過去ログ50へ  過去ログ52へ  最新の雑文へ戻る  過去ログ一覧へ  トップページへ


06/08/14(月) 第501回 FF夏祭り

また今年もこの日がやって来た。自宅付近で花火大会の開催される日である。前に何処かに書いた事があるが大音量を苦手とする私は打ち上げ花火が嫌いだ。早い所終われー。

そんな憂鬱で若干の緊迫感ある本日、この後午前0時からこんな企画が開催される。

「FINAL FANTASY 12作連続RTA」

東京大学ゲーム研究会の有志6人によるとんでもない企画である。内容は至極明快。FF1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,10-2,12、この各作品を、この順で、丸5日内で、全てクリアするというもの。
先日行われ無事成功の内に終わったDQ4,5,6RTAや、DQ1〜5一日クリアやDQ1〜8RTA等、これまでDQ関連のRTA実況中継は何度か観戦した事があったけれども、考えてみるとFFでのRTAと言われると発売1ヶ月時点で行われたFF12RTA位しか知らない。それだけに今回の企画は前々から楽しみにしていたものである。
興味深いのは、何と言っても状況が状況だけにFC版での挑戦を余儀なくされるFF3。タイム表を見てみるとクリスタルタワー突入からラスボス撃破までが大体1時間30とある。ここいらの、全滅がそのまま1時間超のロスに繋がりかねない辺りの緊張感は是非とも見たい。
ただ、少なくとも明後日までは諸事情により一日におけるインターネット利用時間が良くて30分程度にまで限られてるので、予定的には昼寝さえしなければ見られる筈の時間帯であるにも拘らずどうあってもリアルタイムで実況を目にする事が出来ないのが本当に残念でならない。ログで我慢するしかない。
後、FF9で「エクスカリバーII」の入手が予定に組み込まれている辺りも、やり直しがきかない分興味ある所。ここは絶対に見てやるもんね。

つーか、12作を5日とかいう話の以前に、RTA自体私とは縁遠いものである訳なのだが、実際自分が通しでFF12作をプレイしたらどれ位の時間がかかるんだろうな。考えも付かん。
5日=120時間で何処までプレイ出来るかを考えると、睡眠時間を考慮しないとしても…FF5が関の山って所か。
案外、DQ7の通常プレイ一本辺りといい勝負をしたりするのかもしれない。そして、それは冗談ではないのであった。



06/08/16(水) 第502回 聴覚ヒールライト

今日、ふとして久し振りにCDショップへと足を運んでみたら、聖剣伝説3のサントラを発見した。パッケージ裏を見てみると発売は1995年とある。発売から実に10年以上経っているものを今日初めて見かけた訳であるが、これって再発売してたっけか。よく分からない。
で、帰宅してから早速聴いてみた。やはり良い。聖剣3は、一回半程度しかプレイしてないだけに聖剣2程には思い入れがないのだけれど、それでも色々な音楽に聞き入りながらやってた覚えがあったもんなあ最後にプレイしてからはもう何年も時間が経っているってのに、「Swivel」なんかは何度となくふっと思い出したもんだし。
で、今日聖剣3サントラを買って分かった事なのだが、聖剣2のサントラは勿論、ゲームボーイ時代の聖剣伝説FF外伝のサントラも出ているそうで、例によって欲しくなって仕方のなくなった私なのであった。この傾向はそろそろ何とかしないといけないかとは思うんだけど、欲しいものはやっぱり欲しい。でも流石にこればっかりはそうそう売ってないわな。

さて話は少し戻って、ついでにゲームショップにも立ち寄ってみたのだけれど、やはりと言うべきなのか何と言うのか、NintendoDSはそこにはなかった。あったから、じゃあ買おうかとなる筈も当面の所なかったのであるが、何か、DSはまだ品薄気味なのだろうか。こんな事で、いよいよ発売も迫ってきたDS版FF3はどうすると言うのだろう。その発売に合わせて何かしらの動きがあるんかなあ。それとも、一般に「都会」とカテゴリー分けされる区域には既にして、あるんかなあ。
MGS3S攻略本を発見する。スルー。「DS版FF3予約受付中」の文字を発見する。スルー。Newスーパーマリオブラザーズを発見する。何故か一瞬手が伸びそうになったがスルー。FF7DCサントラを発見する。スルー。サントラのみならずFF7DC本体も発見する。でもまだ今の所スルー。
折角珍しくやって来た事だし、何か目ぼしい物でもあれば衝動的に(という名目上の故意犯)買ってやろうかとも思っていたのだが、結局何も購入せず。まあね、かねてから言っている様にこの後にはまずFF12二周目が控えているし、FF7DCが控えているし、MGS3Sも改めてプレイしたいしという事で。

つーか、既に八月も半ば。この分だと、今年は後上記三本だけで本当に終わっちゃいそうだな。



06/08/19(土) 第503回 祭りのあと

8月15日午前0時から開催されていた「FINAL FANTASY 12作連続RTA」は無事大成功の内に終了。記録は96時間04分という事で、後ほんのちょっとの所で丸四日内制覇の大記録を逃してしまった模様。
いやしかし、企画スタート前はFF12のクリア予定タイムが19日の午前5時30分とあったから、自身寝ているのであろうという事は元よりいささか企画終了時の盛り上がりに欠けてしまうのではという要らぬ(本当に要らぬ)心配もしてみたものだが、それを全体で5時間30分縮めて観客もまだ多かろう時間帯に終盤を持ってきたそればかりでなく「もしかしたら四日以内で」という見せ場まで作ったのには、勿論狙いでなんてある筈もなく感動さえ覚えてしまった。要らぬ心配と言えば、幾らRTA実況だとは言え四日も五日もやってたらその内空気が冷めてくるんじゃないかとも思っていたのだけれど、いや、何が。作品それぞれについてそれを好きな人が違ったからという事もあったかもしれないけれど、そんな事もなかった様で。と言うかその事については、FF12リドルアナ大灯台攻略辺りまでの奇跡的な予定区間タイム短縮からくる盛り上がりが凄かったからそれで十分だった、とも言う。ともかく、FF12プレイ段階では0時30分位でクリアとなる程度の水準で「四日以内はちょっと無理っぽいな」と思っていただけに、そこから僅か数時間程度でその30分を縮めようかという状況になってからは私も一人で興奮しっ放しであった。

それだけに残念でならなかったのは、一部観客による冗長な書き込みが所々で見られた事である。プレイヤーへの応援でなければ実況者・解説者への質問でもなく、場合によっては今回のRTAに関する話でもなく、ともするとFFの話ですらなく果てはゲームの事ですらない話で実況とは完全に独立して盛り上がり、時に実況掲示板を半ばチャットとして使っていた人が何人かいた事か。実況掲示板への書き込み荒れという事では二年半程前に開催された某DQRTAの時はそれはそれは酷い状態であって、その点今回は序盤から目立った騒ぎがなかったから安心して見ていられたのだけれど。
だったら、今回は某DQRTAの時とは違って実況・解説のみのログもあったからそっちを見れば良い様なものであるがさにあらず。実際私も途中はそっちの方を見ていたのだが、時折実況の方が観覧者の質問に答える事があったのと、稀に私も名前を知っている位の(その「界」では)有名な方がメッセージを書き込む場合とがあって、結局その内に全ログの方を見逃せなくなってしまっていたのである。
少なくとも全くもって関係のない話と、負荷的な事を考えれば過度のチャット、こればっかりは止めてほしかったものだけれど、今言ってもしょうがない事であるし、それが理由で酷く荒れた訳でもなし、高負荷で不具合が発生した訳でもなし、ぐだぐだ言ってても埒が明かないか。つーか、私が気にし過ぎだったろうか。

そんな事はともかくとして、プレイヤーの皆様には感動を有難うと言っておきたい。お疲れ様でした。



06/08/23(水) 第504回 しゃだんきのこうげき!

昨日アルティマニアを読み終えられたはいいが、FF12二周目を開始するまでにはもう少し時間がかかりそうだ。色々だらだらとやってたら、八月中のスタートが怪しくなってくるかもなあ。だのに、このやる気の出なさ具合はどんなもんだろう。何だったら、FF12を始めるのすら面倒臭い。意欲はあるのに面倒臭いとはこれ如何に。これで意欲がなくなってくるといよいよまずいから、八月中は怪しいとか言ってないで取り敢えずさっさと始めた方がよさそうか。

話は変わって、ついこの間路線バスの運転手の八割だかが乗務中に重大な事故に繋がりかねない「ヒヤリハット」経験があるとかいう記事を何処かで見かけたのだが、路線バスに揺られ始めてまだ二年半と日の浅い私も、そういう場面に遭遇した路線バス運転手の運転するバスに乗り合わせていた経験がある。
時間帯は覚えていないが、多分昼時も近い午前だ。場所は踏切。踏切と言えば何度も引き合いにだしているが田舎であるが故に昨今たまに話題になる事のある「開かずの踏切」とは無縁の踏切である。どれ位無縁かと言えば、バーが下りている時間よりも上がっている時間の方が多いのは勿論だとして、電車に出くわす頻度で言えばこの二年半でたった三度か四度程しか横切られなかった位である。
ただ、あの時に限ってはそういった状況こそが一番の曲者であったのかもしれない。ある晴れた日の正午頃、その踏切に差し掛かった路線バスというかその運転手は、規則に従い踏切前で一旦停止、安全の確認作業を経たその後に再発車する予定であった。だが悪い事に丁度発車しようかというタイミングで例の警報音が鳴り始めてしまった。そしてもっと悪い事にその路線バスの運転手は、もう踏ん切りが付かなかったのが知らないが警報音の鳴り響く踏切内を通過しようとそのまま前進してしまったのだ。「おいおい」と内心で思っていた私の頭上で、「ガンッ」という音が響いたのはそれから三秒もしない内の事だった。遮断機のバーがバスの天井にぶつかったのである。
カンカン鳴ってる真っ只中の踏切に侵入するというだけでかなり尋常でないが、それに加えて下りてきたバーがバスにクリーンヒットするなんて経験そんなそんなに出来るもんじゃないぞ。どうもありがとう。ふざけんなよ。 ってかそれはもういいとして私は中学校時分に横断歩道を渡ろうとしたら信号を無視して突っ込んできたトラックにはねられそうになった事が一度だけあるが、あれはそれに次いで命の危機を感じた瞬間であった。

気になるのは、あの時座っていた場所からすると何かしら起こってしまったとしたら私が非常口を確保する役割を負っていたらしいという事である。当時よく分かっていなかった非常口の開け方(と言うか非常口前にある座席の退かし方)は今もってよく分かっていないのだが、いいのかな。そう言えば私、割かし非常口近辺の座席を陣取る事が多い人なんだけれど。



06/08/24(木) 第505回 エクスカリバーU(←機種依存文字)

つい最近気が付いた事なんだけれど、

FF9に出て来る「エクスカリバーU」って…

実はとんでもないパチもんだったんじゃねーのか!?


ほら、幾ら何でもネーミングが安直過ぎるし…twoって、幾ら二作目だからってツーって…もうちょっとやりようあったんじゃないの。子供の発想じゃない。……ツー。
いや、まあ強かったからいいけどさあ。



06/08/25(金) 第506回 エクスカリバーII(←非機種依存文字)

昨日に引き続き「エクスカリバーII」パチモン疑惑についてなのだけれど、エクスカリバーIIが真っ赤な偽物である事の根拠としては実はもう一つある。エクスカリバーIIの傍らに、かの有名なエクスカリ「パ」ーが置いてあったらしいのだ。
この事は実際にゲーム中でエクスカリバーIIを入手した際に読めるエンキドウの手紙にて確認出来る。その中では何故だか関西弁丸出しのエンキドウが「アニキ(=ギルガメッシュ)の言う通り剣が二つあったが、ナントカIIの方は名前からしてアレだし、もう片方の何やら派手な飾りの付いているエクスカリパーの方にした」と言っており、確かにエクスカリバーIIの横にもう一つの剣、伝説のエクスカリパーがあった事をほのめかしているのだ。昨日の私と同様、「〜II」というネーミングに疑問を持っている辺りも見逃せないポイントである。

こうなると、エクスカリバーIIの立場はいよいよ怪しくなってきたと言わざるを得ない。さしずめ、本家エクスカリバーを作った者よりもよっぽど腕の良い刀鍛冶が、しかし伝説の聖剣に魅せられてそれを模したものを作った結果、下馬評通り本家よりも切れ味の良いものが出来上がってしまったとかいう事だったのではないか。ところがその刀鍛冶というのが、刀を打つ技術に関しては天下一品なのだけれどこと命名作業ともなるとその絶望的なセンスの悪さを発揮してしまう様なお人であって、結果その最強の大検は「エクスカリバーII」なんていう単純にも程があるダサい名前を付けられてしまったという訳だ。哀れなりエクスカリバーII。
エクスカリバーIIとエクスカリパーが同じ所に置いてあった事から推測すれば、もしかしたら両者は同じ人物によって生み出された名剣と迷剣だったのかもしれない。エクスカリバーIIのあまりの出来に気を良くした刀鍛冶が、第三のエクスカリバー鍛造に動き出したのだ。
しかし、一般に三部作と呼ばれる作品群は二作目が最高の出来で、三作目は箸にも棒にも掛からないと言う。そしてそのジンクス通り、第三のエクスカリバーは誰が見たってどうしようもない、救い様もない、でも後々四本腕の某有名人が手に取ってくれたお陰で価値だけは見出せる事になる様な、つまり武器としては最低最悪の一品が出来上がってしまったのであった。

刀鍛冶は、間違っても「エクスカリバー」の名を授ける訳にはいかず、しかししっかとエクスカリバーの系統を継いでいるその劣化コピー品に、やむなく「エクスカリパー」と名付ける。
そしてその名は、やはりお世辞にも格好良いとは言えないのであった。



06/08/26(土) 第507回 半日間の旅も一歩から

しかしまあエクスカリバーIIの入手条件が12時間以内ってのは、それまでのFFになく厳しい条件を設けてくれたものである。
FF9と言えば、伊藤裕之氏であるけれども、この伊藤氏はと言えばこの間読んだばかりのFF12シナリオアルティマニア内には「最強の矛」についての発言も見て取れたし、また「そこまでの経験を試すテストみたいなものだから」ボス敵に経験値を設定しないといった事等も仰っており、何かにつけ緩いプレイをさせてくれないお人である。私にとっては問題はないけれども、ライトユーザーからすれば少々の取っ付き難さを禁じ得ないのではないか。FF12もそうだが、FFTとかも。
まあ私としたって、「問題はないけれども」とは書いたがことエクスカリバーIIの事となると問題は山積どころじゃ済まなくなる。前々からいずれは取ってやろうと目論んでいるアイテムなのであるが、決断に踏み切れず数年。今なお、いつとも知れないその時を待ちながら、ウォーミングアップをするばかりの毎日である。
何しろねえ、やり込みときたもんだ。私のプレイスタイルの対極に位置する楽しみ方である。で、しかも、タイムアタックときたもんだ。私にとってそれは低レベルクリアよりも特定コマンド制限クリアよりも厳しい難題である。
仮に一旦やるとなったら、後はもう地獄じゃない。ちょっと無駄な行動をしてしまおうものなら、即リセット。でも、具体的にどれ位の「無駄」でリセットを敢行しなければならないのか、厳密な基準がないだけに終始不安を抱きつつのプレイになる事はまず避けられないしね。必要最低限のイベントだけを見てゲームを進めるのは流石に許容範囲内だとするにせよどうしても低く抑えられる事になるレベルでの攻略というのが、性に合わない所があるしね。それに、実際の達成者の話を見聞きしたりする限りではリセット満載ストレス満点であるらしく、ゲーム内時間では12時間と言っておきながら実際はその何倍もの時間がかかるのは火を見るより明らかと言うものだしね。苦労は買ってでもしろとは言うけれども、それだけの苦労をエクスカリバーIIというたった一つの武器とエンキドウの手紙というたった一つのメッセージの為だけに買う意義が果たしてあるんだろうかと、本気で疑問に思う事だってあった訳だ。

そうしてまあFF9タイムアタックの件に関しては挑戦への決断を下す事がなければキッパリと諦める事もなく今日を迎えたのだけれど、こういう感じだった私の心境を、先日のFF12作連続RTAが大きく揺るがす事になったのである。何しろ、複数作品という事でやり直しのきかない状況にあって、しかもRTAで予定通りエクスカリバーIIを入手してしまったのだから。
多数のリセットとは無縁のRTAで、予定に組み込めるまでに(恐らくは)安定したタイムでエクスカリバーIIを入手出来るのなら、それに対するプレイ時間は実時間にして12時間を切る事になる。それだったら、気力的には自分にも十分出来そうなのではないか、とかチラッと思ってみたりしたのである。
で、フローチャートとか攻略の手順とかを事細かに把握して実際に挑んでみたら、プレイの端々に現れるミスや連射機不使用とかでジワジワと時間が経って、気付けばどう頑張ってもエクスカリバーIIのある記憶の場所・虚空への門まで12時間以内で行く事が出来ない様なデータをセーブしてしまって、にっちもさっちも行かなくなるんだよな。何て分かり易い失敗談なんだ。

そうして私は、また一歩を踏み出しそびれる。



06/08/28(月) 第508回 ナカちゃん急逝

突然のニュースであったが、アザラシのナカちゃんが死んでしまったらしい。別に私は徳島県在住の人間ではないからナカちゃんを直接見た事があるとか、そういった間柄ではないのであるが、しかし当サイトでは事ある毎にナカちゃんの事を「雑文」ネタにしたり、ちょっと触れていたりしていた(第294回第295回第302回第365回)だけに、何ともやり切れない結末を迎えたなあと思うばかりだ。
期せずして当サイトではナカちゃんとど根性大根を対にして扱う事が多かったので、今回もそうする事によって私なりの弔いとしよう。
ただ、ど根性大根の大ちゃんについては先日一応の完結をみたので、今日はど根性はど根性でも違うど根性野菜について触れよう。

一言にど根性野菜と言っても、大ちゃん出現後ともいうもの二匹目の泥鰌か何か知らないが本当に色々な種類のど根性野菜が登場した。大根の他にはパパイヤ、ナス(二ヶ所)、イチゴ、ミカン等があったろうか。で、今回紹介するのはスイカである。
こんなに沢山あるともうあまり珍しくもないんじゃないのかとも思ってしまうのだがそれは禁句かもしれないのでおいておくとして、このど根性スイカが出現したのは鳥取県境港市。コンクリートとアスファルトの地面の間にある約1cmの隙間からしぶとく茎を出し、外界に花を咲かせ一つ実を付けたのだ。実は最初10個程確認出来たものの最終的に収穫出来るまでに成長したのがその一つ限りだったという事で、その点も「ど根性だど根性だ」と近隣住民は大騒ぎな様である。で、その収穫が昨日だったか今日だったかでそれを食べたらしい。
ここまでは良かったのだけれど、誰が言い出した事か知らないが、来年も大きく育てという事で件のスイカから取れた種の一粒か、或いは何粒か、そこらもよく知らないがそれをど根性スイカの育ったおよそ1cmの隙間へと蒔いたそうなのだ。
うーん、それはどうなんだ、と思った。折角(イメージ的には)辛い思いをして育ったと言うのに、その次の世代のスイカにも同じ苦しみを味わわせその上成長し切らない危険性をわざわざ与えるというのか。

何故、何故人は、ど根性と名の付く野菜に対しては、尋常ならざる情熱を傾け、時にその情熱がちょっとズレた方向へ向いてしまうんだろうなあ。そのニュースを知って、しみじみと、そんな思いにふける私なのであった。
ナカちゃんよ、安らかに眠れ。



06/08/29(火) 第509回 本日の献立

鯖の生姜煮
きんぴらごぼう
ほうれんそうの胡麻和え
きゅうりの浅漬け
豆腐と葱のぎょぎょぎょづけ
ご飯

参照



06/08/30(水) 第510回 垂れ流され続ける欲望をせき止めろ

どうも結局明日にはFF12二周目を始められない感じの流れである。いつだったか、まだアルティマニアを読む時間も取れない様な時期に「八月中のスタートも怪しい」とかいって書いた事がある気がするけど、本当にその通りになってしまった。
まあ、いいのだ。焦ってもしょうがないので、ここはどんと構えていくしかないのだ。まあ最悪週末にずれ込む位の誤差は許容していく事にしよう。

さて、ここ最近物欲がえらい事になっているのを度々述べているが、定期的にそれを満たしているにも拘らず買いたい物が一向に減ってくれそうになくほとほと困り果てている。ここ数ヶ月では一回の買い物における散財額が増加傾向にあったが、最近ではこれに加えて時間的間隔も狭まってきており結構本当にまずい(狭まっているなりに量は抑えているものの、それがいつまで持つのかは別の話)。
この半年だけを見ても身の回りには己の弱々しい自制心がもたらした数々の品が見て取れる。これだけの物を買って、他にまだ何が欲しいと言うのか。ちょっと簡単にまとめてみる事にした。

・FINAL FANTASY III オリジナル・サウンドトラック DS版(DVD付)
FC版サントラはおろかアレンジ盤まで持っているのに、これを買わないなんて話があるものか。
だけれども、ゲームサントラは当該ゲームをクリアしてからと決めている所もあるので、FF3DSどころかNintendo DSもない現状ではスルーするしかないという現実。

・聖剣伝説2 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
この間聖剣伝説3のサントラを奇跡的に発見し購入した事によって俄然欲しくなってきたサントラ。聖剣伝説2は当時何を考えてたのか知らないが何度もクリアした作品であって、それだけに今でも空でメロディが口ずさめる曲も多いだけに是非手に入れたい。
勿論、「ファイナルファンタジー外伝」の方のサントラも欲しい事に変わりはない。

・クロノ・トリガー オリジナル・サウンド・ヴァージョン
以前からずっと欲しい欲しいと思い続けているというのに未だに物にしていない。これこそ何度クリアしたか知れないってのに何でだろうか。つーか、今amazon見てたら何だ、在庫があるのか。これは冗談じゃなく次あたり買い求めてしまうかもしれない。
ちなみに、PS版では駄目で、1995年発売のSFC版でなければならないのは大事。コレ大事。

・メタルギアソリッド(1)・(2)
MGSサントラを探していた時に初めて知ったドラマCD。サントラを完全制覇してしまった今、次に目指すのはこれであるのだが、残念ながら現在amazonでは扱われていない様で残念。中古を当たってみるとするか。

交響組曲「ドラゴンクエスト」コンプリートCD-BOX
FFサントラはこれでもかという程買っていながら、同じく全ナンバリングタイトルを網羅中のDQシリーズサントラを買う事があまりに少ない私が、密かに狙っている一品。でも買うにはちょいと高い。しかしながらこれから更に堕落した人間になってしまうと、これを買うにもあまり抵抗ない人間になってしまいかねんぞ。

ゲーム関係に限れば、パッと思い付くのはこの位である。全てCD。ゲームそのものから遠ざかる傾向にあるか、さもなければここの所FF12をやらないとなあという思いに捉われていて他のゲームの事をあまり考えられていない現状がよくうかがえる。
しかし、このリストからはある一つの重要な、かつ興味深い事実をも読み取る事が出来る。この間MGS2Sの本編プレイを始めた時に「欲して止まない」とまで言ったアレとアレとアレの名前が見当たらない。という事は…


過去ログ50へ  過去ログ52へ  最新の雑文へ戻る  過去ログ一覧へ  トップページへ

ラシックス