07/01/16(火) 第631回 「ネーミングは大切」の巻
今週はやけにスケジュールが不規則だ。酷い時は予定と予定の間に平気で二、三時間の間が空いていたりする。明後日がそれなのであるが、ちょうど昼時に差し掛かる頃の話である事だし、いつもよりちょっと遠くへ足を伸ばして飯屋を探すか。カレーが食いたいな。またか。
さて、「ネーミングは大切」の巻である。
ネーミングは大切だ。どれ位大切かと言うと、これ位大切だ。そう、かのディープインパクトがディープインパクトでなかったなら、ディープインパクト旋風なんてものは起こる筈もなかった。
名前は魔力を持つと言う。それの述べている事とは意図する所が違うとは思うが、名前の持つ不思議な力はどうあっても無視出来ないものを秘めているのは事実だ。幾らその対象が高貴な、高尚な、或いは立派な、優秀な、はたまた少々趣向を変えて極上であったりする、とにかく素晴らしい存在であったとて、その名前が名前ではそんな輝かしさなんて欠片も意味を成さない。どんな実績を残してたって評判はひとっつも上がっちゃくれないだろう。
例えば人物の氏名。最近とみに「珍名」と呼ばれる子供が増えてきていると聞くが、これなんてのは良い例か。詳しい実態こそよく知らんけど、珍名の人はただ珍名であるだけで多少の社会的なハンデを背負っているんじゃなかろうか。何かしらの販売員から名刺を受け取ったらその人の名前が見た事もない珍名で、それも一見する所によればいわゆる所の「夜露死苦系」だった事が理由でその人から商品を買う気が失せたという話を稀に耳にしないでもない。少し深読みして「珍名→珍名を付ける親→珍名を付ける様な親からしつけられた子」ってな見方で直接見てもいないのに評価を下げられてしまったりするケースもあり得なくはないだろう。
またそんな話でなくとも、名前一つで実績だったり業績だったりが著しく変貌する例ならば皆様のよく知る所である。例えばPS2。あれなんてのは既に成功を収めていた初代「PLAY STATION」の後継機を名乗る事である程度売上げが伸びた所があったんじゃないか。世界における出荷台数が1億台を越えたのもPSの栄光あってのものである。これがPSどころかPS2の栄光にも乗っかっちゃってるPS3においてはもう。ねえ。
PSのみならずとも、ファミコンにおけるスーパーファミコンがそうだ。ゲームボーイにおけるゲームボーイカラーにおけるゲームボーイアドバンスもそうだ。FF1におけるFF2におけるFF3における(以下正確には数えちゃいないが20作品位省略)がそうだ。一応は「面白い面白い」と言いながらプレイしていたFF12だけれど、これに「FF」というタイトルが冠されていなければ幾らムービーだムービーだと騒いでいようがその作品は(私の)箸にも棒にもかからなかったのだから。そしてその作品は、決して200万本超もの売上げを残す事はなかった筈である。仮にタイトルだけがFFでなくて、中身にはチョコボだのシドだのがいたとしてもだ。
あれだけの開発費を投じていながら100万本売れるかどうかも怪しいとなると、必然赤字も良い所である。無論、FFクラスの大作ゲームで歴史的赤字を記録してしまえば、今度こそ会社は立ち直れなくなるかもしれない。スクウェア・エニックスという会社が、ストーリー的には何ら繋がりのない作品群を「FF」として一括りにしている姿勢も、あまり好ましくは思っていないもののある程度仕方のない事かなあ、とも思っているのだ。
そうして、ただただ「タイトルが『FINAL FANTASY』であるから」がFFシリーズを購入する唯一の指標と化している事からして既に随分と従順な下僕である私は、もしかスクウェア・エニックスがFF13をFFでないタイトルでリリースするなんていう大冒険に出たとしたら、もうスクエニを一生師として仰いで、死ぬまでスクエニの為に散財する覚悟である。
もっとも、その場合先に死ぬのはスクウェア・エニックスの方であるが。
07/01/17(水) 第632回 「大切なのはネーミングよりも内容」の巻
昨日はいつになく軽快なペースで書いていたのだが、そしたら、元々は「ネーミングを原因とする成功例・失敗例」の話であったのが途中から「過去の栄光にすがったネーミングへのそれとない批判」へと移り変わっちゃっていた。
今見てみると明らかに前半と後半で話の流れが違う。つーか本当は昨日一通り書き上げた時点でそんな事は分かっていたけれど、じゃあ何で分かってて書き直さなかったんだって事については、まあ面倒臭かったからという事にでもしておいてほしい。粗方間違ってないから。
大きく「成功例」はこれだ、「失敗例」はこれだ、ってな風にまとめると話がいきなり逸れる事もなかったかな。という事で、もう一度元へ返って「ネーミングは大切」の巻。
ではネーミングの成功例って何だろうか。考えてみると、思ったより思い付かない。「サランラップ」とか「ウォークマン」とか、商品名が一般名詞と化した様な物はそうかと思ったのだけれど、でもこれは違うよな。どちらかと言えばこれらの名前が一般化したのは、商品の大成功があっての上での事だもんな。
ただ、それでいくと「失敗例」も出せなくなってくる様な。「失敗例」って言う位ならその商品はそりゃもう惨憺たる売上げを記録した事になるんだろうけど、それっていうのはネーミングがどうこうじゃなくその商品自体がお粗末な物だったからなんじゃないのかと言われると反論出来ない訳だし。
そこで早くも「成功例」だ「失敗例」だという話から逸脱する様であるが、何かと名前がダサいダサいと言われていた例の「Wii」が、仮に開発コードネーム「レボリューション」のまま売り出されていたら如何程の影響があったのか、というのには少し興味がある。この間の発表によればWiiの昨年一杯の国内売上げが98万9千台ちょっとだったらしいが、一方で任天堂が掲げていた2006年内の売り上げ目標は100万台だったと言うから、仮に「レボリューション」で行っていたら何とかもう後1万1千台位なら売れたんじゃないだろうか。「革命」って言う程のゲームハード革命でもなかったからそうでもないか。
何とまあ、驚愕の二日連続グダグダ感。言う程珍しくもない現象なのが末恐ろしい。
あっ、そう言えば、ネーミングの「失敗例」を一つ思い出したぞ。このサイトのサイト名なんてのは正にそうだ。あのSEO対策もへったくれもない…しかもダサいので人の目にも止まる事のない…あれ。
何とまあ、驚愕の二日連続グ(略)
07/01/18(木) 第633回 ち ば
貴方は知っているか。ちょっと前にWiiどころじゃないレベルの批判の声に晒された「ちば」のロゴをあしらっているポスターが、ある日突然最寄り駅の壁にズラーッと並べて貼ってある光景を目にした時に感じるえも言われぬ恐怖を。
冗談でなく、「う、うわああああ」と思った。或いは、多少声が漏れたかもしれない。
この話題を、「地元民でないから」と笑っていた人は多かろうが、気を付けろ、貴方の傍にも「ちば」はいる。
07/01/19(金) 第634回 懲りずに言う一言
気付いたら明日がセンター試験という事らしい。受験生各位は頑張れ。大学入学までは例え一年先や、二、三年先の話だろうが敏感にその日の訪れを感じ取っていたのに、いざ大学へ入ってしまえばそれから先はもう綺麗さっぱり意識しなくなるもんだね。いや、最初一年二年は薄っすらとでも覚えていても、三年目にもなれば、センター試験どころじゃない重大性を持つ「就職活動」っつーイベントが待ち構えてるから、いちいち後輩のセンター試験の成績がどうだとか心配出来るだけの余裕もいつしか失って、そこで一挙に忘れ去るんだな。一度記憶から消しちゃったものはまた改めて体験でもしなけりゃ一々思い起こす事もなかろうし、それがしかも一年に一回のスローペースでしかやって来ない即ちどうあっても一年に一度しか思い出される事のないイベントだって言うんなら、そら試験前日まで気付かなかったりするわ。
さあさあ受験生諸君、今日まで君達の事なんてこれっぽっちも気に留めていなかった私も人の子だ。ひとたび気付いたとあれば諸君の成功を心から祈り、願い、ここに最大限のエールを遅らせてもらおう。とにかく、頑張れ。しかし履き違えるな。頑張るのはもう本番だけでいい。今から「ラストスパートだ」とか何とか言いながら必死になって勉強した所で、それが点数の増加に繋がるのはこれまでろくに試験対策もして来なかった結果この期に及んで頭の中が空っぽに近い、良く言えば「のびしろ」を多く持つ者くらいなもんだから。君がこれまでひたすらに勉学に励んできたのなら、後はその実力を発揮しさえすればいいのだ。
自信を持て。自分の成功する様を確信し、その明確なイメージをもって臨めば君は必ずや報われる。逆に、「失敗するかもしれない」「もし分からなかったらどうしよう」なんて不安に満ち満ちたまま試験に臨めば失敗する。成功者はいつだって、(時に根拠の明白でない)自信に満ち溢れているものだ。「センターなんて甘ったりーよ」 それぐらいの気概で当日を迎えられたし。
…という事でね、本番まで既に12時間を切った今になってようやくではあるものの、何処かで聞いた事のある、誰かの言葉を並べ立てて応援の弁を述べさせて戴きましたよ。それぞれ誰の意見だったのかは忘れたけれど、間違っても私の意見ではありませんので、実際に実践してみて万一こけるなんて事があっても私に当たらないで下さいよ。
え? 何故そんな無責任な事をしたか? そりゃまあ、他人事だから。
07/01/20(土) 第635回 いざ尋常に勝負
「Future Object」の寝癖さんが昨日、私が前に提言していた物書きとしては失格の最低技術「文章増殖法」を実践されていたのを見て、非常にむず痒い気持ちになった。昨日のセンター試験関係のネタだってそうだがあれだけ無責任な事を、それもやけに自信の感じられる口調でもって毎日毎日書き散らしておきながら気が弱い人間であり、誰かにそれを触れられると弱いのだ。「うお〜い、その話題を取り上げちゃいますか〜」みたいな。弱みを突かれたかの様な。そんな「弱み」を、この「雑文」全600回余りの内3、400回も積み上げてきたのはどうかと思うが。
それはともかく、その中で寝癖さんが書かれていた文章の中で一点、目に止まった件があった。
完全なテキストサイトにもかかわらず、おそらく写真やらMIDIやらを含めた当サイトの容量(ちなみに現在で6.8MB)を遙かに上回っているのは間違いなく、やむを得ず停止した数日を除き公開以来本当に休むことなく毎日、まれに数行だったりすることもあるが平均すれば毎日1ページ以上と思われる文章量で更新されてきた「妄想」、その原動力ともいえる管理人kemkam氏の作文術を習得することが出来れば、これで寝癖も明日からネタいらず、毎日更新間違いなし?!
ふと気になったのは他でもない、サイト容量に関しての事だ。
前々から気にはなっていたのだ。質はともかく量ばかりは胸を張れるだけのものを誇る当サイトの文章は、容量に換算して如何ほどのものなのか。6.8MBと言うと、1文字2Bytesとして単純計算すれば私がよく引き合いに出す400字詰め原稿用紙にして9000枚弱にもなる。目の前に9000枚の紙が積まれている光景を想像すると分かるが、これは相当である。本当にそれだけの、或いはそれ以上の文章がこのサイトには詰め込まれているのだろうか。ここで一回それを調べてみるには、打って付けの良い機会であった。
そこで早速、ファイルのアップロードに常日頃から愛用しているFFFTPの「ファイル容量計算」で一括計算。程なくして結果が返って来た。
ホスト側のファイル容量 6.88M Bytes
こ、これは…まさか…何と言う…引き分け具合……
無論、サイトのファイル容量を勝ち負けで規定するつもりはない。しかしここは一つのネタとして、「当サイトの容量(ちなみに現在で6.8MB)を遙かに上回っているのは間違いなく」という切り出しに対して「よもや文章だけだと言うのに8MBもいってるなんてねー」とかいう風にさも得意気に憎らしげに言うかはたまた「2.8MB。惨・敗!!」とするかしてオチを付けるのが、こうして文章を引用までした事への最低限の礼儀であった筈で、勿論私も最初からそうするつもりでいたというのに、この中途半端さでは如何とも…
寝癖氏、奇跡の共倒れ御免仕る。
07/01/21(日) 第636回 さあさあ、まずは一山越えたんで、笑って笑って
さて、センター試験を終えた受験生の皆様、ひとまずはご苦労様でした。
そこでまあ早速ではあるが今日は弁明なぞでも聞いて戴くとしよう。それと言うのは他でもない、一昨日、二年連続で性懲りもなく言い放った暴言についてである。
もっとも、他人事なのは誰が何と言おうが事実である。しかしものには言いようってもんがあるんじゃないかという意見もこれまたごもっともであると言わざるを得ない。しかしだ、一つ言わせてもらえるなら、私はあの日、本気で勉強に取り組んでいる受験生ならセンター試験前日なんかにこんなサイトを覗いている筈はないよなと思った上で一思いにああ述べたのである。一生、までとは言わずとも少なからずこの先一年の懸かっている試験を翌日に控えている状況をして「妄想針千本」なんつー、あまつさえ「マニアーズが祈らば」なんつーサイトを開いている駄目人間にゃその程度の暴言吐いちゃってもいいじゃないかいいじゃないかと言うとそれがまた暴言になってしまうのであるが、だがしかしそれは真理なのだ。もしかしたらサイトを閲覧していたのは「勉強を放棄したから」でなくて「余裕があるから」だった可能性は否定出来ず、この期に及んで本当に余裕があったのならそれはそれは結構な話であるが、もしか余裕があったのならあの日の更新が行われた時間には寝ているべきだったろうから。
つまりこうだ。仮にこのサイトをご覧になっている方の中に昨日今日とセンター試験を受けた人がいたとするなら、今日以降、全ての試験日程を終えてひとまず大きな壁を越えたという事になってから、「こいつ、見もしてなかった俺に対して『センターなんて他人事だから』とか、精一杯の皮肉吐いちゃってるようしゃしゃしゃしゃ」と、心置きなく笑ってほしかったのだ。間違っても、本番の押し迫った一昨日や、ともすれば既に本番真っ只中の昨日や今日なんぞに当サイトを覗いたりして、と言うかそもそもパソコンなり携帯電話なりでインターネットなぞに興じていたとすればその時点でアウトだがそれはともかく「おいおい、この何とかって人は血も涙もない奴だなあ、センター試験の負け犬がうしゃしゃしゃしゃ」とはならないでくれるだろう事を信じて、彼等にとっては「終わった事だから変に神経質にもならず、清々しく笑えるな」といった感じで見てもらえる予定で、ああ言ったのだ。
勉強に勉強を重ね、まずはセンター試験という壁に挑んだ受験生諸君、自己採点はまだかもしれないけれども、諸君にとって納得の行く戦いが出来たかな? そしてセンター試験を終えた今、例のネタを見て笑って戴けたかな?
ほらそこ、「そもそも笑えるネタでもねえじゃんようしゃしゃしゃしゃ」とか言わない。
07/01/22(月) 第637回 残り56600枚
センター試験も終わって一段落している受験生諸君に一笑い提供した所で一昨日のサイト容量についての事に話を戻すが、改めて6.8MBと言われると随分書いたもんだなあと思わされるというものだ。
もっとも、この容量にはこのサイトを構成する全ての文章の他、HTMLタグだとかCGIプログラムだとかいうものの文字も含まれているし、考察掲示板に書き込まれた内容の七割は「妄想」の方で「参照」として逐一まとめている事から重複しているので、6.8MBと言ったって400字詰め原稿用紙9000枚程も書いた筈はなくて実際は7000枚かそこらだとは思う。
しかし確かにこうとも言える。「私は既にinfoseek無料ホームページ作成レンタルサーバーの容量の1割程を利用済みである」と。
このサイトは今もって何処へ向かっているのやら分からない所があるが、密かに思った事はあるのだ。ただひたすらテキストだけで容量を食い潰して1アカウントの上限とされる50MBを使い切ってみたいなあと。これまでは「2、30MBならともかくとしても流石に50MBは無理があり過ぎるか」とか思っていたけれど、サイト開設丸3年で一割なら、これは一概にあり得ないとも言えないかもしれない。志は高く、だ。ここは一つ、明確な目標のなかった当サイトの、一つの指標としてみるのも良かろうか。
とか言って、これから先どんどんと更新頻度が低くなっていくんだから、50MBなんて無理に決まってんだろうしゃしゃしゃしゃ。
07/01/23(火) 第638回 野望達成代替案
そうか分かったぞ。50MB分コンテンツを書き上げるのが無理なら、その内5、6割を消費した段階でインフォシークから容量制限2、30MBの無料レンタルサーバーに乗り換えれば一挙に昨日設けてみた1アカウント飽和の目標を一挙に達成する事が出来るじゃないか。
とは言え、ただ「1アカウントを使い切りたい」というそれだけの事でサイトを移転させるのは如何なものか。それなりに時間はかかるし、1アカウントじゃ管理し切れないって事は、コンテンツをどう分割するのかって事まで考慮した上でなけりゃならない。コンテンツの分散によるリンクの張り替えも相当面倒臭い作業になりそうだ。それ以上に、訪問者の方々を混乱させてしまうのはどうだろう。改めて考えてみればみるだけ達成されようがされまいがどうだってよくなってくる野望一つの為に混乱を招いてしまう、そして延いては幾許かのお客様を手放す事にもなりかねない行動に敢えて出る、そのメリットなんてのは無いに等しいのだ。そういった事を考えていくと、安易な事はするもんじゃないよなあと考えてしまう。
もうこうなったらしょうがない。程よいタイミングでそれとなくインフォシークが潰れてくれる事を願うか。
風邪が悪化中につき、インフォシーク御中が空気を読んでくれる事を祈りつつ本日はここまで。
07/01/24(水) 第639回 FFワンツーパンチ
具合が悪くなり始めたのが土曜日の事だったか。それが日曜日、月曜日辺りでピークを迎えて、昨日から大分楽にはなってきて、今日までには頭痛と喉の痛みが収まった。だがしかし風邪を引いた時の慣例と言うか何と言うかで鼻水鼻づまりはまだまだ長引きそうな気配を見せている。身体のだるさも取れ切ってない。これじゃあ何をするにもやる気が出て来ないというものだ。にも拘らず、ちょっと明日、明後日には重要なイベントも控えておりその準備も要るという事で本日も短めにて失礼する。
さて、ネタの谷間にする話と言えば「日々忙しくてコンテンツが思う様に更新出来ない」事と「最近のFFへのちょいとした批判」でお馴染みの私であるが、今日はそのどっちかな? ダラララララララララララララララ……ダン!! 「最近のFFへのちょいとした批判」〜。
「21世紀到来!!」なんて盛り上がったのも気付いてみれば既に6年も前の話となったそんな2007年、遂にFFはこのターニングポイントを迎える事になった。「20周年」
1987年12月に第一作「FINAL FANTASY」が発売されてからいよいよ20年。それを記念して、10周年の時には特別何か言っていた様な記憶もない(その頃の私が別段FFに興味を持っていなかっただけかもしれないが)スクウェアは満を持して20周年記念企画と銘打った特別企画を打ち出していくらしい。
そうとなれば私も、最近ではプレイ頻度こそ低くなってはきたもののウェブサイトを一つ持つ位には濃いFFファンの端くれであるから、「20周年記念企画」とかいう文字を目の当たりにした時には思わず心躍らせてもみたものだ。一体何をやってくれるんのか。天下のスクウェアさんだ、それはそれは、私なんぞの貧相な想像力じゃ考えも付かない様などでかい事をやってくれるんじゃないのか。期待しないでいられた筈がなかった。だのに、
ファイナルファンタジー生誕二十周年企画・第一弾
「FINAL FANTASY for PSP」
「FINAL FANTASY 2 for PSP」
正直思わずにはいられなかった。「何故だ」と。「何故それなのか」と。
何故ここに来てFF1とFF2なのか。20周年を記念し再び原点に立ち戻るという意図は分からないではないが、この二作品はこれまででもう十分な程移植、リメイクされてきたではないか。
「FINAL FANTASY 携帯機完全移植計画」とか言うのがついこの間の「FF6 ADVANCE」でようやく完結した所だけれど、その矢先にPSP版発売という流れは正直理解し難いものがないではない。タイミングからしても「安易な移植作品乱発」と言われてしまいかねんし。つーか言われてるし。
もっとも、これは文字通り「第一弾」に過ぎないのであって、こういった複数発用意されている企画物ってのは奥の手を後々まで隠しておくというのがセオリーであるから、今回の発表のみをしてさも「絶望だ」と言わんばかりの愚痴をくどくどと垂れてちゃいかんのかもしれないけれどもね。いやでも割とマイナス印象だったんじゃないのかなあ。どうも、FF13の発表辺りからスクウェアのFF戦略には疑問符の付く事が多いんだよなあ。どうしたスクウェア陣。まだまだ多くの人間があなた方に期待してるんだから、ここで一発期待以上の事をバシッとやっておくれよ。さもないと本当にコケるぞ、FF13。
って、ああーっ! 風邪引いてる上忙しいのに全然短めで失礼出来なかった上スクウェアの人達にエールを送ったりしてる場合じゃねーって!!
07/01/25(木) 第640回 FFモンキーパンチ
今日ばっかりは本当に短めで。色々とやばいので。
つーか、やっぱりこの、忙しいのに内容もない「雑文」を更新しようとしてるってのはあまりにまずい傾向であると言わざるを得ない。時間がないなら止めればいいのに止められない、止められていないのだ。
サイト公開以降、「雑文」乃至「ゲーム日誌」を更新しなかったのは三日か四日。その全てが、外出中のサイト更新手段を持たない私が家を空けていたか、或いは我が家にいながらもインターネットに接続出来ないかのいずれかに該当する日であった。つまり、我が家にいさえすれば暇な日から忙しい日まで例外なく「雑文」なり「ゲーム日誌」なりを書き、更新するという生活を続けてきたのである。
で、それが、これだけ続けてしまうと、「ここまで継続的にやって来たんだから」って事でその連続更新記録を途絶えさせられなくなってしまっている感があるのだ。今日だってこうやってパソコンの前に向かっている私が良い例である。
これはまずいので、近々意図的に更新しない日を設けようかと思っている。今の内に更新しない事を意に介さない様になっておかないと、これ以上深みに嵌まり込んでしまっては遅きに失するからだ。ネタだっていつまでも豊富にある訳じゃあるまいし、仮にそんな事になれば多忙な時期を迎える度に中身の薄い「雑文」で皆さんのご機嫌をうかがう羽目になるだろう、将来的には。
このサイトから「毎日更新」を取っ払っちゃえば幾分か訪問者数は減っていくだろうと思うが、一定の質を保つ為にはある程度量的な制限は必要だ。この前も言ったがこのサイトには未だ若干人が来過ぎであるので、それをもうちょっとばかり抑えられるのなら私は喜んで「雑文」連続更新記録を途絶えさせようではないか。
もっとも、高々本日のタイトル程度の「質」を保つ事に如何ばかりの価値があるのかについては、議論を要する所であるが。
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