をついて、さながら「逆オオカミ少年」の様になるっていうのも、いいかもしれないね。



05/09/10(土) 第237回 第二部突入

「FF7 ULTIMANIAΩ」が昨日発売になったと、毎度の事ながら直前になって思い出した私ですが、思い出したのが直前だったからという訳ではないんですけど取り敢えず購入は見送る事にしました。これといった理由もありませんが。とてつもなく読みたいので今年中には買いますし。
んで、いよいよ巷で話題の「FF7 ADVENT CHILDREN」の発売ももう後四日と迫っておりますけど、これの購入もひとまず見送る予定です。やはりこれといった理由もないんですけど。ただ当然ながら見ずにはおれません。世間が取り敢えずの落ち着きを見せる二、三ヶ月後位を目処に買おうかなと。「FF7 ULTIMANIAΩ」もその時かな。

さて、FF7関連には目も暮れないでおきながら、私は昨日ロマサガMSのサントラを購入致しました。本当なら一周目をクリアした時点で手に入れる予定だったのに、やっとだよ。
早速今日、聴いてみる。やっぱ、いいですよ。バトル曲好きの私としては、ボス関係の曲のバリエーションが増えたのが嬉しい限り。しかもただ単に数が増えただけじゃなく、SFC版のアレンジもちゃんと入ってる辺りがまた嬉しいじゃないですか。私が特に良かったと感じたのはあれですね、SFC版で言う所のボス戦の曲。かなり気に入ってた曲だったのに、ここまでの二周のプレイでそのメロディーを聴く事がなかったんで、もしや無くなってしまったんじゃないかと思ってたんですが、なるほど、四天王戦で使われてましたか。これは一度ゲーム内でも聴いてみなければ。
昨日はついでに二枚目となるPS2用メモリーカードを購入。ロマサガMSのデータを新しい方へ全て移しました。ロマサガMSのデータは各プレイ毎にラストダンジョン突入直前のデータを残してますが、これでもし八周程プレイする事になっても大丈夫というものです。しっかし、大量にデータ容量を食うゲームを殆どプレイしないだけに、「8MBなんて容量使い切る事なんてあるんかなー」とか思ってましたけど、まさか二枚目を買う事になろうとは。積み重ねってのは凄いね。一体何が入ってたんだっけか。

そして今日は、ようやっと「今明かされるメネの真実Ω」の改訂版として「白い悪魔Ω」の掲載を開始し始められたんですけども、やっぱり加筆、修正の嵐だった第一部に比べると、あれはもう大体「妄想」というものの方向性が見えていた時期に書いたものですから、修正も幾分やり易いですね。でもそれが次章追加速度の上昇に繋がるかといったらそれは分かりませんけど。



05/09/11(日) 第238回 キリ番制度

「キリ番」と言うといわゆる所の「アクセスカウンターのキリがいい数」でありまして、どこかのサイトに立ち寄った時にカウンターがそういった数だったりする事を「キリ番ゲット」とか言ったりして、その旨管理人に報告するとサイトに「キリ番ゲッター」として名前が載ったり、事によると他の訪問者とは違う特別な権利を戴けたりします。
当サイトではそういうシステムは一切取ってませんが、これは管理人である所の私があまりアクセスカウンターの変動を重要視していない事に起因しています。何故重要視してないかと言えば、それは訪問者数についてはアクセス解析の方で十分把握出来るからです。一応今はアクセスカウンターをトップページの方に置いてますけれども、もしあれが訪問者にとって特に意味の無いものだと言い切れるのであれば、カウンター自体を取り払ってもいいんじゃないかとすら思ってる位です。
だもんで、もし当サイトでキリ番をゲットしたとして、それを掲示板なりで報告して戴いても、

「あ、おめでとうございます。と言っても、特に何かある訳ではありませんが…」

とかいう風にしか返せないのは明白ですので、個人的にはそうしない事をお勧めします。万が一キリ番をゲットしても「あ、珍しいもん見たなー」位に思っておいて下さい。

さて、この社会にはサイト上でなくともキリ番制度に似たシステムが存在しています。例えば何らかのテーマパークであるとか、大規模な催し物であるとかで聞かれる、

「おめでとうございます! お客様は、当テーマパーク100万人目のご来場者様です!」

とかいうあれの事です。
こういうのはニュースでやってたりするのを時折見る事がありますが、私はこの類の話を聞く度に思うんですよ。「本当にきっちり100万人目なのかー?」って。
100万人なんて言ったら相当な数です。来場者数をどういう方法でカウントしてるのかは知りませんけど、100万カウントもするとなるとその中で1つや2つのズレがあっても全然不思議じゃないんじゃないかと思う訳です。
だから思うんですよ、大体「100万人目のお客様」が誕生した時、すぐ後ろにいた人はさぞ悔しがっているだろうけど、もしかしたら貴方こそが100万人目のお客だったかもしれないじゃないかと。或いは自分が入り口のゲートをくぐったすぐ後、後方で「100万人目のお客様セレモニー」が始まってしまったなんて場合でも、貴方こそが真の100万人目だったのかもしれないじゃないかと。今スタッフ一同はおろか、誰かは知らんけどどうもお偉いさんの様であるオッサンからも盛大に歓迎され、花束を受け取り、同施設への何ヶ月間かのフリーパス的なものを受け取った家族連れの父親と思しき人は、実は100万0001人目とか100万0002人目とかいう随分中途半端でキリの悪い数だったかもしれないじゃないかと。そう考えてしまうんですねえ。

いやでも考えてみれば、こういった「○○万人目のお客様」に選ばれるのって、やけに家族連れが多い気がしないでもない。
実際運営側から考えてみると、見るからに無愛想な人が100万人目になるよりは、家族連れとかいう微笑ましい光景を期待出来る人に100万人目になってほしいだろうから、冗談じゃなくて多少は意図的に操作してるのかもしれませんね。



05/09/16(金) 第239回 奇跡のジョーク

テレビを見ていた。

男「俺…自信がないんですよ」
(ピンポン、ピンポン)「地震情報」

この間二秒あったかなかったか。テレビというメディアと自然とが織り成した奇跡の駄洒落がここに実現。


うん。笑 え な い 。



05/09/19(月) 第240回 最強の青魔法?

随分と昔の話だけれども、FF5の「ギガフレア」が青魔法であると、つまり青魔道士が喰らう事でラーニング出来ると思い込んでいた事がある。「最強の青魔法、ギガフレア」的な記述を目にした事があるからである。
まあ実際は勿論そんな訳はなくて、例えばツインタニア戦にわざわざ青魔道士なんつー弱っちいジョブで挑んで、奴の使う「ギガフレア」を喰らった所でそれを修得する事なんて出来ない。ただ、それを自分で確認した事もなかったけど。いや、なかったからこそそんなデマと言うかガセを信じていたって事だろう。
さて、そんな誤情報を真に受けた当時の私は、それを嬉々として、何処か自慢げに知人に語った事があるのだが、相手から「それ嘘だろ」と言われなかった。何となれば私は周りの人から見て「真面目人間」であり、それ故タチの悪い冗談を言う事はないだろうと思われているからである。事実、それは悪意ある嘘ではないけれども、とは言えあからさまな間違いである事もまた事実。その知人からは程無くして「覚えられなかったんだけど」という報告が寄せられる事となる。
「覚えられなかった」っていうのは全くもって寝耳に水だったけれど、私も実際に修得したという訳ではないから否定も出来ない。そうとなると確認してみたくもなってくるけど、あいにく手元にはツインタニア撃破済みのセーブデータしかないし…キングベヒーモスを捕らえて放つとギガフレア使うのを何とか自分達に喰らわせられないかと試行錯誤してみるもそれは流石に無理そう。無論、この件の真偽を確かめる為だけに最初からプレイするなんてのは面倒臭いの一言に尽きるし。
結局この問題は、それからしばらくして攻略本か何かで「全青魔法リスト」を目にしたその時、間違いであると判明し幕を閉じることとなった。

さて、そこで疑問が残る。一体私は何で「最強の青魔法、ギガフレア」との文字列を目にしたのだろうか? 記憶の限りでは、私が当該文字列を目にしたのは実の所FF5というゲームの中そのもの、次元のはざま途中にあった「ツインタニアはギガフレアを使う際、一瞬無防備になる」という旨の事が書いてある本である。そうであるからして、私はかなり長い間その本に対し「随分混乱させ易い表現しやがって」と思っていたのだ。しかしどうだろう、先日FF5をプレイする機会があったので改めてその表記を確認しようと思い立ち、実際に見てみたのだが、そこには「青魔法」なんて表記は何処にも存在しなかったのだ。「PS版への移植時に修正されたか?」とも思い、わざわざSFC版を引っ張り出してまで確認したのだが、やはり「青魔法」なる文字列の確認には至らなかった。
私が長年抱いてきたこの思いは果たして何だったのだろう。そもそも私は何を見て「ギガフレアは青魔法」なんていうガセを信じたのだろう。何年も前に解決した筈の謎は、先日満を持して再浮上する事になったのである。

つっても、全然見当が付かないんだよなー。湧いて出てきたとしか思えないんだから。


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